+ ぴちぴちピッチ その2 +

【第14話】 星空の記憶
【第15話】 渚の約束
【第16話】 秘めた想い
【第17話】 儚いキス
【第18話】 幼い訪問者
【第19話】 夏の誘惑
【第20話】 海から恋文
【第21話】 小さな初恋
【第22話】 幻惑の少女
【第23話】 恋の微熱
【第24話】 夢は花嫁
【第25話】 月光の少年
【第26話】 かれんの唄



第14話 星空の記憶
 なんだかこのところアイコンの追加ばかりしておりますが、なんとかレビューも追いつこうと思います。
 ちなみに、アイコンは無駄にぴっちのメインキャラ全員制覇してしまいました。
 太郎ちゃんとか、作ってもはのんしか喜ばなさそうなキャラまで。

 さて、今回は第14話「星空の記憶」です。

 なんかわからんけど何事も無かったかのように人間界に帰ってきたるちあ。
 はのんと「マーメイドカード占い」という占いをします。
 すると、海斗には強気にアタックするのみで、ビーズのネックレスがラッキーアイテムと出ます。
 というわけで、必死にネックレスをつくるるちあ。
 ちなみに、このときリナのことも試しに占ってみると、隠れファンが多いという結果が。

 そしてるちあと海斗がはじめて出会った記念日の前日。
 るちあがアタックを躊躇してると、えらく都合良くリナにラブレターを持ってきた女の子が。
「おいっ!?待てよっ!!こーいうの困るっ!!」
 そりゃ困るわな。

 占いがあたってるということで、はのんに押されて海斗を誘おうとするるちあ。
 しかし、ネックレスを着け忘れていたのを思い出して、断念。

 次の日、るちあは今日こそ海斗を誘おうとします。
 しかし、海斗は用事があるらしく、駅の方に向かったのこと。
 そして、駅でこれまた都合良くクラゲタローと会い、ツツジ岬に向かったということを聞きだします。
 普通の思考だと電車で追いかけても会えるはずがないと考えますが、強気でアタックということで、電車で追いかけることを決意するるちあでした。

 そうしてついたツツジ岬。
 海斗を追いかけるるちあですが、真珠のネックレスをおとしてしまいます。
 ニアミスをしていて、逆にあとから来た海斗がそのネックレスを発見。

 そのころ、リナはなんとなくるちあが心配という理由だけはのんと一緒にツツジ岬へ向かいます。
 心配だからってわざわざそんなことまで行くかフツーといいたいところですが、まぁリナですしねぇ。
 一見まともそうにみえて、何かあったら何でも水妖の仕業にして、心配だったらそれだけで電車で追いかけたりと、結局マーメイドってこんなヤツばっかなのかと。

 さて、海斗はというと、両親のお墓参りをしていました。
 実は今日は両親の命日だったのです。

 そして、なぜかるちあの真珠を墓に備える海斗。
 人のもんを勝手にお供え物にするなと。
 水を真珠にかけると突然輝き出し、何の脈絡なくそこにいたマリアにそれを発見されてしまいます。
 まぁ、敵がいなかったら話がすすまないですしねぇ(;´д` )

 ともかく、近くの教会でピアノを弾いて海斗をおびき出そうとするマリア。
 でも、なんでわざわざそんな微妙なことをするのか、直接奪いに行けばいいやんと思ってしまいます。
 こいつらの考えることはわかりまへん。

 海斗は、ご丁寧に真珠をお墓に備えてから教会へ向かいます。
 だから、なんでそれをお供え物にするのか。

 海斗にペンダントのことを聞き出そうとするマリアですが、海斗はしらをきろうとします。
 そんな海斗にマリアが攻撃をしかけたその時。
 るちあのネックレスのヒモが急に切れ、ネックレスがバラバラになってしまいます。
 このネックレスのヒモの材料は、きっとテリーマンのシューズのヒモなんでしょう。
 ともかく、そのとき来たリナたちと合流するるちあでした。

 そのころ。マリアに体の一部を凍らされ、自分とマーメイドの関係を問い詰められる海斗。
 マーメイドのことと真珠のことを考えるうちに、るちあがマーメイドだと確信します。
 拷問に入ろうとするマリアですが、そこではのんとリナが放送時間の都合で登場。
 しかしマリア、曲の前奏の間にマイクを氷付けにするという画期的なんだかはじめからそうすりゃいいだけなんだかわからない攻撃で、相手の歌を封じこめてしまいます。

 2人がピンチの中、お墓のお供え物になっているペンダントを発見したるちあ、不思議がりつつも動きを封じられてピンチの2人を助けに向かいます。
 しかし、またまた歌い出す前に攻撃をくらい、るちあピンチ。
 マリア、攻撃される前に攻撃をするというこの手の番組では画期的なアイデアでマーメイドを圧倒。

 なんか、ここだけ見てると歌い出す前に攻撃すればいいだけのような気がして、なんで4バカはいつもあんなに簡単に負けていたのかと思えてきちゃいます。
 しかし、これを見ていた海斗が怒り爆発、なんだか覚醒してしまったらしく、すさまじい光で氷をとかしてしまいます。

 動けるようになったるちあ、早速カートリッジをEピッチに挿入。
 だから、もうちょいマシな表現はなかったのかと。

 いきなりのことで焦ってしまったのか、攻撃のターンが終わったので動けないマリア。
 そうこうしてるうちに、アクアレジーナに貰った新曲を歌い出す3人。
 3人の歌声は、麻痺の効果があったらしく、体が動かずに耳をふさぐことすら許されません。

「ラブシャワーピーッチ!!」
 ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン
 決めゼリフでガーンとしたマリアは例によって逃げていくのでした。

 元に戻って、気絶していた海斗を起こするちあ。
 どうも海斗は力を使った反動で、墓参りした後の記憶を失っていたようです。
 いい加減にしろご都合主義。

 その夜。星空を眺めながら海斗に両親の話しを聞くるちあ。
 船旅中に、波で豪華客船がひっくり返って沈んでしまい、海に投げ出されてしまい、両親は死んでしまったのでした。
 プラモデルですか、その豪華客船は?
 結局、このとき海に投げ出された海斗をるちあが救ったのが2人の出会いだったようですね。

 ともかく、ろまんちっくに星空をながめる2人で終了。
 次回は「渚の約束」です。



第15話 渚の約束
 絵を描くために、久々にぴちぴちピッチ第1話の一部を見なおしてみたゆきです。
 なんというか、るちあの歌ひどすぎ。
 逆にいえば、最初に比べればだいぶ上手くなったといえるのですが、それにしても聞けたもんじゃなかったです。
 声のほうは、多少上手くなってますが、やっぱり慣れてしまっただけみたいですね。

 ともかく。今回は第15話「渚の約束」です。
 期末テストが近づき、点数が悪いと補習で休みがつぶれると言われ焦るるちあ。
 夏休みの間に海斗とデートしたい一心で勉強をすることを決意。

 どうもマーメイドは思考回路がぶっとんでるのが基本なのか、勉強するために参考書を山ほど買おうとします。

「こんだけ買えばばっちりでしょ!これで100点満点間違いなし!!」
 どーせ1冊も読まない癖に。

 結局、海斗と会って参考書は買わなかったわけで。
 ともかく、海斗に「補習にならなかったら、どこか遊びにでもいこうぜ」と言ってもらい、るちあはやる気満万に。

「こうなったら数学だって公式だってなんだって来いよ!一生分の勉強してやるんだから!」
 じゃあ、来年は補習やんけ。

 さらに、るちあを応援するために、海斗の家で勉強会をしようとリナとるちあを誘います。
 ちなみにはのんとリナは当日はいけなくなったことにして、るちあと海斗を2人にしようという作戦。
 というか、るちあが告白して泡になる心配もしてやれよ。

