熱 冷 ま し (解熱剤)
当 院 の 方 針 は
熱があるときは、風邪薬に熱冷ましを一緒に混ぜるのが普通ですが、最近はなるべく不必要な薬は飲まないでおこうという傾向です。
それで当院では風邪薬と熱冷ましを別々にして、必要な時にだけ熱冷ましを服用することにしています。熱冷ましの使い方は風邪薬をのます時、もし発熱があれば一緒に混ぜてください。別々に飲ませてもいいですし、どちらを先に飲ませてもよろしいです。熱が続くようなら、5〜6時間あければ1日に4回まで飲ませてもかまいません。
また熱冷ましの飲み薬と熱冷ましの坐薬は同時に使わないで下さい。熱冷ましの飲み薬と熱冷ましの坐薬の間隔も5〜6時間あけてください。熱冷ましの薬は乾燥していれば長期間使えます。
なお熱冷ましの薬は頭痛、歯痛、耳痛、関節痛などにも効果があります。
このごろ身体の一部に張り付けて熱を冷ます、貼って熱を下げるというものがありますが、実際的には精神的な効果のほうが大きいように思います。