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2002/06/02 | キン肉マン2世・セイウチンVSクリオネマン | |||
Vジャンプという雑誌をご存知でしょうか? ジャンプの弟分というかなんというか、低年齢層をターゲットにしているゲームやコミックを掲載した雑誌です。 感覚的には、コロコロコミックやコミックボンボンのような位置付けでしょうか。 現在、プレイボーイで本編が連載されているキン肉マン2世ですが、実はこのVジャンプでも連載されています。 話の内容的にはパラレルワールド的な位置付けでして、本編とは違った内容が楽しめます。 さて、このVジャンプ版のキン肉マン2世。 やたらと内臓や血が出たり、異様に展開が遅かったりしていやーんなプレイボーイ版に比べると、低年齢層向けだったり月イチ連載ということもあって、グロシーンもなく展開もあっさり気味で、こっちの方が面白いんじゃないかという気もしちゃいます。 また、Vジャン版2世の一番の見所として、前回見事にあぼーんされたガゼルマンが大活躍しているというのが特徴です。 本編では、ジェイドにあぼーんされて以降はほとんど見せ場がなくなってしまうのですが、Vジャンプではすでに2戦2勝という健闘っぷり。 こんなのはガゼルマンじゃないという意見もあったりしますが、ガゼルが見せ場があればそれで嬉しいゆきは、これはこれで満足しています。 ちなみに、先月号までは、万太郎、キッド、ガゼルの3人でデーモンプラントのアジトに殴りこみする話だったのですが、先月でその話も終了。 とりあえず、崩れだすアジトから逃げ出し、落ち延びた残虐超人ヘッド、完璧超人ヘッドを追うという展開なのですが、気がつけば落ち延びたメンバーは、最後に仲間になったチェックメイト、万太郎、キッド、そしてセイウチンになっており、ガゼルがいつのまにか消えているという、非常にガゼルらしい扱いとなっております。 ゆでのいい加減さは重々承知ですが、ちょっとあんまりすぎです。 さて、そんなわけでどんなわけで。 今回のキン肉マン2世は先週のガゼル祭の後始末を含めた話「クリオネマン 恐怖のレンズ攻撃」でした。 ジェイドのベルリンの赤い雨を食らって一撃でダウンしてしまったガゼルマン。 もはや誰もガゼルマンが立ちあがるとは思っておらず、早々に決着。 勝利を収めたジェイドに対して、遠くから見守っていたおっさんことブロッケンJrは「あの技を出したことによってわれわれの関係が世間に知られてしまうぞ」とつぶやきます。 そして完全に正体がばれてしまったことで、取材陣に囲まれますが、ブロッケンはそれを無視して去っていくのでした。 さて、決着がついて担架で運ばれるガゼルマン。 「キッド…」 白目をむきながら、虫の声でキッドに話しかけます。 「気をつけろ…2期生は…とてつもなく強いぞ…」 ガゼルマンがとてつもなく弱いだけのような気がするんですが。 さて、この一連の場面ですが、実は原作と比べると結構変わっています。 グ、グゴゲーッ!! ガゼルマン、真っ二つに裂けてます。 体の中が一体どうなってるのか謎です。 それはともかく、文字通り「赤い雨」が降り注ぎ、ジェイドの強さが際立っています。 ついでにガゼルマンの弱さも際立っていますが。 グロシーンや残酷描写が異常に多くてアレな原作ですが、この場面に限ってはインパクト抜群で好きな場面です。 しかし、さすがにテレ東の規制でこれは無理だったらしく「赤い雨」は降らなかったのが残念です。 それにしても、はじめてこれを読んだときは「ベルリンの赤い雨ってこんなに強かったかなぁ」と思ったものです。 ゆきの中では、ベルリンの赤い雨は、ザ・ニンジャの背転田楽刺し並のヘタレ技となっていたのですが。 ヘタレ技 ただのチョップ攻撃になってます。 その技が、まさか体をザックリ裂いてしまうほどの威力になるとは… カッコよくなったんで、いいんですが。 さて、ここで退場したガゼルマン。 ネタバレをしてしまうと、本編ではここで見せ場は終わりです。 一応死んではいないんですが、扱い的にはチャオズ並になっちゃいます。 アニメでは、楽しいキャラに成長したので、もっと見せ場を作っていただければ…と思うのですが。 まぁ、握手のシーンのように、他のキャラがやられるシーンを横取りしそうな場面が1つ心当たりあるので、またガゼルっぷりを堪能できると思いますが。 ともかく、とうぶん出番のないガゼルマンを追悼して、2ちゃんねるのスレにあった替え歌を掲載させていただきます。 なんか、もうこればっかな気もしますが。 ちなみに元歌はバッファローマンのテーマソングです。 超人のテーマソングを知らない方はわからなくてゴメンナサイ。
まさにガゼルらしさ爆発。 グゴゲーッ! さて、ガゼルマンの話ばかりで、ぜんぜん本編の話をしていませんでした。 なんだか脇道にそれすぎたので、本編の方はさらりと…行きたい所ですが、やっぱり長くなってしまいそうです。 というわけで、今回の本編にあたる、セイウチンVSクリオネマンです。 「よくもガゼルマンを!!」 ガゼルマンの恨みをはらすべく、セイウチンはクリオネマンに猛攻。 ひそかに応援にきているセイウチンの母親と妹もセイウチンを応援。 容赦なく猛攻を続け、クリオネマンをコブラツイストで固めるセイウチン。 しかし、クリオネマンは自らの体をゼリーのようにする「ゼリーボディインパクト」でこれを抜け、さらにゼリー状になったからだでセイウチンをしめつけます。 なんだかあっさりこんな技を使っちゃったクリオネマンですが、いってみれば悪魔将軍の技「超人硬度ゼロ・スネークボディ」のようなもので、この軟体ならマッスルスパークもあっさり返しそうような気がします。 なんだか詐欺っぽいです。 しめつけられたセイウチンですが、バカ力で体をしめるクリオネマンを解き放します。 解き放たれたクリオネマンは、空中にふわふわと浮かびながら「なかなかやるじゃないか、先輩」と言います。 このあと、万太郎がクリオネって何かと聞き、ミートが解説するシーンがあるのですが、ここで実写クリオネが拝めました。 ふわふわと浮かぶクリオネマンを叩き落そうとするセイウチンですが、クリオネマンは手を盾や武器に変化されて迎撃。 そしてダウンしたセイウチンに、クリオネマンのボディプレス。 ボディプレスをくらったセイウチンは、なんとクリオネマンの体内に閉じ込められてしまいます。 なんとか脱出しようとするものの、クリオネマンのゼリー状のボディは破けません。 体内には海水が充満していることもあり、体力を消費するセイウチン。 そこに追い討ちのように、クリオネマンは自分のボディを殴って中にいるセイウチンをいためつけます。 そして失神してしまうセイウチン。 これを見かねたセイウチンの妹のどろしーは、「おがぁ、なんとかして」と泣いて頼みます。 そして、やむをえないと判断したセイウチンのおがぁは「セイちゃん、これ食って元気だしな!!」とリングに向かって魚を放りなげます。 そしてクリオネマンに命中。 というか、あからさまに反則のような気がしますが、この手の反則は正義超人のお家芸ですので、気にしちゃいけません。 この魚も、クリオネマンのボディの中に徐々にすいこまれていきます。 クリオネマンのゼリーボディは、海の生き物を体内にとりこむ性質があるのです。 試合を見守っていた万太郎は、これは絶好のチャンスだと、気絶させたセイウチンに叫びかけることによって目覚めさせます。 「お前の目の前に、今まさにクリオネマンの体内にとりこまれようとする魚が見えるはずだ!」 なんだか妙にぎこちない日本語で、セイウチンに叫ぶ万太郎。 「今なら、その魚をとりこむために、クリオネマンのゼリーボディに穴があいている!その間に脱出するんだ!」 そしてセイウチンは、万太郎の助言をうけ、魚を利用して見事脱出に成功。 「ありがとう、万太郎の兄貴…」 「…良かった…」 涙を流しつつセイウチンの無事を喜ぶ万太郎。 ちょっといい場面です。 脱出に成功したセイウチンは、セイウチン脱出の反動で転がってるクリオネマンは完全無視で、魚を食べてスタミナ回復。 「なにをよそみしてやがる!!さぁ、戻って来い!我が体内へ!!」 セイウチンを撮りこもうと突進してくるクリオネマン。 しかし、セイウチンはこれを上手くかわし、ツームストーンパイルドライバーで迎撃。 「先輩…この私を、本当に怒らせてしまいましたねっ!お遊びはもうおしまいだ!!」 ダメージを受け、怒りをあらあにするクリオネマン。 ふわふわと空に浮かび、体を巨大なレンズにします。 「先輩…2期生最強を誇るわたしを相手に、よくここまで持ちこたえたものです」 なんだか勝手に2期生最強を語っているクリオネマン。 実際に4人で勝負したわけであるまいし、何を基準に最強を語っているのでしょうか。 やっぱり、ファクトリーの成績が1番だったのでしょうか。 そうすると、1期生最強はガゼルマンになっちゃうのですが。 ともかく、日本駐屯の放棄をさぼり、遊んでいたセイウチンを非難して、自分には勝てないというクリオネマン。 それを聞いたセイウチンの母と妹は、さぼっていたセイウチンを非難。 「あんちゃんのばかー!!」 どうでもいいですが、セイウチンの妹、びみょーにかわいいです。 「先輩、ここまで家族の名誉に泥を塗ったんだ、これはきついお仕置きが必要だろうな」 悪い子だ!悪い子だ! 虫眼鏡の原理で太陽光線を集めて、熱光線を照射するクリオネマン。 なんだか、プリズマンのカピラリア光線とイメージがだぶります。 やはり、クリオネマンはプリズマンの関係者のような気がしてなりません。 ともかく、クリオネマンの必殺技「ソーラーエナジーヒート」が炸裂。 なんとかかわしたセイウチン。 そして、熱光線はその先にあったコーナーに命中。 コーナーは激しく燃え盛ります。 熱光線を避けたセイウチンに対して、セイウチンの母の反応はというと… 「こら、セイウチン!恥かしいことしたんだから、おとなしく罰をうけんか!」 自分の息子をセイウチの丸焼きにする気ですか。 しかし、そこにそれに反論する声が。 「セイウチンさんは恥かしいことなんかやっちゃいない!!」 「そうよ!!」 今度はDQN数名とおばあさんが登場。 「セイウチンさんは、俺たちにいいことをしてくれたんだっ!」 学校をさぼっていて遊んでいた不良たち。 そしてケンカでボコボコにされていたとき、セイウチンは彼らを助けます。 助かったよ、という彼らに対してセイウチンは、 「礼はいい。そのかわり、約束してくれ。学生の本分は勉強だ。明日からは学校に行きなさい」 といい、彼らを更正させたのでした。 また、街で困っているおばあさんを優しく助けた過去もあり、不良たちやおばあさんはセイウチンに感謝の言葉をかけます。 なんと、セイウチンは遊んでいたのでなく、アホ好きを装って弱い人たちを助けていたのです。 これを聞いたセイウチンの母と妹はセイウチンを非難したことを激しく後悔。 そして、ミートも感動。 