 結局、勉強会当日。
 そういう都合でキャンセルになったリナは、なんとなく寂しそうに暇つぶしの散歩にでも向かうのでした。
 そんなリナの前に、子犬があらわれリナになついてきます。
「お前…さびしくないか…一人ぼっちで…?」
 ともかく、空の様子から大雨が降りそうになり、リナは家に帰ろうとするのでした。

 るちあはというと、海斗といっしょのどきどきで緊張しまくり。
 そもそも、この前襲われそうになった前科もあるしな。
 当の海斗は、あの回の話はなかったことになってる気が。
 だいたい、「お前と2人なら気を使わなくていいしな」とかいってますけど、襲いそうになった前科持ちが何を言うかと。

 ともかく。急に雲行きが怪しくなり、大雨が振り出します。
 リナは、さっきの子犬が心配になり外に向かうのでした。

 そのころ。
「ほーっほっほほ!!わたしって天才!!
 だって台風の被害がひろがれば、マーメイドプリンセスがほうっておくわけないもんね!
 さあ、でてらっしゃい、マーメイドちゃんたち! ほーれほれほれ、これは罠よ、ほーれ♪
 風よ、雲よ、もっと暴れちゃってちょーだいっ!!」

 大雨の中、橋の上で雨乞いダンスするバカ女(エリル)が一匹。
 なんだか、自分で台風を呼んでるかと思わせるようなこといってますが、どーせ天気予報見て来ただけでしょう。
 だって、こいつの特殊能力って一回転すると顔が怖くなるだけですし。

 さて、例の犬が台風の被害のせいで、川に流されてるのを発見したリナ。
 助け出しますが、そこをエリルに発見されてしまいます。

「お前はエリル!? そうか…この嵐はお前の仕業か!?」
 いや、どう考えてもただの大雨だと思う。

「そうさ。」
 お前、雨乞いダンスしてただけやんけ。

 ともかく、リナが襲われたことにより、るちあとはのんのペンダントが反応。
 リナを助けに向かう2人でした。
 なんで場所がわかるのか不明ですけど、なんかあるんでしょう、たぶん。

 そのころ、リナを誰も助けに来ないことに対し「お前はひとりぼっちなのさ」と挑発するエリルですが、言ってる端から、るちあリサイタル開幕。

「なにぃ!?仲間があらわれたかっ!?」
 いや、驚いてないでなんか対策しろよ。

 エリルの攻撃がやんだところでリナも変身。
 逃げだそうとするエリルですが、3人の歌で核爆発がおこり、爆風に巻き込まれるとそこは、あたり一面が菜の花でした。

 不思議空間に拉致監禁されたエリル、逃げることさえ許されずに強制的に拷問ライブ。
 泣き叫び、走って逃げようとしますが、行けども行けどもおはなばたけ。
 一体何を考えれば、こんな無茶苦茶な発想が出てくるんですか。

「らぶしゃわーぴーっち!!アンコールはいかが?」
 曲が終わると不思議空間もとけ、きっちりアンコールを拒否して逃げかえるエリルでした。

「なぜ、わたしが狙われたことがわかったんだ?」
「真珠がおしえてくれたの」
「どこにいたって、何があったって、わたしたちは一緒でしょ」
 というわけで、なんとなく寂しそうにしていたリナに暖かい言葉を向ける二人なのでした。

 その後。海斗に「遊園地は数学100点だったらだよ」などとからかわれるるちあで終了。

 今回のみどころはもちろん、歌って爆発、気がつけばそこはおはなばたけでしょう。
 今後、このアニメのみどころは、るちあの歌でどんなシュールな怪奇現象が起こるのかに絞られました。
 おはなばたけを超えるエフェクトを期待しつつ、次回へ続きます。

 それにしても女神様、ろくなもん提供してくれませんね。


第16話 秘めた想い
 今回のピッチは第16話「秘めた想い」です。

「ラブシャワーピッチ!!」
 いきなりのっけから、ラブシャワーピッチするるちあ。
 だから、そのラブシャワーピッチといのはなんなんですか?
 あすみボイスとの相乗効果で、ものすごくバカっぽいんですけど。

「おのれ、マーメイドプリンセスめっ!!」
 今回の犠牲者はイズール。

「アンコールはいかが?」
「おぼえてなさい、次は必ず!!」
 頼むから次は何か対策してください。

「わたしたち、3人一緒ならこわいものなんてなんにもない!」
 そういって指輪をかかげる3人と、こっそり岩場の影で見ているイズールでした。
 って、奇襲でもかけろよと。

 余談ですが、イズールが歌で苦しんでるシーンと逃げるシーン、今まで何度かありましたが、全部1話目の使いまわしです。
 いい加減にして・゚゚・(/□\ )・゚゚・。

 ともかく。もうこれで今回は終了すればいいのに、ここから話は始まります。

 さて、海斗のおじさんの店でバイトすることになったるちあたち3人。
 報酬は花火大会の特等席。
 勝手にるちあがはのんとリナの分も引きうけてしまい、仕方なくつきあうリナ。

 リナがDQN大学生にナンパされたり、はのんが「ふっちゃうなんて勿体無い」と相変わらず頭の中は男のことだけだったりで。
 微妙にるちあに冷たい海斗に腹をたてるリナ。
 それでも好きだというるちあ、るちあの気が知れないとため息をつくリナ、そしてそれが恋というものだというはのんでした。

 その夜。それが恋なら知りたくもないとつぶやいたり、テレビの漫才コンビのつっこみが甘いと文句をつけたりするリナ。
 しかし、風呂上りにバスタオル一丁で寝てしまったため、風邪気味。
 年がら年中、海に使ってる人魚がなんで風邪を引くのか。

 風邪にもかかわらず無理をするリナ。
 そんな中、リナを相変わらずナンパでうっとうしいDQNどもから海斗が守ります。
 こんなDQNどもを勿体無いとかいうはのんは、顔がよければそれでいいのだろうか。

 海斗に助けられたリナ、なんだか海斗のことを熱い視線で見つめるようになってしまいます。
 そんな自分にとまどい、全部熱のせいだというリナ。
 むしろ、欲求不満が溜まってるだけのような気がするんですけど。

 結局、海斗にいわれて相対したリナですが、頭の中は海斗のことばかり。
「熱のせいだ!熱でうなされてるだけだ!!」

 案外、マーメイドは成人すると発情期に入るのかもしれません。
 るちあとはのんを見る限り、頭の中は男のことばっかみたいですし。

 ともかく、自分を救けて捕まったブルーパールのマーメイド・ノエルや、るちあやはのんがつかまる夢を見てうなされるリナ。
 自分はいつも誰かを不幸にしてしまうと、自分を責める中、海斗がリナのところに。

「お前、ほんとは寂しいんじゃないか? 甘えたいときは素直に甘えろよ」
 海斗に甘えろといわれたと思って突っぱねたリナですが、海斗はるちあやはのんに甘えろといったようで。

「るちあもお前に甘えて欲しいんじゃないか?
 あいつ、自分より人のことばっか考えてるやつで…。
 でも、オレのずいぶんあいつに救われたよ。
 お前があいつを大切に思うように、あいつもそう思ってるんだしな。」

 その言葉を聞いたリナは、さらに海斗らぶらぶもーど突入。
「海斗…あいつ、思ったよりいいヤツなのかもな」
 不良がたまに良いことをすると、実はいいヤツに見えてしまう現象でしょうか。

