シャイニング
 アンド ザ
    ダクネス
★★★★
 

予約して買って、最初にソフトを手にした時の感想は『重たい...』でした(^.^)。
当時のメガドライバーなら、大半の人がプレイしたんでないかな、このソフト。

マシン性能のおかげで、アクションやシューティングにジャンルが偏っていたメガドライブに出現した、本格派RPG。
しかも3Dダンジョン! 加えて変にアニメ調でない、ディズニー風のビジュアルデザイン。
楽しかったですねぇ。
ワクワクしましたねぇ、プレイしていて。
ガリガリ自分で方眼紙にマッピングしましたねぇ。
でもそのマップ、友人に貸したら帰ってこなくなりましたねぇ...(T_T)

シナリオ自体は結構短くて、それが結構不評のタネになったりしていましたが、
でも結構見ていないイベントがあったりするんですよね、そう言うヒトに限って...。
ちょくちょく城を訪れていると、タイミングによってはちょっとしたイベントが発生していたりするんですよ。
用事がないからあまり足を向けないんで、見逃しがちなヤツが。

SSでシステム的な続編の『SHINING the HOLYARK』も出ていますし、面白かったのですが、僕は個人的に『ダクネス』の方が好きです。
最初に『カニ』を見たときの、周りの友人たちの反応ときたらもう...(^.^)。

   
重装機兵レイノス ★★★★★
 

アクションに強いメガドライブには、当然ながらアクションゲーム、シューティングゲームといったジャンルのゲームが、割合的に見ても多い。
しかし、そのどちらをも兼ね備えた珠玉の出来...後にスーパーファミコン(以下SFC)、セガサターン(以下SS)へとシリーズ物が制作された伝説のアクション・シューティングが、
この
『重装機兵レイノス』である。

正直、アクションが苦手なプレイヤーにはとても薦められない難易度ではある。
それは認めよう。
しかし、だ。
それを理由に『ダメゲー』扱いする輩は、今後一切このサイトへの進入を禁ずるものとする。
それほどまでに硬派な難度の先に見える戦争へのメッセージ・ドラマこそが、この作品の最大の魅力なのだから。

後に制作された、『レイノス』よりも以前の物語を描いたSFC版『重装機兵ヴァルケン』は、
ステージ途中でアイテムを得るなどというたわけたシステムを採用し、
あまつさえ
雰囲気にそぐわないアニメ調なキャラクターデザインを採用してしまったがために、
その前作との繋がりと、統一性のかけらも見られない世界観となってしまい、せっかくの重いシナリオが台無しになってしまった哀れな作品であった。

続いてのSS版『重装機兵レイノス2』は、システムこそ1作目の進化版となり、
キャラクターデザインも渋めなタッチになって『ヴァルケン』の不満点を解消してくれてはいるものの、
独立愚連隊的な雰囲気を用いたために、シリーズの根底にある戦争の悲壮がさっぱり感じられなくなってしまった。

そして最新作『重装機兵ヴァルケン2』は、世界観こそ『ヴァルケン』と『レイノス』をつなぐストーリーを採用し、
あまつさえどちらの作品からもゲストキャラクターを迎えているあたり、かなりツボを押さえた作りとなりはしたが、
3Dを採用し、アクション性よりもシシミュレーション性を重視した作りとなっており、もはや全く別のゲームと成り果ててしまったようだ。
しかも初期のレイノスの設定を、大幅に変更した内容になっているという。
そうなってくると、やはり我々メガドライバーの心の拠り所はこの元祖『レイノス』にしかないワケだ。

あと、どうしてもこのゲームの難度についていけないヒトへのアドバイス。
まず1面目では最後の大型強襲艦以外は破壊してはいけません。
クリア時に2800点ならば、次のステージからフル装備できるようになります(ただしその後コンティニューすると、その時点での得点に応じて、装備は没収されるので注意)。
もしくは4面目の基地内部に突入する前に、画面右端から左上に向けてバルカンを撃ちっぱなしで固定して、2時間ほど放っておきましょう。
あとは気合でクリアすれば、次のステージでは武装が選び放題になっているはずです。とは云え、序盤の最大の難所がこの4面目の地上部分だからなぁ...。

