投稿者:ゆきにゃん |
先日、剣神ドラゴンクエストが1980円で叩き売られていたので買ってみました。 そこで、今日は発売して1年くらいたっているいまさらレビューです。 発売して1年近くたってる状態で紹介しても仕方ないかもしれませんが、アキバなどでは980円くらいで叩き売られているそうなので、「そういえばやってみたかったんだけど、手が出なかった」みたいな方々の参考になったらなーと思います。 ゆきもそのクチでしたので。 というか、最近叩き売られてるせいで日記でネタにしてる人結構いるみたいですし。 さて、前置きはこれくらいにして。 このゲームは、いわゆる体感ゲームでして、ゲーム機というより、おもちゃに属します。 というのも、PS2などのハードはなくても、それ単体で遊べてしまうのです。 ついてくるのは、本体とメモリーカードと、ロトの剣。 このロトの剣を、テレビの前で振り回して相手を切り刻むという、大人がやるにはとっても恥ずかしいゲームです。 ちなみに、ロトの剣がどんなのか気になる方もおられると思いますので、ロトの剣を持ってポーズを決めた写真をのっけておきます。 なぜかセーラーマーズのコスプレですが、特に深い意味はないです。 ついでに、わざわざレビューするためにこの写真を撮った自分は頭がおかしいです。 ともかく、この剣をテレビ画面の前で振り回すと、テレビ画面を縦、横、斜めに斬ることができます。 そうして、テレビ画面のスライムたちと戦うという、勇者ごっこがお手軽にできてしまうのです。 多分、はたから見たらものすごい情けない姿なんでしょうけど。 これだけだと、バカゲーの匂いがぷんぷんするのですが、これがなかなか面白いのです。 ザコどもをばったばったと切り倒していくのはなかなか爽快で、横一列にいるときは、横方向に切ると一撃で倒せたり、斜め方向にいるときは斜め方向に切ったりと、かなり凝っています。 また、剣の背をむけると画面の一部にバリアをはって防御することが出来るので、敵の攻撃にバリアをあわせてガード、そして隙を突いて攻撃、という臨場感あふれる戦いができます。 臨場感あふれればあふれるほど、はたから見たらキモチワルイ人なんでしょうけど。 そして、なにより熱いのがボス戦。 このゲーム、ボスキャラはかなり強めになっており、はじめて会うと非常に苦戦します。 やられてしまってゲームオーバーということも、多々あります。 ですが、決して理不尽な強さでなく、相手の攻撃パターンがわかってくればなんとかなりそうなので、負けても「もう一度!」と思わせてくれるような絶妙な難易度設定になっています。 そして、何度か戦っているうちに、どんどん楽になってきて、最初は勝てなかった相手を倒せるようになるという快感が味わえます。 そうです、リアルでのレベルアップを体感できるのです。 また、ボス戦では必殺技を使うことが出来るのですが、この必殺技はかなり難しく、練習しないと思うように決めることが出来ません。 しかし、そのために「練習場」がきっちりと設けられており、思う存分必殺技の練習をすることができます。 練習場で修行を積み、ボス戦の「ここぞ」というところで必殺技を決めると「これが修行の成果だ!」とか、無駄に勇者気分を味わうことが出来ます。 さらに、ボスキャラの体力を削りきると「とどめの一発タイム」に入り、自由にとどめの一撃を決めることが出来ます。 こんなときはあれです、やっぱりアバンストラッシュ。 ぜひ必殺技名をさけびながら決めましょう。「アバーンストラーッシュ!!」 絶対頭がおかしいです。 なんというか、羞恥心を完全に捨て去り、アホになったもん勝ちのゲームというところでしょうか。 「わたしこそ しんの ゆうしゃだ!!」という気分で遊べば、文句なしに楽しめると思います。 しかし、このゲーム、最大の欠点があります。 あんまりはまってしまって長時間プレイしていると、ほぼ確実に右腕筋肉痛になってもだえることになります。 せめて、腕が痛くなってきたら終了しないと大変なことになります。 あまりにはまってしまい「もう一度!」とかいって、腕の痛いのをガマンしてプレイすると、ゲーム終了後、右腕が震えてまともに動きません。 ゆきは、コンタクトをつけているのですが、右腕が震えてしまって、右手では外せませんでした。 ソフトコンタクトなどをつけている方で、右手でないととれない方がいましたら、震える手でコンタクトを外す恐怖を味わうことになるでしょう。 ちなみに、その晩、あまりに痛いので湿布を貼って悶えながら寝ました。 てーか、痛すぎてなかなか眠れなかった。 あまつさえ、右手が痛くなったから左手でプレイとかほざいていると、テリーマンみたく両方の腕がつかえなくなってしまいます。 というわけで、出来れば30分ほど…長くても1時間ほどでやめないと大変なことになってしまいます。 ゲームは1日1時間ということでしょうか。 そんなわけで、筋肉痛と付き合うことのできる勇者のみなさんは、叩き売りされているので、ぜひ買ってみてはいかがでしょうか? テレビの前で剣をふりまわすのは最初は恥ずかしいかもしれませんが、そのうち入り込んでしまえるので大丈夫です。 あとは、おもちゃ屋でこれを買う勇気さえあれば。 |