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♪ ア~ それそれそれそれ これは不思議な玉すだれ・・・・・
今年(2003年)のハッチャンのお正月では私の「南京玉すだれ」を披露した。 八房流南京玉すだれ「新世紀編」で13の形です。 皆さんに楽しんで貰いながら私も機会があればあちこちで楽しく演じています。
南京玉すだれの発祥地は富山県東礪波郡平村上梨で、民謡「こきりこ」に使用されている「ささら」(編竹)が南京玉すだれの原型です。 編竹は平家の子孫が遠く都を偲んで竹を編んだ物で形を作ったとも言われております。
ノーベル賞受賞の田中耕一さんの故郷で成世昌平さん(島津製作所では田中さんの先輩)の「はぐれコキリコ」は去年の11月中旬から3週連続CDオリコン1位でした。
江戸時代、旅の放浪芸人が、色々な商売の売り言葉(口上)(諸芸口上集)として作られました。
口上の中で「唐南蛮阿蘭陀南京無双玉すだれ」(舶来品のイメージ)と言っていましたのがいつしかあまり長いので簡単に「南京玉すだれ」と呼ばれるようになりました。 「玉」とは小さくてかわいいとの意味があり、一般の簾より小さくてかわいいのでこのような名称がつきました。
江戸時代は玉の数も少なく、36本でしたが、その後改良され、又、色々な形を作るので数も増え現在は56本、長さも33cmが主流ですが他にも玉の数が44本、長さは29cmタイプや、土産物用では20本前後、長さ20cm以下のタイプもあります。
♪ 近頃、京、大阪、神戸で流行り来るは『唐南蛮阿蘭陀南京無双の玉すだれ』玉の数は50と6本、糸の結び目が100と10結び、伸びたり縮んだり変幻自在あらあら不思議あら不思議、南京玉すだれの始まり、始まり、「それ~」