   
修羅の門 ★★★★
  このソフトこそまさに、ファンのためにあるソフトの鑑だと云いきれるでしょう。
どんな攻略本でさえ、原作にはかなわないとまで云われる、原作に忠実な作り。
しかも『ただ殴って蹴って相手を倒せば良い』だけの格闘ゲームとは異なり、
シミュレーター的要素を組み込むことで、気合を練り、間合いを計り、闘いの緊迫感を演出する方法は、まさに絶品と言えるでしょう。

さらに、このソフトを伝説に至らしめているのは、第1部最後の対戦相手、海堂晃を倒した後に見ることのできる『第2部予告編』!!
これがまた、反則的な海堂の強さが、プレイヤーの前に立ちはだかる!!
くっそーーーー! 強すぎるんじゃ、海堂ーーーーーーー!!
ラスボスの不破より強いって、絶対ーーーーーー!!

あ、このゲーム、コンティニューのパスワードは原作のセリフが使われていて、ファンならニヤリです。

それにしても...このゲームを知ってから、原作を読むときには必ず頭の中で、ゲームのBGMが鳴り響いています。
もう、それ以外に考えられないほど、原作の雰囲気にマッチしています。

   
スタークルーザー ★★★★
 

当時、3D表示のできるマシンはと云うと、どうしても高性能なパソコンの専売特許だった。
しかし、である。家庭用ゲームマシンで始めて本格的な3Dゲームが(ひっそりと)出現した!
その名も
『スタークルーザー』
パソコン・ゲームからの移植作品であった。

十字パッドと3ボタンでの特殊な操作を要求されたために、そこで投げ出してしまったプレイヤーも多かったと聞くが、
一度指が覚えてしまえば、あとはもうオトコのロマン溢れる世界...。
壮大なスペースオペラが扉を開いて待っているのだ!
特に敵機・カティサークとの一騎打ちは、今見直すならしょぼい画面ながらも、実際にプレイしている者には手に汗を握る興奮のバトルである。

思えばこの頃のメサイヤ(開発はアルシスだけど)は良かったなぁ...。
今の軟派な路線のメサイヤはどうも...かと云って『超兄貴』な路線もお困りサマなのだが...。
ドリームキャスト(以下DC)でのリメイクを切に希望する。 

え〜、一応このサイトでも特集って云うか、コーナーを組む計画はあるのですが、どんな内容にすればいいのか見当がつかない状態です(T_T)。
でも一番要求が多いのもこの『スタークルーザー』のコーナーなんで、何とかしたいと思っておりますです、ハイ。

   
ソーサリアン ★★★★
 

そもそもは、このゲームやりたさに、ボクはメガドライブを買ったようなモンでした...。
当時所有していたパソコン『X1−G』では、Turbo専用だったこのゲームや『Ys−II』が遊べず、悔しい想いをしていたものでした。
そこに突如入ってきたのが『なんだかSEGAの出す新しいゲームマシンでSORCERIANがでるらしい』と云った情報でした。
で、雑誌で確認後、速効でメガドライブ購入(^.^)。
ソフトもないのにバカやってました。

嬉しかったですねぇ...パソコン版より処理が早くて、PC−88で遊んでた友人連中も羨ましがってましたねぇ。
しかもシナリオはすべてMD版オリジナルでしたから、それまでの情報を一切気にせずプレイできました。

その後、友人宅にレンタルに出してやったんですが、それっきりソイツが音沙汰Nothingになってしまい、
ボクも他のソフトが増えだしていったので、そのままになっていたのですが、
ある日ふと思い出したように無性に遊びたくなって、ついついワゴンセールの新品を、1500円で買ってしまいました。
その翌週だったかな? その友人から『返すワ』とかいってソフトが戻ってきたのは...(T_T)

結局、ROMと云う媒体の都合上、追加シナリオ等は発売されませんでしたが、なぜかウチのROMの中には、2本ともキャラクターが満員登録されております(^.^)。
しかもみんな不老不死。
でももう魔法の法則のメモ紛失しちゃったからなぁ。Win版の『Forever』買うか!?

   

 

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