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2002/03/25 | 改装してみました | |
このところ、色々と大変で全く更新していませんでした。 まことに申し訳ありませんでした。 更新再開のはずが即停止、まさしく3日坊主です。 キン肉マン2世のレビューも案の上、止まってしまっている状況で、このままだとまた1週遅れになってしまうんじゃないかと心配です。 4月からは東京ミュウミュウもはじまり、そちらもレビューしていく予定ですが、両方とも1週遅れになったりしないか、今から心配です。 さて、気分転換にトップページを改装してみました。 アイドルらしく、とにかくかわいくして、人によっては一目でブラウザを閉じるようなページにしようと思ったのですが、少々やりすぎちゃったかもしれません。 こんなかわいい背景でキン肉マン2世について語るのもどうかと思うのですが、しばらくはこのままで行こうと思います。 「目が痛い」という苦情が来ないか少々心配しちゃったりしますけど。 ちなみに、「仏像はどこにいった!?」というツッコミは不可です。 入れる場所がありませんでした。 まぁ、そのうちどこかにコッソリ入れちゃいます☆ あと、ゆきも参戦している第4回クソゲー竜王戦が開幕しています。 興味のある方はどうぞです。 レベルが高くてへこみそうなのが理由で、ゆきはまだ読んでいないというのは秘密です(笑 とにもかくにも、心機一転、よろしくお願いしますね☆ |
2002/03/27 | キン肉マン2世・キッドデビュー戦 その1 | ||||||||||
さる3月20日、以前紹介した「キン肉マン超人大全集」が発売されました。 この超人大全集、キン肉マン関連の曲がほぼ網羅されているのですが、特に注目すべきなのが各超人のテーマソング。 このテーマソング、どんなものかというと、例えばアシュラマンの曲だと
といったように、 しかし、特筆すべきは間奏の間に入る各超人のセリフ。 このセリフ、「この人たち、戦い過ぎで頭がやられちゃったんじゃないか」と思わず余計な心配をしてしまうような妙なものが多く、なかなかに笑えます。 たとえば、ラーメンマンだと…
嘘つけ。 ネプチューンマンだと…
何がそんなにおかしくてバカ笑いしてるんですか、あなたは。 神に最も近いだのなんだのいってますが、このセリフだけで全ての威厳が台無しです。 また、彼のパートナーのビッグ・ザ・武道も「おすし100人分を頂こう…ワハハハハハハハハッ!!」と、わけのわからないバカ笑いをしてくれます。 それどことろか、弟子のスクリューキッドも「オレの好きなくいもんはワニのカバ焼きだ…ウッハッハッハッハ!!ハッハッハッハッハ………」とバカ笑いし、「本当に何がおかしいんだろう、この人たちは?」と思わせてくれます。 ちなみに、やはりもう一人の弟子であるケンダマンも「タイトルはいらんが、たいやき1万個食ってやるっ!!クカカカカカカカ…!!」と、頭の痛いとしかいいようがない発言をしてくれます。 完璧超人が負けた理由がなんとなくわかりました。 それにしても、この人たちの異常な食欲はなんなんでしょうか。 ちなみにケンダマンのテーマソングの題名は「キケンだ キケンだ ケンダマン」。 このネーミングセンスがたまりません。 ともかく、こんな素薔薇しい曲がつまった「キン肉マン 超人大全集」。 もしあなたが肉ファンなら「買い」です。 さて、前振りが長くなりましたが、2世のレビューです。 大阪ではデーモンプラントと新世代超人の戦いがはじまろうとしています。 「レディースアーンドジェントルメーーン!! ただいまより、デーモンプラント対ニュージェネレーションの、大阪真昼の決戦を行いますっ!!」 場内へのアナウンスがタキシード姿のサンシャインによりすすめられます。 似合わなさ過ぎです。 レックスキングの相手は、 仮面をつけて天井につるされていてる謎の超人。 サンシャインのアナウンスによると、その正体は前回真夜中に会場へしのびこんで捕らえられたテリー・ザ・キッド。 というか、仮面をつけていてもどう見てもキッドというか、もうキッド以外の何者でもないのですが、誰も気付かずに驚いています。 そして、レックスキングによって仮面が破壊されると場内騒然。 一発で気付けよと思いますが、そこはモンゴルマンとラーメンマンを、似ているが別の超人と言いきる世界の人々。 その割には、全然似ていないキン肉王家の宮殿と大阪城をウリふたつと言ったり、この世界の人々の感性はわかりません。 さて、この一戦には特別レフェリーをつけるというサンシャイン。 なんと、そのレフェリーは万太郎。 実は万太郎はサンシャインの策略にはまってレフェリーにさせられたのです。 キッドに腕につけたサポーターを外せという万太郎。 反則はビシバシとりしまるといいます。 ともかく、試合開始。 キッドにばかり反則をとる万太郎に、「どっちの味方なんだ」と怒るキッド。 「自分は中立」と言い切る万太郎。 おかげで、新世代超人サイドは完全にボロボロ。 サンシャインは、生真面目な万太郎をレフェリーにし、キッドと衝突させようと策略していたのです。 恐竜の顔と化してキッドに噛み付くレックスキングの右腕「ジュラシックハンド」。 おそらく規制ゆえでしょうが、噛み付いてもまったく血が出ません。 ここまでいくと、逆に不自然な気がして違和感です。 この辺はなんとかならなかったのかなぁ、と思っちゃうのですが。 キッドのあまりの惨状に心配する万太郎ですが、キッドは余計なお世話とツッパリます。 そして反撃に出て、レックスキングの頭を破壊するのですが、それでもピンピンしているレックスキング。 レックスキングはキッドに対し反撃、とどめに出ます。 そして「いいぞ、キッドはもう虫の息だ」と勝利を確信したサンシャインはリングにあがりますが、万太郎の手によってキッドは救出され、レックスキングのジュラシックハンドは金網に激突。 万太郎は、リングに入ってきたサンシャインに対して反則とし、キッドを救出したのです。 これで2人の信頼は回復、サンシャインの策はやぶれます。 金網に直撃したレックスキングが苦しむのを見て、弱点は右腕の恐竜の顔だと見破り、そこを締め上げるキッド。 レックスキングはそのしめつけに激しく苦しみ、恐竜の顔の血の気が失せていき、皮がはがれていき骨と化していきます。 そのピンチを、ジュラシックハンドで、恐竜のしっぽである自分の左腕にかみつくことにより脱出。 それでもチャンスは続き、フィニッシュホールドに入ろうとするキッド。 しかし、そんなキッドに対し、サンシャインは「お前にフィニッシュホールドなど決められるはずはない!!フォーッフォッフォフォッフォッ!!」と不敵に笑います。 ここで今回は終了。 三週連続、サンシャインの高笑いで終わりです。 今回は全体的にツッコミどころも少なく、まったく血が流れないことが違和感であることをのぞけば、特筆すべき点も見当たらない回でした。 ともかく、次回は「逆転なるか!?キッド捨て身の攻撃」です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |
2002/03/29 | がぁ〜でぃあんHeartsがドラマCD化 | ||||
ご都合主義。 マンガにとって、なくてはならない展開です。 たとえば、ジャンプ黄金期の代表作である「魁!男塾」では、死んだと思ったら実は生きていたという、当時の格闘ものの黄金パターンといえるご都合主義が多用されていました。 濃硫酸の池に落ちたり、どてっぱらをブチ抜かれたり、見開きでそのキャラの死を訴えたりしても、すべて「実は生きていた」で済ませてしまうその潔さは、男塾の魅力のひとつといえるかもしれません。 メインメンバーの中でも死亡率がやたらと高い飛燕や富樫が死んでも、「どうせ生き返るし」と思ったものです。 そのかわり、雑魚キャラ(男爵ディーノをはじめとする鎮守廊三人衆)は容赦なく殺され、他のキャラは実は助っ人によって命を助けられたのに、彼らだけは助っ人にさえ見捨てられるという、ある意味酷すぎるご都合主義により抹殺されてしまいました。 ちなみに、現在はスーパージャンプで、主人公の剣桃太郎の息子の剣獅子丸が活躍する続編「暁!男塾」が連載されています。 この「暁!男塾」では、本編で死んだまま連載が終了してしまった2号生筆頭の明石さんが何事もなかったように生きていて、更に息子までいるという始末。 ここまでくると、ご都合主義というより作者は何も考えていないだけなんじゃないか、と思っちゃいます。 それどころか、プレイボーイで連載中の「天より高く」では、粉々に砕け散って死んだはずの3号生筆頭・大豪院邪鬼が何事もなかったようにピンピンしていたりと、わざわざ突っ込ませるために出しているんじゃないかという、妙な疑いまで持たせてくれます。 何も考えてないだけでしょうけど。 