theCinemaPunch !!

 

13ウォリアーズ ★★★

個人的に鬼門である、マイケル・クライトンの原作・・・

しかし、ジョン・マクティアナン監督&アントニオ・バンデラス主演とあっては見過ごすわけにもいかず、
期待と不安を抱きつつ、劇場へ。

・・・まぁ、何ですね。
シナリオ的には案の定と云いますか、
なんとも理不尽且つ強引な展開で、厚みを全然感じないシロモノでありました。
映画と云うか・・・どちらかと云うと、ドキュメンタリーを観ている感覚。
淡々と状況だけを見せられる気分を味わってました。

しかしそれでもしっかり『観れる』作品になっていたのは、やはり監督の力量かな、と。
美術的にも、ファンタジー好きなら『おおっ』と唸る完成度。
『売り』である戦闘シーンも、ステディカム使用で乱戦の真っ只中撮影されているだけあって、かなりの迫力。
意図的に人工的な照明を排し、昼夜を問わず、極力自然光で撮影されたのも、
否応なく雰囲気をかもし出してくれる。

しかし、です。
日本人なら、多くの人が感じるであろう既視感。
そう、これはまぎれもなくファンタジー版『七人の侍』なのです。
導入も、状況も。
特に村での戦闘シーンはそのまんまと云っても過言ではないほど。
泥にまみれた人馬の群れを見れば、誰でもそう思うはず。
しかし、やっぱり『世界のクロサワ』には及ばざる出来。
まるでCDをテープにダビングしたかのようなコピー。
それに前述したカメラワークも、リュック・ベッソンがやった『ジャンヌ・ダルク』には及ばないんですよね・・・何となく。

まぁ『七人の侍』未見なら、ご覧になっても楽しめるのではないですかね。

催眠 ★★

なんだか、妙〜〜〜〜な既視感を感じたんで、なんだろうって、上映中考えていたんですが、この映画、やけに『踊る大捜査線』のキャストが多く出演してる...? オマケに女刑事の使ってるパワーブックまで(苦笑)

映画としての出来は...まぁ良いと思います。実際、話のアラはかなりヒドイものだと思いますが...。
『あの』犯人が、いつ、どうやってあれだけの数の人間を催眠にかけてまわったのか、とか、ツッコミ入れ出したら止まらない感じはします。

まぁ、監督が『パラサイト〜』のヒトなんでねぇ...ある程度覚悟はしておりましたが...のめりこんで観るコトができれば、ワリとドキドキ感は得られるのでは?

そいでもって一見『あぁ、こういったオキマリのラストなのね?』と思わせて...吾郎ちゃん美穂ちゃん目当てのカップル客が多かったのは、かえって効果的だったかも。
皆、びびって声出してたし(笑)

それにしても、胃にくる終わり方っす(泣)

ああ、もっとしっかりEDクレジット見ておけばよかった。
ぼーっとしてしまって、役者の名前を確認するのを忘れてた。

かと云って二回目行くには、最近観たい映画が目白押しだからなぁ...。

でも、冷静になって振りかえってみれば、結局催眠治療は悪用されまくりな上に、多重人格障害者をバケモノ扱いしてしまってるワケで、倫理的には下の下かも知れない・・・・・・☆いっこ減点だ!

ザ・グリード ★★★

いやぁ、食われる食われる(笑)

B級映画とはかくあるべきだと、マジで云える作品ですな。
論理的な状況説明とか思いっきりスッ飛ばしてるもんなぁ。
海賊や密輸屋の設定なんかも、正直別にいらんがな、とか思うし(笑)

モンスターはすべてCGな上に、あまりにもテカテカとしすぎてCG丸だしな質感なので、本来なら興ざめモノなんでしょうけど、中身のB級っぷりが、すべてを許している感はありますね。

あと、ラストのオチは、話の途中で読めました(笑)
多分、こうなるだろうなぁと思っていたら、ホントにそうだった(苦笑)

