2002/03/13 キン肉マン2世・いぶし銀サンシャイン
 アニメの2世は原作の2世よりも出来がよいと思っているゆきです。
 3月13日放送のキン肉マン2世は「サンシャインの罠!」でした。

 キッドが自分のところをほったらかしにしてたせいで、大阪が悪行超人に襲撃されて、さぁ大変。
 キッドも「ガッデム!」とか言っちゃってます。

 そして、映像に映し出されたかつての悪魔六騎士の1人、サンシャインについてミートが解説します。
 ここで回想シーンとして初代の戦いが映されるのですが、ジェロニモの髪の毛が緑だったり、グレートのマスクが黒で体が赤だったりと、色設定が無茶苦茶で、ちょっと萎えます。
 さらに、若い頃のサンシャインの顔が妙に細く、なんとなくジャイアント馬場みたいで違和感ですが、冷凍付けになっていたミートの回想なのでいい加減なのでしょう、多分。

 悪魔超人としての経験をもとに、コーチとして若手悪魔超人を育てているというサンシャイン。
 そして、大阪を支配したという2人の悪魔超人「ナイトメアズ」。

 そんな中、リングでダウンしていた役立たず新世代超人のバーバリアンが起きあがり、「何がナイトメアズだ!」と叫び、ナイトメアズの1人にカミカゼのごとく特攻
 しかし、見事に返り討ちにあい、ナイトメアズはしっぽのような腕でバーバリアンを巻きつけて投げ飛ばします。
 勢いよく投げ飛ばされたバーバリアンは、そのまま大阪城に激突。
 そして、大阪城は見事落城。

 そういえば、初代でも大阪城は、天守閣を開閉式にされたり、飛車角の迷宮というわけのわからない迷路を作られたりと、好き勝手に改造されちゃってました。
 改造の張本人のフェニックスは、一体どうやって文化遺産にこんな改造を施したのか疑問でなりませんが、そこは溢れる知性でなんとかしたのでしょう。
 また、他にも名古屋城と姫路城が空を飛んで合体したりと、どうやら超人は文化遺産をめちゃくちゃにするのがお好きなようです。

 大阪城を落城させた超人は、腕が恐竜の頭の「レックスキング」でした。
 レックスキングは、驚異的なパワーで鉄骨を切断し、新世代超人に挑戦状をたたきつけます。
 「明日の正午までに大阪に来い!」

 ちなみにこのシーン、原作だとバーバリアンを真っ二つに裂くという惨殺シーンなのですが、さすがに規制がかかって変更されたようです。
 かといって、大阪城を落城させるのはどうかと思うのですが。

 自分の防衛地をほったらかしにしていた責任感を感じたキッドは、急いで大阪に向かって走り出します。

 「俺の韋駄天を持ってすれば、今夜中に大阪につく!」

 一体、この人は何キロで走っているのでしょうか?
 まぁ、キッドの父・テリーマンは月まで飛んでいったり、テキサスから熊本まで数時間(?)で走ったりしていたので、超人としては遅いのかもしれません。
 それ以前に設定がいい加減なだけなのでしょうが。

 必死で走るキッドを尻目に、鹿は新幹線で大阪へ。
 そして、万太郎とミートは新幹線の最後尾につかまって大阪へ。
 どうみても犯罪です。

 大阪についた万太郎は、ミートと一緒に観光三昧。
 ナイトメアズの攻撃により壊滅といっていた大阪ですが、街は平和そのもの。
 というか、大阪城が落城しても全く動じない大阪人もどうかと思うのですが

 そして、串カツの匂いにつられて、万太郎とミートは串カツ屋へ。

 ソースをつけて幸せそうに串カツを食べる万太郎とミート。
 「カツもおいしいけど、このソースが最高!」

 やたらとおいしそうに描かれる串カツを見て、「明日の昼は串カツにしよう」と思ったのはゆきだけではないはずです。

 「もっとたっぷりつけちゃおうっと」とソースを二度付けしようとする万太郎。
 しかし、他の客に「やめな!ソースの二度漬けは禁止だぜ」と注意されます。

 「そいつはみんなで使うソースだ。一度口にしたカツをつけちゃ、汚いだろう」
 万太郎にそう注意したのは、なんとサンシャイン。

 サンシャインだと気付いて構える万太郎に、「あわてるな。弟子の2人はいないから大丈夫だ。ワシは飯を食いに来ただけだ」と返します。
 相手は悪魔超人だから信用してはいけないというミートですが、サンシャインは落ちついて語ります。

「ワシはもう歳だ。
 50年以上の超人レスラー生活で目をやられ、技を出すたびに強く食いしばるため、歯もボロボロだ。
 今は敵でも味方でもない。
 腕だってスープレックスの打ちすぎで曲がってしまったし…
 何よりも体力は衰え、体重は全盛期の半分になってしまった…
 この痩せ衰えた体で何が出来る…?」

