2002/12/14 | 初代の肉アニメまとめて感想 |
さて、最近はテレビ大阪で初代キン肉マンがやっています。 初代のレビューをしてくれという要望がありましたが、全話やってたら死ぬと思いますので、 気になった部分だけ書きなぐりしちゃいます。 あ、そーいえば「ドラゴンボールのDVDを買って全話レビューして」という要望がありましたが… 1日1話やっても1年近くかかります。 もはやここまでくると偉業です(; ´Д⊂ヽ とゆーか、買うお金ないですよう>< ともかく、初代キン肉マンの感想、書きなぐり。 ☆スグルVSウォーズマン戦 えーっと…ウォーズマンさん、キン肉バスターを受けてもたちあがってくるのはどうかと。 その後も攻防が続き、なんと風林火山で決着。 いくらなんでもこの展開はどうかと思うんですけど。 あと、オリジナル設定として、ウォーズマンは過去にやられレスラー専門の養成機関「蛇の穴」にいたということになっています。 騙されてそんなところに入ってしまったものの、戦う本能がやられることを許さず相手をぶちのめし脱走。 その後ロビンに出会ったことになっています。 どおりで後半のやられ具合が見事なわけです(; ´Д⊂ヽ 原作よりよかった場面として、パロスペシャルはロビンがウォーズマンのパロスペシャルを見て、それを改良して完成させたという設定になっていたところでしょうか。 2世でパロスペシャルはロビンに教わったという設定になっていて呆れたんですけど、あれはこっちの設定使ってたんですね。 アニメの設定とマンガの設定をごっちゃにしていいとこどり…さすが他力本願作家ゆでたまご。 ちなみにアニメでは「死闘90分」となっており、30分でポンコツ化する設定は綺麗サッパリなくなっています。 そりゃ、アニメで4週くらいやっといて「実は30分しかたってません」というのは無いですしねぇ。 ドラゴンボールなんて、ナメック星が爆発するまでの5分は、2,3時間はありましたけど。 ☆スグルVSステカセ戦 おおむね原作どおりでにすすむんですが、最後のとどめがなぜかアトミックドロップ。 結果的にキン肉バスターはウォーズもしとめていませんし、この時点ではぜんぜんたいした技じゃないように見えちゃいます。 また、ステカセを倒した後、スグルは「秘技・3分殺し」という技を受け、耳の中で永遠に悪魔のシンフォニーが流れることに。 結局、同じ攻撃をくらったウォーズマンと耳を合わせて、ステレオ効果で音楽を消すという、ゆでイズム爆発の解決方法。 なんでわざわざこんな謎な設定を… ☆スグルVSブラックホール戦 ホワイトホールがイエローホールなことをのぞけば原作と同じです。 一番重要なのは、ブラックホールの声がそのまんまロビンなところでしょうか。 中身にロビンが入ってるんじゃないかと思いました。 ☆リキシマンVSスプリングマン戦 リキシマン、ばらばらになりません。 残酷シーンなので配慮ということでしょうか。 なんか死体がばったりと倒れるところの方が、逆に生々しくて怖かったような気がしますが。 ☆ロビンVSアトランティス戦 最後のとどめは、工事中のクレーンにあたってロビン死亡というのに変更。 アトランティスドライバーだけで死ぬのはどうかと思ってたんですけど、これはこれでどうかと思います。 ☆ブロッケンVSミスターカーメン戦 レフェリーを身代わりにする身代わり地獄はさすがにカット。 かわりにキン骨マンがみがわりに。 どうせ骨なのでミイラ化も何もなかったようです。 最後はやっぱり他力本願で勝利。 原作では蹴り一撃でKOでしたが、さすがにそれじゃ弱すぎなので何発もくらっています。 ☆ウォーズVSバッファ戦 ウォーズマン最後の見せ場。 この試合でウォーズのファンになったゆきは、以後彼の扱いに枕を濡らしつづけるのでした。 ちなみに、アニメではこの試合で人間の心が蘇り、恐怖を感じるようになったという設定でした。 どおりで弱くなったわけです。 例のコンピュータの熱暴走の1200万パワーシーンはファン必見でしょう。 これで納得していた頃が懐かしいです。 ☆テリーマンVS魔雲戦戦 なんか後半異様にくどいです。 観客はすぐにテリーは死んだんだとネガティブ思考に。 とはいえ、テリーが全身全霊のブレーンバスターで勝利するシーンはやはり名シーン。 あと、試合後に死んだと思われたテリーが戻ってくるシーンは、テリーのテーマソングの「テキサスブロンコ」が流れたりと演出が見事で、かなりぐっとくるシーンになっています。 アニメになって格段によくなったシーンですね。 ☆スグルVSアトランティス 途中までは原作どおり。 アトランティス、まともに戦えないのかー! セントヘレンズ大噴火は、血から水に変更。 体中から水が抜けていくのも、それはそれできついものがあります。 で、原作ではタワーブリッジでつかんだあと、ミートの足を投げられて、色々あってキン肉バスターで決めるんですが、 アニメではタワーブリッジで背骨が折れて終了。 ( ゚Д゚)ポカーン… …うわ、この時点でキン肉バスター、誰もKOしてません。 結局、この流れで6をひっくりかえすと9になる理論もアニメでは登場しないことに。 ちょっとアニメスタッフの意図がわからないです… ☆モンゴルマンVSスプリングマン 後半見逃しちゃいましたが、キャメルクラッチをするシーンがなかったみたいです。 あとは、地獄のシャワーや猫じゃらしなどの意味不明な展開も原作どおりだったような記憶が。 このアニメの猫じゃらしを見て、実際に試した子供多数。 ☆キン肉マンVSバッファローマン こっちは序盤見逃しちゃいましたが、6をひっくりかえして9にするキン肉バスター返しはなく、地上でキン肉バスターの体勢を逆にしてました。 なんでこんな構成にしてたのか謎すぎです。 あとは、大体同じような展開。 タイムリミット5秒が、どうみても数分あるのはお約束で。 あと、最後にいいことをすればいい人というアレな設定も健在。 あれだけ無茶苦茶やった相手に対して「キミは立派な正義の超人さ」というテリーマンは、頭がおかしいと思います。 今回はこの辺で。 こんなもん書いてるならガゼルマンの活躍を書けという気もしますが(汗 ともかく、ゆきはキン肉マンを応援しています☆ |
2003/01/11 | アニメ初代キン肉マンの適当な感想・その2 |
今年に入ってからは毎日更新していたのですが、そろそろイヤになってきちゃいました。 さすがに毎日毎日ミュウミュウのレビューを書きつづけるのは疲れちゃったようです。 そんなわけで。以前に書いた初代キン肉マンのアニメの適当な感想を続きを書きたいと思います。 ほとんど駄文なんで、需要なさそうな気もしますけど(汗 ☆キン肉マンVSスニゲーター スニゲーター、原作より若干強くなってるような気がします。 カメレオンに変身して保護色で見えなくなるシーンがあるんですが、カメレオンは感情によって色が変わるだけで、別にまわりにあわせてるわけではないので、保護色は嘘だそうです。 でもまぁ、どうせゆで世界ですしね。 スニゲーターにパワーを吸い取られたキン肉マンに、リキシマンが自分の命を与えるシーンは、アニメだと演出のおかげでグッとくるようになってました。 ☆キン肉マンVSプラネットマン これも後半見逃しました。もう見逃してばっかりです。 人面瘡のシーンは、ビビンバのかわりに委員長? それにしてもプラネットマンって、何を基準に太陽系を支配したとか言ってるんでしょうか。 地球の支配だけでなく太陽系の支配をもくろむプラネットマンって一体… 正直、肉世界の中でもっともわけのわからない超人だと思います。 ☆ロビンVSジャンクマン マスクのひさしと腰のベルト取るだけで素早くなるロビンって一体。 基本的に原作と同様。 ただ「早すぎてジャンクできん」のセリフはさすがにありませんでした。 ☆ブロッケンJrVSザ・ニンジャ 「出た!ベルリンの赤い雨」という大げさなサブタイトルの割には、チョップで糸を切っただけというのが非常に萎えます。 これだから、ヘタレ技といわれるはめに… ニンジャも、口から火を吐いてロープでしめあげるくらいなら、口から火を吐いて直接攻撃すればいいのに。 ☆テリーマンVSアシュラマン 子供心にアシュラマンの声が気に入らなかったのですが、やっぱり気に入りません・゚・(ノД`)・゚・ やたら汚いダミ声というカンジで、怒り声のイメージなんでしょうけど、これはちょっと… テリーマンが死を覚悟したのをしって、どこから持ってきたのか不明なオノで切腹しようとするジェロニモは、頭がわいてると思います。 ちなみに原作では引き分けの癖に「出せーっ、黄金のマスクを!!」とあつかましったテリーマンですが、アニメではカット。 アシュラマンが「特にとりきめはしてなかったが、見せてやろう」ということで、特別に見せてくれる展開に。 いい人だ。どうせニセモノですけど。 ☆ジェロニモVSサンシャイン ジェロニモ強すぎです。 この頃のジェロニモはかっこよかったのに、タッグ編であてつけにされ、王位編ではウォーズマンのかわりに出場。 こいつはいいからウォーズマンを戦わせてくれ、と思ったものです。 ちなみにこの勝負もほとんど原作と同じです。 砂が音に弱いのは本当なんですか? ☆キン肉マンVS悪魔将軍 アシュラさん戦はまるまる見逃しました・゚・(ノД`)・゚・ 将軍戦もかなり見逃してます(´・ω・`) とりあえず、一番の変更点はバッファローマンがヅラをとらなかったところ。 そもそも、原作のあのハゲ描写は何の意図があったのやら… 球場をもちあげたカナディアンマンがリングも持ち上げられないというのは、お約束のツッコミで。 で。リングの下でささえる委員長が異様にかっこいいです。 委員長といえばやっぱりコレですね。 2世の委員長はニセモノということにしてください、別人としか思えません・゚・(ノД`)・゚・ なんだかんだで真弓とはいいケンカ友達というカンジで、非常にいいキャラだった委員長。 それを、2世ではただのイヤなキャラにしてしまうとは…トホホ。 ちなみに子供心に、将軍様の声も違和感でした。 色に関しては、ピンクで変な色の原作より、ほとんどの人のイメージどおりの銀色のアニメ将軍の方がいいですね。 どうでもいいですけど、黄金のマスク編後半まで銀のマスクの声が女性声なのが謎です。 最後の方は男性声になってるぶん、余計に。 そんなわけでタッグ編に続きますが、タッグ編は現在放送中ですので、またの機会に。 アニメオリジナル編は詳細なレビュー予定です。 そんなわけで、あからさまな手抜き更新でした☆ |
2003/03/22 | アニメ初代キン肉マンの適当な感想・その3 夢の超人タッグ編 |
さて、色々とネタがたまっているのですが、今日は前にやっていたアニメ初代キン肉マンの適当な感想の続きでタッグ編です。 というか、ほとんどアニメレビューページになりはててますね、最近w ともかく、駄文ですがよければおつきあいください☆ ちなみに原作をひととおり知っていることが前提ですのでご容赦。 ☆プロローグ アニメではアシュラマンが「アシュラシュラー」とかいう謎の呪文でトーナメントマウンテンを復活させます。 で、あとは原作通り。 ジェロニモが超人になる試練も、子供を抱いて崖を飛び越えればいいのに、わざわざ自分の体を橋にするという危険な方法をとったり、曹長の頭をカチ割るのが正しい選択だったりと、非常にゆで的です。 ゆでの中ではベストの選択なんだろうなぁ(;´д` ) ☆はぐれ悪魔コンビVSビッグボンバーズ スペシャルマンとカナディアンマンの技巧コンビ。 何がどう技巧なのかわかりませんが、例によって瞬殺です。 そして、誰も彼らがやられたことに逆上して、はぐれ悪魔コンビに襲いかかったりしません。 まぁ、たぶん友情パワーすいとられたからでしょう。 あの2人の人形はなかったんですけど。 ちなみに、アシュラマンとサンシャインは「規定で飛び入りは認められない」と言われたのに対して「以前は悪魔だったというだけで、参加を拒否するのか!?」と返したんですけど…論議のすり替えですよね、これ。 この辺も説明していただきたく。>アシュラマン(22)さん(もうこればっか) ☆マッスルブラザーズVS四次元殺法コンビ この闘いでの最大の特徴は、グレートのカラーリングがマスクは黒で体は茶色という非常に中途半端なところです。 ちなみに、この闘いの後、グレートの体は黒くなっています。 ……もっときっちり作ろうよ( ´Д⊂ヽ あとは原作通りです、トーナメントマウンテンの迷路がどう考えても無意味なところとかもそのままだったような。 ☆モストデンジャラスコンビVS2000万パワーズ 乱入コンビ登場、ウルフマンとブロッケンあぼーん。 