さて、そんなご都合主義マンガの中でも、よく見かけるのが、突然現れたわけあり美少女が主人公にベタ惚れして、家におしかけるという「押しかけ美少女モノ」です。 古くは「うる星やつら」にはじまり、「ああっ女神さま」「まもって守護月天」などがこれにあてはまるでしょう。 考えてみると、これほどオタクの願望を如実に示しているものは無いでしょう。 なにしろ、自分では何もしていないのに勝手に美少女が自分にベタ惚れして、勝手に同居してくれて、勝手に抱きつてくれちゃうわけです。 自分では何もしないで女の子にもてたいという願望が顕著に見えてしまい、ある意味絶望的な気がしてなりませんが、この類のマンガに需要が多いのもまた事実です。 そんな「押しかけ美少女モノ」の中でも、エスカレートしすぎて、ギャグでやっているのか皮肉ってるのかわからないのが天津冴さんの「がぁ〜でぃあんHearts」。 この「がぁ〜でぁいんHearts」、最初はいきなり空から変身美少女が降って来て主人公の家に居候という例のあの展開なのですが、第2話からは予想だにしない方向へ突き抜けていきます。 主人公と押しかけ美少女の通う学校に制服泥棒があらわれるのですが、犯人は同じ学校の少女。 彼女を捕まえて話を聞くと、実は彼女は宇宙人で、制服を100着集めると服のもつ能力で力を高めることができ、それによって生き長らえることが出来る種族だったのです。 早い話が、盗んだ服によって姿が変わる変身美少女。 その後色々あって、そんな彼女を哀れんで守ってくれた主人公に対し、その少女は例によってベタ惚れ。同居。 いつものあの展開です。 次の話以降、これがひとつのフォーマットとなり、その後は宇宙忍者少女、魔法少女、とある星から来た巫女さん同じように主人公にベタ惚れし同居という身も蓋も無い展開が続きます。 最後にヒロインの女の子になつくネコ娘が登場して同居という、全く同じ展開だけでコミックス1巻終了。 一応、後書きによるとこれでキャラが出揃って今後話が進んでいくそうですが、ここまでやっといてどう話を進めるのか疑問で仕方ありません。 残念ながら、コミックスでしか読んでおりませんので、現在連載中の本編はどのような展開になっているのか知らないのですが。 余談ですが、全員、変身するときは例によって脱いでくれて、ファンサービスも旺盛です。 さて、その「がぁ〜でぃあんHearts」、なんとドラマCD化が決定したそうです。 果たして、この無茶苦茶な話をどうドラマCD化するのでしょうか。 ある意味楽しみです。 以下、キャストです。
2巻も4月10日に発売で、なかなか好調な様子の「がぁ〜でぃあんHearts」。 今後、どのように展開していくのでしょうか。 ネカマアイドルゆきは、「がぁ〜でぃあんHearts」を応援しています☆ |
2002/03/31 | キン肉マン2世・キッドデビュー戦 その2 | |
阪神、近鉄ともに開幕戦2連勝とさいさきがよく、ご機嫌な関西人ゆきです。 このままいけば今年の日本シリーズは阪神VS近鉄じゃないか、どっちを応援しようなどと、今から勝手に悩んでいて、まさに脳内が春という状況です。 それにしても、まさか阪神が2連勝するとは思いませんでした。 オープン戦で勝ちすぎたので絶対ダメと思っていたんですが、オープン戦から勝つことを意識したおかげで、今までの負け犬根性が一掃されたのかもしれません。 あと、今日先発していたムーアの変則投法は非常に打ちづらそうです。 球は速いし、急にサイドスローに変えたりするし、あんなの打てるんでしょうか? これからが楽しみです。 さて、それはそうとキン肉マン2世です。 今週の2世は、第12話「逆転なるか!?キッド捨て身の攻撃」でした。 レックスキングに対しキッドがフィニッシュに行こうとするにも関わらず、不敵に笑うサンシャイン。 テリー一族には地味な技しか持っていないのだ、と余裕しゃくしゃくで語ります。 「地味…過去の遺物!?」 その言葉を聞いたキッドは自らの過去を思い出します。 キン肉バスターをしようとして、テリーに怒られるキッド。 「我がテリーファミリーはキン肉バスターのようなパワーを必要とする投げ技は苦手とする。 そのかわり、テキサスの大自然でつちかった強靭な腕力と脚力の粘り強さがあるんだ。 そこから生まれた技がナックルパートやトラースキック、スピニングトーホールドなどの技だ。 キッド、お前も自分の体格にあった技をするんだ。」 はい、嘘だらけです。 