 そういって、やせ衰えた体を見せます。
 砂なのになぜやせるのかとも思いますが。

「おまえたちもワシも明日の昼間では停戦中だ。
 こっちに来て一緒に食べないか?」

 優しげに微笑むサンシャインの誘いを受け、ミート、万太郎、サンシャインの3人で一緒に食べるという珍しい風景が実現。

「熱いうちに食うレンコンは美味いぞ。」

 美味しそうにレンコンを食べるサンシャイン。
 これを見て、レンコンが食べたくなったゆきは単細胞すぎでしょうか。

「いつも血と汗とリングシューズの革の匂いが充満する場所でしか会ったことの無いワシらじゃ。
 たまにはこういう普通の場所で、普通の話をするのもいいんじゃないか?」

 今、サンシャインがいいこと言った!
 万太郎も串カツを食べながら頷きます。

「カツばっか食ってちゃ、胸焼けして体に悪いぜ。」

 そういって、小さく切られたキャベツをかじるサンシャイン。

「えー、キャベツぅ?」
「あんまり好きじゃないなぁ」

 露骨に嫌がる2人に対し…

「合間、合間にこうしてキャベツを食べると、キャベツの成分が胸焼けを防いでくれる。」

 と、丁寧に解説してくれます。
 それを聞いて、ミートは納得し、いっしょにキャベツをかじります。

「確かに体によさそうですね〜」
「キャベツ以外の野菜じゃ、その効果はないそうだ。
 誰が最初に発見したのか知らないが、すげぇ知恵だよな。」

 いつの間にかグルメ番組になってます。
 それにしても、体が砂のサンシャインが普通に食事をするのはビックリです。
 他の悪魔超人も普通に食事をしていたのでしょうか?
 ジャンクマンがどうやって食事していたのか気になります。
 牛などを、ジャンクして肉片にして食べていたのでしょうか?

 そして、サンシャインは自分の過去を語り出します。

「今にして思えば、あの頃のワシは強さも超一級だった。」

 人間に負けましたが。
 もっとも、その人間は超人になったとたん弱くなるという変わった人でしたが。

「そして、悪魔超人の仲間たちもたくさんいた。
 しかし、バッファローマン率いる七人の悪魔超人が、初代キン肉マンをはじめとする正義超人軍に倒されてから、我らの運命が大きく変わった。
 続く、黄金のマスク争奪戦も、われわれ悪魔超人軍は正義超人たちに全滅させられた。」

 過去を振り返るサンシャイン。
 にしても、回想シーン、やっぱり色が変です。

 悪魔将軍のマスクは、なぜかクリーム色(?)ですし、ザ・ニンジャの頭巾は黄緑ですし、奥のほうにピンク色の服を着てる誰だがわからない黄色い超人が転がってます。
 まぁ、古い話ですし、サンシャインがボケてるということにしておきます。
 というか、黄色い超人が一体何者なのか、気になって仕方ないです。

「この連敗で悪魔超人内に不協和音が起こり、まずバッファローマンが正義超人入りしてしまった。」

 岩の陰からバッファローマンを切なそうに見るサンシャイン。

「そして、宇宙超人タッグトーナメントで初代キン肉マンとグレートのコンビにワシとアシュラマンが敗れ去り、とうとう魔界のプリンスとして恐れられた我が友、アシュラマンまでも正義超人のもとへ去っていった。」

 雨の中、アシュラマンが袋を持ち、サンシャインのもとから走り去っていきます。
 それを追いかけようとしたサンシャインはこけてしまいます。
 これはもうどう見たって失恋シーンです。
 最愛の友、アシュラマンに振られて失望するサンシャイン。

 ちなみに、アシュラマンは冷血面がありませんでした。
 影が薄いので忘れられたのでしょうか?

 このシーン、原作の話の流れから考えると、どう考えてもおかしく、アシュラマンが正義超人になったときサンシャインは死んでいたんじゃないかとか、アシュラマンを正義に目覚めさせたのはサンシャインなんじゃないかとよく言われています。
 ですが、サンシャインはきっと、正義に目覚めた途端、バッファローマンとモンゴルマンに見捨てられるわ、ネプチューンマンに殺されるわで散々だったので、きっと人間不信に陥ったのでしょう。

 その後、王位編の途中で超人墓場から脱走して、最愛の友アシュラマンの元に駆けつけるも、アシュラマンはとっくに正義超人になっていたと。
 で、いまさら悪魔超人がどうこういうサンシャインを相手にせず、走り去っていったのではないのでしょうか。
 人間不信になって、アシュラマンにも振られたサンシャインは生きる気力を無くし、そこを超人ハンターのオメガマンに狩られて超人墓場に逆戻りさせられたのでしょう。

 こうしてみると、サンシャインは作中で一番不幸な超人かもしれません。
 テリーマンより強い人間(スグル談)に負けましたし。

「そのとき、ワシは思った。
 去りたいやつは去れ!
 ワシは1人になっても悪魔超人の灯は守ってみせるとな!」

 語り終えて涙を流すサンシャイン。
 悪魔超人側から見ると、思わず貰い泣きしてしちゃいそうな悲劇の物語です。

 そして、デーモンプラントを新生悪魔超人とするため、万太郎を倒す必要はあるのだといいます。
 全世界に放送される明日の試合で、新生悪魔超人の強さと偉大さを知らしめるというサンシャインに、「おまえはやっぱり恐ろしい悪魔だ!」と言い返すミート。
 そして、サンシャインは高笑いしながら砂になって去っていきます。