殺人ゲームへの招待  ★★☆

歴史のあるボードゲーム『Clue』の映画化作品。

ゲームを知ってる人なら思わずニヤリなギミックが、本編の随所にちりばめられてて笑えます。
けど、裏を返せば、ゲームを知らない人にはさっぱりな感じではあります。

劇場公開時には、異なるEDのバージョンが製作されたそうで、ビデオ版には両方収められてます。
が、どちらのオチも通用するってのは、本編の推理っぷりがいかにいい加減かってコトなワケで、これまたゲームの方の、すちゃらか推理っぷりを再現してくれていて笑えます。

できればやはり、ゲームを体験してから観て欲しい作品ですね。
それも、ロールプレイの上手な人たちと一緒に。

サムライ・フィクション ★★★★★

最近の時代劇に、なんだか物足りなさを感じているヒトには、文句ナシでオススメできます!

基本的にモノクロなんですが、そのおかげで、時代劇本来の町並みの汚さが表現できていて、昨今の映像美を追求しているかのようなTVの時代劇にない、リアルっぽさがたまりません。
ホコリっぽさですか? そういった部分。

正直、出ている役者の一部は『職業役者』でないヒトが多いので、演技力に関しては学芸会レベルのヒトもおります。
が! 布袋ですよ、ホテイ!!
宝刀を奪って去った浪人・風祭役で出演しているロック・シンガー布袋寅泰が、もうたまらなくカッコイイんですわ! これにはデラビックリでありますよ!
風祭の不遜な態度っぷりや立ち回り、殺陣にいたるまですべてがカッコイイ!
そしてその、武士として生きられぬ世の中に苦悩する様と、実力ある者と勝負する時の嬉々とした表情とのギャップがイカスんですわ!!

それともう一人、浪人・溝口役で出ている風間杜夫がまたカッコイイんですわ!
実際の主役は犬飼平四郎役の吹越満なんだけど、でもやっぱり実質的主役は風祭&溝口だと思う。
《怒》vs《和》の図式。
主人公とヒロインの純情な恋愛模様。
宝刀をめぐっての策謀劇。
もうエンターティメントの王道作品でしょ!? LOVE&PEACEですよ!

サントラはやはり布袋が担当。
時代劇なのに『バイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン...』とかエレキギターでSEが入る様は、新鮮だけれども妙にハマル快感。
太刀が弾け合う瞬間のSEもBGMと同期していたりと、さすがにMTV出身の監督だと思わせる。
OPの殺陣のシーンにしても、スタイリッシュでカッコイイ。
でも、だからと云って古典を忘れても捨ててもいなくて、逆に古典をよい方向に消化・吸収・再構築しているので、年配の方が観ても楽しめるんでないかな?

カッコ良さとコミカルさが渾然一体となったこの作品、見なけりゃ損! 確定!!

・・・・・・ま、強いて難を挙げるなら、モノクロとしての撮り方がこう・・・いまヒトツな部分が多かったコトかな?
モノクロにするための色調配置でない、って部分が多かったコト。
白と黒のコントラストがちょっとノイズィだったっすわ、ハイ。

ザ・ロック ★★★★

思えばこれが、ニコラス・ケイジのファースト・インパクトだったなぁ・・・。
この頃は『なんでこんなに冴えない容貌の人間が主役なんだ?』と思ったものでした。
もとより、そういう役柄だったしね。
実践経験のないFBI署員が、いきなり『現場』に駆り出されるって。

でも、印象に残っているのはどうしてもショーン・コネリーの方(苦笑)
だって『元英国諜報部員』で『スタイリスト』で・・・とか、設定を鑑みれば、どうしても思い浮かぶのはジェームス・ボンドでしょうが(笑)!