セイウチン、いいヤツだ!! なんというか、まだガゼルマンの株が下がったという感じです。 セイウチン>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>ガゼルマン ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! まぁ、駐屯してるはずの北海道をほうったらかしにして、東京の人たちを助けていたのはどうかと思いますが。 「人々を救うために遊んでいただと!?それでも遊んでいたことにはかわりない! 完全なる正義超人はそんな少しの遊びも許されないのだ!!」 そう言い放って、熱光線で攻撃するクリオネマン。 そんな状況を見て、セイウチンを助けようとかけよってくる不良たち。 いや、だからそれは反則ですってば。 しかし、クリオネマンは彼らに対して恐るべき行動をとります。 「あんなワルガキどもはいずれ悪の道に戻る! 彼らを真に更正するためには、キツイお仕置きが必要だ!!」 なんと、観客の彼らに向かって熱光線を放つクリオネマン。 なんというか、この時点でコイツは勝敗関係なく失格だと思うのですが。 そういえば、先日バグ騒動で紹介した「真・女神転生」では「秩序」に基づく行動をとるLAW属性で進めると、最終的には選民思想のようなものにたどりつき、箱舟で宇宙にのがれて地上を大浄化という、ゲーム史上稀にみる凶悪なエンディングにたどりつきました。 極端すぎるLAW属性が最終的にもたらすのはこんな恐ろしい結末で、クリオネマンもそんな極端な秩序に基づく考えの持ち主なのかもしれません。 というか、こんなヤツは駐屯して欲しくないというか。 人間を守る超人なんだから、人間に選ばせろというか。 ゆでの世界観相手にそこまで考えても仕方ないのですが。 ともかく、不良たちを守ろうとして光線をなんとかはじくセイウチン。 しかし、体勢をくずしてしまいます。 その間に、クリオネマンはセイウチンのまわりに光線を当てて発火させます。 燃え盛るリング。 逃れられず、暑さに苦しむセイウチン。 そんなセイウチンに対して、自分のボディに入ればその苦痛から逃れられるとそそのかすクリオネマン。 思わず、クリオネマンの体内に飛びこもうとセイウチン。 そして、クリオネマンは体内に巨大な魚の骨を出してきて、その骨でセイウチンを固めてとりこんでしまいます。 「これで我が体内から逃れることはできない!! この勝負わたしの勝ちだっ!!! キョーッキョッキョッキョ!」 今回はここで終了です。 なんだか今回は普通に面白かった回というところでしょうか。 それにしても長くなりすぎました、申し訳ありません。 次回は「デッド・シグナル 悪夢の標識攻撃」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/04 | キン肉マン2世・ミスター交通道徳 その1 |
相変わらず更新が遅くて申し訳ありません。 しばらく止まっている東京ミュウミュウのレビューですが、録画したビデオを間違って上書きしたり、録画をミスったりして(´・ω・`)ショボーン な状況です。 一応、ゆきの住んでいる地域では、テレビ大阪、奈良テレビで2度見るチャンスがありますので、なんとかなる予定です。 しばらくお待ちください。 さて。2ちゃんねるでは現在、和製フーリガン・キン肉倉マンこと肉倉真澄(20)が大人気で、ファンクラブまで出来ています。 関連スレも乱立され、名前に肉が入っているだけでここまでの盛り上がりを見せる2ちゃんねるのお祭りパワーには脱帽です。 苗字に「肉」が入ってる時点で、みんなして「額に肉を書け」みたいなことをいうあたり、肉といえばキン肉マンなのかなぁ、と思ってしまう次第です。 名前の真澄がキン肉族っぽいのもグーです。 そんなこんなで。 今回のキン肉マン2世は「デッド・シグナル 悪夢の標識攻撃」です。 クリオネマンのボディに取り込まれたセイウチン。 クリオネマンの体内にあらわれた巨大な魚の骨「ビッグフィッシュボーン」によって、身動きさえとれません。 セイウチン、絶体絶命。 それはいいとして。 戦いの舞台の池に浮かんだヘラクレスの足の裏がマヌケすぎて、なんだか力が抜けます。 遠景からうつされると、なんだかものすごく脱力。 いや、面白いからいいのですが。 セイウチンのピンチに、前回脱出したとき同様に魚を投げようとするセイウチンの家族ですが、セイウチンは身動きが出来ないから無駄だというクリオネマン。 「おがぁ、早くこれをあんちゃんに…おがぁ!!」 泣いてすがる妹どろしー。しかし… 「どろしー…もうええ…もうえぇだよ…」 涙を流して見守るセイウチン母。 自分の息子のピンチやっちゅーのに、もうええんかいなっと言いたくもなりますが、何をやっても無駄と悟ってしまったのでしょう。 やがて失神するセイウチン。 セイウチンが負けたと悲しむ観衆。 しかし、クリオネマンは非情にも「まだ油断ならない。敵はタヌキ寝入りの名人、叩くときは徹底的に叩け」と叫び、大ジャンプ。 そして、ボディからセイウチンの頭だけを出し、上空からコーナーポストに激突。 「XYZ(エグザイズ)クラーーッシュ!!」 ズゴォォォォン!!! セイウチンの顔面はまともに鉄柱に激突死し、セイウチンの2本のキバが折れてしまいます。 そして、戦闘不能状態のセイウチンをボディから出し、場外の池に放りこみます。 セイウチンの戦闘不能はあきらか。 クリオネマン、ここにセイウチンを撃破したのでした。 「たしかに、セイウチン先輩は人間との触れ合いを優先させたいい正義超人かもしれない。 しかし、我々正義超人の能力は悪行超人と戦うというもっと大きな視野にたって使うものなのだ。」 いや、あんた一般人に攻撃してたし。 一応仲間の正義超人相手に過剰な攻撃仕掛けてるし。 どうみても悪行超人なんですが。 セイウチンの敗北にショックを受ける万太郎。 おちゃらけながらも、涙を流し、セイウチンの仇をうつことを誓うのでした。 「セイウチン…」 担架で運ばれるセイウチンを見守る万太郎。 そんな万太郎を見たどろしーは、セイウチンの好物の魚をとりだし… 「キン肉万太郎さーん!!あんちゃんが大好きなこれさ食べて、仇さうってけろーーー!!」 万太郎に魚を放り投げます。 「…!」 ガシッ!! ナイスキャッチ。 「たしかに受け取ったぜ!!」 カッコよく決める万太郎なのでした。 ちなみにこのシーン、原作では魚をまともに食らうマヌケシーンだったのですが、カッコよく決めるシーンになっていて良かったと思います。 このシーンをはじめ、原作の万太郎はアニメ版に比べてヘタレ度が5倍くらいという悲惨な状況。 作画のよさもあってか、アニメの万太郎の方がずっとカッコいいです。 というか、ゆでたまご先生、もうちょいなんとかしてください。 さて、AB両ブロックとも2期生勝利で終了。 第2試合の準備がすすめられています。 鹿が瞬殺されたAブロックでは、どうみてもマフィアのボスのようにしか見えないスカーフェイスが爪を磨いています。 原作では子分がいたのですが、アニメでは1人。 そして対戦相手のキッドが入場。 左腕にガゼルマンの出身国のタンザニア国旗、右腕にはセイウチンの出身国のアイルランド国旗を結んでの入場です。 「なるほど、これは善戦むなしく敗れ去った仲間たちの分まで頑張るという気持ちをあらわすんですねぇ。」 セイウチンは善戦むなしく敗れ去りましたが、鹿は問題外だったような気がするんですが。 というか、速攻でスタミナ切れの鹿に比べて、セイウチンはMAXマン戦以上に元気に戦ってました。 鹿、情けなさすぎです。ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! キッドの入場に盛り上がる会場ですが、対戦相手のスカーフェイスは少し呆れ気味。 「やれやれ、どうも1期生はやることがウェットでいけねぇや。 肝心のファイトも、友情パフォーマンスに負けないように頼むぜ。」 ちなみにこのセリフ、原作ではジェイドのセリフなんですが、スカーフェイスが奪い取っちゃってます。 今回はジェイドは出ていないので、声優さんの関係でしょうか? スカーフェイスが言う方が雰囲気的にはあってる気もしますが。 さて、ヘラクレスの足の裏でも、万太郎入場。 キッドに対抗して、魚を背負って魚屋さんのコスチュームで登場。 万太郎は自信満々ですが、会場は非難轟々。 投げられたタイヤが魚にあたって、頭を魚にくわえられるという情けなさ。 やっぱりアホです、この人。 そんなアホはさておき。 ヘラクレスの手の裏ではキッド対スカーがはじまります。 突進してくるスカーを上手くよけキック。 「仲間の仇はとらせてもらうぜ!!」 舞台は再び足の裏。 まだ魚がとれない万太郎。 ミートになんとかとってもらい、ゴング。試合開始。 万太郎は、デッドシグナルに対し、頑丈そうなボディに比べて細くひ弱な両足を狙って低空ドロップキック。 クリティカルヒットして、苦しみもだえるデッドシグナル。 「案外弱そうかも」 そういいつつ、もう一度ドロップキック。 しかし、デッドシグナルは頭の交通標識を「指定方向外進行禁止」に変えます。 すると、万太郎のドロップキックは大きく左に剃れてしまいます。 「グギガガガガー、俺の顔のトラフィックサインは飾りでなく、対戦相手は俺の顔面を見たら標識どおりの行動しかできなくなってしまうのだ。」 まさにゆでイズム爆発の設定。 というか、デフォルト設定の「とまれ」は効果ないんですか? このあと、万太郎が得体の知れない標識をだしてきて「カルビ丼おごれの標識だ!!」というアホシーンがあるのですが、割愛。 一応見所として、デッドシグナルがバカ笑いするシーンでしょうか。 「グギガガガガーーーッ!!グガーーーガッガッガッ!! ギギャーッガッガッガッガ!ゲゴーッゴッゴッゴッゴ!!」 どこの星の人ですか、あなたは。 ともかく、デッドシグナルは次の技を繰り出します。 「デッドレイルロード!!」 万太郎を通り越して足の踏み切りを閉じるデッドシグナル。 すると、万太郎は突然踏み切りの中に。 「デッドシグナルはどこだ!?」 しかし、これはデッドシグナルの幻術。 リング上で幻を見せられる万太郎に対し、ミートは「どうしたんですか!2世!」と声をかけるも効果なし。 幻術にかかったままの万太郎は踏み切り内から出られず、向かってきた電車に思いっきりはねられてダウン。 一瞬気を失うも、ミートの叫びに意識を戻す万太郎。 「列車は…?」 「列車なんてどこにもないですよ!飛んできた看板がぶつかったんです!!」 一連の動きは、デッドシグナルのトラフィックサイン殺法によるものでした。 デッドシグナルは、相手の動きを支配するだけでなく、幻覚を見せることも出来たのです。 そして、幻覚を見せるだけでは効果が薄いので、遠くの看板を突風で飛ばせてぶつけ、幻覚同様のダメージを与えたというのです。 なんとデッドシグナルは、自然現象までコントロール可能だったのです。 