笑えないカモな出来事

〜ミラクル園児atcさん編〜

ドジというより無垢な子供のお話
ドジの定義たるや、何ぞや?
 千葉県千葉市の保育園に通うその通学は歩きメデス。ん
が、たまに父親の運転で送迎される場合もたまにはあった
と記憶しています。
 或る日の午後、父親の車の中で運転手の帰りを待つ当時
4才のatcは(そりゃあ当時からatcは名乗ってはい
ません)つまり、車のダッシュボードを開けたり閉じたり
と遊ぶのです。解りませんねぇ、幼児性というものが。我
が身の事といえどもさっぱりです。
 日差しの強い車の中で只々オープンクローズオープンク
ローズ・・・
 で、ダッシュボードの中に、あの『キチキチキチッ』と
刃を押し出すタイプのカッターがありました。ダッシュボ
ードを、弄ぶのにもあきていたので、何故か自分の右手親
指を根元から切って
みました。
 親指5分の4程度まで切ったからほぼパックリとちょい
勢い良く引っ張ればちぎれる程でしょうか。
その痛みに、
ワ〜ワ〜泣き叫ぶatcの元へ、用事でも済ませたであろ
う運転手が到着しました(いい加減父親と呼べ)。
 でもこの運転手中々の豪の者でわがむすこの異状事態に
もさっさと対応。

『くっつけときゃ治る』

バンドエイドでテーピング固定した上から包帯でぐるぐる
と処置終了。記憶にはありませんが多分、医者に連れられ
てる筈です。じゃなきゃ今のこの右手親指の存在立証が不
可解なのです。まぁ、幼児期だった故に細胞の回復力もあ
ったのでしょうが。
 若さとは罪なのかシャア?無知よりはローソクか?つま
る所、これは『ドジな子供』だったのか!?
 あれから約20年過ぎた今尚その答は何処に?果たして
『ドジ』と立証すべきなのだろうか?


[atcさんの場合]
[トップページへ]