三銃士 ★★★★★

云わずと知れた、デュマ原作の『三銃士』のハリウッド版映画。
そう! ハリウッド版なんですよ、コイツは!!
だって三銃士はフランスの物語なんですよ(笑)?
ソイツが『One for All! All for One!!』とかって、
英語で話すんですよ!?
まぁ、口で喋っている分には目をつぶりもしましょうが、コトもあろうに矢文の文面までご丁寧に
英語なんですよ!? 愉快すぎますよ、ディズニー!!

ま、そんなツッコミはさておいて、上の評価の星の数を見てもらえば解るように、この映画は文句ナシに傑作です。
クサイ言い回しですが『愛と勇気と冒険』ってな具合に、エンターティメントの基礎をガッチリ掴んで、しっかり勧善懲悪までやっちゃってるんだからタマラナイ!!

しかも出演俳優たちの演技力もきわめて高いです。
特に...特に...うあぁぁぁぁぁ!! 特別誰がイイって挙げられない(笑)!
アトスのキーファー・サザーランドもいかにも『アトス』だし、アラミスのチャーリー・シーンもいかにも『アラミス』だし、ポルトスのオリバー・プラットはたまらんぐらいに『ポルトスじゃ!!』だし(笑)...そうだなぁ、ポルトスの『オレってすげぇ!?』ってセリフは傑作ですなぁ...ロシュフォール役のマイケル・ウィンゴットの、ダルタニアンに剣を突き付けての余裕の『チチチ!』ってな舌鳴らしもたまりませんなぁ!

一番好きでカッコイイシーンは、王宮前で三銃士たちがロシュの部下に囲まれるシーンで、さらにザザッと周囲を取り囲んだマントの男たちが、一瞬賞金稼ぎたちと思わせておいてそのマントを投げ捨てた瞬間、現れたのは目にも鮮やかな銃士隊の青マント!!
こりゃもう『きたーーーーーーーー!! きまくりやがったぜーーーーーー!!』な具合ですよ!!

痛快無比! 気分爽快! モヤモヤした気分の時にはオススメであります!!

...補足。
ルイ13世役のヒュー・オコナー、なんであんなに『ルイ13世』って顔なんでしょう...ハマリすぎ(笑) 某刑事プリオなんざメじゃないぜーーーーーー!!

DVD、出せーーーー!
頼むからーーーーー!

 

・・・・・・出るみたいっす、DVD(笑)
買うサーーー!!

死国 ★★★

同時上映の『リング2』よりはよっぽど面白かったですわ(苦笑)
いやさ『面白い』って表現は適切でないかも知れないですね。
より『ホラーっぽかった』というべきでしょうか?

でも、最終的にはホラーの皮を被ったラブロマンスなので、結構じわっとくるものがあるかな?

シックス・ストリング・サムライ ★★★★

コイツはスゲェ!

『マッドマックス』な世界観で『子連れ狼』な『ギターを持った渡り鳥』が、香港映画ばりのカンフー・アクションとチャンバラアクションで、ベガス・キングとなるべく『エルビス・プレスリー』サウンドに乗って荒野を行く...端的に云うとそんな感じ!!

でも話の筋とかはどうでもよろしい! なんだかスンゲェ面白いの! これ観ながらだと、他の作業に手が着かなくなります!

シックス・センス ★★★★★

え〜、ブルース・ウィリスやシャマラン監督との約束なので(笑)、結末についてはその答も、ヒントも、語ることはいたしません。

僕は基本的に、映画にはエンターテイメント性を求めてます。
楽しめなくては映画の価値はないだろう、と。
しかしこれは見事に例外となってくれました。
・・・熱狂的になる、といったこともなく、なんて云うかこう・・・ジワッと腹の底に残るって云うか・・・記憶に残る映画です。
保証します。

一般には、スリラーって云うか『ホラー』として紹介されたりしてる様ですけど、決してホラー映画ではないです。
確かにショッキングな恐怖シーンもありますし、スリラー的な空気が充満してますけれど、個人的にはスリラーでもないかな、と・・・。
実はもっと、ハートウォーミングな物語だよ、と。