1トンを誇る重量級超人のザ・魔雲天を恐るべき怪力で見事に持ち上げるテリーマン。 余談ですが、ゆきはこの場面はテリーマン屈指の名シーンだと思います。 そのシーンを自分自身で否定しているんだから、少なからずショックです。 100トンの重みの鉄球に対し、持ち前の怪力でこらえているテリーマン。 というか、「ウオオ!なんという重さだ!」だけで片付けられる問題じゃないと思うのですが。 ちなみに、50トンの時は「ぶん投げてやれっ」という無理難題も、「オオッ!」とか言って、難なくこなしていました。 < まさにド迫力パワー。 50トンならよくて、100トンならダメというのも、どうかと思うのですが。 そして、キン肉バスターを決めるキン肉マングレート(中身テリーマン)。 タッグ編は、テリー一番の見せ場だったと思います。 そのシーンも自分自身で否定しているとなると、残りは2つの引き分けと相手の反則での勝ちくらいしか残らないんですけど。 もう嘘まみれです。 あまりに嘘まみれで弁護のしようがないので、ジョーカーとも言える言葉を出してきて無視して進めちゃいます。 所詮ゆでです。 さて。脱線しすぎましたが、テリーの言葉に「僕はパパのような地味な超人にはなりたくない!」と返す幼少キッド。 やはり、ミスター引き分けにはなりたくないということでしょうか。 それでも、テリーマンだったらマンモスマン相手でも引き分けられそうと思わせてくれる何かがあったのですが。 勝てる気はしませんけど。 過去を思い出し、「オレはパパとは違う」と言って、無茶苦茶な体勢からスープレックスをかけようとするキッド。 しかし、レックスキングの体重に耐えられず失敗してしまいます。 巨漢キラーのテリーマンなら成功してそうだったのですが。 この失敗でキッド、一気にピンチに。 走馬灯のようにテリーのことを思い出します。 「我がテリーファミリーは非力だが、どんな時もあきらめたりしない! Go For Broke!! 当たって砕けろの精神を忘れるな!」 その言葉を思い出したキッドはレックスキングの攻撃をテキサス魂で切りぬけ、反撃に入ります。 そして、サンシャインに煽られるも、「何も恥じることはない!」というテリーの言葉を思い出し、スピニングトーホールドを決めます。 更に、テキサスクローバーホールドへ。 苦しみもがくレックスキングに、「ギブアップは絶対に許さんぞ!」とサンシャインは言います。 そういえば、過去に似たようなシーンがありました。 テキサスクローバーホールドでギブアップ寸前のサンシャイン。 自分のことを思いっきり棚に上げています。 まぁ、この人はそういう人ですけど。 「こうなったらあの手を使おう!」というサンシャイン。 「その手があったか…」 レックスキングがキッドに攻撃するも、キッドはよけます。 しかし、その先には万太郎が。 レックスキングの攻撃が万太郎に直撃。 そして、それを見てスキができたキッドにレックスキングが攻撃、クローバーホールドから抜け山します。 ともかく試合再開。 しかし、再びレックスの攻撃が万太郎に誤爆。 もはや正義超人側は大混乱状況で、止血剤と氷を持ちだそうとするミートもこけたりと落ちつきません。 わざと万太郎をねらったんだというキッドにレックスが攻撃。 しかし、後ろに万太郎がいたのを気遣ったせいで、避けることができずにレックスにつかまります。 「殺すなら一思いにやれ」というキッドに対し、じわじわと殺してやるというレックス。 それを聞いた万太郎は「レックスキングはジュラシックハンドを持つだけに、ゆっくりジュラして料理してやるんだね」とくだらないギャグを飛ばします。 仲間のピンチに何をやってる、あんたは。 しかし、ギャグのあまりの寒さにレックスは苦しみだし、キッドをはなしてしまいます。 「そうか!レックスは恐竜の超人。 恐竜は今から6500年前寒さと飢えで全滅した。 …つまり、恐竜超人であるレックスキングは寒さに弱い!」 例によって冴えてるのか冴えてないのかわからない理論に辿り着いたキッド。 MAXマンのときもそうでしたが、この人は異常な現象を素直に受け取る力に長けているのかもしれません。 万太郎にもっと強烈なギャグをヤツに聞かせてくれと言うキッド。 「ふとんがふっとんだ!」「イカが怒った」「サケが避けた」「鯖が裁かれた」という寒いギャグの連発に、足が凍り出すレックス。 無茶苦茶過ぎです。 「さむー」と口をそろえる場内。 インドの超人サムゥまで登場。 「レックスにこれ以上寒いギャグを聞かせるな!」といい、ふと考えるサンシャイン。 「耳で聞いて感じる精神的な寒さにすぎん、これを使え!」と耳栓をレックスに渡します。 「なぜ耳栓なんて持ってやがる!!」 ガゼルマンがナイスツッコミ。 「こう見えてもワシはデリケートでな、寝るときはいつもつけているのだ!!」 驚愕の事実。 「その顔でデリケート…」 露骨にイヤな顔をするガゼルマンとセイウチン。 2人でパンダパジャマを着て、このHPのデザインの如くハートまみれの枕と布団でかわいく寝ているサンシャインを思い浮かべて、オエーー。 というか、この場面のサンシャイン、かわいすぎです。 「クソーッ!!」 そう悔しがるキッドですが、ガゼルマンが勝ち誇った如く言います。 「安心しろ!キッド!!耳栓があってもヤツには使えない!!」 「どうして!?」 「なぜならヤツには、耳の穴がない!!!」 さすが冷静沈着さを買われて東京に赴任したガゼルマン、ナイスツッコミです。 しかし、ミートが呆れ顔でツッコミ。 「…つけてますけど?」 リング上には、耳の穴もないのに無理やり耳栓をしているレックスが。 「なぜだ!!耳の穴もないのに!!しかも、なんて強引な場所に!!」 あなたの怒りはもっともです。 しかし、ミートが一段上でした。 「…ちなみにサンシャインも耳の穴はないですよ?」 哀れ、常識人ガゼルマン。 この場面はアニメオリジナルで、原作のツッコミどころを上手く利用した名場面だと思います。 なんだか、クリリンには鼻がないから匂いが伝わらないというのを思い出しちゃいました。 ともかく、耳栓で万太郎のギャグをシャットアウトしたレックスは体の凍えがとれてしまいます。 そして「万太郎!お前のギャグなんて面白くないんだよ!!」と、露骨に万太郎を攻撃。 どう見ても反則ですが、そもそも万太郎のギャグ攻撃自体が反則なので、今更どうでもいいのかもしれません。 立ち直ったレックスはキッドに反撃。 キッドも反撃するのですがレックスには効かず、レックスの攻撃で空中に投げ出されます。 落ちてきたところを噛み付こうとするレックスですが、キッドは天井の突起物につかまって、なんとか耐えます。 苦しむキッドに、場内を冷やすエアコンの風が当たり、更に凍えそうになるのですが… 「いや…これは使えるのかも知れない…Go For Brokeだ!!オレはこれにかける!!」 キッド、突起物から手を離して落下。 そして落下中に自分の体を激しく回転させます。 その回転で落下速度が減少。 絵にすると、初代ぷよぷよで5連鎖同士をぶつけあったときに、回転させて時間稼ぎをしている状況にそっくりです。 キッドのぷよぷよ大回転はすさまじい風を起こし、エアコンの冷気と重なってブリザードとなり、レックスキングに直撃。 そのブリザードでレックスキングは完全に凍りついてカチコチに。 「くらえ!!テリーファミリーの至宝ナンバー3!!カーフブランディングッ!!」 凍りついたレックスキングの司令塔のジュレシックハンドを完全に粉砕して、キッド、デビュー戦で見事勝利。 そして自宅でテレビを見ていた父テリーマンが映し出され「キッド、すばらしいデビュー戦だったぞ」と祝福の言葉を送るのでした。 悔しがるサンシャインの前に、もう1人のナイトメアズが自分が万太郎を倒します、と諭します。 「さぁ、サンシャインヘッド!どうか今一度あなたさまの悪魔超人魂を注魂してください!」 「ようし!今注魂してやろうぞ!!受け継ぐのだ、ワシの残虐非道、鬼畜無頼の悪魔の魂を!!」 砂になり、ナイトメアズNo2の体を覆うサンシャイン。 「胎動しておるぞ…新しい悪魔が!!」 「なに!?」 驚く万太郎で終了です。 そういえば、この場面も初代で似たような場面がありました。 ……サンシャインさん、新しい悪魔の胎動以前にナイトメアズNo2はこのまま苦しみ死んでいっちゃうんじゃないんでしょうか? まぁ、超人心臓に切りかえれば酸素のない状況でもいくらかは耐えられるそうですが。 今にして思えば、ジェロニモが超人になって性格が悪くなったのも、このときに悪魔超人魂を注魂されてしまっていたのかもしれません。 恐るべし策士、サンシャイン。 さすがとしかいいようがありません。 ゆでのいい加減さが。 ともかく、次回は「冷血の騎士 チェックメイト!」 サンシャインの愛弟子登場です。 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆ |