National NC-A25
 このコーヒーメーカーは10年ほどマイナーチェンジ以外していないようだが、豆を入れて、フィルター紙をセットし、水さえ入れれば、後は全自動でコーヒーを入れてくれる。ひいた豆を移し替える手間もない。非常に手軽だが、欠点は味がまずいということ。これは大きすぎる欠点だ。何度か電気屋へその辺の改善をした新製品が出ているかと足を運んだが、残念だがまだ開発されていないようだ。コーヒーを手軽に入れたい人には味はこんなモンなのかもしれない。それでメーカーに対しておいしくして欲しいという要望が少ないのかもしれない。数年使ったが、この味がどうしても満足できないので、お蔵入りになった。
象印 EC-VJ60 
 このコーヒーメーカーは95度でコーヒーを蒸らして入れるという特徴があり、少なくとも同じ豆を使っても、ナショナルの前製品とは明らかに味の傾向が違った。コクはこちらの方があると思う。ただ、ある喫茶店と同じブレンドで試しても、おいしいのはおいしいのだが、同じ味は出なかった。入れ方が全く違うので仕方がないのだが、期待していただけに少々残念だった。なおミル付きだが、ミルからフィルターに移すのは、やはり少々面倒くさい。静電気で粉がミル内に残るのが欠点だ。