お ふ ろ に つ い て
お お さ わ ぎ で す
小さな赤ちゃんをお風呂に入れるのは大変です。お母さんが一人だけでは危険でもあるので是非みんなで協力してください。。小さなタライに4本も5本も手が入って、大騒ぎでお風呂に入れている光景は全くほほえましいと思います。
お 湯 の 温 度 は
お湯の温度は大人が一緒に入って少しぬるいと感じる程度です。つまり38〜39℃くらいでしょう。高くても40℃までです。これ以上高くすると湯あたりをして危険ですから注意して下さい。
お 湯 に つ け る 時 間 は
普通は2〜3分程度お湯に入れます。湯冷めするからといって、長時間お湯につけたままにしておくのは、やはり湯あたりのもとです。つまりカラスの行水で結構です。
石 鹸 は
赤ちゃん用の石鹸を使うか、スキナベーブなどを使えば良いでしょう。どちらでもかまいませんが、スキナベーブのようなものが滑らなくて使いやすいかも知れません。しかし大事なことはガ−ゼなどで隅々までよく洗うことです。
脂漏性湿疹がひどく、頭にかさぶたができているような赤ちゃんにはぜひ、石鹸を使ってください。このばあいは脂肪を落とす力の強い、普通の石けんを使ってください。
石鹸を使ったときはガーゼでよく洗い落とすことが大切です。
す ぐ に 着 せ る ?
湯舟から上がった途端に応援団から『早く着せて!』とか『早くふとんに入れて!』とか掛け声がかかるでしょう。しかしそんなにあわてて着せたりする必要はありません。汗がひいてから着せればいいですし、体のほてりが無くなってからふとんに入れた方がよいのです。
パ ウ ダ − は 必 要 ?
以前はテンカ粉などのパウダ−を風呂上がりに塗ったものですが、現在は全く使われなくなりました。パウダ−を使うよりは汗がひいてから着せることが大事です。
湯 冷 め の 原 因 は
風呂上がりに長時間裸のままにしておいた場合か、あるいはすぐに着せて、すぐに寝かせた場合です。しかしほとんどは、すぐに着せてすぐにふとんに入れた場合でしょう。つまりふとんの中で汗をかいてそれが明け方に冷たくなって風邪をひくというわけです。
風 邪 の と き は
風邪をひいて熱がある時は風呂はやめてください。しかし熱が無ければ少し咳が出ていても、鼻水が出ていても風呂へ入っていいでしょう。真夏の暑い時は汗をよくかきますから、37.5℃くらいまでの熱ならお風呂へ入れて汗をながしてあげてください。
風 呂 場 は 危 険 な 所
風呂場での事故が時々あります。例えば熱いお湯でやけどをしたとか、滑って転んだとか、ゆぶねに転落したとか少し注意すれば防ぐことのできる事ばかりです。転んだ拍子にガラスを割ってけがをする子供もいます。また風呂を使わないときは必ず水を抜いておいてください。