 ……ゲーッ、食い逃げだーッ!!
 万太郎もいつの間にか姿を消していて、きっとミートは1人でお代を払わされたのでしょう、南無。

 その後、万太郎は、1人で街を歩き、大阪名物がぜんぶそろっている店で耳が痛くなるような歌を歌いながら、食べまくります。
 代金は31500円。

 財布を忘れたので明日持ってくるから、と食い逃げしようとする万太郎。
 店の人は許さず、警察につきだそうとしますが、万太郎は「ボクちゃん、王子さまなんだからぁ」という、頭がやられているとしか思えないような言い訳をします。
 それにしても、食い逃げをしようとして警察につきだされそうになる正義超人…マヌケすぎです、うぐぅ。

 そんなピンチの万太郎に「ワシが払ったるでぇ!」という救いの声が。
 救ってくれたのは、なんとサンシャイン。

「ただでは帰さへんでぇ!!
 助けたかわりに、言うこと聞いてもらうでぇ!」

 万太郎をつかまえ、関西弁で話すサンシャイン。
 もう、サンシャインにハァハァしちゃいそうなくらいにステキです。

「なぁに、簡単なことをやってもらうだけじゃよ。
 フォーッフォッフォッフォッフォ!!」

 謎を残し、今回もサンシャイン高笑いで終了。

 今回は、名シーンと名高く、ちゆちゃんも取り上げていたサンシャインの串カツシーンがとうとう放映されました。
 期待していたシーンですが、非常に良い出来で、年老いたサンシャインの魅力がいかんなく発揮され、大満足でした。
 原作にはないオリジナルのシーンで、ラストの関西弁で話す場面も良かったです。

 また、作中でよく出てくるカルビ丼よりよっぽどおいしそうに描かれていた串カツも印象的でした。
 思わず、串カツ屋に行って、キャベツをかじりたくなっちゃいます。
 これが見れただけで、2世のアニメを見ていてよかったと思いました。

 ただ、残念なのは、過去の回想シーンの色が無茶苦茶だったことでしょうか。
 ジェロニモの髪の毛が緑なのは一体なんだったのでしょう。

 次回は、「魔のジュラシックハンド」。
 キッドVSレックスキング戦です。
 原作では流血の多い試合ですが、今のところまったく血を流していないアニメ2世ではどうなるのでしょうか。

 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆


2002/03/10 XBOX、アメリカでもトラブル
 さて、今日は某イベントにゴスロリ着用で参加してきたゆきです。
 コスプレでイベント参加したこと自体は過去に一度あったのですが、そのときは男塾の男爵ディーノだったため、特に抵抗もありませんでした。
 しかし、さすがに今回はそうはいきません。

 なにせ、よりによってゴスロリ服だけに、着がえ終わっても更衣室から出る気が全くしませんでした。
 なんとか更衣室から出たものの、コスプレをしている人自体がほとんど見当たらず、ゴスロリ着用でイベント会場を歩くのは羞恥プレイ以外のなにものでもないと実感。
 挙句、「自分は一体なぜこんなことをしているのだろう」という、考えてはならない疑問まで発生する始末。
 自分で言うのもなんですが、アホの見本です。

 それでも、4、5人の方に写真を撮っていただき、女装写真を撮って楽しいのだろうかなどと内心思いつつも、たくさんの写真を撮っていただきました。
 女の子と間違えて写真を撮っちゃった方はご愁傷さまでした。
 まぁ、知らぬが仏といったところでしょうか。

 というか、本当にリアルカマアイドルやってどうしますか、自分。

 ちなみに、一番の難題はトイレに逝けないことでした。
 どっちのトイレに入ればいいかわからないというか、男子トイレにゴスロリ着たまま突入するのは無謀すぎます。

 あと、前回は期間限定でぼかし写真を公開しましたが、今回は写真そのものがゆきの手元にありませんので公開できません、悪しからず。
 見たい人がどれだけいるのか知りませんが、新たな写真公開はまたの機会に。

 というわけで、本日のニュースです。

 ディスクにキズがつく不具合が指摘され、「自然な摩擦などで起きる」という素薔薇しい返答をしたものの、結局は無償修理を受け付け、最初からそうしてればいいのにと言われちゃっているMicrosoftのXBOX。
 ラオックスやサトームセンでは、既に販売中止になったり販売再開したりで大変ですが、XBOXのトラブルは本場アメリカにもあるようです。

 ある方は、奇妙な雑音がするのでMicrosoftに修理に出したところ、余計酷くなって返ってきたそうです。
 それをさらに修理に出して説明を求めたところ、「最初の修理が原因」と返ってきたという話。
 余計酷くしといて、それはないだろうと思うのですが。
 余りに理不尽すぎる返答に、なんとなくYahoo!BBを思い出しちゃいました。