主演のブルース・ウィリスの役柄に関しては、思いっきり『マーキュリー・ライジング』と被ってます。
ただ、やはり時が過ぎて役柄に円熟味が増していた気がします。
もとより『マーキュリー〜』ではFBI捜査官という役柄で、巻き込まれつつといった雰囲気の物語でしたから、こちらとはまた趣が違うのは、当然と言えば当然なのですが。
まぁ『ダイ・ハード』や『アルマゲドン』で見せたようなタフ・ガイっぷりよりも、こういった重みのある役柄の方が、彼にはあってる気はします。

そしてですね! この作品でなにより特筆すべきは、もう一人の主役コール少年を演じるハーレイ・ジョエル・オスメントです。
彼の演技力は驚愕に値します。
いや、マジで。
大げさな云い方をするならば、これまで見てきたどんな子役・・・いやさどんな俳優でも適わないかも知れぬ演技力。
でもこれは、口で云っても解らない部分なので、実際に彼の演技をスクリーンで眼にして欲しいですね。
『素晴らしい』
この一言に尽きます。

あ、それと、この映画、パンフレット買っても、絶対最初に読んではイカンです。
上映前に買ってしまうと、どうしても待ち時間の間に読みたくなると思いますが、ダメです。
『映画評論家』を名乗る人物が書いているコラム・・・確かにズバリの答こそ書いてないですけど、思いっきりヒントばら撒いているので、絶対結末解ってしまいます。
もうコイツの評論は絶対読まんぞ、杉谷伸子!!

・・・恐らくもう一度、自分の中で物語の整理をつける意味で、劇場まで脚を運ぶと思います。
結末を知って『ああ、そうだったのか!?』と、劇中の『なにか引っかかっていたモヤモヤ』については解答を得ましたけど、実際にもう一度観て、それを確認したい・・・そんな思いに駆られます。

6デイズ7ナイツ ★★★

惜しい、惜しいなぁ...。

悪童ハリソン復活って感じで、スゴク気に入ってたんですよ。アン・ヘッシュも、あまり好きでないんですが、割りと笑わせてくれたので、まぁ良かったんですわ。

ただちょっと、海賊との対決のオチが弱かったかなって気はしました。

そいでですね、そこまでなら『★4つ』だったんですけど、ラストで結局二人結ばれてしまうってオチがなぁ...あまりにもパターンでしょ? それで減点1。

あれでなぁ、ヒロイン都会に帰って、強い女性として頑張って行くってなオチなら、加点だったんだけどなぁ。

七人の侍 ★★★★★

なんつぅかもう!
むっちゃ時間の長い作品ですけど、正直全然退屈しません。
後の作品が、ここに原点を発しているのが十二分に解ります。
とりあえず、観よう!

ジャッカル ★★★★

 

ジャンヌ・ダルク ★★★★

・・・なんちゅうか・・・結構エグイ内容です。
戦闘シーンのリアルさが半端でないです。
このあたり、リュック・ベソン監督の本領発揮と云いますか、こだわりが垣間見られますね。
ここまで密集した乱戦状態を演出した作品って、そう見られないのではないのでしょうか?
やたらと飛ぶ首。
吹っ飛ぶ兵士。
フレイルにモーニングスター、アックスといった武具もリアルに使われてて、史実的なのです。

と、本編とは関係のない部分の感想は置いておいて・・・
もとより、ジャンヌ・ダルクの物語は、基本的に悲劇で終ります。
この作品も例外ではないのですが・・・さらにむごいと云うか、彼女の受けた『神の啓示』とは、彼女自身がそうあって欲しいと強く願った上で生まれた妄想だった、と・・・その説を採用していると云うか、ベースにしてます。
とことん報われていないです。
画面の上では。

この作品・・・評価が難しいです。
各自が持ってる『ジャンヌ・ダルク像』によって、受ける印象が全然違いますし。
僕はとりあえず★4つけましたが、前後1点ずつぐらい、差はでるでしょうね。

シャンハイ・ヌーン ★★★☆

早くもシリーズ化が噂されている、ハリウッド製ジャッキー作品。

なんと舞台は西部劇!?
おおぅ、イカスですよ、旦那方!
昨今作られなくなった、ストロング・スタイルの西部劇な匂いがギュンギュンしますよ!
しかしまぁ、そこはジャッキー作品なワケで、見事にチャイナ&ウェスタンに味付けされています。
ちょっと設定が強引な気もしますけどね(苦笑)

ただ・・・この『東と西』の構図ってのは、先に『EAST MEETS WEST』でやってんですよねー。
岡本喜八監督が。
ネイティヴ・アメリカンたちも絡んでくるあたり、かなり既視感を覚えたりするわけですな、ええ。

それと気になったのは、やはりジャッキーの年齢的な部分。
肉体年齢はまだまだ若いジャッキーですが、どうしても顔に年輪が現れ始めてる気がします。
いや、老けたって言うよりは、円熟味が増しているって感じで。
今後は、できれば年齢相応な役柄で、また新しいジャッキー像を構築して欲しいなと、感じてしまったり。

あ、それと、ラストの『オチ』は、途中で散々ヒントが出ているので『あ、やっぱり?』って気分で。
でもアイツが○○○だってのは、ちょっと納得いかんでしょう(苦笑)?

シュリ ★★★★

やってくれたゼ韓国映画って強烈なインパクト!

基本的に、朝鮮半島の南北問題を知らない(知識だけ)の我々外国人には、本当の意味でのこの映画の持つテーマ性を知ることはできないのだろうなぁ。
冒頭の北側の訓練シーンから始まって、途中のパク・ムヨンの激昂したセリフとかからもそれは痛切に感じ取ることはできるのだけど、やはり日本に住むボクたちには、他人事でしかないワケで・・・同情による感情移入はあっても、歴史的な一体感がないから、どうしても一歩退いて見てしまう。

しかしですね、その『濃い』テーマ性に、見事にラブ・ロマンスとガン・アクションを融合させているのだから、これは監督の手腕を見せ付けられた形です。
しかも日本の恋愛物のように、ベタベタした湿っぽい恋愛劇ではなくて、やはり上記のように深い感情劇が絡んできて、しかも宿命的悲恋で終ってしまったり・・・。

それと、事件が『終った』あとも、後日談のように話は続いて、より観客に、この映画が語っていたことを、改めて再確認させてくれます。

それはともかくとして・・・日本映画、アッと云う間に追い越されたって気がします。
いろんな意味で。

ジェラシックパーク 1、2 1:★★★ 2:★★★

ん〜〜...まぁ、あんなモンでしょ?

JM ★★★

 

酔拳 1〜3 1:★★★★ 2:★★★ 3:★★

 

水滸伝 ★★★

 

スターウォーズ Episode1 『ファントム・メナス』 ★★★★★

あああああ、ダーーーーーーーース・モーーーーーーーーーーーーーーーール!!

思わずフォースの暗黒面に導かれてしまいそうになるほどのかっこ良さ!! CoooooooooooooooooooL!!!

それはともかく(笑)、色々と雑誌等で酷評されていたこの『ファントム・メナス』...曰く『話が単純』、『子供向け』、『役者が下手過ぎ』等々...。
しかしですね、実際のところやたらと細かくシーンが切り替わって、話の筋が一貫して見られないって不満以外は、そりゃもう立派に『スターウォーズ』してますよ!

前半部分、特にポッド・レースまでの展開は、正直モタモタとしていて、あまり誉められた感じではありませんでした...が! そこを過ぎれば熱い展開! 特にダース・モールが登場してからは興奮しっぱなし。
アドレナリン全開のチャンバラ・シーンは、前作を遥かに上回るド派手振り!
しかも嬉しいことに、1作目である『4』を彷彿とさせるシーンがふんだんに散りばめられていて、ニヤニヤしっぱなしで観ることができます。

それからこの作品、必ずエンドロールの最後の最後まで『聴く』ようにしてください。
早々と席を立つ無礼者どもに『馬鹿め』と、口の端をゆがめて笑ってやることができます(笑)

それにしても、なんで『スピルバーグなクリーチャー』がいたんだろう(笑)? いや、笑ったけどサ!

