投稿者:ゆきにゃん

 新感覚ゴスロリアクションRPG。
 なにそれ?

 以下、2ちゃんねるのスレのテンプレ。

“迷宮のロリィタ”の良い点
・Bダッシュが出来る
会話が激しくビミョー
メイドが「ケーッケッケッケッ」と笑って萌える
・移動が1マスずつなため、“戦術的な雰囲気”が楽しめる
・新規参入のメーカーなのに、採算と今後のことを全く考えてなさそうなところに燃える
・アナザー○ードなど比較にならないくらいびみょ・・・楽しい
・なんだかんだいって売切続出な上、おそらく出荷本数は少ない
アンチ発言をも笑って「そうだねw」と流せるオーラを感じる
他のハードに移植されることは無いと断言できるので、DSのキラータイトルと言えなくも無い
・ドレスによってはただの“ロリ”だがそれでも良い
・メイドより萌える執事がいる
他のハードに移植されることは無いと断言できる
・驚くべきことに、バックライトのON、OFF機能があり、なおかつ必要性があまり感じられない

悪い点
なし


 なんかいろんな意味ですごいし。

 おまけに、スレの雰囲気が異様に楽しそうで、様子見予定だったのに、見ているとどんどんほしくなってしまいまして。
 何か似た空気を感じたと思ったら、ぴちぴちピッチと同じような雰囲気なんですね、コレ。
 普通にオススメすることは出来ないですし、出来がいいとはいえないのですが、好きな人はきっと大好き、どんなことがあってもネタとして笑える精神を持ち合わせていれば楽しめる、そんなオーラを放ちまくっています。

 おまけに、総出荷数が推定10000程度でして、数が少ないので値崩れしにくそう、下手したらプレミアゲーになりかねない、という雰囲気。
 まぁ、需要が無ければプレミアはつかないですし、プレミアはつきにくそうですが、今買っておかないと、後から探すのが難しくなるかもしれないと思いまして。
 メールデータが飛んでヤケクソ気味なのもあって、特攻してしまいました。

 とりあえず、まだまだ序盤ですけど、軽い感想。

☆タイトル画面の音楽がなんとなくデスクリムゾンっぽい。

 いや、音楽は全体的にいいんですけど、タイトルの音楽がなんとなくデスクリムゾンっぽくて、いきなりビミョーな気分です。

☆オプションを見ると、バックライトのONとOFFが

 2ちゃんのテンプレでもありましたが、激しく謎なオプション。
 バックライトをOFFに出来ますけど、何の意味も無いです。
 開発者が、いったい何の意図でこんなものをつけたのか謎。
 問い詰めてみたい気分です。
 バックライトをOFFにすると、GBA初期型より見づらくなります。
 蛍光灯の下でやっても暗いほど。
 この、まったく意味の無いこだわりこそ、まさにバカゲー。

やっぱり会話が激しくビミョー

 なんというか、のっけから迷ゼリフの嵐です。
 とりあえず、メイドの台詞がかなりおかしいです。
 父親が魔物にさらわれたので助けにいくという展開なのですが。

「お嬢様、ムダなことはおやめになったら?」
「博士はもう手遅れ。きっと今頃はおいしく食べられて跡形も無くなってますわ。
 死人を助けに行って自分も食べられたらマヌケですわよ?
 父娘そろってのたれ死になんてことになりませんようにね?
 フフフ、フフフフ。ケーッケッケッケ。

 なんだよこのメイド。
 メイドはこれ以降も、話しかけるたびにろくなことを言わず、「ケーッケッケッケ」と笑ってきます。
 通称、毒メイド。

 主人公も主人公で、執事が危険だから心配といいだすと、

「わたしじゃなきゃダメなのぉ!」
「きっとお父様はわたしが助けにいくのを待ってるのぉ!
 だから、わたしじゃなきゃダメなのぉ!」

 執事は当然、唖然。
 なんなんだよこいつらと。

 しかも、この「わたしじゃなきゃダメなのぉ!」が、箱の裏にでかでかと書いてます。
 なんでこのセリフを選んだのか謎。

 あ、ちなみに執事もかなり変です。
 主人公のアリスに「この役立たず」といわれても、何事も無く「はっ?今何かおっしゃいましたか? 」と返すスルー能力。
 出てくるキャラ、みんな変です。

☆歩くのが一歩じゃなくて1マスずつ。斜め移動とかは不可。

 なんでこんな仕様にしたのかも謎。
 普通に歩きまわれたほうが面白いと思うんですけど、その辺は「移動が1マスずつなため、“戦術的な雰囲気”が楽しめる 」ということなのでしょう。

☆一応ゲーム内容とか

 基本的なゲーム内容は、パックマンを思い浮かべてもらえればいいです。
 基本は敵から逃げまわって、ある地点に到達できれば、敵を倒せるようになります。
 敵を倒すとアイテムを落とすので、そのアイテムから新しいゴスロリドレスを作ることが出来ます。
 で、ゴスロリドレス着替えると、能力が変わったりします。
 ジャンプで穴を越えられるようになるドレスや、バズーカをぶっぱなして相手をふっとばすドレス、地図を見れるドレスなど。
 バズーカをぶっぱなすドレスって何だろう、という感じですが。

 うまくドレスを着こなして、敵から逃げて進んでいこう、というゲームですね。
 ぜんぜん期待してなかったのですが、個人的には結構楽しんでます。

 まぁ、人によりけりというか、つまらない人にはものすごくつまらないと思われます。
 多分、バカゲーを求めているなら楽しめるでしょう。
 会話のビミョーさといい、バックライトのオンオフ機能といい、わけがわからなくて素敵です。
 あと、やっぱり、かわいいゴスロリドレスがたくさんなのは嬉しいですので、そーいうのが好きなら、なおよし。

 ただ、ポスターなどで、敵をふみつけるのがウリみたいなカンジだったのですが、踏み付けがちゃちくて残念。
 まぁ、そのちゃちさすらバカゲーの味なのかもしれませんが。

☆結論

 クソゲーではありませんが、バカゲーでしょう。
 なんというか、基本的にこのゲームをやってみたいと思う時点で適性はあると思うので、欲しいと思ったら買ってみてもいいかも。
 ゲーム内容はあんまり期待せずに買うと吉。
 会話のビミョーさだけでも楽しめます。

 ちなみに、初回特典でストラップがついてきますが、つけてくれない店もあります。
 きっちり、ストラップをつけてくれるか確認してから買いましょう。

 どーせこのゲーム買う時点で恥ずかしいから大丈夫です。
 ゆきは、ストラップのために2軒回りましたw
 あと、数があまり多くないので、欲しいと思ったら早めに確保しとかないとまずいかもしれません。