 既に凶箱と呼ばれていたりもするXBOXですが、そのあだ名の通り未来は絶望的な気がします。
 購入していないゆきにとっては、既にしばらくネタ提供してくれる存在になってちゃっています。

 そんなわけで、ネカマアイドルゆきは、XBOXをある意味応援しています。


2002/03/08 PS版「ドラゴンクエストモンスターズ1・2」の発売日が延期
 「ドラゴンクエストモンスターズ」というゲームをご存知でしょうか?
 ドラクエの外伝的存在で、ゲームボーイカラーで発売されたソフトです。

 1作目の「ドラゴンクエストモンスターズ〜テリーのワンダーランド」は、ドラクエ6の使い者にならなかった人気キャラ・テリーが主役で、モンスターを仲間にし、そのモンスターを配合していくゲームです。
 いらなくなったモンスターは野に返すこともでき、配合でバラモスやデスピサロを作って放つ姿は、魔王を超えて、もはや魔界の神です。
 この世界の人間は、世界平和のために即刻テリーを消すべきだと思うのですが。

 余談ですが、ゆきはこのゲームが発表されたとき、「なんでテリーなんだっ!ターニアにしろっ!」などと理不尽な怒りを感じたものです。
 とはいえ、デスピサロを野にはなつターニアなんてみたくない気もしますが。
 残念ながら、ゆきはゲームボーイカラーを持っていなかったので購入はしていません。
 ターニアだったら間違い無く本体ごと買っていたでしょうけど。

 2作目の「ドラゴンクエストモンスターズ2〜マルタの不思議な鍵」は、なかよし兄妹のルカとイルが旅立つ物語で、ルカとイルの2ヴァージョンが発売されました。
 それにしても、なかよし兄妹というだけでハァハァできそうなゆきは、重症でしょうか?
 かといって、ジャイアンとジャイ子や、カツオとワカメではハァハァできませんが。

 さて、ゲームボーイカラーで発売された本作ですが、先日3本セットになってPS移植との発表がありました。
 しかし、当初は3月31日とされていた発売日ですが、エニックスは3月8日、「ゲームのより高いクオリティアップを実現するため」に本作の発売日を変更。
 「2002年春」と発売日を改めたそうです。
 ゲームボーイ版をプレイしていないだけに楽しみにしていたのですが、残念です。

 さて、ここで思い出してしまうのがドラクエ7の度重なる延期。
 ドラクエ7の度重なる延期はものすごいものがありました。

 まず97年1月に発表され、当初の予定は98年度中に発売でしたが、予定通り発売されるわけもなく。
 99年10月に12月29日発売と発表、同11月には発売は2000年1〜2月になる見通しとの発表。
 そして2000年1月には「システム向上のために時間がかかった」との理由で、5月末まで発売日を延期。
 この頃になると「本当に出るのか?」という気分になってしまい、案の定5月に再び延期との発表。
 結局、このとき発表された発売日の8月26日に発売されました。
 正直、8月26日に本当に発売されたことに驚きました。
 ちなみに、延期の理由には完成が近い時期でのシナリオの修正という話もあり、何をやっているのかという気分でした。

 しかし、結局発売後はフリーズしやすいということでブーイングの嵐だった記憶があります。

 それでも、結局発売できただけよかったのかもしれません。
 世の中には、発表はされたものの、結局発売に至らなかったゲームもたくさんあります。

 その中でも、ケイエスエスから発売予定だったSFC版「ああ女神さまっ」のインパクトはバツグンでした。
 ゲーム雑誌の新作ソフト発売スケジュールで、発売日未定のまま君臨し続けていました。
 SFCの発売スケジュールは、もちろんこのソフトだけ。
 しかも価格は10800円という、SFC後期特有のものすごい値段。
 誰が買うんだ…というより、「絶対発売されないのはわかってるんだから、さっさと消せばいいのに」と思ったものです。
 電撃G'sマガジンで確認したところ、結局2000年8月号まで未定のまま君臨していました。
 しかし、2000年9月号では、ゴキブリ並みの生命力を誇ったSFC版「ああ女神さまっ」も、とうとうその存在を抹消されてしまいました。

 この場合は、もはや誰も期待していなかったのでいいのですが、発売中止ソフトの中には、多くの期待がよせられたソフトもありました。
 その中でも一番衝撃的だったのが「ファイナルファンタジー4」でしょうか。

 SFCが発表された当時、スクゥエアはSFC用にFF最新作の「FF5」を発表していました。
 FCで発売されたのはFF3までだったのですが、FC用にFF4を製作し、SFC用にFF5を製作、という形でした。
 この頃のスクゥエアは今と違って輝いていましたし、SFC自体がまだ出来たてで、FC版のFF4に期待を寄せる人も多かったのです。
 しかし、結局FC版のFF4の開発は中止され、SFC用として製作されていたFF5がFF4として発売されることになりました。
 ちなみに没になったFF4のシナリオは、聖剣伝説に流用されたそうです。

 心待ちにしていたゲームがクソゲーだったときはショックなものですが、発売さえされないのもショックなものです。
 クソゲー掴まされるよりマシかもしれませんが。

 なにはともあれ、ネカマアイドルゆきは、ドラゴンクエストモンスターズを応援しています☆


2002/03/06 キン肉マン二世・スニゲーター一族三代の恨み
 しばらく更新がストップしていたせいで、毎週1週遅れで続けてきた肉レポも、3週分たまるという体たらく。
 ここは、今までのことはなかったことにして、今週の分から再びレポートしていきたいと思います。
 それまでの3話については、おいおいレビューしていく予定です。

 さて、まずこれまでのあらすじです。


 第6話 「恐怖の声!テルテルボーイ 」


 テルテルボーイは強かった。


 第7話 「打倒!トラウマボイス!」


 苦戦の末にテルテルボーイを倒すものの、万太郎はダメージが大きくダウン。
 そこに、デーモンプラント第2の刺客、MAXマンが容赦無く戦いをはじめようとする。


 第8話 「究極変身!MAXマン 」


 ダウンしている万太郎のかわりにセイウチンがMAXマンと対戦する。
 しかし、スニーカーに変身するMAXマンの必殺技でセイウチンはKO。
 万太郎のために敢えてMAXマンの技を受けまくったセイウチンの姿に涙し、友情に目覚めた万太郎。
 しかし、突然ミートがおびえ出す。
 MAXマンの正体は、かつてキン肉マンが倒した、悪魔六騎士の一人スニゲータの孫だったのだ!



 簡単にまとめると、これだけです。
 見所はたくさんあったのですが、それはまたの機会に紹介したいと思います。

 さて、そんなこんなで、無理やり追いついたので、今回の放送分にうつりたいと思います。

 MAXマンの怨念に怯えるミート。
 スニゲーターの恐るべし怨念にざわめく会場。

 ここでキッドがテリー一族の伝家の宝刀「そういえば聞いたことがある」を用いて、スニゲーターに関する説明をはじめます。
 スニーカーにトランスフォームすることが得意な恐竜の足の化身スニゲーター。
 悪魔将軍と結託したためにキン肉マンに敗れ去ることになる、と話すキッド。
 ビバ、解説役。

 MAXマンの話によると、30年前、スニゲーターが初代キン肉マンに倒されたとき、リングサイトにはスニゲーターの息子…すなわちMAXマンの父がおり、死ぬほど悔しがった父は息子に仇をたくすことにしたそうです。
 そして、幼児虐待を行い、無理やり息子のMAXマンを鍛えるスニゲーターJr。
 スニゲーターは多数のものに変身できたせいで一つの変身の完成度が低くなったとし、MAXマンにはスニーカーの変身一本に絞らせます。

 それにしても、似てなさ過ぎる親子です。
 父のスニゲーターJrはそのまんまワニなのに比べ、息子のMAXマンはどことなくビジュアル系。
 母親に似たのでしょうか?
 ワニと結婚した母親の顔が見たい気がします。

 とにかく、スニゲーター一族三代の恨みを万太郎を倒すことによって晴らすというMAXマン。

 しかし、ここで「あれ?」と引っかかります。
 初代キン肉マンとスニゲーターは相打ちで、両方とも死んでいます。

悪魔は一人では死なない

 相手のこともきっちりと殺しておいて、スニゲーター一族の恨みというのもどうかと思うのですが。
 結局、キン肉マンは役立たずの代名詞ウルフマンに命を貰って生き返りますが、それを言ったらスニゲーターも悪魔将軍の体の中で生き返っていたので、まさにお互い様です。
 どっちかというと、スニゲーターの化身である悪魔将軍の鎧を始末したバッファローマンを恨むべきだと思うのですが。
 もしくは、超人墓場から脱走したときに処刑したオメガマンか。
 というか、初代スニゲーターは超人墓場から帰ってこなかったのでしょうか?
 何事もなく生き返っていたブラックホールやザ・ニンジャのようにはいかなったようです。

 とはいえ、悪魔将軍を倒して悪魔超人を壊滅させたキン肉マンに恨みがあるのは当然かもしれません。
 そういうことにしておきます。

 それにしても、道連れとはいえ、スニゲーターは自分自身の力だけでキン肉マンを殺した唯一人の超人ということになります。
 ウルフマンのせいでせっかくの手柄が台無しでしたが、もう少し評価されてもよい気がします。
 というか、ウルフマンが自分の命を投げうってキン肉マンを生き返らせた時点で、何度殺しても誰かが代わりに死んで生き返ることになってしまうので、正義超人との戦い自体が無駄のような気がするのですが。
 さすがにこれ以後は、すべてを台無しにしかねないこの設定は、無かったことにされています。

 ともかく、MAXマンの怨念パワーの恐怖でなにもできなくなる万太郎。
 そんな情けない万太郎に怒り攻撃を続けるMAXマン。
 あまりにつらさに「なんでも言う事を聞くから許して」と懇願する万太郎に、「スニーカーを舐めたら許してやる」といいます。

 スニーカーを舐めようとする万太郎に場内大ブーイング。
 座布団、枕、掛け布団、二段ベッド(?)が投げ込まれます。

 それでもスニーカーを舐めようとする万太郎。
 「でも、この部分汚そう」といって、別の部分に変えようとするとき、何かに足をすくわれ転倒し、MAXマンのスニーカーのカカト部分にダイブ。

 足にひっかかったのは、セイウチンのしていたハチマキでした。
 万太郎のために技をくらい続けたセイウチンの生き様を思い出し、涙を流し、「もう弱音は吐かない!」と立ち上がる万太郎。
 感動のシーンです。

 そんなシーンに水を差して台無しにしたのがMAXマン。
 「てめー、俺の話聞いてねーなっ!スニーカーにとってカカトの部分をつぶされるのは大問題なんだぞッ!!」
 駄々っ子のように叫ぶMAXマン。

 オマケに、スニーカーオタクに囲まれ「これなら高く売れそう!」などといわれる始末。
 「ったく、汚い手でさわりやがって!俺はこの体にわずかのチリはホコリがつくのが嫌な極度の潔癖症なんだぞ!あ〜、気持ちわりぃ。」といい、ボディのスニーカーを綺麗に拭きます。
 いつのまにやら、ただのギャグキャラになりさがり、もうスニゲーター一族の威厳も何もあったもんじゃないです。
 この時点でMAXマンの運命が決まったといえるでしょう、南無。

 そして、MAXマン打倒の策を思いついた万太郎。
 体の力が抜けたといって突然倒れます。

 そこに、容赦無くMAXマンが必殺技のビックブーツインパクトを繰り出します。
 それをギリギリでよける万太郎。
 そこにはうんちょが。
 MAXマン、万太郎のクソに直撃。
 ちなみに、「ウンチ」だと放送禁止なのか、「うんちょ」という表現で、アラレちゃんに出てくるような感じでかわいく描かれていました。
 やけにリアルな原作に比べてマイルドな表現でよかったと思います。

 うんちょに直撃したMAXマンはとにかく苦しみます。
 万太郎曰く、MAXマンは子供の頃からリアルなスニーカーに変身することだけを考えていたせいで、肉体も精神も靴そのものになり、靴にとってダメージになることがそのままダメージになるようになった、ということです。
 「新品の靴にとって一番のダメージは!!道端に落ちているうんちょを踏みつけることだ!!」

 アホらしい…アホらしすぎる展開です。


 ここでキッドの回想。

「そういえば、俺も小学校のとき、ずっと欲しかったスニーカーを買ってもらって、喜び勇んでそれを履いて学校に行く途中、犬のうんちょを踏んでしまった!
 大事な靴はよごれるわ、友達からは笑われるわで、BADな一日になってしまった。

 それから数日後、綺麗にあらって、そのスニーカーをはいて学校にいったのだが…
 再びみんなから大ブーイングをあび、VERY BADな一日となってしまった。
 かくして、お気に入りのスニーカーはたった二回履いただけで捨ててしまったよ…

 すなわち、どんなにデザインや機能がすぐれたスニーカーであってもッ!!うんちょを踏む事はスニーカーの死、致命的なダメージとなるんだッッ!!」

 やたらと気合満々で力説するキッドが素敵すぎです。
 というか、マジメに戦え。
 
 これで完全に流れが変わり、今度は万太郎のスープレックスでカカトにうんちょが炸裂。
 「うんちょまみれの怨念なんてもう怖くないです!」と言ってミートも復活。
 もだえ苦しむMAXマンの頭をつかみ、肩にかつぎあげ、上空に飛び上がります。
 脱出しようとするMAXマンの手足をつかみ、必殺技の体勢に。

 「逃げようとしたってダメだよ!この技は絶対脱出不可能なんだッ!」
 「ついにだしたな、あの技を!」
 「いっけー!」
 「初代キン肉マンの必殺技のひとつ…」
 「五所蹂躙絡み(ごどころじゅうりんがらみ)! またの名を…」
 「キン肉バスターーーーッ!!

 キン肉バスターの炸裂でキャンバスに倒れるMAXマン。
 「君のおかげで勝つことができたよ…セイウチン!」
 万太郎の勝利を見て、病院で涙を流すセイウチン。

 キン肉バスターをしたら、万太郎もうんちょまみれじゃないのかとか、キン肉バスターは脱出可能だとか、色々つっこみどころはあるのですが、前者はそれを言ったらせっかくのキン肉バスターが台無しですし、後者はこの後の展開への伏線でもあるので、敢えてつっこまないようにしておきます。
 ともかく、キン肉バスターのカッコよさが強調された場面でした。

 勝利に歓喜し、カルビ丼音頭を歌う万太郎を、ケビンが呼び止めます。
 万太郎は消耗していて戦うのは無理だ、とキッドとガゼルマンがたちはだかりますが、ケビンが呼び止めた理由は万太郎との勝負ではありませんでした。

 デーモンプラントのTシャツを脱ぎ、それを破るケビン。
「気づいたのさ。俺はこんなくだらないヤツらといっしょに戦ってる場合じゃなかったんだ。」
 ごもっともな意見です。

「デーモンプラントを捨てたが、新世代超人に入る気もないぜ。
 どうやら俺には一匹狼が向いてるようだ。
 俺は技術的にも精神的にも磨きをかけ、再びおまえたちの前に姿をあらわす。
 そのときは万太郎…おまえももっと強くなっているんだな。あばよ。」

 そう言い残し、ケビンはカッコよく去っていくのでした。

 そしてケビンが去った会場に、大阪から連絡が。
 万太郎の助っ人にかけつけたキッドが留守にしている間、大阪はデーモンプラントに襲われ、かけつけた新世代超人のゴージャスマンとバーバリアンが返り討ちにあっていたのです。
 なんて役立たずなんですか、新世代超人。

 そして、そこには二人の悪行超人をしたがえた一人の年老いた超人の姿が。
 「あ、あいつは…悪魔超人界の重鎮、サンシャイン!!」

 サンシャイン、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!

「フォーッフォッフォッフォッ!喜ぶのは早い!喜びたければ、わしが手塩にかけて育てたここにいる二人の悪魔を破ってからにしなッ!フォーッフォッフォッフォッ!」

 不気味に笑うサンシャイン。
 更なる強敵の登場で終了です。

 サンシャインはネプチューンマンに殺されたはずというツッコミもありますが、やはり超人墓場ではたらいて生き返ったのでしょうか。
 その割にはスニゲーターは死んだままというのも釈然としませんが、ブロッケンマンなんてずっと死んだままでしたし、あまり気にしてはいけないのかもしれません。
 所詮、ゆでですし。

 ともかく、来週はエンディングアニメでも使用されている名場面、串カツを食べるサンシャインも見られそうで楽しみです。
 ちなみに、サンシャインの声は佐藤正治さん。
 初代キン肉マンのときと同じ方です。
 まさにファン感涙ものといえるでしょう。

 ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆


2002/03/05 XBOXで再生したDVDに傷がつく
 かつて、家庭用ゲーム市場は任天堂の独壇場でした。
 カセットを入れ替えることによってプレイできるゲームが変わったり、テレビにつないでテレビでゲームが出来る「ファミリーコンピュータ」の登場は、ゲームウォッチで遊んでいた当時の子供たちにとって、まさにカルチャーショックでした。
 家庭用ゲーム機の草分け的存在のファミリーコンピュータ。
 社会現象にまでなり、創立記念日だと言って学校をさぼって発売日に並ぶ学生さえいたドラゴンクエスト3など、数々の人気ソフトが生まれました。

 さらに、ファミコンの後継機にあたる「スーパーファミコン」も、ファミコンの勢いをそのまま受け継ぎ、ファイナルファンタジーシリーズ、女神転生シリーズ、ドラゴンクエストシリーズなど、数々の名作の続編が発売されました。
 その勢いは、万年2番手のセガを寄せ付ける隙を与えませんでした。

 セガのメガドライブのほかにも、加トちゃんケンちゃんなどのソフトで話題になったPCエンジンなどもあり、そこそこ売れたのですが、それでもファミコンやスーパーファミコンの勢いにはかなわず、最終的にはギャルゲー専用機という末路をたどりました。
 余談ですが、PCエンジンのCD-ROM初登場時はかなりの衝撃でした。
 高すぎる値段が。

 ところが、スーパーファミコンが衰えだすと、ゲーム機市場が混沌としはじめます。
 万年2位からの脱却をはかるセガの「セガサターン」、ゲーム機市場へ初進出のソニーの「プレイステーション」、そして発売を先に控えた任天堂の64ビット機「ニンテンドー64」、もはや誰も覚えていない「PC-FX」言われるまで本当に忘れてた「3DO」といった、「次世代機」と呼ばれたゲーム機の登場です。
 そういえば、驚異的なロード時間を誇る「NEO-GEO CD」もこの頃の登場でした。

 結局この競争は、スクウェアを上手く取り込んだソニーが勝ち、セガはやっぱり万年2位という結果に落ち着きます。
 とはいえ、しばらくはセガとソニーの熾烈な競争が続き、「同じくらいの勢いを持ったゲーム機が2種類」という珍しい状況のおかげで、どっちを買ったらいいのかと迷ったユーザーも多数いました。

 その後、セガはプレイステーションの一人勝ち状態に対抗すべく、「せがた三四郎」や「湯川専務」などの名キャラを生み出しますが、結局受けたのはCMだけで、セガサターンもドリームキャストも、ギャルゲー専用機になるのがオチでした。
 ゆきは、そんなSSやDCが好きですが。

 そんなこんなで、ソニーの一人勝ちの状況の家庭用ゲーム機市場でしたが、そんな中に果敢に突入してきたのがマイクロソフトの「XBOX」。
 圧倒的に美麗な画面や、ヤケに自信満々のビル・ゲイツ会長に、まずまずの期待が寄せられていました。

 しかし、そこはマイクロソフト。

 Xboxで使用したDVDの外周に細かい傷がつくといった不具合が出回ります。
 これに対するマイクロソフトの対応は、「自然な摩擦などで起きる」「仕様です」「動作には問題はありません」といったものでした。
 傷がついて当然という開き直りっぷり、立派過ぎます。
 Windowsは調子が悪くて当たり前みたいな感覚なのでしょうか。
 どうもメーカー側はゲームが出来ればいいという見解のようですが、ユーザーが納得するはずもありません。

 結局、これを受けてXboxの株は大暴落。
 各ゲーム店のXbosは山積み状態となり、すでに30800円で売っている店もあるそうです。
 さすがはマイクロソフト。発売早々、ものすごい勢いで転んでしまいました。
 「買わなくてよかった」と思ってる方も多いのではないでしょうか?

 既に恒例のプロジェクトXのFLASH(URL貼り付けで逝って下さい)も作られ、もやは祭り状態。

 この情報が出回ってからXboxを買う人もあまりいないでしょうし、マイクロソフト側は、果たしてこの騒ぎにどう対応するのでしょうか。
 このまま消えていくことになるのでしょうか。
 もしこのまま消えたら、ある意味伝説になりそうです。
 でかい、重い、不具合ありと、まさに三重苦のXboxに未来はあるのでしょうか?

 ネカマアイドルゆきは、当分は初代プレステとDCだけで十分です。

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2002/03/04 「Yahoo!オークション」にシステム利用料を導入
 100万ヒットありがとうございます。
 気がつけば、2月は4回しか日記を更新していなかったことに気づいて愕然としているゆきです。

 2月はパソコンが逝ったり、ニューパソがなかなか動かなかったり、自業自得で修羅場モードを味わうことになったりと大変でした。
 おかげで更新がままならず、申し訳ありませんでした。
 100万ヒットを機に、初心に戻って頑張りたいと思うので、よろしければお付き合いください。
 肉レポについては、溜めすぎて追いつくかどうかわかりませんが、せめて今後放送される回のレポだけは仕上げたいと思います。

 さて、本日のニュースです。

 各所で既出…というより、既にゆきメモでも紹介していますが、「Yahoo!オークション」にシステム利用料を導入するそうです。

 システム利用料は、2002年4月15日以降の出品から適用される1商品につき10円の出品システ ム利用料(1オークションで2個の出品の場合は20円)と、2002年5月15日以降の落札分から 適用される落札システム利用料(落札金額の3%)などです。
 なお、自動車車体、オートバイ車 体、不動産などの特定のカテゴリに付いては、1商品につき500円の出品システム利用料と、落札金額に関わらず一律3,000円の落札システム利用料となります。
 また、入札があるオークションを出品者が取り消した場合には、「出品取消システム利用料」として一律500円がかかります。
 料金システムなど詳細は、こちらをご覧ください。なお、出品の際の新機能として、「注目のオークション」への掲載や「ギフト」「即買」アイコンをオークションリストの一覧に追加できる「出品オプションの追加」についても有料でご利用いただけます。

 ふざけんな、( ゜Д゜)ゴルァ!

 落札者がキャンセルした場合も課金されるそうで、暴利の匂いがぷんぷんしちゃいます。
 2ちゃんねるのスレには下記のようなカキコもありました。

落札者 ヤフ山ヤフ子さん。

ヤフ子「すいません。キャンセルします。」
出品者「手数料だけ払ってもらえる?」
出品者「もしもし?」
出品者「メール来ねぇ!!」

これはヤフーが無限に金を稼げるシステムだ!!

Yahoo!からのお知らせ!

おめでとうございます!
あなたの出品された「吉野家のドンブリ鉢」が1000億円で落札されました。
「出品システム利用料」として10円、「落札システム利用料」として30億円の
合計30億10 円を本人確認にご登録の、Yahoo! JAPANオフィシャルバンクもしくは
クレジットカードから請求させていただきます。

キャンセルされた上、こ〜んなメールが届きました!
でもキャンセルした落札者、実はヤフー社員のサクラだったとさ。

 言われてみれば納得。
 恐るべき、自作自演システム。
 Yahooさん、今すぐ逝って下さい。

 現在、オークションではこんなのこんなのも出品(?)され、抗議続出状態です。

 とはいえ、ほとんどの消費者はYahooオークション以外のオークションを知ってさえいないと思いますので、いくらYahooが暴利を働いても、ヤフオクの地位が揺らぎそうにないというのが、ますます鬱にさせてくれます。

 とかなんとか言いながら、ゆきは手続きが面倒という理由で去年の本人確認による有料化の時点で利用をやめているのですが。

 ネカマアイドルゆきは、これを機にどこかに無料のいいオークションできないかなー、と期待しています。