スターウォーズ 4〜6 ★★★★★

語るに及ばず。

観よ。

スターシップ・トゥルーパーズ ★★

...よくもやってくれやがったな(怒)!

正直、この映画大嫌いであります。出来・不出来に関係なく。

なんやねんあのカルメンシータは!! なんであんなオンナが最後まで生き残って戦艦の艦長におさまっとんねん!? ムキー!!

SF考証もまるでなってないし。
第一、マニュアルで操縦する戦艦がドコにある!? 近接警報鳴ってるのにオートに切り替わらないんでは、安全性のカケラもありゃしない。

しかもわざわざ歩兵部隊を出撃させる意味ってナニ!? ンなモン、衛星軌道上からの爆撃でカタがつくやろうに!!

ああ、くそう! こんな原作無視の映画はダメだ! ダメダメだ!

...パワードスーツが出てこなかったコトを怒ってるワケではないことを、理解していただきたい。
こんな恥ずべき倫理観をさらけだした、この映画の監督に怒ってるんですわ。

まったく...カルメンシータ、殺す!! 

って云ってたら、『ワイルドシングス』って映画でもまたロクでもない女の役やってるよ、デニース・リチャーズ...。

スタートレック・ジェネレーションズ ★★★★

 

スタートレック・ファーストコンタクト ★★★★

 

スタートレック・反乱 ★★★★

 

ストリートファイター ★★

GAME OVER

スネーク・アイズ ★★★☆

観終わった後、なんか嫌ぁ〜な気分になる映画(苦笑)

とにかくあれこれと疑いだしたらキリがないんですわ。
どいつもこいつも怪しく見える(笑)
まぁ、黒幕については最初に顔見た瞬間に判ってしまいましたけど・・・ってまたアンタか!?って云いたくなるようなキャスティングはヤメレ(苦笑)!

ラストの『柱のルビー』の謎、僕は残念ながら自力では解けませんでした(悔)
二回目見たら、解ったかもしれないけど・・・。
ただ、ソレを『作ってる』シーンは劇中に出てくるので、それは解ったけどね。

スピード 1、2 1:★★★★☆ 2:★★

一作目はね、劇場で観なかったのを大後悔したほど面白かったんスわ。
劇場の大画面で観ていたら、きっと更に加点していただろうなぁ。

それに比べて二作目は...劇場で観たのを大後悔(泣)

だぁってさぁ、この映画って『閉鎖空間での絶対的危機』ってシチュエーションが魅力だったのに、船ってのはなぁ...動け過ぎじゃよ。
一作目ほどの緊張感が足りないって云うか...。

別にさぁ、一作目のキャラとかゲスト出演させなくっても良かったのにさ。
まったく別のキャラクターで作ったってよかったんでなかろうか?

スフィア ★

はっはっは、ある意味『ありがとう』って云いたい映画っすわ。

この映画のおかげで、今後『マイケル・クライトン物』は観にいくもんかと、決心をつけさせてくれたのだから。

だぁってさぁ...ダスティ・ホフマン、シャロン・ストーン、サミュエル・L・ジャクソンってな顔ぶれ使って、こんなヘッポコな脚本の映画作るか!?
なんて云うか、クライトンって『イメージが先にありき』で、後からつじつま合わせてる感じでさぁ、つくづくSFXに頼ってるって気がするんだよね。

トドメはラストの『手をつないでみんな忘れちゃいましょ』!!
ちょっと待てや! 結局あの『球体』はなんやってん!?