なんというか…まわりくどいことせずに、そのまま看板飛ばしたらいいような気もしますが、幻覚を見せることにより、より相手に恐怖を与えるということなのでしょう。 逃げようとする万太郎に、ガードレールをのばして捕まえるデッドシグナル。 そして、頭の止まれの標識を回転させ、ノコギリのようにして万太郎の体をえぐってしまいます。 恐怖のトラフィックサイン殺法、はたして万太郎はどうやってこれを打ち破るのか? こんなところで今回は終了。 なんというか、どうもキン肉族の相手は特殊能力系が多いようで。 ミスターVTRの親戚か何かじゃないかという感じのデッドシグナル。 正義超人にしては珍しい特殊能力系でしょうか。 ちなみに、このデッドシグナルを考案された方は、MAXマンやTHEリガニーを考案された方と同じ方で、HPで投稿イラストを公開されています。 元の名前は「ミスター交通道徳」という名前だったそうで、やはりミスターVTRを意識しているとのこと。 なんというか…ゆでが自力で作った超人ってほとんどいないような気が。 よくいえば読者の意見を取り入れている…悪く言えば、キャラメイキングを放棄しているというか。 ロビンマスクやラーメンマンでさえ、もとは読者投稿だったというのだから驚きです。 ちなみに、ロビンの元の名は「ヨロイマン」だったらしく、本当にロビンマスクで良かったとしみじみ思っちゃいます。 次回は「トラフィックサインを打ち破れ!」。 万太郎VSデッドシグナル、決着です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/06 | キン肉マン2世・ミスター交通道徳 その2 |
今日もキン肉マン2世です。ようやっと放送に追いつきました。 東京ミュウミュウはすさまじく遅れていますが(´・ω・`)ショボーン デッドシグナルのノコギリ攻撃に悲鳴をあげて苦しむ万太郎。 デッドシグナルを蹴り飛ばしてなんとか脱出するも、再びつかまります。 しかし、「同じ手を2度と食らうか!」とセイントのようなことを言って、迎撃。 さぁ、反撃というところですが、デッドシグナルは再びトラフィックサイン殺法を使います。 今度は頭の標識を「落石注意」に。 この標識を見た万太郎は、見事に幻術にひっかかり落石に直撃して大ダメージ。 ちなみに、今回は突然落雷が起こり、看板が破壊されてそれが万太郎に直撃したのでした。 そのまま雷を万太郎に当てればいいやんという気がします。 そーいえば、雷を素手で掴んで投げつける超人もいました。 さすが完璧超人。 見ていて頭が痛くなります。 まぁ、重いものが早く落ちるとか、地球をの時点を逆回転させて時間を戻すとか、雷を素手でつかんで投げつけるとか、もう物理法則完全無視な完璧な方々はおいといて。 というか、今思いましたが、完璧超人とはゆで具合が完璧な超人ということだったのでしょうか。 クロスボンバーでマスクが剥がれるのも謎すぎですし。 ともかく。デッドシグナル、攻撃するたびに公共物を破壊して、それでも正義超人かという疑問もわいちゃいますが、ミートは、これは武器攻撃で反則じゃないかと抗議します。 というか、これが反則なら、セイウチンの魚は間違いなく反則だと思うのですが。 結局、この攻撃はデッドシグナルが長年の修行によって天候を操る能力を身につけることにより会得したもので、反則ではないという結果に。 どんな修行をしたのか謎すぎですが、ともかく認められたよう試合は続行です。 「グギガギギギー!!万太郎は俺の交通標識を無視したため、酷い目にあった。 ルールを無視するとどうなるか、よーくわかっただろう!」 いや、落石注意に関しては無視もクソもなかったような気がするんですが。 そもそも、落石注意してても、落石してきたらおしまいのような。 とにもかくにも、デッドシグナル、観客にルールを守る大切さ語ります。 そして、デッドシグナルの一連の話に納得した観客たち。 「そうだ!デッドシグナルのいってることは正しいぜ!」 「かっこいいぞ、デッドシグナル!!」 「いいぞーー!!」 「シーグナル!!シーグナル!!シーグナル!!シーグナル!!」 観客の方々、揃いも揃ってDQNですか? まぁ、この場合はデッドシグナルが人の心を操る能力にも長けていたということでしょうか。 たぶん、彼の特殊能力のひとつなんでしょう、これも。 そう思わせてください。 観客の声援にこたえ、再び頭を回転させてノコギリ攻撃で、とどめに入ろうとするシグナル。 しかし、万太郎にあたる直前、急に方向をそらしてしまいます。 疑問に思う万太郎に、ふと気付いたミートが語ります。 「さっきの落石攻撃のときにとんできた、ペンキの缶が転がって左折マークに!!」 見事なご都合主義。 「そうよ、どんなときでも交通ルールは守らなければならないからなぁ!」 嬉々として語るデッドシグナルですが、自分で弱点さらけだしてどうしますか。 「よーし、それなら!」と、万太郎は落ちてきたペンキを使って、リングに「徐行」の標識を描いちゃいます。 「これはいかん…ゆっくり走らなければ…!」 わざわざ律儀にスローで走るデッドシグナル。 歩けばいいのに。 スローの攻撃のデッドシグナルに万太郎、反撃開始。 「キックは、禁止」 「エルボも、禁止」 「カルビ丼おごれ!!」 もう完全に遊んでます。 「もうオレ、さっきからなにやってんだよっ!!」 デッドシグナル、自分で自分につっこむ始末。 もうその手はくわんと万太郎に突撃しようとしますが、今度は横断歩道が。 なんか、犬とばあさんまでわたっちゃってます。 解説者もいっしょに遊んでわたってみたり。 もう完全にコケにされてます。 というか、このギャラリーが、どうやってヘラクレスの足の裏に乗ってきたのか謎すぎなんですが。 完全に万太郎のペースで、デッドシグナルに怒涛の攻撃です。 更に標識を描こうとする万太郎ですが、しかし、なんとペンキ切れ。 ボロボロのデッドシグナル、立ちあがり万太郎をにらみつけます。 まぁさっき描いた道路標識があるから大丈夫か、と安堵する万太郎ですが、デッドシグナルは足からアスファルトを出してきて、リングの一面に描かれた標識を消してしまいます。 ちなみにこの一連のシーン、原作だとデッドシグナルの攻撃で万太郎の額が大量出血したので、前髪を筆代わりにして標識を描くというシーンでした。 最終的には、血が固まってもう描けなくなるというオチ。 こういっちゃなんですが、この変更、違和感どころか原作よりも説得力あったような気が。 うれしそうにペンキで標識を描く万太郎がやけにマッチしていましたし。 さて、デッドシグナル怒りの反撃です。 逆タワーブリッジ状の姿勢で、背中をノコギリでえぐる「ナスティドロップ」に万太郎は悲鳴の声。 そんな万太郎に声をかけるミート。 「2世、気をしっかり持ってください! あなたの前に戦ったガゼルマンや、セイウチンの姿を忘れましたか!? 今のあなたよりも、もっともっと酷い攻撃を受けても、最後まで戦いぬいたあの二人の姿を!!」 …いや、セイウチンはともかくガゼルマンは見事なまでの瞬殺でしたが。 ガゼルマン、何か攻撃を耐えぬきましたっけ? ベルリンの赤い雨一撃であぼーんされただけのような。 ともかく、この言葉が万太郎の心に火をつけます。 「そうだ…2人のためにも僕は負けない!!」 背中のキン肉が盛り上がり、ノコギリの回転を止めて反撃。 しかし立ちあがって来たデッドシグナルは、例の踏み切り攻撃にでます。 逃げることによって、幻覚を防ごうとする万太郎ですが、デッドシグナルはさっき横断歩道を渡っていた子犬を手に持ち… 「そいつはどうかな?」 そういって、踏み切りの内側に子犬を放り投げます。 それを見て、子犬を心配して叫ぶ観客。 「ジョン!!」 いつのまにか名前が。 というか、犬といえばやっぱりジョンですか? そういえば、過去に「探偵ナイトスクープ」という番組で「ジョンといえば何を浮かべるか街の人に聞く調査」という依頼がありました。 依頼者は、「ジョン万次郎だ」といっていたのですが、街の人の反応はのきなみ「ジョンといえば犬」でした。 もちろん、ゆきも最初に「ジョン」と言われれば犬が出てきます。 やはり、犬といえばジョン、ジョンといえば犬なのでしょうか。 もし、ジョン万次郎を思い浮かべた方がいたら、かなりの豪傑かもしれません。 そんなことはどうでもいいとして。 子犬を心配した万太郎は幻術にかかってしまいます。 どうすればいいか迷う万太郎。そして… 「ルールや秩序は守らなければならない大切なものだ…。 でも、時にはそれを破ってでも守らなければならない、もっと大切なものがあるはずだよ!」 子犬のジョンを助けるために踏み切りを越える万太郎。 そして、子犬を抱いた万太郎の目の前に電車が。 「うおおーーー!!」 目の前に来た電車を臆せず、渾身の力をこめてドロップキック。 電車は看板にかわり、看板は万太郎のキックで吹き飛びます。 デッドシグナルのトラフィック殺法、ここに破れたのでした。 これを見たデッドシグナル、客に語りかけます。 「またこいつは交通規則を守った! こんな秩序を乱す超人は、正義超人から追放しようじゃないか!!」 この言葉を聞いて、リングを睨む観客。 「見たか、万太郎よ!人々の支持を失ったキサマに勝ち目はない!!」 デッドシグナルの言葉に対して万太郎は… 「これでいいんだよ、ミート。お客さんは正しい。 たしかに交通ルールは守らなければならない…。 でも、ぼくは誰の支持を得られなくてもかまわない!僕はルールを破ってでも、この子犬を助けたかったんだ。」 「ふんっ、甘ちゃん野郎が寝言をほざくなっ!」 しかし、観客は… 「いや、万太郎!あんたは正しいぜ!」 「デッドシグナルは何よ!かわいい子犬を利用するなんて、ルール以前よ!」 「オレは万太郎を支持するぜ!!」 「あたしもよ!!」 客の支持の奪い合い。なんだか政治家みたいです。 普通に戦え。 観客も観客、いい加減すぎです。 まぁ、デッドシグナルの子犬を利用した攻撃はさすがにまずすぎました。 そんな空気を読めず語っていた哀れな信号機、南無。 「マンターロ!マンターロ!!」 最初のサンシャインのせいで変だったアクセントも、微妙に修正された感じのあるマンターロコール。 このあと、デッドシグナルの猛攻撃を受けてもうろうとする万太郎ですが、観客のマンターロコールで力を得て、とうとう額に肉の文字が。 ズガガンガガンガン!! なぜかここでOP主題歌が流れます。 「よーし!!これで元気100倍!!」 「なにをー!とどめだーーー!!」 ノコギリ頭で突っ込んでくるデッドシグナル。 しかし、万太郎、これに対して背を向けます。 「なんと万太郎、デッドシグナルに対して背を向けた!これはどういうことだ!?」 やはり、侠客(おとこ)立ちでしょうか? 己の最も自信のある背で、相手の攻撃を受けきるという侠客立ち。まさに男の中の男。 そんなはずもなく。背を向けたまま上手くかわし、デッドシグナルを捉えて間接技に。 「万太郎一番絞り!!」 ネーミングセンスなさすぎです。 万太郎一番絞りをくらったデッドシグナル、頭の回転が遅くなってしまいます。 そして、万太郎大きく飛びあがり、必殺の体勢に。 「くらえ!!キン肉バスタ━━━━ッ!!!」 見事にキン肉バスターが決まり、万太郎は無事勝利したのでした。 さて、無事勝利を収め、キッドの試合をモニターで見てみる万太郎。 しかし、そこにはロープを首に巻きつけられ、苦しみもだえるキッドの姿が。 「Aブロックではとんでもないことになっていた! テリー・ザ・キッド、2期生スカーフェイスのケンカ殺法にやられっぱなしの状態だー!!」 はたして、キッドの命運やいかに? そしてスカーフェイスのケンカ殺法とは? こんなところで今回は終了です。 次回は「キッド危うし!暴君スカーフェイス」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/14 | 東京ミュウミュウ・温泉へGO!神秘の山の愛の奇跡 |
例によって激しく更新停滞中ですいません。 多くのVNIの方々がラグナロクにはまっていますが、ゆきはビデオカードが貧弱すぎてまともにプレイできなかったりするわけで、別にラグナロクをやっていて停滞しているわけでもなく。 一応、夏のコミックマーケットに向けて、ぼちぼちと準備をしているせいで停滞中なわけです。 というのは、都合のいい言い訳でして。 実際のところ、今回のレビューの東京ミュウミュウ第8話、間違って録画したビデオを消した上に、後日奈良テレビで放送されたときは間違ったチャンネルを録画してしまったというマヌケぶりで、途方に暮れていただけだったりします。 そんなわけで、この回はゆきの記憶ですすめていきたいと思います。 いつもほど詳細にはレビューできそうにないです、すいません。 いつもより簡潔にまとまっていいのかもしれませんが。 セリフもうるおぼえです。 余談ですが、更に9話も間違ったチャンネルを録画したり、11話もかなりギリギリで親が間違ったチャンネルを取ってることに気付いてくれたので、きっちり直してもらったという、悲惨な状況だったりします。 なんだか最近、えらくポンコツさん気味です。逝ってきます。 さて、5月25日の東京ミュウミュウは、第8話「温泉へGO!神秘の山の愛の奇跡」でした。 いつものごとくカフェミュウミュウでバイト中のいちご。 疲れ果てて、「たまには温泉にでもいきたいなー」と漏らします。 そんなとき、郵便が。 れたすは郵便を受け取ると… 「やりました!送っていた懸賞の温泉の招待券が当たりました!」 なんだか、気持ちいいくらいのご都合主義。 ここまで来ると、むしろ爽快です。 そんなわけで、カフェミュウミュウの生物兵器4人娘は温泉へと向かうのでした。 しかし、温泉はなんだかやたら山奥。 歩けど歩けどたどりつかず。 なんだかおかしいと思いつつも、歩きつづける4人。 途中、神社があったので、休憩してれたすの作ったお弁当を食べます。 みんなで楽しく食べていると、一人の少年に見つかります。 彼は、そんなところで遊んでいたら、山の神様が怒り狂うと、かんかんです。 その少年は、なんと青山くん…と思いきや、青山くんにそっくりの青山田くん。 ちょっとネーミングがアレすぎるような気もしますが、あまり深く考えちゃいけません。 青山田くんの態度にちょっとイヤな気分になったいちごたちですが、食後は気を取り直して、また4人で温泉を目指します。 れたすは地図を見ながら歩いてるのですが、なんだか完全に獣道で、一体難の地図なのか気になって仕方ないです。 そして、とうとう目的地…と思いきや。 旅館などの建物はなく、そこにはただの天然の温泉があるだけ。 場所を間違えちゃったみたいです、と嘆くれたすですが、こうなったらもうヤケ。 温泉に入っちゃおうと服を脱いじゃいます。 なぜか下には都合良く水着着用。 そんなわけで、都合良く水着姿の萌えシーンに突入。 ちなみに、水着姿は胸の大きさをきっちり描き分けられていたりするのですが、実はこの描き分けは後々への伏線になっていたりするのが驚愕というか、バカバカしいというか。 ともかく、温泉に入って楽しくはしゃぐ4人ですが、突然ショベルカーが温泉を崩し始めます。 いちごたちはもうびっくり。 そんないちごたちに、ショベルカーで作業をしていた人は、「ここは開発中だぞ」といいます。 おかしいなと思ったれたす。 招待券を見ると…なんと来年の日付で、ここはまだ開発中なのでした。 なんで開発中の温泉の招待券が来るのかとか、来年の日付はあんまりだろうとか、都合良く水着を着ていたおかげで工事中のおっちゃんたちに裸を見られずに済んだとか、色々ありますが、ご都合主義なので気にしちゃいけないのかもしれません。 きっと、小さな女の子は深いことは気にせず見ているのでしょう。 ともかく、工事中と知って驚くいちごたちですが、更に驚くべき事態が。 工事中のショベルカーに、青山田くんが、体を張って工事を止めようとしているのです。 結局、青山田くんはケガをしそうになり、工事のおっちゃんたちに「馬鹿なことはよせ」といわれてしまいます。 そのあと、いちごたちは、青山田くんになぜあんな無茶をしたのかと聞くと、彼は山の自然を守るため、そして自分が小さい頃に友達だったカワウソのカワ太郎がまだどこかで生きているはずだから、と答えます。 なんか、顔だけでなく自然を守ろうという意思も青山くんにそっくりな青山田くん。 生き別れの兄か何かとしか思えません。 青山田くんに親しみを覚え、仲良くなったいちごたち。 山の神様は縁結びの神様だという話を聞いて、みんなでお参りして、お別れするのでした。 そしていちごたちが去った後。 蒼山田くんの前にキッシュがあらわれ、彼をキメラアニマにしてしまいます。 暴れ出すキメラアニマ。 村の人たちは山の神様のたたりだとおそれます。 そして様子を見にいったいちごたち。 キッシュを発見し「なんでこんなところにいるの!?」とつっこみますが、キッシュは「色々あってね」と返します。 本当に、なんでキッシュは都合良くここにいるのかという気がしますが、きっといちごのストーカーか何かでしょう。 ともかく、キメラアニマを撃退すべく変身です。 なんだか臭い匂いで攻撃してきますが、湯冷めで風邪を引いた歩鈴には通じずに、なんとか撃退。 鼻がないから匂い攻撃が効かないクリリン的展開です。 無事、青山田くんが元にもどり、そこにはカワウソのカワ太郎が。 4人は、青山田くんとカワ太郎の再開を草葉の陰から そして、自然を守ることをあらためて誓った青山田くんに、また来るように約束して去っていくいちごたちでした。 結局、村の工事は打ち止めになりそうな気配で、温泉の招待券はパー。 当選した人からの苦情がえらいことになりそうで心配しちゃいますが、開発側の先走りが悪いわけで自業自得でしょうか。 というか、こんなくだらないことを気にしている自分が少しイヤです。 次回は、「愛しのお兄様、思い出は写真の中に」。 みんとと、みんとの兄のお話です。 題名からいって兄妹愛萌え萌えな感じです。 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆ |
2002/06/18 | 【W杯】日本負けるわ、イタリアも負けるわでしょんぼりです |
最初に謝っておきます。 今日の更新は手抜きです、すいません。 昼間に日本代表が敗れ、更に夜にはイタリアが某国に負けたショックで、気が動転。 思わず、イタリアといえばジョジョ5部という短絡的思想で、使い古された感のある吉野家コピペ、ジョジョ5部ヴァージョンを即興で作ってしまいました。 ここにあるネタは、日本の若者なら「もう飽きたよ」というものばかりですが、せっかく作ったので、ちょっと掲載してみます。 そんな事より1よ、ちょいと聞いてくれよ。W杯とあんま関係ないけどさ。 昨日、近所のイタリア行ったんです。イタリア。 そしたらなんかスタンド使いがめちゃくちゃいっぱいで全然前に進めないんです。 で、よく見たらなんか組織を裏切ったチームとかいて、ボスの娘を奪えばボスの正体に辿り着ける、とかいってるんです。 もうね、アホかと。馬鹿かと。 お前らな、ボスの正体暴きごときで普段使ってないスタンド使ってんじゃねーよ、ボケが。 ボスの正体暴きだよ、ボスの正体暴き。 なんか釣り竿使いとかもいるし。釣り竿もってボスの正体暴きか。おめでてーな。 ブッ殺す!ブッ殺す、とか言ってるの。もう見てらんない。 お前らな、どーせボスは倒す予定だからその道あけろと。 スタンド使いってのはな、もっと殺伐としているべきなんだよ。 ブッ殺すと心の中で思った時はッ!!すでに行動は終わっているッ!! スタンド能力をブチこむかブチこまれるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。マンモーニは、すっこんでろ。 で、やっとボスの正体に辿り着いたと思ったら、隣の奴が、トゥルルルルルルル、とか言ってるんです。 そこでまたぶち切れですよ。 あのな、二重人格なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。 得意げな顔して何が、トゥルルルルルルル、だ。 お前は本当に電話をしてるつもりなのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。 お前、トゥルルルルルルルって言いたいだけちゃうんかと。 スタンド通の俺から言わせてもらえば今、スタンド使いの間での最新流行はやっぱり、最初の能力は無かったことにして、都合のいい能力を身につける、これだね。 相手の攻撃をはね返す能力→精神だけが暴走して動きがスローになる能力→生物を作り出す能力→体のパーツを作る能力。これが通の成長の仕方。 初期設定と違う能力ってのはスタンドの成長が多めに入ってる。そん代わり矛盾も多め。これ。 で、それに矢の進化でレクイエム。これ最強。 しかしこれで強くなると、次から使いようがなくて出番がなくされるという危険も伴う、諸刃の剣。 素人にはお薦め出来ない。 まあお前らド素人は、指から糸でも出してなさいってこった。 なんとゆーかもう、ごめんなさい。 ネカマアイドルゆきは、ジョジョの奇妙な冒険を応援しています☆ |
2002/06/19 | キン肉マン2世・キッドVSスカーフェイス |
なんだか最近、更新が遅くて謝ってばかりです。 6月は5回しか日記を更新をしていない上にトピックスもほとんど更新無し、CGは夏コミ用に描いていることもあって全然更新できずと、申し訳ありません。 そんなわけで、今日から心を入れ替えて更新にはげみたいと思います。 3日もつかどうか心配ですが。 さて、6月12日のキン肉マン2世は「キッド危うし!暴君スカーフェイス」でした。 キッドの苦戦を見て会場にかけつけた万太郎、ミート、委員長他数名。 キッドは、スカーフェイスの手によってロープにしばられています。 そんなキッドを会場の最前列に割って入って必死に応援する万太郎。 しかし、今まで座って見ていたのに、万太郎がいきなり前に来たせいで見れない観客が。 何度も後ろからポップコーンをはじいて、万太郎の頭に当てて、気付いてもらおうとしている観客。 ポップコーンを何度も当てられて、いい加減にイライラした万太郎が振り返ると…そこには懐かしい顔が。 「うわーーっ、シビンマスク!!」 「誰がシビンだっ!オレの名前はケビンマスクだっ!!」 ナイス漫才。 ところで、ケビンはマスクをつけたままなのに、どーやってポップコーンを食べているんでしょうか。 父親譲りのケビンパワー全開か何かでしょうか。 試合を観戦に来ていたケビン。 正義超人同士の戦いでお行儀がいいと思っていたが、徹底的に痛めつけるストリートファイト殺法に感心。 とゆーか、2期生はジェイド以外は悪行超人としか思えないんで、とてもお行儀がいいとはいえないんですが。 ミートは、委員長にロープでの攻撃は正義超人道に反すると訴え、それを聞いた委員長はスカーに厳重注意。 しかし、それに対してジェイドの横槍。 「スカーに対してそんなことを言っても無駄ですよ。 なんせヤツはファクトリーの格闘の実技以外の授業はいつも居眠りしていたんですよ。」 そんなヤツ卒業させるな。 ファクトリーは、強ければ卒業なんでしょうか。何か間違っています。 結局、キッドは自力でロープから脱出。 体をスピンさせてエルボー。 「うおーーー!!こんな目に会わせやがって!倍返しにしてやる!!」 そういいながら、地団太ダンス。 そしてローリングソバットで攻撃しますが、スカーはそれをキャッチし、パワーで投げ捨てます。 さらに攻撃してくるスカーに対して、キッドはガードポジションを取ります。 しかし、スカーはガードポジションの上からパンチ。 そんなスカーに対してジェイドが助言を送ります。 「だめだっ、スカーフェイス!!ファクトリーの戦いのセオリーを思い出せ!! ガードポジションを取る相手におおいかぶさると、逆転される可能性が大きいということを!!」 しかし、スカーは… 「思い出せジェイド!!! オレは格闘の授業以外の実技は、いつも居眠りをしていたことをーーっ!!」 ジェイドとスカーの2人の合間に流れる沈黙。 そして、お互いを理解しあったか、2人同時に軽く手を上げ、試合再開。 良すぎです、あなたたち。 スカーの「思い出せ!ジェイド!」以降はアニメオリジナルですが、どうもアニメスタッフがゆでの原作につっこみを入れているという感じがして、最高でした。 結局スカーはそのまま攻めつづけますが、キッドに上手くとらえられ、見事に逆転。 しかし、それをも無視して、常識を超えたパワーでねじふせてしまうスカー。 そして、キッドを思いきり叩きつけ、必要以上に痛めつけます。 そんなスカーを見かねたジェイドは、「もうやめろ!我々新世代超人は、常に紳士たれということを忘れたか!!」 と警告。 しかし、スカーは「いちいちうるせぇ!オレ様は自分の本能のおもむくままに動くだけよ!」と返します。 もうこの人は、この時点で正義超人除名すべきです。 ほんとに、強さは一流でも、ジェイド以外ろくな人材いません。2期生。 そんなスカーのファイトスタイルを見て、ケビンは昔そっくりな超人がいたと思い出します。 さて、スカーは、キッドの異名「テキサスの暴れ馬」は自分にこそふさわしいといいます。 いつキッドが暴れ馬と呼ばれたのか謎ですが。 ともかく、キッドはスカーに反撃、足首に間接技を決めます。 しかし、全然効いていないというスカー。 キッドが、渾身の力をこめると… バキィ!! スカーの足首がちぎれて、トカゲのしっぽみたいに新しい足が。 「こいつ…ホンモノの化け物か!?」 驚くキッドですが、スカーに顔面に渾身のパンチ。 すると、顔がまるで覆面のごとくずれてしまいます。 「クックック…そうよ…顔だけじゃない。顔も体もすべてが偽者。」 体中が音を立てて砕けていくスカー。 そして、中にはなんだかトゲトゲしくて、ピンクが妙に目立つ超人が。 ゆでお得意のオーバーボディです。 変わりすぎ。 そのトゲトゲはどーやって隠していたのか気になって仕方ないです。 カッコよくなったんで、いい気もしますが。 それにしても、オーバーボディほど話を作る側にとって使いやすい手法はないのでは、と思います。 とりあえず描いたキャラのデザインが気に入らなかったら、オーバーボディということにしたり、実は中身はあの超人だったという作者すら知らなかった展開に持ちこんだりと、まさに反則的手法です。 サタンクロスの中身が実はサムソンだという事実は、作者すら知らなかったことでしょう。 ともかく。 正体をあらわしたスカーを見て、焦るケビンマスク。 「やはりオレの予感はあたった…! もはやキッドに勝ち目はない!!」 驚くキッドやジェイド。 それはともかくとして、スカーは再び、暴れ馬の異名を自分に譲れといいます。 当然拒否するキッド。 「暴れ馬という異名は、パパとオレに許された由緒ある異名だ!!」 そして、カーフブランディングの体勢に持ちこみますが、キッドの力ではスカーはびくともしません。 逆にスカーがカーフブランディングの体勢に持ちこみ、両足をキッドの頭に当て、カーフブランディングの改良技の「バッファローブランディング」で攻撃。 強烈なダメージに、ダウンしながら思わず「パパ…」とつぶやくキッド。 そんなキッドを見て、やっぱり暴れ馬はあんたにふさわしくない、とスカー。 テリーマンは、その格闘スタイルから、誰がいいはじめるともなく、自然と暴れ馬の異名が名づけられたが、キッドは何の実績も無いのに、テリーマンの息子というだけで暴れ馬と呼ばれている、と言い放ちます。 愕然とするキッドに、更に、キッドの技は全て父親のコピーにすぎないと指摘。 なんとゆーか、非常に的を得ています。 そして攻撃してくるスカーですが、キッドはスピニングトーホールドで反撃。 「甘えん坊超人がまたパパの猿真似か?」 「違う!!技に入るタイミングや、技のフォームは俺のオリジナルだ!!」 なんとも地味なオリジナルです。 結局、スカーには全然効かず、愕然とするキッドにスカーが反撃。 今度は、通常は片方の足にしかきめないスピニングトーホールドを、両足を決めてしまう「ダブルトーホールド」に改良。 すさまじい威力に悲鳴をあげるキッド。 余裕からか、一旦技をとくスカー。 もはやキッドは勝てる気がせず、相手のなすがまま。 そんなキッドにとどめをすべく、キッドを持って飛びあがるスカー。 そして、なんとキン肉バスターの体勢に。 更に、キン肉バスターで決めている首の部分に三角締めを加えた必殺技、「アルティメットスカーバスター」の体勢に。 この技を見て解説をはじめる人々。 キン肉バスターの首のフックが甘い弱点を克服するとは…と驚き、アシュラマンの改良阿修羅バスターというのもあったが、それでさえ完璧でなかった、などなど論議します。 でも、改良阿修羅バスターって、まともに破られたことは一度もなかったような。 腕が六本ないとできないのが致命的ですけど。 それはともかく。クソ長い論議の最中、スカーバスターはずっと下降中。 どれだけ高く飛びあがったんでしょう、この人は。 約1分半後、ようやっと着地寸前です。 ちょっと、ここでどれくらい飛びあがったか計算してみましょう。 物理の公式では、空気抵抗がないとき、 H(落下距離)=(1/2)×g(重力加速度)×t^2(時間の自乗) です。 重力加速度gは定数で9.8を代入、時間tは紹介した通り90秒を代入。 すると、落下距離Hは39690mという結果に。 一度のジャンプで4万メートル近く飛びあがるスカーフェイス。 なんとゆーか、エベレストの頂点も、ジャンプで軽く辿り着きます。 さすが超人、無茶苦茶です。 まぁ、ゆでの世界では重いものほど速く落ちたり、落下速度は超人強度が関係するというデータがありますので、この数字は信憑性は薄いですが。 火事場のクソ力で落下速度をアップできるくらいですし。 ともかく、推定40000メートルから落下するスカーバスター。 スカーのおしりが砕けそうですが、そこは超人。 都合のいいように頑丈です。 「うおーーー!!これでゲームオーバーだーーッ!!!」 ズゴーーーーン!!! 落下直前に、火花に包まれて落ちてくるスカーバスター。 さすが推定40000メートルからの落下。 そしてとうとう着地です。 ドガーーーーン!! 着地の演出は、まさに核爆発。 会場にまで爆風が届く始末。 2人の命が心配です。 というか、別のアニメみたい。 はじめて見たときは、この演出はやりすぎと思いましたが、落下距離を考えると妥当というか、これでも足りないかもしれません。 スカーバスターの衝撃でリングは大破。 キッドは失神で危険な状況。 むしろ、生きているのが疑問。 こうして、この勝負の軍配はスカーに上がり、1期生で残ったのは万太郎1人という結果に。 ケビンの言っていた「予感」とは? 1人になってしまった万太郎は生き残れるのか? こんなところで今回は終了です。 さて、今回は原作を知らない人にとっては、かなり意外な展開だったのではないでしょうか? オーバーボディは、さすがに想像つかないというか。 ゆきは、原作でこの場面を読んでいるとき、絶対にキッドが勝つと思っていました。 それにしても、キッド、これでは鹿以下の大敗北です。 出す技出す技、全てが通用せずに、戦意喪失のうちに大技で留めをさせられるという、稀に見るようなボロ負け具合。 瞬殺王レオパルドンでさえ、出会い頭だったとか、地獄の砲弾が決まれば勝っていたはずという言い訳ができるのに、これでは言い訳のしようがありません。 結局、1期生の中でそれなりにメンツを守ったのは万太郎と、負けたものの善戦したセイウチンのみという結果に。 キッドは完全にスカーの引き立て役でした。 おかげで、スカーの魅力は伝わったというか、ゆきは実は2世の中では、スカーフェイス(本体)が一番好きだったりします。 アニメでは、オーバーボディ時の太い声を同じままで、いまいち声に違和感があったのが残念でしたが。 ともかく、次回は「2人の絆!ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/20 | キン肉マン2世・ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド |
昨日のキン肉マン2世は、「2人の絆!ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド」でした。 翌日にレビューできるなんて、いつ以来なのでしょうか。 このペースで東京ミュウミュウも追いつきたいものです。 さて、入れ替え戦も1回戦が終了し、準決勝の記者会見がはじまろうとしています。 ステージでは、等身大フィギュアを模した4超人の入場シーンが。 しかし、ジェイドの姿が見当たりません。 不満を漏らすスカーフェイス。 「オレの相手のジェイドはどうしたぁ!?」 そんなスカーを柱の影から見守るケビンマスクが。 「スカーフェイス…いや、マルス。 お前が何を企んでいるのか、このケビンマスクがきっと暴いてみせる」 ともかく、スカーの「ジェイドはどこだ?」という呼びかけに「待たせたな」と答える超人が。 それは、ジェイドではなく、なんと伝説超人ブロッケンJrでした。 ブロッケンは、実はファクトリー師範の要請を断り、伝説超人たちの前から姿を消していたのです。 そして彼はジェイドの師匠で、かわりに記者会見に来たのです。 問題のジェイドはスカーとの一戦にかけ、山篭りをして修行中とのこと。 そして、ブロッケンはジェイドとの出会いを語り始めます。 30年前。 王位争奪編が終わり、平和になったものの、戦うことしか出来ないブロッケンは目標を見つけられず、飲んだくれていました。 「オレは…戦うことしか能がないんだ…!!」 そんな、嘆き悲しむブロッケンが家に帰ると、1人の少年が。 「おじさん…昔は無茶苦茶腕の立つ正義超人だったんだろ? 強くなりたいんだ。僕も生まれたときから、不思議な能力があるんだ。見ててよ」 そういい、気合を込める少年。 「はぁ〜〜〜!!」 なんだか体のまわりにオーラが見えて、ドラゴンボールみたいです。 そして、ブロッケンの家の家具を思いきり殴り、バラバラにしてしまいます。 なんというか…どう見ても、人の家にいきなり入ってきて、家具を壊す不良少年。 悪い子だ!悪い子だ! 掃除がたいへんですし、弁償しろと言われたらどうするのでしょう。 しかし、ブロッケンはおおからな性格なのか、そんなことよりも少年の能力に驚愕。 「お前は超人なのか!? 名はなんという?」 「みんなは、ジェイドと呼んでるよ。」 「今日からお前はオレの弟子…シューラァだ!! これからは、オレのことを師匠…レーラァと呼べ!!」 こうして、ブロッケン師弟が誕生したのです。 今までのもやもやが晴れ、ジェイドに特訓を課すブロッケン。 地獄の特訓に耐えるジェイド。 倒れても、黙々と頑張りつづける姿に、なぜここまで頑張れるのかブロッケンは問います。 「なんなんだ…お前をそこまで奮い立たせる本当の理由はッ!?」 ジェイドは、生まれたときから両親がおらず、超人であるがゆえに厄介がられていました。 そんなジェイドにも、優しくしてくれるおじさんとおばさんがおり、一緒にすんでいました。 しかし、ある日、ジェイドがおつかいから帰ってくると、家は焼かれ、傷つき、虫の息のおじさんとおばさんの姿が。 超人のジェイドを育てたせいで、厄介がったゴロツキに襲われたのです。 そして、2人は「ジェイドや…真っ直ぐに生きるのよ…」という言葉を残し、生き耐えたのでした。 これを聞いたブロッケン。 「それでお前は憎い人間を倒すために格闘術を習っていたのか!? オレたち超人は人間を上回るパワーを持つが、戦うことしかできない。 しかし、それでもこの力も正しいことに使えば、何億何十億の人間を救うことができるんだッ!!」 激怒するブロッケンに対してジェイドは… 「そんなこと…わかってるっ!! 僕は…おばさんの最後の言葉どおり、真っ直ぐな正しいことにこのパワーを使うために、あんたに格闘技術を習っているんだ!!」 涙を流し、訴えるジェイド。 そしてブロッケンは、そんなジェイドに心をうたれます。 これがこの2人の出会いなのでした。 なんというか…涙なくして語れない、いい話です。 小さい頃からほとんど修行していない万太郎と、地獄の特訓をつづけてきたジェイド。 比較すると、どう考えても万太郎の方がダメっぽいです。 しかし、この話を聞いたスカーは、超人なんて1人で強くなっていくもんだ、とつっぱります。 いがみあう2期生のジェイドとスカー。 とはいえ、クリオネマンを含め、3人の最終目標は万太郎を引きずりおろすことにかわりなく、恐れおののく万太郎なのでした。 そして、決戦当日。 決戦は水上にリングを浮かべた会場で行われます。 しかし、万太郎は試合準備中に恐怖で逃げ出していました。 そんな万太郎ですが、ふと目をやったテレビで、重症をおって昏倒状態のガゼルマンとキッドが写しだされていて動揺します。 更に倒れているセイウチンが写され、妹のドロシーの「万太郎さんが、きっとあんちゃんの分まで戦ってくれるよ!」という言葉を聞き、万太郎は涙を流し立ち止まります。 重症と戦うキッド、ガゼル、セイウチンの姿を見て、万太郎は逃げるのをやめて引き返すのでした。 でも、ガゼルマンってベルリンの赤い雨一発くらっただけですし、担架で運ばれるときも意識ありましたが。 原作のように裂けているわけでもないので、たいして重症にみえません。 ともかく、万太郎はなんとか入場に間に合い、みんなのために戦うことを誓うのでした。 今回はこんなところで終了です。 さて、今回は原作と比べて、大幅カットが多い回でした。 原作では、キッド戦終了後に激しくいがみあうスカーとジェイドの描写や、中継画面からレーラァに失礼なことをするなと怒るジェイド、そんなジェイドに対して中継画面をスカーが手刀で破壊したりといった、2人の確執が深く描かれていたのです。 この辺も好きな場面だっただけに残念ですが、アニメで試合前のやりとりを2週入れてしまうとテンポが悪くなってしまうので、こういう構成になったのでしょうね。 まぁ、おかげでレビューはいつもより短くすんだのですが。 ちなみに、ブロッケンJrの声は、実はレオパルドンと同じだそうです。 まぁ、レオパルドン自体、「次鋒レオパルドン逝きます!」くらいしかまともなセリフがないので、レオパルドンと同じで気になって仕方ないといった事態にはなりませんが。 渋い声ですし、なかなかあっていると思いました。 ともかく、次回は「恐怖の海上デスマッチ!」。 クリオネマンVS万太郎、とうとう開始です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/06/21 | 東京ミュウミュウ・愛しのお兄様、思い出は写真の中に |
約1週間ぶりにミュウミュウレビューです。 溜まっているくせに1週間。 このペースぶりだと、結局は永遠に追いつかない感じですが、なんとかしていきたいと思うので見捨てないでくださいね。 さて、今回も例によって録画したのに間違えて上書きしちゃいました。 しかも、レビューしようとした今気付いたときたものです。 マヌケにもほどがあります、しょんぼり。 というわけで、前回同様に記憶だけでなんとかしちゃいます。 6月1日の東京ミュウミュウは、「愛しのお兄様、思い出は写真の中に」でした。 愛しのお兄様…これだけで一部の人は大喜びです。 ゆきもその1人なのですが。 にしても、気がつくと、題名の語尾の「にゃん」がなくなっています。 やっぱり、無かったことにしたいのでしょうか? 青山君とデートの予定ができたものの、着ていく服がないと途方に暮れているいちご。 そんないちごに、みんとが服を貸してくれることになりました。 というわけで、みんとの家にれっつ・ごーです。 なぜかぷりんとれたすもついて来て、すでに遠足気分。 そして4人はみんとの家に入ります。 なんだかメイドさんがたくさんお出迎えで、そこはまさにメイド天国。 一度、こういう生活をしてみたいものです。 みんとの家のすごさに驚く、いちご、れたす、歩鈴の3人。 そんなとき、みんとの兄の誓司(せいじ)に出会うのですが、誓司はそっけない態度をとります。 どこかよそよそしいみんとと、兄の誓司。 みんとも、兄のことを語りたがりません。 ともかく、みんとの部屋で衣装を探すいちご。 それはもう、ものすごい服の数で、こんなに、一体何に使うんだろうとさえ思えてくるくらいです。 そして服を探していると、壁に小さい頃の兄・誓司とみんとの姿が写っている写真がはってあることに気付きます。 なんだかんだいっても、心の奥底では兄を慕っていて、寂しがっているみんと。 いちごが兄のことを聞いても、意地を張るばかりです。 みんとのばあやの話によると、次の日曜にみんとはバレエの発表会にでるのですが、本当は兄に見てもらいたいはずということだそうです。 それを聞いたいちごは、なんとかして、みんとの兄にバレエの発表会に来てもらおうと考えます。 しかし、バレエの日と、青山君とのデートの日は同じ日。 泣く泣くいちごは、デートを断るのでした。 ちなみに青山君の出番は、デートを断る電話の声のみ。 出番は減っていくは、デートは断られるわで、どんどん扱いが悪くなってきています。 さて、バレエの発表当日。 いちごはみんとの家の前で、誓司が出てくるのを待ち伏せ。 まさにストーカー。 誓司は車に乗ってあらわれるのですが、「大切な話があるんです」と車に向かって叫ぶいちご。 こんな無謀な方法でなんとかするつもりだったんでしょうか? 当然、そんないちごを無理して車は発進。 仕方ないので、走って車を追いかけるパターン。 車は都合良く信号でストップ。 なんとか追いついたいちごたちは、運転席の窓から顔を出して、車を止めてといいます。 えっと…頑張っているいちごたんにいうのもなんですが、こんなやり方じゃ、事故って死にます。 なんとか車は止まり、誓司にみんとの発表会に来て欲しいと訴えるも、無情にもいちごを無視して車は発進。 車道に残されたいちごは大ピンチになるのでした。 結局、失敗してしょんぼり状態で発表会に来たいちごたち。 しかし、なんとそこに誓司を乗せた車が。 いちごの命がけの説得が通じたのか、街でみんととの思い出の花を見かけた誓司は、昔を思い出して発表会にかけつけてくれたのでした。 喜んで誓司とみんとを会わせるいちごですが、みんとは意地をはって「お兄様、こんなとこ来てる場合じゃないでしょう?」とつっぱねます。 戸惑う誓司ですが、そのとき会場にキメラアニマが。 キメラアニマはみんとを狙って攻撃しますが、身を呈してかばう誓司。 というか、この人、キメラアニマに全然驚いていないんですけど。 みんとに「逃げろ」と言って気を失う誓司。 ここで4人は変身です。 今回はみんとが中心になって戦い、最後は集団リンチでキメラアニマを無事撃破。 気を取り戻した誓司と改めて対面するみんと。 誓司は、みんとに思い出の花をわたし、2人は昔のように仲の良い2人に戻ることが出来たのでした。 めでたしめでたし。 今回はこんな感じで終了です。 記憶だけで書いているので、はしょっていたり、なんだか淡々と語っちゃったり、間違ってる部分があったりするかもしれませんが、お許しくださいませ。 次回は、「最後の仲間、まぼろしの一匹狼」。 題名通りですが、いよいよ最後の仲間が登場です。 いい加減、本放送に追いつきたいです。 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆ |
2002/06/23 | 東京ミュウミュウ・最後の仲間、まぼろしの一匹狼 |
6月8日の東京ミュウミュウは、「最後の仲間、まぼろしの一匹狼」でした。 いつものようにカフェミュウミュウで準備中のいちご。 そんなときに、れたすが焦って持ってきた週刊誌。 記事の見出しは「都会のミステリー 真夜中にモンスターを退治する謎の美少女出没?」 そして、ロングヘアーの少女のシルエット写真が。 正体がばれたんじゃないかと焦るれたす。 「もし正体がばれちゃったら…またいじめられます〜!!」 「いや…怖がられると思う。」 ごもっともで。 焦るいちごとれたすですが、歩鈴は「大丈夫なのだ、この写真のお姉ちゃんはみんなと違うのだ」といって、前に温泉にいったときに撮った写真を取り出します。 いつ撮ったんですか。 そして突然全身の写った写真のを切り取り… 「いちごのお姉ちゃんは、この写真より寸胴だし、れたすのお姉ちゃんはこの写真よりグラマーなのだ。 みんとのお姉ちゃんは背が足りないと。みーんなぜんぜん違うのだ−!!」 なんか写真が上手い具合に週刊誌の写真と同じサイズだったのが謎すぎです。 ともかく、温泉の話のときに、きっちり胸の大きさも描きわけたことが無駄にいかされています。 でも、それ以前に写真のシルエットがロングヘアーって時点で、いちごたちじゃないのは明白なんですが。 いちごたちで無いと知って、5人目の仲間かと考えるいちごとれたす。 そこにあらわれたみんと。 5人目の仲間だと写真を見せられたみんとですが、なんだか様子がおかしいです。 焦って取り乱すみんと。 そして、都合よく、今人気のアイドル「藤原ざくろ」の写真集を落とします。 写真集を見られて恥かしがるみんとですが、それを見た歩鈴がわざわざ写真集を切りとって検証開始。 シルエットはピッタリで、5人目の仲間は藤原ざくろなんじゃないかという疑惑が。 「ざくろお姉さまこそ、最後の仲間だったのですわ!!」 目をハートにして頬を赤らめて話すみんと。 絶対、気があります。 そして藤原ざくろの紹介でざくろのアップ、全身のカットがたくさん挿入されるのですが、やたらと作画が綺麗で素晴らしい出来映え。 なんだかキラキラしてるし、スタッフの偏愛ぶりが感じられちゃいます。 ともかく、ざくろが最後の仲間なんじゃないかと思った4人は、ざくろに会うべくオーディションにいってみます。 そしてオーディションを受けるみんと。 と、受けようとしたとき、歩鈴が「小学生だからって置いていくなんて酷いのだ−!」と乱入。 歩鈴の火吹き芸で会場は大騒ぎ。 よく火事にならないもんです。 歩鈴の乱入でオーディションは無茶苦茶。 演出家は激怒して、オーディションは中止だと言います。 しかし、それをざくろが流暢な英語で説得。 ちなみにざくろは、日英独仏中スペイン語の6カ国語を話せるそうです。 しかも、どう見ても高校生以上、17歳くらいに見えるのに、中学3年生という設定。 いくらマンガだからといっても、あまりに好き勝手すぎる設定です。 ともかく、ざくろが模範演技を見せることを条件に、オーディションを続けることに。 ざくろの演技を見て感動したみんと。 突然ざくろにかけよって… 「ざくろお姉さまっ!!わたくしたち仲間を探しに来たんですの! どこかに小さなアザがあれば、それがわたくしたちの仲間の印ですわっ!!」 などと、うっとりしながら語り出します。 これじゃ、端から見たら、ただの電波娘。 一瞬、はっとした表情をするざくろですが、関わり合いになりたくないのでしょうか。 「何をいってるの?わたしはただお仕事をスムーズに進めたいだけ。カンチガイしないで。」 と冷たく突き放します。 凍りつくみんと。 なんだかセピア調のラフっぽい止め絵を使った演出が冴えます。 はっきりいって、ほとんど別のアニメです。 どうも、これは作画監督がいつもと違う影響らしく、ちゆちゃんが、キャプチャー画像を紹介しておられますので、作画や演出の違いはそちらを御覧ください。 結局、オーディションを受けずに帰った4人。 みんとはショックで元気が無く、しょんぼり状態なのでした。 さて、その夜。 寝ていたいちごは、マシャに「5人目の仲間が危険!」と起こされます。 みんとやれたす、歩鈴も変身して、教会に集合。 そして、教会には帽子をかぶった一人の女性が。 はっとするみんと。 そんなとき、カラスの大群を引き連れてキッシュ登場。 「ようこそ皆さん、新しい仲間のお葬式に!」 そして5人目の仲間にたいして一斉に襲い掛かるカラスたち。 それに反応するかのように帽子を脱いだ5人目の仲間は、やはりざくろ。 「ミュウミュウザクロ、メタモルフォーゼ!」 テクノ系の音楽や美麗な作画、炎に包まれる演出、後半に出てくる三日月や光の表現などが綺麗で、文句無しでミュウミュウで一番カッコイイ変身シーンです。 やはりここにもスタッフの偏愛ぶりが。 原作ではほとんど背景同様の存在でしたが、アニメ版ではざくろが大ブレイクの予感。 同じく、原作では一番陰の薄い歩鈴も、アニメではキャラが立っており、原作でないがしろにされてたキャラが陽の目を見ることが出来たわけです。 アニメだけ見た人が原作を読んだら、ざくろと歩鈴の陰の薄さにびっくりするんじゃないでしょうか。 変身のパワーで一瞬にしてキメラカラスを元にもどし、すさまじい身のこなしでキッシュと戦うざくろ。 ムチのような必殺技で、見事にキッシュを撃退。 これを見て、やっぱり仲間だというみんとですが、ざくろは「誰ともつるむ気はないわ。仲間なんて必要ない」と言い放ちます。 そして激しい表情で、 「うざいのよ、あなたみたいな子!!」 といって、愕然とする4人を残し去っていくのでした。 今回はこれで終了です。 途中でもふれましたが、今回はとにかく作画や演出がものすごい回でした。 素人目に見ても違いは歴然。 ざくろもすごくいい感じで描かれていて、全キャラ中、一番人気になるんじゃないかと思えるくらいです。 次回は第11話「信じる心、五人そろって東京ミュウミュウ」です。 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆ |
2002/06/24 | 東京ミュウミュウ・信じる心、五人そろって東京ミュウミュウ |
6月15日の東京ミュウミュウは、「信じる心、五人そろって東京ミュウミュウ」でした。 みんとは、ざくろに「うざい」と言われてショックで放心状態。 ティーカップと花瓶を間違えてしまうくらいの重傷。 いちごは、ざくろさんは本当に仲間なのかと、ブチ切れながら白金に問い詰めます。 歩鈴は「きっと、ざくろのお姉ちゃんは悪い敵なのだ。仲間でなければ敵なのだ」と言い出す始末。 理論が飛躍しすぎです。 いちごはそれを否定し、なんとかざくろに会おうするのでした。 そして、握手会でざくろと接触しようとしますが、いちごを見たざくろはあからさまに不機嫌顔。 とーぜん話をする時間なんてなく、案の定撃沈です。 握手会で「大事な話があるの!」じゃ、ただの電波娘です。 それでも懲りず、お次は歩道橋からざくろをのせた車を見つけ、 やっぱりざくろは敵なんじゃないかという歩鈴。 だから、なんでそこまで話が飛躍するんですか。 いちごは、そんなことはないと否定。 ざくろの目は、はじめて会った時のみんとの目に似てるから、と言って説得し、次の方法を考えるのでした。 場面は変わって、仕事を終えて黄昏るざくろ。 そこにキッシュがあらわれます。 ほんとこの人、どこにでも現れます。 どーせなら、いっそ寝こみでも襲えばそれで終わりとか思っちゃうんですが。 とはいえ、そんなことを言い出すと、なんで変身ポーズ中に攻撃しないのかといった、この手の作品のタブーに触れるような気がするんで、考えないことにします。 「僕と組んでキミをそんな体にしたヤツらに復讐してやろうよ。 君が望むなら、僕がその体を元に戻してあげる。」 ざくろを仲間にひきこもうとするキッシュ。 そんな場面を、ざくろがここにいると知ったみんと、れたす、歩鈴が発見。 愕然とする中、キッシュはみんと、れたす、歩鈴を消してしまいます。 その場に遅れて来たいちごは、3人が消える場面を見て驚愕。 みんなを返して、といういちごに対し、キッシュが悪魔の提案。 「君たち2人が戦うんだ。勝った方が僕の仲間になる。 そしたら3人は返してあげる。どう?」 拒否するいちごとざくろですが、「それなら3人は戻らないし元の体にも戻れないだけだよ」と言って、キッシュは去っていきます。 そして、れたすのメガネだけがその場に残ったのでした。 「こうなったのは、ざくろさんのせいなんだから!! あなたが最初から仲間になってくれていれば!!」 「わたしには関係ない…」 ますますいがみ合ういちごとざくろ。 いちごの言い分はちょっとあんまりすぎですが、3人がいなくなったショックを考えると仕方ないかもしれません。 その晩、赤坂さんがカフェミュウミュウで3人の生存を確認。 発信機でも生めこんでるんですか? 3人は異次元のような空間に閉じ込められているようです。 どうしたらいいのか嘆くいちごに、「ざくろが本当に仲間と思うなら、行って説得して来い」という白金。 彼女の力なら、異空間に裂け目を作れるかもしれないという赤坂さんの言葉に、いちごはざくろの元に向かうのでした。 生本番中のテレビ局でざくろに会ったいちご。 「時間がないの!白金が、ざくろさんのすごいパワーがあればみんなを助けられるんじゃないかって!」 「白金? あなたもあの2人に、変な光浴びさせられたんでしょう?」 この、ざくろのセリフで今までの疑問の謎が解決。 仲間を探せとかいいつつ、遺伝子を打ちこむ相手は、やはり狙い撃ちしていたので、誰が仲間かなんて最初からわかっていたのです。 なんでこんな回りくどいことさせますか。 「たとえ、どんな理由があっても、あんな勝手な人間に手を貸す気にはなれないわ」 ざくろさん、みんなが思っていたことを代弁したかのような回答。 見事というほかありません。 やはり、無理矢理遺伝子をうちこまれて獣化させられ、地球の未来のためにご奉仕することを強制させられるというのは、正気の沙汰とは思えないです。 しかし、いちごは大事な大事な仲間で、誰かが欠けちゃダメなのと説得。 自分と戦うために来たと思っていたざくろは、いちごのこの答えに驚きつつも、テレビの生本番へと向かうのでした。 さて、異空間に閉じ込められた3人はというと、どうやっても変身できずに途方にくれていました。 そして、異空間に異変が起こり、どんどん収縮していきます。 3人は大ピンチで悲鳴をあげます。 れたすは予想通りのド近眼で、メガネを無くて何も見えないせいで、状況がわかっていませんが。 場面は戻って、テレビ局ではいちごはキッシュに狙われます。 体の自由を奪われて変身できなくなったいちご。 キッシュはその間に、キメラアニマをざくろの元へ送るのでした。 なんとかキッシュから逃れたいちごは変身。 キメラアニマに襲われるざくろを身を呈してかばいます。 「ざくろさん、逃げて…」 傷つきながら、ざくろを仲間としてかばういちごの姿に、ざくろは心をうたれ、異空間にいる3人を救出に向かいます。 どうやって異空間に来たのか全く謎ですが、ともかく異空間に入ったざくろは、すんでのところで3人を救出。 そして、異空間の壁をぶちやぶって元の世界へと帰るのでした。 ここでちょっと疑問。 帰りに壁を破るというのはどういうことでしょう? てっきり、入るときに壁を破って来たと思ってたんですが。 一体どうやって異空間に入ってきたのか、小一時間問い詰めたい。 まぁ、細かいことは目をつぶることにして。 この場面、相変わらず何も見えず、(3_3)目なれたすに、ざくろがメガネをかけてあげるシーンがよかったです。 そして、異空間から戻ってきて、5人の仲間がとうとう集結。 そのとき、5人の武器が共鳴しだし、いちごのストロベルベルの威力がアップして、いつもの無駄に長いモーションでキメラアニマに攻撃し、一撃で粉砕。 これを見たキッシュは、いちごのすさまじい力を面白がって去っていくのでした。 原作では、このシーンでストロベルベルがヴァージョンアップ、巨大化するのですが、その場面はありませんでした。 やはり、巨大化ストロベルベルの登場はもっと後にして、効率よく玩具を売るというタカラの魂胆なのでしょうか? それは、ともかく。 今まで仲間はいらないといっていたざくろですが… 「わたし、仲間とかってキライだけど…あなたたちのことは考えてもいいわ」 と、いちごたちに微笑みかけ、とうとう5人の仲間が揃ったのでした。 さて、完全に忘れていましたが、実はまだテレビの生本番中。 いちごたちは全国に思いっきり生中継されていたのです。 ビルのスクリーンにでかでかと映されるいちごたち。 街はもう大騒ぎ。 すでにただの背景と化した青山くんもこれには思わず立ち止まります。 あなたたちは何者かと問い詰められるいちごたち。 こうなったらヤケッパチ。 「わたしたち、5人そろって東京ミュウミュウ!! これからも、地球の未来にご奉仕するにゃんっ!!」 全国区で意味不明発言をしてしまういちごたちなのでした。 というか、ますますわけわからないと思うんですが。 それに、ここでざくろが呆れて仲間を離れても文句はいえないような気も。 こんな人たちと関わり合いになりたくないとか思いかねないです。 ともかく、今回はここで終了です。 さすがに前回と比べると作画は落ちまくっていますが、前回がよすぎただけなので、仕方ないでしょう。 次回は「バレちゃった、季節はずれの桜散る」です。 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆ |
2002/06/25 | 東京ミュウミュウ・バレちゃった、季節はずれの桜散る | |||
今回のレビューで、肉、ミュウミュウともに、とうとう本放送に追いつきます。 なんだか夢のようです。 やはり人間コツコツ頑張るのが大切、溜めるとたいへんです。 わかっているのに溜めるのが、ダメ人間たるゆえんなのですが。 ともかく。 6月22日の東京ミュウミュウは「バレちゃった、季節はずれの桜散る」でした。 「嫌って言うほど、ご奉仕しちゃうにゃんっ☆」 今日も化け物から人々を助けるいちご。 もはやみんなの注目の的。 というか、ぜひイヤっていうほどご奉仕してください。 そんなところに青山くんが。 「桃宮さん…ぼくはキミがそんな子だとは思わなかった…! そんなふりふりのかわいい服を着て!! ふさふさの耳やしっぽをつけてっ!! 悪い怪獣と戦っちゃったりしるような、そんな女の子だと思わなかったよ!!」 そして、泣きながら走り去っていく青山くん。 なんでそうなるのか不明すぎです。 「ちがうの!!」 泣いて叫ぶいちご。 そこで目がさめます。 授業中に居眠りをしていたいちごの夢オチなのでした。 学校では、全国区でテレビ放映されてしまった「東京ミュウミュウ」が話題騒然。 やっぱあれはやりすぎたかと後悔するいちごですが、真ん中の赤い子がかわいかったという話を聞いて、思わずニヤニヤするのでした。 学校の帰り。 「学校が終わったのに、これからまた仕事かぁ…もうイヤ、こんな生活。 最近、青山くんとも全然話せてないし。」 しょんぼりないちご。 というか、本当に青山くんと全然話していないです、ここ数話。 このところの青山くんの背景同様の扱いは、この場面の伏線だったのでしょうか。 さて、噂をすればなんとやら。 タイミングよく青山くん登場です。 青山くんに公園にいっしょに行こうかと誘われます。 青山くんに連れて行かれたところでは、6月というのに、桜が満開の木が。 更に、セミの鳴き声も。 そして、青山くんに、また一緒にどこかへ行こうと言われてわかれるのでした。 カフェミュウミュウでは、青山くんに誘われたことでニヤニヤしているいちご。 みんとは紅茶を飲みつつ… 「まー、遅刻した分、きっちり働いていただきませんとね。 なんか、いつもより疲れましたわ。」 「えへっ、まるで普段も働いているようなセリフですね♪」、 思わず本音をぽろっともらしてしまうれたす。 言ってから、はっと気付くものの、時既に遅し。 「れーたーすー、今の、どーいう意味なのかしら?」 絶対零度の微笑みで問いかけるみんとに、れたすはパニック状態。 「ごめんなさい、ごめんなさい、許してくださいぃ〜〜 つい、うっかり本当のことを…はっ…!」 ドジってみんとにいじまられるれたすたん(;´Д`)ハァハァ というか、働けみんと。 そのとき、ざくろがカフェミュウミュウのコスチュームに身を包んで現れます。 タレントの藤原ざくろがいると、ばれないかと心配するいちごですが、芸能界ではにこやかなざくろも、ここでは思いっきり無愛想。 誰も同一人物だとは思わない、ということで解決。 無茶すぎです。 無愛想でこわい美人店員…マゾの人には受けそうですが。 さて、閉店後、白金は5人そろったところで話があると、みんなを地下に呼び出します。 白金に呼び出されてきた秘密基地。 5人そろったところで、状況を改めて話し出します。 何者かがエイリアンを使って環境破壊に拍車をかけている。 ヤツらは、この地球にいる生き物を絶滅させ、地球を都合のいいものにしようとしている。 そして、今エイリアンを倒さないと、地球をすむ全ての生き物は絶滅するだろう。 そう話す白金。 憶測ばかりですが、白金の確信の決めては5人。 ハイイロオオカミのざくろ。 ゴールデンライオンタマリンの歩鈴。 スナメリのれたす。 ノトジロルリインコのみんと。 そしてイリオモテヤマネコのいちご…… 横槍ですが、なんか聖闘士星矢みたい。 バルゴのシャカ! スコーピオンのミロ! キャンサーのデスマスク! カプリコーンのシュラ! やっぱり、みんなの心のヒーローはデスマスクでしょうか。 一撃で黄泉まで送れるわりに、なんだか全然殺せてない積尸気冥界波。ステキすぎます。 なんでこいつが黄金聖闘士なんでしょうか、あじゃぱー。 そんなことはどうでもいいとして。 レッドデータアニマルの生命力を敵と戦う力に変えることができるものたちがここに5人そろったこと。 オレは偶然というヤツを信じないんでね、と語る白金。 「でも、わたしたちを選んだのは白金さんじゃ…?」 「違う…。オレは、見つけただけ、さ。 お前たちを見つけたものがどこかにいるとすれば……それは…!!」 そして地球が映し出され、緊張が走るのでした。 なんというか…白金さん、カッコつけて言ってて、確かに一見結構カッコいいんですけど、いまいち何言ってるのかわかりません。 要約してみると…
すいません、全然わかりません。 どなたか、頭の悪いゆきに、わかりやすく説明してください〜 ともかく。いちごはいつ戦いが終わるのか、エイリアンはいつ全滅するのか、と白金に問い詰めます。 こんな体にされて困ってるんだから…と涙目。 そんないちごに、ざくろは… 「好きな人がいるのね。 本当の恋をするには、自分がどきどきしてるだけじゃダメ。 相手の人も、同じくらいどきどきさせなきゃ…ね。」 と妖艶に微笑みかけるのでした。 …というか、この人、一応中学生。 次の日。 きわめて有毒な植物を赤坂さんが確認。 なぜか、やたら分厚いメガネをつけてパソコンを叩いてるのが謎です。 大気汚染を助長する有害な5本の大木を、5人別行動をとって同時に潰さないといけないという白金。 5本の木の中心は、いちごが青山くんと訪れた公園の桜でした。 その木に向かうことを決意したいちご。 そして、5人に運命をたくす白金。 「頼んだぞ…みんな。 …いや…そういえば、名前がついたんだったな。」 「東京ミュウミュウ、出動だッ!!」 大真面目に「東京ミュウミュウ出動だ!!」と叫ぶ白金さんにメロメロ。 今後もこのノリでお願いします。 さて、場面は変わって桜の木。 そこでは、青山くんが桜の木の発する匂いで眠ってしまいます。 そしてあらかじめその場にいたキッシュ。 そこにいちごが到着。 「東京は今日死ぬし、せめていちごは僕の手で天国に送ってあげるよ」 そう言い、キッシュは本気でいちごに襲いかかります。 すさまじいスピードを誇るキッシュに、いちごは全く手だしできない状況。 しかし、なんとかとどめの一撃を避けて、一撃くらわせます。 一撃をくらってきょとんとしたキッシュは… 「………ふふっ…ふははははっ……!! すごい、すごいすごい!! ねぇ、いちごっ、やっぱキミすごいよ、!! 感動しちゃった!! 本気の僕に一撃を食らわせるなんてっ! 僕がキミだけは助けてくれるようにお願いするよ! 一緒にいこっ!ねっ、いいだろっ、いちごっ?」 うれしそうに語るキッシュ。 なんだか、とっても変態っぽくてグーです。 キッシュは回を追うごとに変態っぽくなっていって、なかなかいい味を出しています。 「さぁ、いちご〜。さぁ!!」 何が「さぁ」やねんっ。 この変態っぷりで、どれだけファンが増えたことでしょうか。 さて、そんなとき、残りの4人は、大木を潰そうとし、各地に大きな4つ光の柱ができます。 これを見たいちごは、傷ついた体をかえりみず、大木に攻撃。 キッシュは「いちごっ、やめろ!!死ぬぞ!!」と止めますが、当然のごとく無視。 そして、なんとか5本の大木を同時につぶすことに成功し、パソコンで様子を見ていた赤坂さんや白金も感心するのでした。 結局東京壊滅に失敗したキッシュは、いちごを殺すつもりもないので、そのまま去っていくのでした。 とにもかくにも、無事解決。 そんなとき、さっきまで倒れていた青山くんが目覚めます。 そして… 「…いちご?」 この言葉に、いちごは唖然とするのでした。 青山くんに正体を気付かれてしまったいちご。 一体どうなるのか…こんなところで今回は終了。 次回は第13話「すれ違う心、狙われた青山くん」。 今回の予告はキッシュの語り口調で、なかなか面白かったです。 「いちごの未来に…ご奉仕するよ。」 どんどん変態さが増しているキッシュ。次回が楽しみです。 ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆ |