伝 染 性 紅 斑(りんご病)


  ど ん な 病 気
  原因はパルボウィルスの感染です。潜伏期間は6〜12日ほどで、5才から14才くらいまでの年令に多く見られます。両方のほっぺたがリンゴのように赤くなりその部分は少し盛り上がって、さわってみると少し熱をもっていることがわかります。この特徴のある症状のほか、腕や大腿部にレ−ス状の発疹がでます。まれに熱がでたり、関節痛が起こります。
  殆どは熱も出ず、ほかに特別の症状もありません。そして特に治療の必要はなく、そのまま様子を見ていれば4〜5日間で治ってしまう軽症の病気です。

治りかけた頃に日光に当たると、病状が再燃することもあります。

  伝 染 性 は
  症状のでる前に感染性があり、症状の出た頃には体の中からウィルスは消えて伝染性はありません。ある種の貧血や妊娠初期の妊婦に感染すると、重大な結果をもたらすこともあります。医学的には隔離の必要はありません。