悩まないで済むテクニック例2の答

願い事が抽象的過ぎるのです。

素敵という言葉は、人によりその内容が異なります。
背が高いということが素敵と考える人もいれば、髪型にこだわる人もいます。
ハンサムを重視する人もいれば、経済的な面にこだわる人もいます。

このように、人によって見解の異なる言葉を使うこと自体が誤まりなのです。

人により受け取る意味合いが違う言葉を使うと誤りであるという理由は、自分自身も時により、食い違ってしまい、混乱してしまうのです。

つまり、せっかく、初詣でお願いしても、このようにあいまいな言葉を使用すれば、神や仏に通じないのではないかと思われます。
ですから、神仏が願い事をかなえてくれるかどうかは、別にして、もっと具体的な言葉を使う必要があるのです。

具体的な言葉を使うことの重要性は、そのことで、自分自身の考え方がまとまるということです。

悩みなき人は、
「今年こそ、素敵な人にめぐりあえますように」
とお願いしてから、さらに
「私の言う素敵な人とは、身長が180cmぐらいあって、きりっと引き締まった身体で 私の気持ちが沈んでいる時、そっと静かに抱きしめてくれるような優しさのある・・・・・・・・・・・・・・・・・・」と具体的に続けていきます。

自分に具体的なイメージがあるので、そういう対象となる人を探すアンテナが具体的な方向に向かうことが出来、めぐり合える可能性が高まるのです。

人生の先輩である高齢者の中で、悩み事もなく、くよくよしないで、穏やかな生活を送っておられる方々は、このように、ご自分のイメージを具体的な言葉に置き換えることの出来る達人です。

 

 

 

では最後にもう一つ

悩み事とはえてして、理不尽と思われることに直面することから発生するケースが結構多いと思われます。
このような場合どういう考え方をすれば良いのかも、聞いてきました。

アメリカの話ですが、新卒の女性が、ボランティア精神に燃え、高齢者介護施設に、就職しました。

少しでもお年よりのお役に立ちたいと意欲満々の彼女は、200人収容人員の中で、10人を担当させられました。

彼女の生きがいは、お年よりの心からの笑顔をみることです。
ところが、この施設では、彼女の願うほどお年よりの笑顔が見られませんでした。

そこで、彼女は、彼女なりに工夫をし、いろいろなお年より用の遊戯具や、手作りの趣味の手引書など、担当の高齢者それぞれに合わせたものを開発したりして、1年の年月が流れました。

彼女の担当する高齢者の顔には、生き生きとした表情が戻り、明るい笑顔が絶えなくなり、彼女は、この成果に非常に満足しておりました。

そして、翌年の雇用契約時に、彼女は首になりました。

さて、一体これはどういうことなのでしょうか。

立派な成果をあげたのに、どうしてこのような理不尽なことになったのでしょうか?

このことが説明できれば、悩み事の本質がかなりの高度のレベルで解明されると思われます。

是非、考えてみてください。

尚、このテーマは、ご自分で考えていただくために、残念ながら、回答ページは用意しておりません。

多数のご回答メールをいただいておりますが、その全てが下記のようなご回答です。
彼女の担当した高齢者にだけ成果があり、その他の高齢者から不満が出て、全体バランスがくずれたからということで、それも理由の一つですがそれ以外の理由をお考え下さい。

尚、どうしても、回答を知りたいという方は、あなたなりの見解を記して、下記当てメール下さい。

メールでお答えいたします。(無料です)

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