トラベラーズチェック 1

 

トラベラーズチェックを現金に両替してもらうと、手数料をとられるとか、現金をたくさん持ち歩くのが不安だとか、銀行のキャッシュカードがまだ届いていないとか、色々理由はあったのですが、アメリカに着いてしばらくの間、買い物は日本から持ってきたトラベラーズチェックを使っていました。

もっとも、最初からそのつもりで、少額のトラベラーズチェックを作ってきたのです。

タラハッシーは、旅行者がそんなに多いところではないので、日系のトラベラーズチェックはだめだろうと思い、アメリカ系のトラベラーズチェックにしましたが、それでも店によっては、トラベラーズチェックは使えません。

使えるところでも、トラベラーズチェックを出した時の応対は、店によって様々です。その場でサインをするだけで、受け取ってくれるお店、パスポートを見せるように言われる所、店長が出てきて、パスポートのナンバーを控えるお店もありました。

トラベラーズチェックを使う時は、パスポートを見せて下さい、といわれることがあり、パスポートをいつも持ち歩かねばならないので、少し面倒でした。

話は飛びますが、年末、両親がモービル市に来た時、サンリオのお店で、子どものプレゼントを買ってくれました。義父がトラベラーズチェックで支払おうと、サインをしたのですが、パスポートのサインが漢字なのでチェックにも漢字でサインしました。お店の人は漢字だと、見分けが付かない・・・と言って、そのチェックとパスポートを持って、斜向かいの銀行に問い合わせに走って行きました。

サンリオのお店だったから、というのもあるし、銀行がすぐそばにあったからということもあって、使えたけれど、サインが漢字だと、ほかのお店だったら使えなかったかもしれません。

 

 

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アメリカで暮らして