2004/02/23 ドラクエ風フリーゲームいろいろ2
 前回ドラクエ風フリーゲームを紹介しましたが、今回もいくつか紹介しますね。

ドラゴンオエスト1&2(T-DQ)

 これは非常に有名ですが、知らない人もいると思いますので紹介。
 ドラゴンオエスト、通称T-DQ2作です。

 X68000用用のソフトなのですが、X68000のエミュレータを使うことにより、Windowsでもプレイできます。
 少々めんどくさいのですが、それだけの価値がある作品です。
 ドラクエ好きなら、ぜひやるべき、というかむしろプレイ必須といえるくらいの傑作です。
 エミュレータに関しては、リンクをはったサイトで詳しく説明しておられますので、ぜひためしてみてください。

 TDQ1は、かなりバランスがきつめでしんどかったり、ちょっと短めなのですが、TDQ2は全ての点でパワーアップしており、本家をしのぐ面白さです。
 TDQ2では、いわゆる「冒険をする楽しさ」というものを存分に感じることが出来ますので、昔のゲームは面白かったというレトロな人には特にオススメ。
 TDQ2をイチオシしたいのですが、TDQ1の続きにあたる作品なので、前作をやっておくとより楽しめます。
 ただ、TDQ1はFCをもとにしているので、思いっきりレゲーっぽいのが難点かも。
 あと、ラストダンジョンがロンダルキアの洞窟よりひどいというのも。
 ただし、メタルスライムに聖水が効くので、それを利用すれば結構楽に進めます。

 難しいゲームが苦手の方は、TDQ2だけでもいいので、是非やってもらいたい作品です。
 ちなみにこれをやっていると、ドラゴンファンタジーでちょっとだけニヤリと出来ます。ちょっとだけ。

ドラゴンクエストXP

 左フレームのダウンロードからダウンロードできます。
 基本はドラクエ1なんですが、アクションRPGだったりします。
 なぜか、ドラキュラXの要素が盛り込まれているので、PSやSSででている月下の夜想曲をプレイしていると、より楽しめます。
 というか、勇者の声がリヒター。

 面白いんですが、アイテムクラッシュが強すぎて、剣でたたかうのがバカバカしくなってしまうのが難点。

 こちらのサイトで攻略されています。


 とりあえず、こんなところで。
 あんまりはまりすぎると廃人になるのでほどほどに。
 ちなみにゆきは、やりすぎて疲れました。


2004/02/20 ドラクエ風フリーゲームいろいろ
 前回予告したどおり、やっていたゲームを適当に紹介させていただきます。
 今回はフリーのゲームで、RPGツクールで作られたドラクエ風ゲームで。

ドラゴンファンタジー

 誰でも思いつくようなアレとアレを足したタイトルですが、内容もDQとFFを無理やり足したカンジです。
 どんな風に足されているかというと、トルネコに頼まれて大灯台に登ったら、てっぺんにいたのはルビカンテだったとか、アリアハンから旅立った勇者は皇帝を倒すためにクリスタルを集めることになったとか、かなり無茶苦茶な合体技で構成されています。
 そのわりに、あまり違和感なくまとめられてるのが素晴らしいです。
 基本的にFF、DQともには1〜6をベースに作られているので、そのあたりをやった人は…といいつつ、FF1とFF2をプレイしていなかったゆきは、わからないネタが多かったです(汗

 基本的にシステムは、好きなジョブでパーティーを組んでゲームをすすめる方式で、自由度は結構高いです。
 青魔法やらオニオン装備やらも再現されており、やりこみ要素も盛り沢山。
 また、さくさく進んで非常にテンポが良いので、ストレスなく遊べました。
 見た目的にはDQなんですが、ゲームバランス的にはFFに近いので、強力な魔法を使ってガンガンすすめていくことができ、爽快です。
 あと、DQ3に出てきたスゴロクもあったり。

 クリックしていけるサイトで 投稿作品→投稿作品・その2 の上から2つめでDL可能です。
 圧縮方式が特殊なのですが、それはまた後述。

 こちらのサイトに攻略情報がのっています。

ドラゴンクエスト2−2

 ドラクエ2の50年後の世界にハーゴンが復活して、ロトの子孫たちが旅立つといった内容です。
 もちろん、マップや街などの基本的な設定はそのままですので、懐かしさで涙が(つд`;)
 おなじみの上の世界と下の世界を行ったり来たりするストーリーは、DQ好きにはかなり楽しめました。
 序盤でいきなりロンダルギアへ行かされたりと、「そんな無茶苦茶な!」という展開が結構あるのも面白かったです。
 ただし、敵の攻撃が結構理不尽だったりと難易度は高めなので、ストレスはたまるかも。
 というか、全滅しまくりw
 ゲームバランス的には本家DQ2に近いというか、それよりきついというか、結構無茶ですので、そーいうのが好きで本家に思いいれのある方にはオススメ。
 個人的には、今回紹介したゲームの中で一番楽しめました。
 でも、バランス的にはドラゴンファンタジーくらいの方が楽でいいです(笑

 こちらのサイトで攻略されています。

ドラゴンクエスト4外伝

 上記のDQ2-2を作った方の新作。
 ドラクエ4の100年後の世界で、導かれし者の子孫の物語。
 例によって戦闘バランスがきついので、かなりしんどいです。
 というか、敵のザキがFC版DQ2のサマルトリアの王子ザラキ食らい率くらい高いような(;´д`)
 仲間モンスターや転職などあって盛り沢山…ですが、転職と仲間モンスターは食い合わせが悪いので、そのへんは勿体無いかも。
 転職ができるせいか、無職のときに覚える特技は少なくて、序盤がかなり単調になってしまってますし。
 馬車を取ってから一気に面白くなるんですが、それまでに飽きがきそうなのが欠点。
 馬車を取ってからは一転、転職して技を覚えていくのがすごく楽しいです。
 DQ4が好きならやってみてもいいかも、というカンジでしょうか。

 ちなみに、普通にやると歩くのが遅い上にエンカウント率が高くてストレスがたまりますが、後述のツールを使えば快適に楽しめます。
 あと、新しい作品なので、バグが結構残ってたり(汗

   こちらのサイトで攻略されています。

ドラゴンクエストプロローグ

 こちらは以前メモで紹介したのですが、せっかくなのでもう一度。
 こちらはDQ1でロトの勇者があらわれる前の話で、一般の兵士が主人公。
 一般の兵士なので薬草が手放せません(つд`;)
 ただし、中盤以降に転職できますので、最後まで薬草に頼るはめにはなりませんが(笑
 これも、一般兵士なのでかなりつらいですw
 クリア後にスライムナイトが主人公のオマケシナリオがはいっており、そちらが本編より面白かったりして、結構長く楽しめました。
 ただし、音楽がRPGツクールの音楽を使っているのが残念。
 攻略サイトはありませんので書いておきますと、カギは最後まで買えません(´・ω・`)


☆圧縮形式7ZIPについて

 上記で紹介したゲームは、ドラゴンクエストプロローグ以外は7ZIPという特殊な形式で圧縮されています。
 というわけで、解凍法も紹介。
 こちらで7-ZipをDL、インストールすれば、右クリックメニューで解凍できると思います。

☆ツクールの動作が遅いのを無理やり改善するツール

 ツクールの仕様上、戦闘などが少々遅くてストレスがたまることも多々。
 そんな状況を改善してくれるのが、AlquadeLiteというソフトです。
 このソフトは、アプリケーションの動作速度を速くしたり遅くしたりするソフトでして。
 RPGツクールのゲーム、3倍速でやるとちょうどいいスピードだったりします。
 というわけで、Alquadeを使ってツクールを起動すれば、ストレスなく楽しむことが出来ます。
 このAlquade、シェア版とフリー版がありますが、フリー版でもじゅうぶん使えますしオススメ。

☆それ以前にRPGツクール2000で出来たゲームをやるには…

 RPGツクール2000 RTPが必要です〜
 なんだか紹介してみたはいいものの、DLするものが多くてすいません(汗

 ともかく、最近はフリーのゲームでも面白いものが多いので、色々見てみるのもいいかもしれませんね。
 気が向けば、また他のを紹介しますということで。


2004/02/18 恋する妹はせつなくて以下略
 最近更新してなくて申し訳ありません。
 更新する時間を、フリーで落としてきたゲームや、積んでたゲームのプレイにあててしまっております(汗
 というわけで、せっかくですので、やってたゲームのレビューでもしてお茶を濁します。
 すいません、ピッチのレビューはちょっとめんどくさくて、やる気にならないので…(汗

 というわけで、まずはコレ。
 「恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうの

 ちょっと前に話題になった、一部で有名なアレです。
 女装少年(しかも弟)を掘れるゲーム。
 積みゲーだったんですが、先日プレイしましたので、今更ですがせっかくだからレビューを。
 ちなみに18禁のゲームですので、18歳未満の方やそーいうのに嫌悪を示す方は、本日の日記はパスしてくださると幸いです。


☆ストーリー

 妹が2人、弟が1人いて、なぜか理由もなく3人はお兄ちゃんのことが大好きです。
 そんなある日、お兄ちゃんは、妹が部屋で「お兄ちゃん」と言いながらオナニーしていることをしってしまいます。
 そんなことはだめだと思いつつ、毎晩聞こえてくる妹の声にお兄ちゃんは発狂寸前。
 しまいには、妹の部屋からパンツをもってきて、匂いをかいで興奮して自慰する始末。
 なんでこんな変態兄貴が、妹たちに好かれるのかさっぱりわからないんですが、そこはエロゲ。

 ともかく、そのまますってんころりんと転げ落ちていって妹と肉体関係におちいり、適度に悩んで、結局最後はひらきなおって終了というのが、大筋のストーリーです。


☆キャラクター

志木 千夏(しき ちなつ)

 妹。長女。
 このゲームをプレイする大半は、後述の秋巳きゅん目当てなのですが、1回目のプレイは強制的にこの娘とくっつかされるため、いわば秋巳きゅんにたどりつくまでの障害です。
 しかも、2週目以降も普通にプレイしていては、千夏シナリオにしかたどりつけません。
 まさに乗り越えるべき壁。


志木 美冬(しき みふゆ)

 妹。次女。末っ子。病弱。
 千夏と違って、秋巳きゅんを襲う邪魔はしてこないので、非常に好印象です。


志木 秋巳(しき あきみ)

 弟。次男。
 兄のことが好きで、女装に目覚めるショタっ子。
 このゲームを買う人の大半はこの秋巳きゅんが目当て。
 にも関わらず、攻略するための選択肢が理不尽で、攻略難度が異常に高いためにプレイしていてストレスが溜まりまくります。
 というか、正直なところ秋巳きゅんのためだけのゲームで、中身はクソゲーです、ハイ。
 ともかく、♂×女装ショタの絡みがみれまして、見てると「この兄貴、ほんとに変態だなぁ」としみじみ感じてしまい、そんなゲームをやってる自分に頭が痛くなってきました。

 ちなみに秋巳きゅんも、兄がいない間に兄のベッドに入りこんできて「兄様の匂い…素敵…」とかいって自慰をはじめるような変態です。
 さすが兄弟。
 このテキスト書いた人は、きっと匂いフェチなんでしょうね(;´д`)



☆システム

 テキストを読んで選択肢を選ぶだけの、ごくフツーのADVです。
 ただし、そのテキストと選択肢が最悪。
 前述したように、妹の部屋からパンツをもってきて匂いをかいで興奮して自慰するという、変態すぎて笑うしかないようなシナリオ
 そして、やたら猥褻な言葉を言わせてるだけのHシーン擬音が異様に萎えさせる濡れ場などなど、エロゲーなのにエロの描写がどこか間違っています。
 いやまー、秋巳きゅんを狙うゲームというだけで間違ってるんですけど、だからといってテキスト全体にまで電波をまじえなくてもいいと思うのですが。
 というか、濡れ場を読んでて、むしろ苦痛だったのははじめてでした。

 また、選択肢も「わかるか、んなもん!」と思わせてくれるような理不尽なものばかりで、そのくせ、千夏エンドを見ないと他キャラの攻略が出来ない始末。
 狙ってクソゲーを作ったとしか思えないようなつくりです。

 ただ、既読スキップや文章を読み直すことができたりと、ひととおりのものは揃っているので、テキストのだめさはもう諦めて、選択肢は攻略サイトをみてプレイすれば、そこまでストレスは感じずにプレイできました。
 面白かったかどうかは別として。


☆総評

 とりあえず秋巳きゅん攻略できたんでもういいです
 秋巳きゅん自体は萌えなんですが、どうしてもテキストのだめさが目立ってしまいました。
 というか、妹のパンツをかすめとってきて、匂いをかいでハァハァする主人公を見て、もう笑うしかなかったわけですが。
 せめて、テキストのレベルがもうちょっと高ければ…と思うようなゲームでした。
 あ、CGはかわいいです。

 にしても、まひるたんといい、秋巳きゅんといい、鰤たんといい、最近の悟りをひらいた人たちといい、やっぱり最近は女装ものが流行りなんでしょうか。
 自分がいうのもなんですが、萌え属性の鉱脈をほりつくして、行きつく所まで逝ってしまったのかもしれませんね。


2004/02/15 ネット界隈でゴスロリなどを着用した写真を載せるのが流行
 お前たちのいる場所は我々(とゆーか自分だけですけど)が2002年に通過した地点だッ!

 えっと、みなさんが悟りなら、2年前に通過してるゆきは、生き仏といったところでしょうか?
 当サイトは開設当初は「涅槃〜NIRVANA〜」という名前でしたが、実はこれは今ブームの悟りを開いた人=女装写真をのせてる人ということをあらわす、5年にわたる長い伏線だったのですね。
 そんなことは考えていませんでしたが、きっとこれは、引力のなせる業なんでしょう。
 ゆで並の後付け設定だ。

 というわけで、現在、なんだかネット界隈で、萌え服を着て写真を撮るのが流行っているらしいです。
 「あこがれの“萌え系”の服を着てしまった、覚醒した男たち」とか言われていたりします。
 なんだか、正直なところ、早くやりすぎたせいで仲間ハズレな気分になってしまうわけですが(汗

 とはいえ、かわいい服を着てみたいというのは、それほどおかしくない発想なのではないでしょうか。
 女性の服は男性の服に比べて華があります。
 しかし、男性は「男がそんなものを着るのはタブー」という、「常識」という名の縛りによって、華がある萌え衣装を着てはならないことになってしまっています。
 まぁ、似合わないからというのはあるんですが、着てみたいというのとそれは、また別問題。
 面白い格好をしてみたいというのは、誰にでもあるハズ。

 常識? 体裁? 世間? 変態?
 そんなもの…クソ喰らえだ!
 そんなものは見えやしね―――――!!

 「悟りを開いた者」の目にうつるものはただ一つ!!

 (写真をみた人の精神を)破壊―――(デストロ―――イ)!!!

デストロイの歌を一部改変)

 実際のところ、女装は実際にやっててみると視野が広がると思うわけです。
 たとえば、メイクをしたりすれば、女性の大変さがわかりますし、実際に顔が変わるのは面白いので、やってみること自体、経験としては面白いと思うのです。
 カツラをかぶったまま食事しようとすると、髪の毛が邪魔になったり、髪の毛がグロスを塗った唇にくっついてうっとうしかったりと、普通に男性をやっていてはわからないようなことがわかります。
 そんなふうに、色々な発見や経験ができるので、そういう意味では視野が広がっていいんじゃないかなーと思います。

 というわけで、皆さん、どんどん覚醒してしまいましょう、とか言ってみたり。