願望実現
いろいろな本を読んでいると、この世には願望を実現させる成功法則があるらしい。
世界の成功者と言われる人々の多くが、1度か何度かどん底に落ちたり、最悪の状態になったりしても、きっとうまく行くという信念を持ってがんばると、奇跡のようなことが起こって最終的な成功を得たという話が、それこそ限りなく書かれてある。
ほとんどはそういう特別な人だったからこそできたと思ってしまいがちだが、特別でなくてもそのテクニックをうまく使うと、普通の人間でもいろいろな場面で応用できるらしい。
絶対そんな不思議なことはあり得ないという人は、それはそれで普通に生きて行けば、いいのだろう。
しかしこの世にはまだ科学で解明されていないことがたくさん存在するので、頭から否定しないで、本当にそういう力が存在するかどうかを試すような気持ちからでも、そのテクニックを使ってみるのはどうだろう。
成功例
著名人だけでなく一般の人々も含む願望実現成功例は「マーフィーの○○」という本がそれこそ何種類も出ている(書店によって「ビジネス」「精神世界」あたりの棚にある。同じマーフィーでも失敗法則のマーフィーを選んではならない)ので、最初はそういう本を読んで「世の中には何か不思議な成功法則のようなものがあるのかもしれない」と思うことが第1歩かもしれない。なぜならそのテクニックというのが、成功を信じてやらないと無意味になるからだ。
マーフィー研究所から資料が無料で送られて来るキャンペーンがあったが、終了したようなので代わりに「ナポレオンヒル」などでも参考になるだろう。この下のボタンをクリックして申し込むと資料が無料で送られてくるようだ。
テクニック
<やり方は多い>
さてテクニック自体はいろいろな方法が存在する。「マーフィー」の場合はただ成功することを信じて祈りなさいとか、成功した時のことを想像しなさいと書かれてはあるが、細かいことはあまり書いていない。
「正心調息法」という願望実現法があるが、これは呼吸法に重点が置かれている。しっかりと脳に酸素を取り込むことが願望実現に効果があるという考え方だ。
他にも天使や守護霊をイメージして召使のように命令するという方法もある。
そういう書物を手にいれて、信じてやれば効果があるのだろうが、どれをやればいいか悩む人が多いかと思う。実際そういう書物の書き方によって、やり方が分かる人とよく分からない人が出て来るだろう。しかしはっきりしているのは、どの方法であってもその方法で本当にうまく行くだろうかという疑いがあったら、願望は実現しないということだ。ちょっとでも不安があればそれについて著者に問い合わせるか、他の方法に移るかしないとうまく行かないことが多いだろう。
<実際のやり方>
そのテクニックを紹介するブログがある。残念なことに更新はされなくなってしまったが、「実現くん」というブログがある(最近消えてしまったようだ)。それも参考に自分なりのやり方を考えてみた。
どの方法も結局、潜在意識に願望が実現した、あるいは実現しつつあるということを思い込ませるためにいろいろな違った方法を取っていると思う。
1;まず第1に潜在意識に直接訴えられる精神状態にしなければならない。そのために瞑想する 方法や呼吸を通して精神集中する方法が取られるが、瞑想状態になるCDがあるので、それを 使うと簡単に瞑想状態になることができる。「insightCD」というCDでアメリカから直接インターネッ トで取り寄せるか、少し高くつくが日本の代理店に頼むかで手に入る。
2;次に潜在意識に思い込ませる方法だが、ほとんどのやり方で共通しているのは「実現したとこ ろを映画の場面のように想像し、そして実感する」これについてはありありとイメージする訓練が 必要だが「右脳訓練(関係の本)」を本屋で立ち読みすると、そういう訓練法が書かれてあるよう だ。何冊かの本には脳が鍵を握っていると書かれてあるので脳力開発も役に立つかもしれない。
<注意点>
以上二点、集中して深い意識(潜在意識)に接触できる状態にし、うまく行ったところを思い浮かべる。というのがテクニックだが、一番大事なことは実現を心から信じること。少しでも疑う気持ちがあれば実現しない。というか、うまく行かないのではという気持ち、不安や恐怖心は知らない間に潜在意識に刻印されてしまい、うまく行かないことが実現される。「こうなったらいやだ」ということほど実現されやすいようだ。
そういうマイナスの意識を無くすテクニックも「実現くん」のブログにはいろいろ書かれてある。そのテクニックは少し複雑なのでここには書かない。
<疑問点>
3;1、2を実行すればいいはずなのだが、自分自身疑問に思っていることがひとつある。それは一度願望実現テクニックを使って、何か手ごたえがあったら、後はそれを忘れて毎日を過ごしたら良いというやり方と、毎日心から念ずるべきだというやり方と二通りのテクニックが存在するようだ。天使や召使い、宇宙宅急便(ドイツでよく売れた書物での考え方)なんかを使って説明してあるテクニックは前者の方で、一度頼んだらその相手を信用して任せてしまうべきだという方法であり、マーフィーテクニックや正心調息法などは叶うまで思い続けたり祈るという方法だ。どちらがいいのだろうか。任せてしまう方が楽で簡単だ。しかし本当にインプットできたかという心配が起こって、つい何度もインプットしてしまう。だがこれでは実現を確信していることにはならないので、実現しないのだろうか。「実現くん」ブログでは一度インプットしたら手放すという流れになっていたが、完全な結論が出る前に更新がストップしてしまった。また「手ごたえ」というのがわかりにくいところでもある。
<参考書>
自分自身どういう段階かと言うと、願望実現テクニックはこの世に存在すると信じているが、そのテクニック自体はできない、という段階になっている。
願望実現テクニックなんてこの世に存在するはずがないという人ならば、どんな本を読んでも信用できないだろうが、存在している気はするがよく分からないという人なら、次にあげるような書物を読むと参考になるだろう。
またこの宇宙自体の仕組みが、実は常識とは全く違っていて、それでこのような不思議な力が存在してもおかしくないというようなことを書いた本もある。ちょっと分厚いので、すぐには読み終えることはできないが、「目からうろこ」という人もいるかもしれない。