真昼の悪魔

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著者 遠藤 周作
価格 \360
●犯罪における美学?!

主人公の女性は、本当の悪は何か。ということを追求している看護婦。 
世の中をにぎわせる悪には、必ず恨みや嫉妬といった理由があり、 
それらには、悪意がない。 本当の悪とは、そういった理由のない悪なのだ。
との結論に達した  主人公は、患者の点滴に筋弛緩剤をこっそり投入する。 
それが芸術なのだと。主人公は言い張る。 
この本はずいぶん前の作品なので、現在のように看護士が犯罪を 犯すなんて
考えられなかったんじゃないかなぁと思います。この本でいう、
理由のない犯罪=純粋な悪  という公式、今となってはどうなんでしょう。 
むかついたから。。。という理由で行われる犯罪。  目立ちたかった。。。と
いう理由で行われる犯罪。 
最近、こういった犯罪が増えてますが、これらって本当に理由といえるものなの
かなぁ。と疑問に思ったりもします。
それにしても、文学作品とかでは犯罪における美学。といった  ものが多いな。
と改めておもった。  最近では、子供に悪影響だということで、暴力的な
ゲームには、 暴力的なシーンが含まれます。というステッカーが貼られている。 
学校の国語の授業で習う、文学作品の内容を真に受け、犯罪を良しとする
子供がでないかなぁ。と思ったりもするのですが。。。 
これらは、芸術作品だからいいのか?  金閣寺燃やして美しい。
って言ってみてもいいのか?  ちょっと疑問に感じたりもしたりする。

   

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