空想の絵本 アートルピナス

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著者 安野 光雅
価格 \1500
●芸術的絵本!

 絵本というと、小さいとき読んだきりの人が多いだろう。
最近では、癒し系の大人向けの絵本が少し流行ったりはしているが、
自分に子供ができて、子供向けに買ってあげたりでもしないと、
手にとる機会はあまりないだろう。

 さて、この本は、絵本といっても、美術的価値が高い。
画集と言ったほうがいいかもしれない。 彼は、芸術選奨文部大臣新人賞、
ブルックリン美術館賞、ボローニャ国際 児童図書展グラフィック大賞、
国際アンデルセン賞、BIBゴールデンアップル賞 など、世界各国で多くの賞を
受けている。 この本には、目の錯覚を利用した絵や、1つの事例を視点を
変えてみた作品が 多く、一枚一枚、見ていてその発想が楽しい。

 この絵本の中で一番気に入ったのが、ワインを中心に世界を裏返してみた作品。 
ワインのビンの外側にワインの海があり、ビンの中に全ての世界が入っている。 
というもの。この絵を見ている私たちは、この広いワインの大海に浮かんで 
ワインのビンを眺めている感覚を持つが、全てはビンの中なので、実は私たちも 
ビンの中であることに気づく。 
これは、言葉ではなく、実際に見て感じ取れるものだと思うので、
ぜひ一度見てもらいたい作品だと思う。

安野さんは、他にもたくさんの絵本や画集をだしているが、どれも視点、発想 が
面白く、子供も大人も一緒に楽しめる。

   

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