 ともかく。大事をとって休んだリナ。
 海を泳いでるところをイズールに見つかったりで。
 イズールはイズールで「あいつは…なんで1人で? これは何か使えそうだ…」とかいっていたりで。
 そんなこといってないで、絶好のチャンスなんだからさっさと攻撃しろよ。
 こいつらって、ほんと頭ワルイですね。
 まぁ、ここで攻撃しても残り2人が助けに来るパターンになると読んでいたのかもしれません。
 こいつらが勝てるとしたら、マーメイドが3人いっしょに現れたときだけなのかも。

 結局、リナは例のDQNに絡まれるものの、戦闘力が違いすぎるらしくあっさり撃退。
 しかし、そのときに指輪をおとし、その指輪を尾行に失敗してた、とことん無能なイズールに発見されてしまいます。

 そして、その指輪をひろったイズール。
 なぜかそこらへんを泳いでいたピンクイルカのモモちゃんを捕まえて、リナを捕まえたとはったりをかまします。
 あっさり騙されたモモちゃん、るちあたちにそのことを伝えに行くのでした。
 それにしても、モモちゃん、すでにほとんどレギュラーキャラ。

 ともかく、モモちゃんから話を聞いたるちあ、はのんにも知らせるように言って、救出に向かうのでした。
 そのことはのんは、遅れてきたリナと合流。

 さて。1人で救出に向かおうとしたるちあ、イズールにあっさりつかまってしまいます。
 それくらいなら、あのときリナに奇襲をかけろと。

 その後、リナがるちあを助けに来るものの、あっさり捕まってしまうものの、これはおとり。
 後ろではのんリサイタルスタート。
 だから、こいつらが勝てるとしたら、3人一緒にあらわれたときだけだっていうのに。
 いい加減に学習してください。

 哀れイズール、結局3人がかりで歌われて本日2度目の敗北。
 1日に2度負けるバカがいるか。
 今回の特殊効果は花火大会、エフェクトとしてはいまいちでした。

 ともかく、戻ってくるなり海斗に文句を言われるるちあ。
 そんな海斗を殴るふりをして「るちあをよろしくな。だが、もしるちあを泣かせたら覚悟しろよな。」というリナ。

 海斗のことを名残惜しそうに見つめつつも、「ガイトをたおすまで恋なんてうわついたしたことをしているヒマはない」と、想いをたちきるリナでした。
 そんなわけで今回は終了です。

 ところで、最近ふと思ったのですが、敵の学習能力が低いのは、毎日キャッチャーを変えると同じ配球ミスをしてしまうのと同じ現象なのかもしれません。
 ある打者に、ある配球をして、その球が見事に打たれてしまうと、実際に打たれてしまったキャッチャーは同じような配球はしなくなります。
 しかし、次の日にキャッチャーを変えてしまうと、ベンチで見ていただけのキャッチャーは、実際に打たれたわけではないので、きっちり認識が出来ておらず、同じ配球ミスをして同じように打たれてしまいます。

 この現象が、ピッチにも当てはまるわけで。
 前回エリルが、仲間から1人をはぐれさせて、その1人をつかまえる作戦をとりましたが、助けが入って失敗しました。
 そして、今回のイズールも同じ作戦で同じ失敗をしています。
 最終的に、同じような作戦を4回やって4人とも失敗してしまうということになります。

 そのキャッチャーとしてははじめての配球でも、昨日別のキャッチャーが打たれたのと同じ配球をしているので、監督側はもうウンザリ。
 水妖本人としてははじめての作戦でも、先週別の水妖がやられた作戦ですので、視聴者側はいい加減にしろと感じるわけで。

 おまけに変則ローテーションで出撃しているので、ただでさえ学習能力が低そうなのに、1人1人の出撃回数がいまいち少なくて学習不足という最悪のケース。
 このアニメのような4人幹部がいて毎回別々に出撃するというパターンは、作るほうからしたら楽で、見ている方からしたら「いい加減にしろ」と感じるようなパターンになるわけですね。

 そんなわけで、今後もこいつらは、前のヤツと同じ失敗を繰り返すんだろうなと思い、水の中に1分しか潜れない男が1分目でやっと水面に出て呼吸しようとしたとき、グイっと足をつかまれて水中にひきこまれるような気分になったのでした。


第17話 儚いキス
 今回は第17話「儚いキス」です。

 幽霊が出るという噂の洋館で肝試ししようという話になりますが、海斗にくっついて「わたしとペア組もう」という女の子に対し、海斗が「わかったからくっつくなよ」と言ったせいで、るちあはやきもちをやいて帰ってしまいます。
 にしても、海斗は1度るちあを襲ったくせに、鈍感を通り越してます。

 しかしまぁ、なんだかんだと色々会って、結局先に洋館に向かうことに。
 わけもわからず呼び出された犠牲者リナも含めて。

「よく考えたら、明るいうちから肝試しする人はいないよね」
「まったく、呼び出されてきてみればこの仕打ちかよ。計画性のカケラもないやつらだな」
「まぁまぁ、ここで待ってればそのうち来るよ!」
「おいおいっ!まさか、夜になるまで待つつもりなのかァッ!?」

 さすが、先週漫才コンビのツッコミが弱いと言ってただけあって、ナイスツッコミ。
 よく考えると、るちあといいはのんといい、リナの友人は大ボケしかいないんで、ツッコミにはこだわりがあるのかも。

 ともかく、一足早く洋館に入った3人。
 入ってみると、開かずの間の鍵があっさり開いたりで。
 中には悲しい恋の物語の手紙がありました。
 そんなとき、うしろから人影があらわれ、3人ともびっくり。

 しかし、それは屋敷の管理人さんでした。
 管理人さんの話によると、あの屋敷にいたお嬢様が許されない恋をして引き裂かれてしまったそうで。
 そして恋人に手紙を書いていたお嬢さんは、恋人らしき人影を見て入り江に走っていくも、足を踏み外して海に投げ出されて亡くなったとのこと。
 それ以来、幽霊が出てくると言う話でした。

 その夜。肝試しする海斗たち。
 まずは、海斗とさっきの女・よしののペア。
 どうでもいいですけど、この女、異様にバカっぽい喋り方でうっとうしいです。
 このアニメ、サブキャラのDQN率が異様に高いような。

 開かずの間に入った海斗たちですが、突然ピアノの音が聞こえ出し、本棚から本が勝手に出てくると言うポルターガイスト現象が。
 おまけに、ゴーストらしきものも現れてしまい、あまりの出来事によしのは気絶。
 ちなみに海斗は、水妖に襲われたりでこーいうのは慣れてしまってるのか、意外と平気。

 そのころ、肝試しがはじまったことをしって屋敷に入っていたるちあたちは、ピアノの音で誰かの存在を感じます。
 というか、いつもユーリが弾いてる曲だし。

 で、やっぱりユーリの仕業だったわけですが、ユーリはというと…
「肝試しといえば真夏の恋のイベント。マーメイドプリンセスたちが来ないわけないですわ!
 …でも、こうやってアベックを脅かして今日でもう1週間…ユーリ、もうつかれちゃった。」

 1週間も待ってたんだ…
 なんだかこいつら、いつも都合良くマーメイドに会ってると思ってましたけど、実は見えないところで努力していたみたいです。
 ひょっとしたら、今こうしてる間も他の3人はどこかで外れクジを引いてるのかも。
 そう考えると、実は遭遇率がかなり低くて、遭遇するのに疲れて、そのころには疲れて戦う気力が残ってないという可能性も。

 ともかく。いまいちピアノの調子が悪くて、中古はいけないと文句をつけつつ。
 直接、その場に行って女の子を捕まえようとするユーリですが、そこにマーメイド3人登場。

「やっと現れましたわね、マーメイドプリンセス!今日こそあなたたちを捕まえちゃうんだから♪
 ユーリのピアノを聞いて…ん?」

 ピアノを弾こうとしたユーリですが、お前さっきピアノから離れたとこやんけ。

「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
「ユーリがピアノから離れてる隙に歌うなんてぇぇ!!」

 敵は主人公が変身するのを待っているのに、主人公は敵が隙を見せたら問答無用で攻撃。
 どっちが正義の味方なんだかわかんないです。
 とはいえ、ユーリもるちあたちが変身してる間にピアノまで戻れよと。

 今回は、呪いの歌声でポルターガイスト現象を操り、ユーリがゴーストに取り囲まれて泣き叫ぶ図でした。
 とりあえず、ユーリたんがいればもう何でもいいやというカンジで。
 いっそ、ユーリたんをヒロインにして作ってくれないでしょうか?

 さて、例の肝試し組はというと、悲鳴を聞いた肝試し仲間が心配し、海斗たちのいる部屋に。
 海斗は、気絶したよしのを仲間たちにまかせて…

「おもしろくなってきた。もう少しここを調べてみる」
 さすが、超常現象慣れしているのか、やけにノリノリです。
 そりゃイルカに拉致られて人魚の城までつれていかれたりしたら、大抵の事では驚かなくなるか。

 しばらくたって。るちあも海斗の部屋に行き、今朝のことを謝り、昼間に聞いた話を海斗に話します。
 そんなとき、とうとうホンモノの幽霊が手紙を持って出現。
 どうにかして手紙をわたしたかったんじゃないかというるちあ、2人で入り江に向かいます。
 すると、海上に相手の男性の幽霊もあらわれます。
 なんとか手紙を渡したいというるちあの言葉に心を動かされた海斗、手紙をもって海に飛びこみ、ボートまで泳いでいきます。
 手紙、びしょぬれで読めなさそう。

 ともかく、手紙を受け取った男の幽霊のもとに女性の幽霊がワープ。
 それだったら最初からワープできたんじゃないかと思いますが、きっとあの手紙はイベントアイテムだったんで必要だったんでしょう。

 かいとは あいのおもいで をつかった!
 ふたりの あいのおもいでが あたりをあたたかく つつみこむ!

「ありがとう。」
「あなたたちの おかげで ぼくたちは ふたたびであうことができました!」
「あなたがたには ほんとうに かんしゃしています。
 ですが、あともうひとつだけ おねがいが あるのです。
 もういちどだけ であいたいと…」

(でろでろでろでろ でろでろでろでろ でんででん♪)(冒険の書が消えた音楽で)

 かいとは のろわれてしまった!
 るちあは のろわれてしまった!

 そんなわけで、いきなり幽霊に体内に入られた二人。
 そして、幽霊は厚かましくも2人の体を操ってキス。
 お前ら、人の体をなんだと思ってるんですか。

 ともかく、満足した幽霊は無事に成仏することが出来たのでした。
 これで船が引きかえされることも無くなったでしょう。

 その後。さすがになんとなく気恥ずかしい2人。
 海斗は先に戻り、るちあは海に残ったのでした。

 そして、夜空に向かって例の「なないーろーの♪」の歌を歌うるちあ。
 自分の恋も許されない恋なのかと思いふけるのでした。
 エフェクトが上手くかかってるせいか、信じられないことに歌声がきれいな中、今回は終了です。

 とりあえず今回は、ユーリたんがひたすらかわいかったというのが率直な感想。
 というか、あのまま手紙で成仏してたら、儚い話で終われたかもしれないのに。
 わざわざ幽霊を厚かましくして、きっちりとボケることないのに。

 ともかく、次回は「幼い訪問者」
 次回予告のナレーションがユーリたんで「アンコールはいかがかしら?」と言われてしまうと、思わずアンコールをしたくなるゆきでした。


第18話 幼い訪問者
 今回は第18話「幼い訪問者」です。

 太郎ちゃんに会えないから夏休みはつまらないとわめくはのん。
 やっぱ、こいつの頭の中には男のことしかないみたいです。
 そんなはのんに、ヒマならマーメイド占いをしようと話するちあ。
 いわゆる、商品の宣伝でしょうか。

 ちなみに、ここで2人は「マーメイド占いはタキさんの占いより当たる」と話してるんですが、それだったらタキさんいらないやん。
 ともかく結果は「再会」で、はのんは「太郎ちゃんとの再会なんだわ」と相変わらず頭の中は太郎ちゃんのことばかり。
 海斗に惚れるるちあに文句いってたわりに、るちあより重症というか、こいつの方が泡になりそうです。

 そんなとき、リナが「はのんにお客だよ」と1人の幼女を連れてきます。
「芽流!?」

 その少女は芽流(める)という名前のマーメイドで、はのんのお城にいた水色マーメイドの1人でした。
「ぐるぐるあわあわ〜〜♪」
 アワピッチャーで遊んで喜ぶ芽流。
 でも、その「ぐるぐるあわあわ」を聞くと、1話の悪夢を思い出しちゃうのですが(; ´Д⊂ヽ

 その夜、はのんと一緒に寝る芽流。
 そして、芽流ははのんを逃がした後にママたちとはそれっきり会えてないと話します。
 にしても、ママがいるのはいいけど、パパはいるんだろうか。
 そもそも、こいつらは成人すると恋が解禁になるそうですけど、対象は一体なんなんでしょう?
 人間がダメで、人魚の男もいそうな描写がないとなると…魚くらいしか無さそうなんですけど。

 それはともかく。芽流ははのんにわたされるように言われた、水色マーメイドの宝・有明の月のオルゴールをわたし、ママを探して欲しいと話します。
 そして、それを引きうけるはのんでした。

 ちなみにリナはこの少し後に、持ち前のぶっとんだ想像力で芽流が何か怪しいと感じるのでした。

 そのころ、海底ではガイトにじゃれつくユーリ。
 そして巻貝を「手品のタネですわ、でもまだひ・み・つ?」といってプレゼントとしてわたします。
 「じらすのか?」と嬉しそうに言葉を返すガイト様が印象的。
 ともかく、ユーリいわく「地獄のイリュージョン」がはじまるそうで。

 次の日。朝早くいっしょに外に出る芽流とるちあ。
 るちあは海斗に会いに来ていたわけで、人間の男にお熱をあげている芽流はるちあに反感を覚えます。
 しかし、海斗に「笑えばもっとかわいい」と言われて顔を赤らめる芽流。
 こいつも結局こうなるのかよ。
 やっぱ、マーメイドの繁殖相手は魚は半漁人みたいなろくでもないのなんで、人間の男に憧れをもつとか、そんなんでしょうか?
 にしても、幼女にまでそんなことをいう海斗はどうかと思う。

 結局、海斗を追いかけるるちあを見て、呆れる芽流。
 一瞬顔を赤らめたものの、まだ理性は否定してるようです。

「るちあってひと、なんてはしたない!あれで本当にマーメイドプリンセスなの!?」
 たしかに、年がら年中男のことしか頭にないプリンセスを見たら、こう思ってしまうのも仕方ないかも。

「それに比べて、うちのはのんさまは違うわ!」
 いや、はのんは輪をかけて酷いんですけど。
 芽流が来るまで、太郎ちゃんと会えないと文句をたれたり、再会の暗示の相手は太郎ちゃんと思ったりで。

 で、そのはのんはというと。
 動物をパシリにつかって、一応は芽流のママを探していました。
 そんなときにクラゲタローがあらわれて、アクシデントがあって抱きついてしまいます。
 間が悪く、それを見てしまった芽流は呆然。

「そんな…はのんさままで、人間に夢中なの!?」
 いや、はのんの方が更にひどいんだって。

 自分のママを探しているのでなく、太郎と会うために外に出てたと思った芽流。
「もうイヤ!!ママをさがしてくれないプリンセスさまなんて知らない!!」

 そして、芽流の回想シーン。
 廃墟となった城で仲間を探す芽流の前にユーリがあらわれます。

「あなたたちのプリンセスは白状ね!あなたちを置いて一目散に逃げていったわけ?
 あなたにこれをあげる。
 水色マーメイドのプリンセスを探して教えてくれれば、あなたの母親をユーリが見つけてあげるわ。
 見つけたら、これを吹いて合図してね」
 そして、ガイトにわたしたのと同じ巻貝をわたすのでした。

 回想シーン終了後、なぜかその辺の岩場にすわってたユーリに対して巻貝を吹く芽流。
 というか、これだったら巻貝の意味ないやん。
 そのまま普通に知らせればいいだけ…巻貝は何の必要があったんですか?

 別に、巻貝を吹いたら、ユーリがあらわれる演出にしたらいいのに…
 はのんを連れてくれば、約束を守ってあげると言われ、意を決する芽流でした。

 そのころ、るちあは芽流を探していました。
 そんなときに、リナが急いでるちあに話しかけます。

「るちあ!芽流はどこいった!?
 るちあ…あの芽流って子、なんかひっかからないか!?」
 ほとんど根拠もないのに何かひっかかる姐さん。
 何かあると、なぜか水妖の仕業にして、しかも当たっていたりするんで、これはきっと何かの特殊能力なんでしょう。
 端から見たらデムパだけど。

 で、はのんはというと。
 太郎のことを考えてどきどきしつつ、動物をパシリにつかって仲間を探していました。
 しかし、そんなはのんの前に芽流があらわれ、はのんに色々と文句をつけます。

 そして、プリンセス様のバカーといって泳ぎ去っていく芽流。
 それを追いかけるはのんですが、突然渦が起こり、ユーリにとらえられてしまいます。
 さらにユーリは、芽流にママ探しなんてまっぴらと約束を破り、芽流も捕らえてしまいます。

 しかし、この展開はエリルが3週前、イズールが2週前に既に通過した地点です。
 るちあとリナが変身、拷問リサイタル開始です。
 同じ配球で同じように逆転ホームランを打たれて、きっとガイト監督はベンチでゴミ箱を蹴り飛ばしていることでしょう。

 呪いの歌声で、ユーリはなぜか分身
 理解不能、理解不能!!

「ききたくないぃいい・゚゚・(/□\ )・゚゚・。」
「な゛ぁああああ、いつまで歌うつもりなのぉ、信じらんないっ!!」
 見てるほうも信じられないです。

 ユーリを追い払った後。
 一同のもとに、ピンクイルカのモモちゃんまたまた登場
 モモちゃん、異常なまでの登場率です。
 というか、さっさとママと故郷に帰れよ。
 
 結局、モモちゃんが芽流のママを発見。
 るちあたちの城に避難していたそうです。
 結局、有明の月のオルゴールは水色マーメイドにしか聞こえず、それがキーアイテムだったようです。

 その後、芽流はるちあやはのんのことを見なおし、ステキに歌えるのは好きなヒトがいるからと気付くのでした。
 結局、最後は愛のパワーかよ。

 そんなこんなで次回に続きます。


第19話 真夏の誘惑
 今回は第19話「真夏の誘惑」です。

 ライブ会場から耳を抑えながら走って出てくるエリル。
「けっ!どんな音楽会かと思えば、ただ叫んでるだけじゃないっ!!
 これじゃ、マーメイドプリンセスなんて現れるわけないじゃない!」
 そう言ってエリルは帰っていくのでした。

 数刻後。きっちり会場から出てくるはのんとリナ、海斗、他友人2人。
 こんな当てずっぽうのようなカンがあたるなんて、水妖ってすごいのかも。

 ともかく、一緒にるちあがいないことを不思議に思う一行ですが…るちあはというと…
 後姿がそっくりな連中についていってしまってはぐれていました。
 どうも、このアニメは後姿がまったく同じだけど顔は違うネタが大好きなようで、これでもう3回目くらいのような。
 この世界は、同じような後姿の人間がたくさんいるようです。

 はぐれてしまってしょんぼりなるちあ。
 携帯は忘れるわ、お金は全部使っていたわで最悪。
 そんなときに、彼氏にふられたのかと聞いてくる男が。
「おれ、困ってるヤツ、ほっとけないたちなんだ。ついてこいよ、腹減ってるんだろ!?」

 早い話がナンパ小僧ですか。
 否定しようとした途端にお腹がなってしまったるちあ、仕方なくついていくことに。
 というか、知らない男にほいほいついていくなと。

「いいの、ごちそうになっちゃって?」
「そのかわり、ちょっと付き合えよ。おもしろいとこ連れてってやるよ」
 うわ、来たよ。
 きっと、いかがわしいところに連れていって、あーんなことやこーんなことをされるに違いない(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 みんなが心配してるからというるちあに男が携帯を貸してあげるものの、番号は携帯のメモリーに入れてあって覚えてないわけで。
 仕方ないので、お店の伝言ボードに伝言を残しておくことに。

「あいつに書いとけば見つけてくれるだろ」
「そうか、そいじゃ大丈夫だね!!」
 簡単に納得するなと。
 少しは探す方の身になりなさい、心配してんだから。
 いかがわしいとこに連れていかれそうな雰囲気爆発ですし。

 ともかく。はのんはるちあの携帯に出ますが、携帯はホテルに。
 携帯をとろうとしたヒッポですが、背が届かず失敗、携帯は吹き飛んで壊れてしまったのでした。
「…るちあさんに…殺される…」
 ・゚゚・(/□\ )・゚゚・。

 で、そのるちあはというと。お店でダーツしてました。
 まぁ、確かにおもしろいとこだけど。

 一方、エリルはマーメイドの看板をしたいかがわしい店の前に。
「マーメイド…ここにマーメイドプリンセスが…
 いるわけないよねぇ。まさかこんなところに」
 と、そんなときに店からガイト似の男が出てきて「キミにピッタリの仕事があるからおいでよ」と誘われます。
 ふらふらと入っていくエリル。
 どいつもこいつも、少しは自分の身を心配しろと。

 で、エリルが店に入った後、そこをるちあたちが通りすぎたわけで。
「これからどこ行くの?」
「もっと楽しいところさ」
 うわ、あやしさ爆発(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

「そうだ、さっきの店で行き先メモってくるの忘れた」
 そういって、るちあを残してさっきの店へと戻っていく男…名前はリョウ。
 なんか怪しいわけですけど。

「それじゃ、るちあがもっと弾けそうなところにいこっか」
 (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 で、ついた先は。
 どこかと思えばゲーセンかよ。
 見ている方は、いついかがわしいところへ連れていかれるのか、もう冷や冷やものでが、るちあは嬉しそうにクレーンゲーム。
 仲良く遊ぶるちあとリョウ。
 ともかく大量のぬいぐるみを手に入れて、ご満悦のるちあなのでした。

 行き先をメモって、次の場所へ移動。
 カラオケ屋の店員と3対2でバスケ対決することに。
 10点先取で買ったら2時間歌い放題。

 るちあは突っ立ってるだけの熱戦の中、9対9でるちあのところにボールが回ってきて、るちあのシュートをリョウがうまくリバウンドしてダンクシュート、勝負あり。
 勝利の喜びでるちあに思わず抱きつくリョウと、はっとするものの素直に喜ぶるちあでした。
 なんか普通に仲良くなってやがるよ、こいつら。

 さて、そのころ海斗はようやく最初の店の伝言を発見。
 心配する海斗を余所に、るちあとリョウは楽しそうにカラオケ。

「お前、上手いなァ」
 マジデスカ?

 るちあはるちあで、海斗の前だと緊張して普通に歌えないけどリョウの前だと素直に歌えると感じたりで。
 なんかどんどん仲良くなってやがるよ。

 さて、いかがわしい店に入っていってしまったエリルはというと…マーメイドの格好で店の呼び子をすることに。
「うふふ…マーメイドプリンセスがあたしを仲間と思って寄ってくるかもしんないし…」
 あり得ないと思いきや、このアニメでは一般常識が通じないので十分に可能性があるというのがおそろしいところ。

 ともかく、カラオケが終わったるちあ。
「ねぇ、リョウ。ここっておもしろいとこだね」
 完全に楽しんでます。

「でも、ちょっと間違えるとこわいとこなんだぜ。
 じゃあ、こわーいところつれてってやろうか?」
 まさか、今から怖いところへつれてくつもりですか?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 というのは冗談でした。
 結局、1人で心細そうにしてたるちあを彼氏にふられたんじゃないかと心配して誘ったと話すリョウ。
 海斗のことを話そうとするも、複雑過ぎて話せなくて笑われるるちあ。

「そいつがおまえのこと見つけ出してくれるといいな」
「海斗は絶対にわたしのこと見つけ出してくれるもん!そう信じてるもん!!」
 いや、別の男にほいほいついていって遊んどいてそれはどうかと。
 まぁ、マーメイドの自分を見つけ出してくれる、という意味がこめられてるわけですけど…

 さて、そのころリナとはのんは呼び子をしてるエリルを発見。

「…なんでマーメイドの格好してるんだろう…」
「さあ、あいつのやることはよくわからん」
 確かに。

「だよね…」
 はのんもしみじみと同意してるし。

 ともかく、るちあがエリルにつかまったんじゃないかと心配する2人。
 エリルはネコにつきまとわれて、かみつかれて、色々あって川にダイブしたりで。
 展開的には思いっきり無理がありますけど。

 そんなエリルをおいかける二人。
「待て!!」
「あら…ほんとにプリンセスがあらわれた。あたしってやっぱり、運がいいのねー♪」
 あんな作戦で会えるんだからなぁ。

は「ピンク真珠のプリンセスはどこ?」
エ「え、ピンクちゃんもいるの!? どこ!?」
リ「お前がとらえてるんじゃないのか?」
エ「へ? なんで? あんたたち、何言ってるの?」
リ「違ったか…」
は「リナ、戻ってるちあをさがそ。」
リ「そうだな。悪い、邪魔したな。
エ「ちょ、ちょっと!!あたしをほってどこいくつもりよっ!!」
リ「こっちは忙しいんだ
は「あなたの相手はまた今度ね
エ「ふざけるなぁーーー!!」

 漫才(・∀・)イイ!
 エリル、完全に無視されてます。

 「逃がさん」と顔をこわくして気合満々のエリルですが、人魚の格好のせいで上手く身動きがとれず。
 その間に2人とも変身。
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

 そしてはのんの曲でライブスタート。
 今回は荒ぶる海を召還
 大渦に飲みこまれもがくエリル。

「不思議な青さ〜♪ それが天国よりもキレイな海〜♪」
なーにがキレイな海よ!!大波、大嵐、荒くれる海じゃないのっ!!
 エリル、ナイスツッコミ。

 ものすごいスピードで回転する渦にのみこまれるエリルに対して、リナは…
まだまだ、いくよ!!
 まだ歌うのかよ。

 というわけで、リナの歌が炸裂。
「もうカンベンしてぇーーーー!!」
 そんなわけでエリルはさっさと退散するのでした。

「おいっ、待てよっ!!わたしの歌はこれからなんだぞっ?」
 いや、そう言われましても。

「わたしの歌を…聞けェ━━ッ!!」
 リナ、絶叫。
 オレの歌を聞けェ━━ッ!!

 欲求不満がたまってるのか、2バカにまじってバカが伝染ったのか…
 ともかく、どんどん壊れていくリナ姉さんにはのんも唖然とするのでした。

 さて、るちあはリョウと楽しくお話しつつ。
 話の流れで、リョウを海斗だと思って告白の練習タイムに。
「海斗…あのね…わたし…実は…いままでひみつにしていたんだけど…」
 そんなるちあにドキっとし、思わずキスをしようとするリョウですが…

「オレの女に手をだすな!!」
 ここで海斗登場。

「お前が海斗か…」
「ああ、お前はリョウか?」
「うらやましいな、お前。ずっと待ってたんだよ、るちあは。
 お前が迎えにくるのを信じてな。
 いい子だな…オレもこんなかわいい子、見つけたくなったよ…」

 そう言い残し、スピードワゴンリョウはクールに去っていくのでした。
 でも、待ってたというより、ただ楽しく遊んでただけでは?

「海斗!さっき、わたしのこと、オレの女って!?」
「あ…あのときは、あーでも言わなきゃおさまりがつかないだろっ!?」
 とはいえ、喜びに満たされるるちあで終了。

 そりゃ、散々リョウと楽しく遊んで、最後に海斗にそう言ってもらえればなぁ。
 散々心配させといて、リョウは結局いいヒトだったわけで。
 リョウがやばいヒトだったら大変なことになりそうでした(; ´Д⊂ヽ

 にしても、たくさんとったぬいぐるみ、最後はもっていなくて、どこにやったのか謎過ぎです。
 あと、ヒッポのその後が気になるのと。

 今回は、大筋の話は疑問だらけなんですけど、いかがわしいところに連れていかれるんじゃないかという心配と、エリルとはのん&リナの漫才などで、退屈せずに見れました。
 話自体は絶対におかしいんですけど、それでもなお、結構おもしろかったと思います。
 ところどころに挿入される、携帯を壊したヒッポの話もよかったですし。
 知らない男にほいほいついていって、結構いいヒトだったという話はどうかと思いますが。
 あと、作画がよく、唇がキレイで色っぽかったのが印象的。

 というわけで、次回「海から恋文」に続きます。
第21話 海から恋文

 さて、2回見るのがものすごく嫌だったという理由で止まっていたピッチレビューですが、仕方ないので書きます。
 今回は、ひどすぎました。

 そんなわけで第20話「海から恋文(ラブレター)」です。

 海辺で、流星群が明日見えるから一緒に見ようと話す、るちあ、はのん、リナ。
 そんなときに、波に乗ってびんづめの手紙が流れてきます。

 好奇心にかられてあけてみたるちあですが、突然七色の光がはなたれ、呆然。
 ともかく、手紙を読んでみるリナ。
 内容は、好きな人に星降る夜入り江で待っているという内容でした。
 誰が書いたのだろうと思うるちあ。

 そして、ここで何の脈絡もなくはのんのライブシーンが挿入。
 ほんとに何の脈絡もないです、理解不能理解不能理解不能理解不能。

 で、ライブシーン終了後、この話をにこらにする3人。
 ともかく、大事な手紙をひろった責任があるということで、ホテルに張り紙をすることに決定。
 ちなみに、張り紙を書くシーンでは、ラジカセからオープニングの曲が流れていました。

 ともかく。るちあの呪いの歌声をバックに3人がそこら中に張り紙をするシーンが…と思いきや。
 再び脈絡もなく、変身後のるちあのライブシーンが。
 またかよ・゚・(ノД`)・゚・
 結局途中から3人そろって、ライブシーンを見せられて。
 うんざりしたところで。

 その日の夕方。
 誰からの手紙なんだろうとか、誰かがホテルに来るたびに走って確認したりで、やけにノリノリなるちあ、はのん、リナ、にこらの4人。
 こいつらも4バカ襲名ですか?

 んで、そんな中、ホテルにきたとなりのまみちゃんが、ヒッポちゃん大好きといってプレゼントをわたしたりで。
 「恋っていいもんですねぇ」と大喜びのヒッポもあわせて、敵さんと同じく5バカが揃ったりで。

 にこら姉さんはにこら姉さんで、真木さんという渋めの男性が来ると態度が豹変、顔を赤らめて目を潤ませてで。
 なんというか、海の世界のやつらってこんなんばっかりなのかと。

 そう呆れたところで、再び何の脈絡もなくるちあのライブがスタート。
 わるいことは言いません、こんな有害電波を流すくらいなら、ミルモでポンの再放送でも流した方がまだいいと思います。
 そんな視聴者は置いてけぼりで、地獄のリサイタルを続けるるちあ。

「歌い出したら止まらない〜♪」
 いや。お願いだからいい加減そろそろ止めてください。

 ともかく、その夜。タキさんは部屋にこもりっきりで不思議に思うるちあ。
 そんなタキさんに、さっきのラブレターを見せに行くと、あからさまにこれはタキさん宛てなんだという反応で。
 まぁ、るちあたちはゆで世界住民並にバカだから気付かないわけですけど。
 なんだかんだで「そっとしておいたほうがいいのかもね」と話す3人でした。

 ここで一旦CMに入ります。
 そして、このCMで今日のこの有害電波の理由があきらかに。
 4日後にキャラソングのCDが発売するだった、そーいえば。
 今回はこのCDの宣伝のために無意味にライブシーンを垂れ流していたんですね…どおりで…。
 理解「可」能
 もっとも、ゆきは今回の有害電波を見てCDを買う気なくしましたけど。

 とにもかくにも。あからさまに様子のおかしいタキさんをさしおいて、盛り上がるバカども。
 そんなわけで、流星群を見にきた5人ですが…

「そーだ、はのん!リナ!こーんなステキな夜なのに、何かが足りないと思わない?」
 るちあが余計なことを言い出したせいで変身する3人。
 お願い…もう許して・゚・(ノД`)・゚・

 そして、本日もう何回目かすらわからない、ビチグソライブがスタートです。
 歌っている間に流星群が降り注ぎ、こいつらの歌声はメテオの効果もあるのかと思わせてくれます。
 どーでもいいけど、こいつら、せっかく来たのに歌ってるせいで流星群見れてないような。

 ともかく流れ星の中、にこらと真木、ヒッポとまみはいいムード。
 そして歌い終えたるちあたち。

「ラブシャワーピーッチ!アンコールはいかが?」
 もうコレ以上はカンベンして下さい、ほんとに。
 今回は、普段の水妖の苦しみを嫌というほど体感させられる回でした。

 その後。海斗が自転車で走っていると。
「なないーろーのーかぜにふかーれてー♪」
 アンコールはもういらんって言うたやろっ!!ヽ(`Д´)ノ
 またまた、るちあの歌を聞かされて。

 マーメイドのるちあを見つけた海斗ですが、るちあはすぐに海に飛び込み消えて行くのでした。

「どうしてキミはいつもおれの心をかきみだして去って行くんだ…」
 そんな海斗の後ろから、るちあが登場。
 お約束のパターンですけど、飛びこんでからほとんど時間差がないのはあんまりだと思います。

 ともかく。そんなときに突然海が七色に光出す怪奇現象。
 そして、海辺には1人たたずむタキさんが。

「タキさん!?」
「海の思いと星の願い…海と空ほどはなればなれの恋人たちも、今夜のような星降る夜は不思議とめぐりあうことができるんだとさ。星降る入り江であなたをまつ…か」
「タキさん…この手紙のこと、何か知ってるの?」
「さあね。あたしゃ恋文なんて甘ったるいのは苦手でね」
 さすがに気がついたるちあ、気を利かせて手紙をその場に置き、海斗と2人でその場を離れるのでした。

 そのころ、はのんとリナは2人で七色に輝く空を見上げ…
「やっぱり今夜なんだ…あのラブレターに書いてあった星降る夜は…」
「ああ。流れ星に〜願いをかけた〜♪」

 例によって歌い出すリナ…お前ら、まだ歌うつもりか。
 その歌声をバックに手紙を海にながすタキさんでした。
 ちなみに、海に流れて行った手紙には「染五郎」という名前がきっちり書かれてました。
 るちあたちは、きっちり名前が書かれているのに気付かなかったのだろうか。
 まぁ、水につけると浮かび上がる文字だったのかも…そういうことにしておこう(;´д` )

 ともかく、この後は前回「わたしの歌を聞けェー!!」と欲求不満爆発だったリナのライブシーンをきっちり見せられて。
 その夜、あれはタキさん宛てだったことを話するちあと驚くはのん&リナ。

「2人だけの秘密みたい…秘密だから、ステキなのか…。きっと、その秘密を大切にしてるってことだよね!」
 そして、呪いの歌声をバックに海を見つめるタキさんで終了。
 結局、秘密は秘密のままでした。
 どーせ、深い設定はきっちり考えてないんでしょうね・゚・(ノД`)・゚・

 とりあえず、今回は最悪でした。
 脈絡もなく流れるライブシーン、CDのために歌いつづけるマーメイドたち…いくらなんでもこれはやりすぎです。
 今回ほど、アンコールしたくないと思った回はありませんでした。
 そんなわけで、次回に続きます。



第26話 かれんの歌

 さて、久々のピッチレビューです。
 正直、レビューはどうしようかと悩んでいたのですが、今回のはすごすぎてこれをレビューしない手は無いと思いましたので、21話〜25話は飛ばして、今週放送された26話をお届けします。

 というわけで、今回は第26話「かれんの歌」。

 さて、海斗は南の島という無茶苦茶テキトーな場所で開催されるサーフィンの全国大会に出場することに。
 で、るちあたちはというと。
 商店街の福引でちょうどその島の旅行ツアーが当選、3人+ヒッポ揃って南の島に到着です。
 きっと海斗を思う気持ちがアクアレジーナ様に通じたんだとか言い出するちあ。
 相変わらずご都合主義も甚だしいですが、「引力、即ち愛(ラブ)!!」ということでしょうか。
 この物語は引力によって成立しています。

 どうでもいいけど、南の島ってドコ?

 さて、4バカダークラヴァーズは4人で話し合い。
 先週、人間の姿となった美少年ヒッポに惚れてしまったユーリは、ひとり色ボケ状態でしたけど。

エリル「なぜ、わたしたちがあんなオマヌケなマーメイドプリンセスたちを相手に失敗しつづけたのか、ちょっとは考えたことある!?」
 それは、お前等の学習能力がクリフト以下だからだ。

エリル「それはね!!いざとなると手柄を焦ってスキを作っちゃったからさ!!」
 いや、それ以前の問題だと思うのだが。
 だって、お前等いざとなるとこまで行ってないし。
 お前等、いつもいつも…

「マーメイドプリンセス!見つけたわよ!!今日こそは!!」

「しつこいわね!ぴちぴちボイスでライブスタート!!」

    なないろの〜 かぜにふかれて〜♪
.            .   __
    .,--'-、       ,--'-、       ,-‐‐-、     
.   ((/メヽ))  (___ノ^8(ハルリハ)ヽ、__).  川ルルルリ    
.   从゚ ヮ゚ノ)    .   リ ^ヮ゚ノj  .   川 ゚ ヮ゚ノ     
   (⊂l_Yjつ†    . ⊂l_8jつ†    l⊂Y_,、)つ†   
   (リ く/_|.>リ)      く/_|.>     川 | ( ヽ    
  (リリリ UU リリ)       Uソ      | l | | l、_ム  

              <●>                
                ■
                /\

「おぼえてなさいっ!」

 そりゃ勝てないわ。

 ともかく。4人で力を合わせて闘おうと決意する3人でした。
 ちなみにユーリは最後まで色ボケしてました、大丈夫なんだろうか。
 しかし、なんだかんだで1番アホそうなエリルが1番頭いいという事実。

 さて。るちあは以前出てきたDQN西日本チャンプに遭遇、勝手に「優勝したらキスをしようね」と約束されちゃったのでした。
 その後、海斗に遭遇したるちあに滅茶苦茶不自然なところにあったアタッシュケースが落ちてきて、それをかばった海斗の足に当たるハプニングが。
 海斗は足を痛めてしまいます。

 ともかく、夕方になって。るちあは西日本チャンプに告白されたり、ご都合主義引力にひっぱられてここに来た太郎ちゃん単調で退屈なピアノを聞いたりで。

 そんな中、るちあは西日本チャンプが海斗に「優勝した方がるちあとのキスを貰う」という、わけのわからない勝負を持ちかけているのを目撃。
「いいぜ、その勝負、のった!!」
 本人の意志を確かめることなく、勝手に勝負成立。
 おまえら、人のことをなんだと思ってるんだと。
 そんなこと言う人には、ラブシャワーピッチしちゃうぞ☆

 そして、リナはここ最近何度かみかけた謎の紫髪の少女を発見。
 様子を見にいったリナ、彼女がマーメイドであることを目撃。

「マーメイド…もしかして…ノエル!?」
 自分をかばってガイトにつかまったブルーパールのマーメイドのノエルじゃないかと思うリナ。
 でも、ノエルは青髪でこいつは紫髪なんですけど、どーやったら間違えるんだろう。
 まぁ、ピッチだから仕方ないのかも。

 その夜。ヒッポはプリンセスの真珠の反応をみつけ、4人目のマーメイドプリンセスの存在を確認します。
 それを聞いたリナ、やっぱりあれはノエルなんじゃないかと思いこみます、髪の色のことは無かったことにして。
 リナ姐さん、何かあるたび水妖の仕業といったり、思いこみが激しい人です。

 次の日。医者から止められるほどの海斗のケガを心配するるちあですが、海斗は平気だと言って強行出場。
 そして結局、足を痛めながらもあっさり優勝。
 弱すぎるぞ、西日本チャンプ。

 ちなみにこの大会、審査も何も無く、海斗の演義の実況をしながら、
「おーっと!すごい大技を決めた!今年の全日本チャンプの座は堂本海斗、その人に決まった!!」
 とか言って、ほんとにそのまま優勝しちゃってるんですけど。
 そんな適当でいいのか、全国大会。

 そのころ、リナは海に潜ってさっきのマーメイドを探していました。
 しかし、エリルの放った熱帯魚に見つかってしまい、4人に囲まれてしまいます。
 今までのはなんだったんだというくらいのコンビネーションでリナに襲いかかる4人。
 そして、3匹まとめてつかまえるために、他の2人が来るのを待つのでした。

 いちいち敵が増えるのを待つのは作戦上ビミョーな気がしますが、よく考えると今までは…
 1人見つける→つかまえるのに必死→その間に後から2人が出てきて歌い出す→終了
 というパターンばっかりだったので、3人揃ってから戦うのは正しいのかもしれません。
 ようやっと学習したらしい。

 さて、海斗の優勝に感動したるちあですが、リナの危険を察知して祝福のキスを待たずに救援に。
 変身してぴちぴちボイスでライブスタート。

 相変わらず変身を黙って見てる4バカですが、ライブ中に出来るバリアー「ライブステージ」を4人の力を合わせて破壊。
 こんなことできるんだったら最初から(以下略
 ともかく、やる気満々の4人、今までの汚名返上する勢いです。

ユーリ「歌が歌えなければ少しも怖くありませんわ」
エリル「まだまだわたしたちの連携プレイは終わってないよ!」
イズール「名づけて!!」
マリア「ダークラヴァーズ・ブリリアント・コンビネーション!!」

 今考えただろ、それ。
 順番的に、マリアはボケるとこだったわけですが、なんかすごい中途半端。

 ともかく、ブリリアントコンビネーションに反撃が出来ない3人。
 そこに、謎の声が。

「パープル・パールボイス!!」

 新キャラの紫マーメイドのかれんが登場。
 驚いて何もできない4バカと、作画が崩れてものすごい顔でそれを見つめる3人。

リナ「…あれは…ノエルじゃない…」
 最初から髪の色で気付きなさいって。

 ともかく。新キャラかれん、ぴちぴちボイスでライブスタートです。
 4人目はどんな歌声を聞かせてくれるのか。

「なないーろのーかぜにふかーれてぇーー」
 ΣΣ(゜Д゜;)
 ……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
 ……ナンデスカコレハ?

「とおいーみーさぎーをー」
 ……すげぇ、るちあなんか比べ物にならないくらいヘタクソだ。
 ここまで聞いた時点で、すでに笑いすぎでおなか痛いです。

 なんというか、るちあが上手くなってきて視聴者も耐性ついてきたところだったわけで。
 歌そのものにはどーしてもマンネリ感がただよっていたところなわけで。
 そんなところに、ものすごい爆弾落としてくれました。
 さすがはぴちぴちピッチ、視聴者を飽きさせません。
 原点回帰。いや、そんな生半可なもんじゃないです。
 わざわざこんなに物凄いぴちぴちヴォイスの声優を連れてくるなんて、すごいや!

 そして、真・ぴちぴちヴォイスに苦しむ4バカと、ものすごい微妙な表情でそれを見る3人。


「るちあより下手だね…」
「下には下がいるもんだね…」
「水妖じゃなくても、これはちょっと…」
「わたし…眩暈を起こしそうなんだけど…」
「ごめん、わたしもだよ…」
「おはなばたけ、キレイ…」

「よあけーまえーきこえためーどでぃいー」
 こんな下手な歌聴いたこと無いです、ええ。
 絶対、これはわざとこんなん連れて来たとしか思えないです。
 るちあたち3人たばになってもかなわない歌唱力。

 物語終盤になると、強さのインフレを起こす作品が多いですが、ピッチに限っては歌の威力がインフレしそうです。
 リアルで体感できてしまう分、まさに新感覚アニメです。

 そして、最初は爆笑しながら聞いていたのですが、気がつけば水妖と一緒に耳を抑えている自分がそこにいました。

「うわぁああ!!やめてぇええ!!・゚・(ノД`)・゚・」
 というか、ビデオを見ながらレビューしてる今も、すでに咳き込んでます。

 るちあたちの歌になれてきたっぽい水妖たちも、さすがに命の危険を察知したのか、諦めて逃げて行くのでした。
 こんなんが相手じゃ、勝ち目ないよ。

 そして、るちあたち3人はさっきの、この世のものとは思えないものを見てしまったような目つきで4人目のマーメイドを見つめるのでした。
 今回はこれにて終了、すごかったです。
 ちなみに作画も最悪でした。
 ただ、なぜかエリルの作画だけはやけに気合が入ってような。謎です。

 次回は、新しい水妖2人が出てきてそいつらも歌うらしいとか、次回予告のるちあの顔がすごかったとか、色んな意味で楽しみです。


あまりの歌声にこいつらの意識も飛んでしまったらしい

 上の人たちみたくなっちゃいますので、かれんの歌の聴きすぎには注意。
 といったところで次回へ続きます。