原作ではブロッケンがたちあがり、バッファローマンに「けじめさ!」といってカウントをとらせる場面があるのですがカット。 ブロッケンの立場は… あとは大体原作通りでした。 ケンダマンは顔である球をバラバラにされても平気だと思ったら、実は串の部分に顔もあったのはどうかと思います。 ☆超人師弟コンビVSヘルミッショネルズ なんで正体不明の超人がまじってるんですか、委員長。 ともかく。ウォーズマンと組んだのが運の尽きらしく、貧乏クジを引き当てたロビン。 ロビンスペシャルはタッグのために開発した技ということに変更。 ウォーズマンをタワーブリッジにかけてから飛び道具として投げる残虐技(おもにウォーズマンに対して)のタッグフォーメーションAも健在。 原作でもBが出てこなかったせいか、Aは「エース」と読むように変更していました。 あとは、ウォーズマンのパロスペシャルが破られたのは、喧嘩スペシャルから逃れるために片腕をはずしたせいで、きっちり相手の手をつかめなかったというフォローが。 でも、これだとパロスペシャルのフォローは出来ても、ヲーズの頭が悪いということに。 まぁ、パロスペシャルがあっさり破られたのは不自然でしたので、このフォローは良かったです。 その後、ロビンのマスクが狩られるのですが、原作では影でよく見えなかったのに対してアニメではこれでもかと言わんばかりの激写でした。 あ、ロビンスペシャルを破る際の「鎧をつけているから早く落ちるんだ」という完璧物理学は健在。 でも、鎧をはずすことができるなら、相手の体をつかんで体勢入れ替えて、あっさり破れそうな気が。 ☆はぐれ悪魔コンビVSニュー・マシンガンズ アニメではアメリカ遠征編をやっていないので、マシンガンズそのものが存在しなかったのですが。 ちなみにこの後の設定では、あったことにされています。 あったことを無かったことにすることはよくあっても、無かったことをあったことにするのはさすが。 帰れ。 ニューテリーマンと言いながら、最初に反則攻撃してあとは普通に戦っているのはどうかと思います。 グレートとテリーが入れ替わる回は見逃しましたので、原作のようにマスクだけ被って誤魔化したのかどうか不明。 あれでグレートと信じるスグルは精神病院に行った方がいいと思います。 それにしても、はぐれ悪魔コンビは本当にいいキャラクターでした。 サンシャインの弱点だったキーパーツが呪いのローラーになっていたり、アシュラマンが弱点を克服した改良阿修羅バスターを編み出していたところは、当時わくわくしながら見ていました。 初代キン肉マンは、はぐれ悪魔コンビが活躍していたころがピークかな、と思ってみたり。 ところで、サンシャインのキーパーツはどこに行ったんでしょうか? やっぱ頭の太陽だったのかなぁ… ☆はぐれ悪魔コンビVSマッスルブラザーズ タッグ編屈指の名勝負。 「正義超人と悪魔超人が己の意地をかけて2時間、正々堂々と戦ったことに意味がある」といいながらも、地獄のキャンバスで悪霊召還したり、魔界の処刑法とかいって針を使ったりと、全然正々堂々じゃないんですけど、それでも許せるくらいの名勝負だったと思います。 ちなみに原作ではこのあたりでウルフマンが何時の間にか死んだことになったいたのですが、きっちり生きています。 まぁ、どーせ最終的には死んだことになるんですけど。 地獄のキャンバスで悪霊を呼ばれてグレートがピンチになったとき、何が危険なのかわからないもっとも危険なコンビが霊界ポケットを通じて助けようとするのですが、相撲とブロッケン2人がかりで魔雲天に勝てないという最も危険な弱さを見せつけてくれます。 あとはグレートがランバージャックデスマッチと聞いて「そういえば聞いたことがある」と言ってしまって、テリーマンみたいだとつっこまれたりするシーンが印象的でした。 グレートの中の人も大変です。 アシュラマンの素顔の瞳には、星とか月とかがあってまるで宇宙でした。 しかし、呪いのローラーで腕をもがれて、地獄のコンビネーションを食らって、その上でマッスルドッキングを食らってもなお立ちあがり、挙句の果てにクロスボンバーを食らっても死ななかったアシュラマンのタフさといったらもう。 ダブルレッグスープレックスで故障して目が見えなくなって、クロスボンバーくらって死亡したヲーズとは大違いですね。 ほんと、ゆではヲーズが嫌いなんですね( ´Д⊂ヽ それにしても、アシュラマンとサンシャインのタッグが好きだっただけに、この後の2人を思うと泣けます( ´Д⊂ヽ この2人には、仲良くいつづけてほしかったなぁ… ☆2000万パワーズVSヘルミッショネルズ その1 おそらく肉史上2位といえるトンデモ設定のアイアンスエットが登場する戦い。 おねがいだから、もっとまともに戦ってください。 この辺の話は、最大のライバルであるはぐれ悪魔戦という山場が終わって、一気にテンションが落ちてきちゃったような気がします。 正義超人は友情にヒビが入ると鉄の汗が出るというミッショネルズを無理矢理有利にするためとしか思えない設定ですが、元悪魔超人や元残虐超人にまで被害が及ぶとは、本当にわけがわかりません。 ちなみにゆきの中でのトンデモ設定第1位は魔方陣装着デスマッチ。 あそこで急激につまらなくなった気がします。 アニメでは、ミッショネルズのマグネットパワーの威力でトーナメントマウンテンが崩壊。 一同は大丈夫なのか、死んじゃいないかというところで1ヶ月ほど間をはさんで、「夢の超人タッグ編Part2 決戦!ピラミッドリング」に続きます。 ここがアニメの人気が落ちる第一段階でした。 そんなわけで、初代肉アニメ雑感も今回はここで終了。 アニメと同じく中途半端なところで次回に続きます。 |
2003/03/23 | アニメ初代キン肉マンの適当な感想・その4 ピラミッドリング編 |
さて、昨日の続きです。 ここからはアニメオリジナル展開が多いので、ちょっとだけ丁寧に。 ☆ピラミッドリングの謎編 突然崩れ落ちたトーナメントマウンテン。 そして観客を含む一同は、なぜか北海道摩周湖にある謎の「ピラミッドリング」にワープ。 しかしなぜか、リキシマンだけはワープせず。 そして、誰もそれに疑問を持ちません。 これも友情にヒビが入ってるからなんでしょうか。 それくらいなら、原作通りひとおもいに何時の間にか死んでいたことにしてあげてもよかったのでは? また、ピラミッドリングには謎の人物・セメントス長老が登場。 ネプチューンマンとの意味深な関係がありそうな雰囲気をかもしだします。 この後、アイアンスエットまみれになった2000万パワーズとミッショネルズの死闘中に突如、北海道全体が宙に浮き上がります。 セメントス長老曰く、マウンテンにあったトロフィーは偽者で、ホンモノのトロフィーがあるという宇宙の聖なる場所に向かって北海道が浮き上がってるそうです。 もうどうにでもして、この設定。 ちなみに摩周湖が全ての超人格闘技発祥の地だの、日本は昔はアフリカにくっついていただのトーナメントのトロフィーはその昔絶世の美女が天から持って降りてきたもので宇宙の不思議な力の象徴であるだのと、もう滅茶苦茶な上に無くても全然問題ないような設定がギッシリ。 ピラミッドリングは、絶世の美女がここでトロフィーを手に入れるべく競えといって作り出したもので、それが超人格闘技の発祥だそうで。 この辺りでマリさんが「そんな科学的根拠のないことを」とかいってましたけど、何を今更。 また、宇宙に向かっていくときにトロフィーの力で北海道全体にバリアがはられて空気がなくなることはないそうで。 ☆2000万パワーズVSヘルミッショネルズ その2 なんかピラミッドリングにご大層な設定がついたわりにはやってることは同じ。 相変わらず、カミナリを手で掴む完璧超人どもはどうかしています。 アイアンスエットといい、2000万パワーズVSミッショネルズ描いてるときに、よほどテンパってたんでしょうか。 その後、両目の穴だけあけた袋を被ったロビンマスクが登場。 見ていて、誰だよコイツというカンジです。 これだったら、モップを被ってバラクーダとか言ってる方がマシです。 鉄で出来ているロビンの鎧が磁気を帯びているどうたらの話がでてきて、サファイアで出来てるっていってなかったかというか、ゆではそんなことも忘れてたのかというか、絶望的な気分に。 