「面白き こともなき世を 面白く」

  
平々凡々だってかまわない
   心に冒険心があれば 
   物事斜めに見えてくる
   捨てたものじゃないさ平凡も

   風に吹かれりゃ気持ちよし
   雨に打たれりゃいと涼し
   泥をかぶればまた楽し
   心に痛みを感じないのは死んだも同然

   ちょっと悩んで  ちょっと傷つき
   ちょっと迷って  ちょっと怪我する
   このちょっとがいいんだな
   全てはちょっとしたことなんだ  世の中なんて

   運命論者を気取ったところで
   何とかなるだろうと先延ばし
   所詮はあなた任せの待ちぼうけ
   ここは一発飛び込もう  失うものさえ輝くさ

「愛」

   闇の中でも目を開けて  見えない光を見つけよう
   沈黙の心に耳を傾けて  口に出せない痛みを聞き取ろう
   いとおしむ心を暖めて   大切なものは自分で守ろう
   愛するものには惜しまずに  与え与えられるものを計らない

「足音」

  足音で近づくものが判る
  いつも耳を澄ませて聞いていると
  その特徴ははっきりと聞き分けられる
  もうドアの前までやってきた足音
  明日という時代がどんな怪物か
  その足音で判る