+ ぴちぴちピッチ その3 +

【第27話】 信じる心
【第28話】 KIZUNA
【第29話】 仮面の告白
【第30話】 氷の瞳
【第31話】 危険な罠
【第32話】 恋は夢色



第27話 信じる心
 さて、今日から土曜は朝7時半からリアルセラムン、8時からぴちぴちピッチという、地獄の砲弾2連発となるわけですが。
 とりあえず、まずはリアルセーラームーンの感想を箇条書きで。

・OPがムーンライト伝説で無いのは、やっぱり版権の関係?
・リアルタキシード仮面、ほとんど変態仮面。おまけに演技も…というか男連中の演技ヤバイ(;´д` )
・ぬいぐるみルナ、あやしすぎ。あんまりだ。アルテミスもあんなんですか?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
実写変身シーン、こわいです。
・変身シーンの後、「みんなもセーラームーンといっしょにおしおきしましょ」といって番組中でアイテムの宣伝…と思ったら実はいつのまにかCMに入っていたらしい。わかるか、んなもん。
・おまけに、「みんなもセーラームーンといっしょにおしおきしましょ」のCMを3回も流す始末。お前にお仕置きだ。悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!
1度見て満足したんで、もう見ないかも。

 そんなこんなで、今回のピッチは第27話「信じる心」です。

 るちあより歌が下手な南極海のプリンセス・かれんを微妙な表情で見つめる3人。
 戸惑いながらも、仲間になってくれるんだねと話するちあたちですが、かれんは仲間になる気はない様子。
 実は、かれんはリナの身代わりに囚われた北極海のプリンセス・ノエルの双子の妹だったのです。
 全然似てないけどな。

 どうやら、姉を見捨てて1人すたこら逃げのびたリナを恨んでる様子で。
 ノエルの名前を出されたリナは、何も言い返せません。
 結局、かれんを仲間に出来ずに戻ってきた3人。
 かれんと何があったか聞こうとするるちあたちに対しても「一人にしてくれ」と走り去って行くリナでした。

 ちなみに、ヒッポ曰く。ノエルとかれんはうまれながらに運命をともにする特別なマーメイドプリンセスだそうです。
 で。リナはノエルに「何かあったら真っ先にかけつけて助ける」と誓ったことと、ノエルを見捨てて逃げたことを思いだし、涙を流していたのでした。

 さて、ガイトの城では、新たな水妖2人が。
「とっておきは最後に楽しむものだよ」
 というわけで、4バカはとうとうファーム行き

 そのころ。るちあはリナを心配して声をかけますが、リナは「何も話したくない、ほっといてくれ」とつっぱねます。
 そして、場面は変わって。いつもの曲を弾いている太郎ちゃん。
 こいつ、この曲しか弾けないんじゃないかと。
 そんな太郎ちゃんに声をかけるはのんですが、太郎ちゃんはかれんを見てしまったようで混乱中、こちらも1人にして欲しいとのこと。

 で。るちあは風呂にいくときに海斗と会って「一緒に入ろうぜ」とか言われたりで。
 結局は、女湯と男湯に分かれて同時に入ろうというだけでしたけど、普通に聞けばただのセクハラ発言のような。

 ともかく。風呂に入ってマーメイド化してるるちあですが、ご都合主義で当然のようにお風呂は貸し切り状態。
 今、誰か入ってきたらどうするんだろう。
 ピッチにこんなこと言うだけ無駄なんでしょうけど_| ̄|○

 ともかく。壁越しに海斗に相談するるちあ。
 海斗は「友達は言葉だけじゃない。お前の笑顔だけでその子はほっとするんじゃないかな」と返します。
 兄貴の覚悟がッ!『言葉』でなく『心』で理解できたッ!!

 さて、部屋に戻ったるちあとはのん。
 相変わらず同じフレーズを永遠に演奏しつづけてる太郎ちゃんのピアノを聞きながら、苦しんでる二人を今は黙って見守ろうと話すのでした。

 そのころ海辺では、太郎ちゃんのピアノを聞いているかれんの前に新水妖2人が出現。
 近くにいたリナが気付いたころには、すでにかれんは捕まっていました。
 弱すぎ。
 まぁ、ひょっとしたら、変身しようとした隙に捕まえたのかもしれませんけど。

 ともかく。かれんを助けに行こうとするリナに、るちあとはのんも「わたしたちも一緒だよ」と加わるのでした。
 しかし、実はこれは水妖のワナ。
 かれんをおとりにして3人をおびき出そうとしていたのでした。
 それを知らずにかれんを助けようとする3人の前に立ちふさがる新水妖。

「わたしはブラックビューティーシスターズ、姉のシスターシェシェ」
「同じくブラックビューティーシスターズ、妹のシスターミミ」
「黒い誘惑はいかが?」
 百合っぽく抱き着いて、自己紹介するブラックビューティーシスターズ(以下、BBS)。

「深海フラーッシュ!!」
 珍妙なポーズで太陽拳を放つBBS。
 思わず目がくらんだ隙に攻撃!と思いきや。
「きゃはははは!!」
 指差して笑ってるだけ。お前等何がやりたいんだ。

「何!?ふざけてるの!?」
 この番組自体がふざけてる。

 ともかく。その後、かれんのアドバイスでBBSの攻撃をかわして変身した3人。
 ぴちぴちボイスでライブスタートです。

 しかし、BBSには全くきかず余裕の表情。
 かれんの破壊ソングを聴いてしまったせいで、こいつらの歌では全く効かない視聴者の気持ちを代弁するかのようです。
 こんな普通の歌じゃもう満足できないんだ、かれんの歌を聞かせてくれ。
 というか、効いてないんだったらその間に攻撃しろよとも思いますが。

 ともかく、平気なBBSを見て驚く3人にかれんは逃げるように訴えます。
「残念ながらこの2人にあなたたちの歌声は届かない!あきらめて逃げなさい!あなたちの力じゃかないっこない!」
 たぶん、1番ヘタクソなかれんの歌だったら効き目バツグンなんでしょうけど、歌う前につかまっちゃいましたからねぇ。

 しかし、リナは「わたしはあの日、もう逃げはしないと誓ったんだ」と逃げることを拒みます。
 そんなリナたちに対してBBSは…

「そちらのステージはもう終わり?」
「だったら、今度はこっちのライブね!!」
「イッツ、ショータイム!!」

 マイクを持って歌い出すBBS。
 とうとう、本当に敵まで歌い出してしまいました。
 おまけに、るちあたちよりも上手い始末。

 主人公たちより敵のほうが歌が上手いという異常な展開の中、自分たちより上手い歌を聴いて赤面して苦しむ3人。
 自分たちの歌の下手さを痛感して恥ずかしさで苦しんでるんでしょうか。

 ちなみに、泡の中にとらわれていたかれんは、どうも自分の下手さに開き直ってるのか、平気なご様子。
 そして、最後の手段として封印していた力をふりしぼり、BBSの動きを封じます。

「逃げて!その真珠が輝いてる間は、やつらは動けないわ!!」
 そんな力あるなら最初から(ry

 それでもかれんを助けようとするリナですが、るちあとはのんは、えらく冷静にリナをひっぱって逃げて行くのでした。
 結局、逃げるのかよ。

「2人ともはなせ!かれんを助けにいかなきゃ!!」
「わたしたちまでつかまったら、誰がかれんとノエルを助けるの!?」
 というわけで、かれんを残してなんとか脱出。
 となると、かれんはこれで終了ですか!?ΣΣ(゜Д゜;)

 あ〜ん、かれん様が捕まった!
 うっうっう…ひどいよお…ふえ〜ん・゚・(ノД`)・゚・
 この間「破壊神・光臨」の絵を描いてまだ3日じゃないですか!
 どーして、どーして!?
 あれでおわり!?嘘でしょ!?
 信じられないよおっ
 あんなBBSごときにやられるなんてっ!!
 るちあたちと差がありすぎるわっ!!
 来週助け出されますよね?ね?
 …泣いてやるぅ
 わたしはあのおそろしくヘタクソな歌が(たとえ毎週聞くには耐えなくてもさ!ヘン!)大好きだったんですよおっ!
 かれん様あっ!つかまっちゃ嫌だあああああっ!!
 超脚本のカバッ!!え〜ん!
 くすん…美声薄命だ…。

 ともかく。また逃げてしまった自分を嘆くリナで終了。

 なんというか、急展開でした。
 結局かれんの歌は前回1回で終了なのかとか、とうとう敵も歌い出してしまったとか、敵の歌の方が上手いとか、BBSが百合ぽくてえちぃとか、4バカはどうなったのかとか。
 まぁ、話としては強すぎるキャラにはさっさと退場してもらうという王道的な作りのような気もしますが。

 かれんが捕まり急展開の中、次回は「KIZUNA」。
 予告を見る限りでは、作画が良さそうですし話も面白そうなので楽しみです。
 ちなみに、先週の最後にはりつけた、目が死んでるるちあたちは本編では見れませんでした。
 やっぱ、かれんの歌がすさまじすぎて次回予告まで被害をこうむったんでしょうか。
 というわけで終了。

おまけ
いやなうた!
たのしい幼稚園でのあらすじ

「いやなうた!」
ま っ た く だ
というか、かれん歌ってないし_| ̄|○


第28話 KIZUNA
 なんだかピッチばかりのページになりはててますが、とりあえず今回は28話「KIZUNA」です。

 先週、かれんを残してなんとか逃げきった3人。
 今週は海の中でかれんを探すシーンからはじまります。
 しかし、結局は見つからずじまい。
 頑固に探そうとするリナですが、現状で水妖に会ってしまうと勝てないと、るちあとはのんに説得されて体力回復を優先させるのでした。

 そのころかれんはというと、BBSに捕まったまま海底にいました。
 かれんが真珠をるちあたちに渡してしまったので、真珠を入手できなかったBBS。
 るちあたちが仲間を助けようと現れるのを待つ作戦に出るのでした。

 さて、次の日。るちあは夢でうなされたりしてる中、デムパな声アクアレジーナ様の声が聞こえてきて。
 どうやら、マーメイド占いをしろということだそうです。
 マーメイド占いの結果、南の海岸の沖にある珊瑚礁のあたりにかれんがいるという暗示が。
 こんなんでわかるなら、敵ボスの場所もそれで探してしまえばよかったのに。

 ともかく。かれんを救い出すために危険な戦いに臨む覚悟を決めた3人。
 場面は変わって。いい加減同じ曲を弾きつづけるのはやめてください、太郎ちゃん。
 はのんは、そんな太郎ちゃんを「かれんのことを想っているのかな?」とやきもちをやきつつも、「正々堂々とかれんと勝負して太郎ちゃんの心を私に向けさせてみせる」と、例によって勝手なことを思ったり。

 るちあは、海斗に寂しげに語りかけますが、サンドイッチを食べてた海斗はそれを食べたそうな顔と思ってしまったらしく。
 例によってるちあは、気付いて貰えなかったショックで「知らない!」と意地を張ったりで。
 でも、「わかるか、んなもん」と思うんですけど。
 ともかく。寂しそうな表情で「さよなら、海斗」とつぶやき、涙を流し走り去って行くのでした。

 その後、海斗はサーフィンの練習をしつつも、さっきのるちあの言葉が気になり転倒。
 すると、目の前にマーメイド姿のるちあが。
 
(キミに会いたかった!
 …どうしたんだ…今日のキミはかなしそうに見える)
(わたし…もうあなたと会えないかも…)
(なぜ?)
 そんな海斗の言葉に答えることなく、キスをして泳ぎ去っていくるちあでした。

 この一連のシーン、ピッチとは思えないほどに作画が良く、雰囲気的にもよかったおかげで、かなりぐっとくるシーンでした。
 儚げなるちあの表情がすごく良かったです。

 でもまぁ、るちあは海斗が転倒するまで待っていたのかとか、こいつらどうやって会話してるんだとか、海斗は実は水中でも呼吸できているんじゃないかとか、設定の無茶苦茶さを作画と勢いだけで誤魔化してるんじゃないかとも思えてきますが。
 それでも神作画だったからOK、どーせピッチだし。

 ともかく。るちあたちが向かったその先には、ガイト城がありました。
 中に入ると急に光がさしこみ、その光を浴びた3人はなぜかドレス姿に。
 これは敵からの招待状がわりで、城に入ったのがもうばれていると理解したリナ、先を急ぎます。
 しかし、天井から触手が出てきて、るちあとはのんは触手プレイの憂き目にあって捕まってしまいます。
 リナはそれに気付かず一人先に向かうのでした。

 さて、1人先に進んだリナが見たものは、ガイトと嬉しそうに踊っているノエルとかれんでした。
 ガイトは素晴らしいお方だと2人で称えるノエルとかれん。
 リナもガイト様と踊ってといいだすかれんに惑わされるリナ。

 これはきっと、ハーゴンの見せる幻に違いないです。
 ここはまず、武器を破壊の剣に持ち替えてからルビスの守りを使うべきだと思います。

 そのころ、海斗はるちあたちの部屋に訪れますが、るちあたちがいないんじゃ仕方ないかと部屋を出ようとします。
 しかし、なんとなくマーメイド占いのカードが気になって、めくってみるとアクアレジーナ様のカードが。
 すると、アクアレジーナの「ありがとう」という声が聞こえてくるのでした。

 で、その影響で捕まっていたるちあたちの前に、アクアレジーナ出現。
 カードをめくるだけで復活する女神様、バンザイ。
 こんなんで復活するなら、真珠なんて集めないでいいから、延々とマーメイド占いしてればいいような。

 で。アクアレジーナの力で難をのがれたるちあたち。
 アクアレジーナも加わって、相手の術に落ちそうだったリナを救い出します。
 そして、アクアレジーナのはなつ光でガイトの幻が消え去り、かれんとノエルもニセモノで、中身はBBSの2人だったということが判明。

 ここでリナは、るちあたちにノエルが自分が身代わりになって救ってくれたこと、かれんがそれをカンチガイして自分たちを敵視していることを告白、そして黙っていたことを謝ります。
 そんなリナに、暖かい言葉をかけるるちあとはのん、それに涙するリナでした。

 そして、変身して戦闘態勢に入る3人。
 そんな3人に、アクアレジーナ様は自分の姿は不完全で真珠を集めて復活させてくれといったことを言い出したりで。
 でも、カードをめくりつづければ、いくらでも出てこれそうなんですけど
 ともかく、3人に新曲を授けて消える女神様。
 今回は前回のようなeカラのカートリッジというやたら現実的なアイテムではなく、魔法のブレスレッドのようなアイテムにランクアップ。

 そして、そのブレスレッドを使ってウェディングチェンジ・お色直し2段変身するるちあたち。
 ちなみに今回の変身バンク、やたらエロくて最高です。
 セラムンタイプといいましょうか、コスチュームを着ていく過程が見えて、かなりハァハァできます。
 最初からこれくらい頑張っていたらとも思いますが、ともかく、なんだかヤケに気合が入っていてよいカンジです。

 ともかく、2段変身して題名にもなっている新曲「KIZUNA」を披露です。
 でも、新曲歌うのにわざわざ2回変身する必要があるんだろうか。
 新曲は、曲としてはなかなかいいと思いますが、まともすぎてピッチの味が薄れてしまっているという意見もチラホラ。

 前回の曲ではまったくダメージを受けなかったBBSですが、今回は耳を抑えて苦しみだします。
 でも、たしかにみんなして歌が上手くなってきたせいで、相手が苦しむ説得力が無くなってきたような気も。

 ともかく。歌の威力で空間を捻じ曲げてしまう始末
 実はガイト城かと思ったのは幻で、なぜか目の前に巨大なアンコウが
 結局人質のかれんを置いて、やたらグロテスクなアンコウに乗って逃げていくBBSでした。

 その後、かれんに真珠を返して、助けてくれたお礼をいうリナ。
 ノエルの気持ちを少しだけ理解したかれん、わだかまりもとけましたが…

「助けてくれたお礼は言うさ。けど、あんたたちみたいな歌が上手いヤツら子供とは組めないよ。
 わたしは1人で姉さんを探す!」
 と言って去っていくのでした。
 きっと、かれんはこれ以降はフェニックス一輝のような位置付けで活躍してくれるでしょう。
 歌の威力は桁外れですし。
 しかし、ノエルを探すならさっさとマーメイド占いすりゃいいような。

 そのころ。アクアレジーナを復活させるのに力を使ってしまったのか、どうも気絶していたらしい海斗。
 いつものマーメイドの歌を聞いて目を覚まし、海岸に。
 そこにはるちあがいて「ただいま!」と微笑みかけ。
 そんなるちあを、「心配してたんだぞ…」といって抱きしめる海斗で終了。

 今回は新曲、新変身シーン、神作画など、盛りだくさんの内容でした。
 そんな中で1番気になるのは、結局2回目にしてまけてしまったBBSの今後の扱い。
 結局こいつらもダークラバーズ同様ヘタレ化するのだろうかとか。
 でも、よく考えるとBBSにダメージを与える方法は身につけても、相手の攻撃を無効化したわけじゃないんですよね。
 そう考えると、こいつらは結局、先に歌ったもん勝ちになるんでしょうか。
 BBSの2人には、その辺に活路を見出してもらいたいものです。

 あと、今回見てて思ったのが、2段変身したのはいいけど、はのんは言われなきゃ前との違いがわからないということでしょうか。
 もうちょっとバージョンアップできなかったのかなーと。

 ともかく。次回は「仮面の告白」。
 しばらく妙にシリアスな展開が続いてましたが、次回からはアホ話が続くようです。

 おまけ・新変身シーン他色々キャプ(414KB)