ともかく、キン肉マンがロビンの鎧を着て、モンゴルマンをたすけにいきますが、心からにあっていないと思います。 どうでもいいですけど、左腕でフォローしようとしてクロスボンバーをくらったキン肉マンの腕、紫色に変色して滅茶苦茶気持ち悪いです。 その後、スグルの左腕を狙ってクロスボンバーをかけようとするミッショネルズに対して、ご丁寧に左腕をふりあげてわざとクロスボンバーを食らうスグル。 どう見ても、自分から左腕をだしてるようにしか見えなかったんだけどなぁ… で、スグルが左腕を切断されるも、原作通り「日没でないから」という理由で試合の延期を拒否されるのですけど……こいつら今宇宙にいるのに日没もクソもないような。 ますます辻褄が合わないように設定を変更したアニメスタッフ、さすがです。 もう何も言うまい。 結局、ドクターボンベがラナルータの呪文をとなえて、日没に。 ともかく試合は1日延期になるのでした。 余談ですが、モンゴルマンの正体があかされる「ラーメンマンは死なず」という話。 タイトルで正体明かしてどうするというカンジですが、ラーメンマン役の声優・蟹江栄司さんの遺作だそうで、奇しくもこの回が放送された日、蟹江栄司さんの告別式が行われたそうです。 不思議な偶然ですよね。 氏のご冥福をいのりつつ、ドクターボンベ編に続きます。 |
2003/03/24 | アニメ初代キン肉マンの適当な感想・その5 ピラミッドリング編2 |
「先にミュウミュウをやれ」という意見が出そうですが、諸事情によりミュウミュウはまだ更新できません。 最終回放送までには間に合わせたいと思いますので、もう少しお待ち下さい。 そんなわけで、今日もキン肉マンです。 ☆決勝前夜 天候を変えるという荒業で登場したドクターボンベ。 自分で気に入った超人しか手術しないといいつつ、友を救うために片腕を投げ出したスグルの手術をあっさり同意。 でもスグルって、わざと片腕さしだしたとしか思えないようなヤツなんですけど。 思ったよりひどいキズで骨がほしいというボンベ。 でも、スグルの腕は紫色で明らかにくさってそうです。 で、バッファローマンのロングホーンを使おうといって止めるボンベ。 バッファローマンが口を聞けたら「もう1度リングにたてるのなら他人の一部でもいい」というだろうと話し、涙を流す牛とそれに心うたらる一同。 誰も「角を切らないでくれ」という意味の涙と受け取らない辺り でも、涙を流してる姿はイヤそうにしか見えないのですが。 原作ではジェロニモが助手をつとめるのですが、アニメではグレートがパートナーとして助手を志願。 これは良い変更だったかなーと。 ボンベはグレートの中の人がテリーだということを既にしっていて、2人でカメハメの意思をつぐのだと力説。 なんでこいつがテリーマンのこと知ってるのかとか疑問ですが、まぁその場限りの雰囲気だけなら感動的かなと。 あとは原作通りで、「ドクターボンベのオペには麻酔など無用」とかわけのわからないことをいってロングホーンを切断。 こいつ、本当に名医なのかと。 ロングホーンを焼くと、なぜか金色に変色して、新たなスグルの骨となりスグル復活なのでした。 ちなみにミッショネルズはその頃、ショベルカーをマグネットパワーとクロスボンバーで破壊するショーをファンの皆様に公開。 ショー的なものを大切にしてるあたり、プロレスラーの鑑です。 ☆決勝戦第1本目 基本的に原作と同じです。 ただ、委員長が何かいい対戦方式はないかとセメントス長老に頼みこんで、ソードデスマッチを提案してもらうという設定に。 あと、ピラミッドリングになったせいでトーナメントマウンテンにのぼるシーンがなくなり、ロングホーン入りの左腕の威力を示すシーンもカット。 とことんまで改悪です。 にしても、無制限3本勝負で確実にマスクを狩るとかいう話でしたが、どーせ今までも2人たおれるまで続くデスマッチだったですやん。 あと、ピンク色の肌を見たり金髪をみたりスピニングトゥホールドを使ってるのを見た後に、グレートの正体を「長年の親友」だとネプに言われたんですが、「どういうことなんだ、キン肉マングレート!」と言っているスグル。 ここまで来るとわかってて言ってるんじゃないかというかんじです。 ネプチューンマンしか気付いてないのは無茶苦茶です。 ゆでたまごバンザイ!! その後マスク狩り予告をして残り1分のはずがあきらかに数分たってたりとお約束をへて、マグネットパワーによってマッスルドッキング失敗。 退屈凌ぎに丘の上に散歩にいって墓地に紛れ込んでしまったとってもおちゃめな武道がカメハメの死体を発見、それに気を取られたグレートは不意打ちでクロスボンバーをくらって、見事に予告通りマスク狩り終了。 マスクを狩られといて、ものすごく男前な表情のテリーマンが印象的でした。 原作では「とくとおがみな!」とやたら偉そうだったのですが、アニメでは表情で偉そうでした。 そのあと、テンカウントで1本目終了。 ヲーズのときはなんでカウントとらなかったんだろう。 その他では、キン骨マンたちの出てくる そんなこんなで。また長くなりましたので次回に続きます☆ |
2003/03/25 | アニメ初代キン肉マンの適当な感想・その6 ピラミッドリング編3 |
昨日の続き、タッグ編大詰めです。 アニメオリジナル設定が結構あるので、例によってそれなりに丁寧にすすめます。 ☆決勝戦第2本目 原作ではグレートの中の人がテリーマンだったショックで呆然&テリーに怒り爆発だったんですが、アニメではカメハメの死がショックだったのと、運命の人形の力でテリーにそっぽを向いたという設定に。 この辺は珍しく原作よりよかったかと。 グレートの中身がテリーだったことで、テリーははぐれ悪魔コンビに敗北してるからリングを降りなければならないのは常識だというネプ。 無茶苦茶正論なんですけど、それに「KOもされてないしギブアップもしていない」と屁理屈で対抗するテリー。 でも、どう考えても反則ですよねぇ。 しかし、なぜか肩に星があるだのないだのというよくわからない論議に。 結局、 普通に考えて失格なんだけどなぁ… このときのアシュラマンの瞳、キラキラしすぎてイヤです。 そのあと色々あってマシンガンズ復活。 復活っていっても、アニメではマシンガンズなんて今まで存在しなかったんですけどね。 あと、マスク・ジ・エンドのシーンは中の人が金髪だったり、靴があきらかにテリーマンだったりして、それに気付かない回りのヒトはどうかと思います。 まぁ原作では、マスクを剥がされてる間は黒かった髪が突然黄色くなったりと、どちらにしても無茶苦茶でしたけど。 しかし入れ替わるシーン、テリーマンがマスクを用意していたとあっさり話すのですが、なんでそんなもん用意してたのかと。 その後、キン肉マンのマスク狩り予告時刻をすぎたといわれたので、地球を逆回転させて時間を元に戻すという大技。 地球の自転を逆回転しても時間は戻らないなんて理屈は、ゆでには通用しないです。 というか、よくこんな発想できますよね。ほんとに。 で、体のキズも少なくなっているようで、なんだかわからないけど時間が戻った模様。 よく「マスク・ジ・エンドでばらばらにしたら、マスクをコレクションできない」といわれますけど、多分時間を戻してマスクを復元させる予定だったんでしょう。 時間を戻したらキズの状態はもとに戻ってましたけど、位置関係はもとにはもどってないみたいですし。 まぁ、ゆでが何も考えてないだけなんでしょうけどね。 もしくは、マスクがマスク・ジ・エンドで磁気を帯びたので、マグネットパワーで回収してマグネットパワーで復元できるとか、なんかそんなこと言い出すんでしょう、きっと。 ほんと、ノリだけで描いてるなぁと。 ちなみに北海道はトーナメントトロフィーを通じて地球と繋がってるそうで。 余計な設定つくるからフォローが大変になるという例。 で、テリーマン「信じあう心は完璧」との大嘘をついて一旦死亡。 スグル、怒りのパワーで孤軍奮闘。 ちなみに、この辺りでリキシマンの生存を確認。 今までいなかったことにされていたリキシマン、なぜかブロッケンのとなりで試合を観戦する姿が目撃されています。 それくらいなら、最初からワープさせてあげればいいのに。 で、その後テリーマンはサンダーサーベルをくらって復活。 そして、マグネットパワーから守るために正義超人の幽霊たち登場。 幽霊化して守っていたのは、バッファローマン、カメハメ、ヲーズ、ボンベ、そしてリキシマン。 さっきブロッケンのとなりにいなかったか、リキシマン。 ちなみにリキシマンの姿は1カットだけだったので、ブロッケンのとなりにいたリキシマンは幽霊だったのかもしれません。 きっと摩周湖へのワープ中にワープに失敗して死んだんでしょうね。 しかしまぁ、死んだり生き返ったり忙しい超人です。 で、その後テリーが完璧超人たちのマグネットパワーは前方後円墳から放出されているエネルギーで鍵をかければ止められるというトンデモ理論でマグネットパワーの謎を解明。 この無茶苦茶な現実を素直に受け止める才能はキッドに受け継がれるのでした。 そしてタッグ編最終回になってようやくセメントスがネプとの関係を公開。 なんだか自分は、正義超人の中でも優秀な正統派超人の後継者だと話すセメントス。 それで、ネプチューンマンを子供の頃食べ物を盗もうとしたところを見所があると思ってひろって、後継者にすべく育てたそうです。 ちなみにこの時点でネプチューンマスクをしているという見事な矛盾。 結局ネプは、ネプチューンキングの「地球に来て完璧超人になるのだ」という言葉で、あっさりキングのもとに。 もう矛盾だらけだけど、今更どーでもいいですね、ハイ。 その後、摩周湖の水がひあがって前方後円墳が出現。 テリーが「わたしにまかせていけ」といったので、スグル、前方後円墳に鍵をかけるべくレッツゴー。 一人になって地割れにのみこまれたテリーに対し容赦無く鉄柱攻撃するキング。 「完璧超人は武器攻撃はつかわないんじゃなかったのか!?」と抗議して裏切るネプですけど、ソードボンバーとかチョッキの針とかサンダーサーベルはどう見ても武器攻撃。 こいつらの武器かどうかの基準が不明すぎます。 そしてスグル、前方後円墳にアポロンウィンドウロック。 前方後円墳までいくのに時間かかったわりに、鍵をかけた次の瞬間にはリングに戻っているのはなんでだろう。 だから、もうちょっときっちり作ろうよ( ´Д⊂ヽ で、マッスルドッキングで終了。 キングのマスクは粉々になってミイラ状態の素顔を晒しますが、ネプチューンマンのマスクは割れずに喧嘩マンにはなりませんでした、謎だ。 そして、ネプチューンマン、原作通り人狼煙となって完璧超人を追い返します。 で、宇宙の聖なる場所についてトーナメントトロフィーをひっこぬいて終了。 宇宙の聖なる場所ってどんな場所かと思ったら、無人星にトロフィーがあるだけ。 本当に何も考えていません。 最後はセメントスの言葉でしめ。 「超人たちよ、おまえたちは彗星だ。 宇宙の果てから果てへと旅することを宿命づけられている彗星だ。 だが、その光が人々に夢と希望を与えるのもまた事実だ。 次なる戦いでの幸運を祈る、GOOD LUCK!!」 ちなみに、テリーマンが裏切ると見せかけて実は友情だというシーンや、傷つきながらも「この世に生をうけてきさまのようなヤツらになめられっぱなしじゃ、生きてる甲斐がねえんだよ!」と叫ぶ名シーンなどは、全てカット。 なんだか、いらんもんをつめこんだせいで、必要なものをやる時間がなかったかんじで、ふざけるなと。 結局、誰一人ビッグボンバーズがどうなったかを気にしないままタッグ編は終了したのでした、ちゃんちゃん。 …やっぱ北海道にワープできなかったんでしょうね。 ジェロニモが回復してたのにあいつら2人はいなかったし。 ネカマアイドルゆきは、カナディアンボーイを応援してみます☆ ☆補足 書き忘れていたことをいくつかー。 ☆グレートの中の人が入れ替わったときの声 声も当然、カメハメ役の蟹江さん(ラーメンマンと同じ)から、テリー役の田中秀幸さんに変わったのですが、グレートに入れ替わってからはカメハメ声をマネしているテリーマンというカンジに。 これがなかなか面白く、テリー声で老人ぽいしゃべり方をしている田中さんの芸風の広さを感じました。 カメハメがテリーに後を託したのは、モノマネも上手いと見ぬいたからかもしれません。 ☆2000万パワーズの準決勝入場シーン モストデンジャラスコンビを倒し、さらに連戦で乱入コンビもたおした脅威のタフネスとの言葉。 いつ、こいつらがモストデンジャラスコンビを倒した。 原作では、一応フォールするシーンがあったのですが、アニメではそれすらなかったのに…(;´д` ) |