『ジェラシック・パーク』もそうだったけどさ...SFX使ってれば、何でもいいのか?

スペーストラベラーズ ★★★☆

『踊る大捜査線』の本広監督作品。

まぁ、内容は基本的にコメディなので、単純に笑うことができる、って点では、キッチリ合格点な作品だと思います。
物語も、銀行の内外がテンポよく場面切り替えが行われ、豪快かつメリハリの効いた演出効果で、全体をダレさせない作りになっていると思いますし。
ただ・・・展開から考えると、別に『スペーストラベラーズ』でなくても良かったのではないか、とも思えます。
人質だった人間が、皆コロコロと仲間になってゆくのも、若干不条理な気もするし。
加えて最初に3人組が強盗に押し入った時も、役者の演技力のなさか、はたまたそういう演出なのか、緊迫感のカケラもないし。
ま、コメディだと云ってしまえばそれまでだとは思うけど。

まぁね、こうして後から熟考しながら書いているから、アラも山ほど見えてくるのだろうけど、実際観ている最中は、細かいことを気にせずに、ケラケラ笑って観てました。
『踊る〜』にも見られた、細かな部分での伏線が、これでもかとばかりに画面の中に隠されていて、それを見つけるのに夢中になってました(苦笑)
あとは、出てくる人物の細かな演技が良かったですねー。
画面の外にいても、なにかしらそのシーンの前後に繋がる『何か』をやってたりするので、うかつに見逃せません。

あとは、宣伝ではやたらと表にでてきてるダウンタウンの浜ちゃんですが、はっきり言って出番少ないです。
ホントに少ない。
浜ちゃん期待で足を運ぶ人もいるでしょうが・・・まぁ、あのキャラクター性があるからこそ、少ない出番でキャラクターを立てられているのでしょうけれど。
登場人物の中では一番常識人だし(苦笑)

スポーン ★★★

物語がそれなりに濃く、ダークなので、原作好きには評判良かったのかも。
しかし、僕はそんなに原作を知ってるワケでもなかったので、それほどのめりこめなかったっつーか・・・なんでかな?

振りかえって考えてみれば、その特異なキャラクター性を生かしきれてなかったのかも、って気はします。
あの格好で天井ブチ破って降りてきて、使う武器が銃ってんではなぁ・・・・・・・もっと特殊能力を生かした動きを期待していたのに。
結局『らしい』能力を見せてくれるのは終盤だけだしね。

スリーピー・ホロゥ ★★★☆

首飛びまくり(苦笑)

監督のティム・バートンって『マーズアタック』のヒトなんで、ちょっとなぁ〜って敬遠感あったんですが、案外しっかりした作品で驚き。

予告編だけの情報しか持ってなかったので、最初はちゃんと真犯人がいるんだと思ってたら、ホントに幽霊でやんの、首なし騎士。
でもそれが判明してからも、それを操る真犯人の推理なんかもちゃんとあって、ドキドキ。
ま、予測はつくと思うのだけど・・・案外簡単に。

でも正直、出来の良いストーリー以上に、出演役者に関心が行ってしまうのはどもなー(苦笑)
『ん?』とか『あれ?』とか、結構見た顔が並んでて、おかしいのだ。
ドラキュラやってたヒトとかねー。

ゼイラム 1、2 1:★★★★ 2:★★★

 

絶対X絶命 ★★★★

 

セブン ★★★★

ビデオで観たんですが...大ショック。

観る以前から、かなりキツイ映画だとは聞いていたんですが、まさかこれほど衝撃的だとは思いもしませんでした。

しかしですね、この映画はおいらの映画観を変えてくれました。サスペンスとかそういったレベルを超えてますよ。

しっかしこんな後味の悪い終わり方ってなぁ...キツ過ぎますわ。

しかしシナリオや演出はかなりの出来なので、サスペンス物が好きなヒトは、観ておいたほうが良いかも。
ただし、ハッピーエンドが好きなヒトは絶対観ないで下さい。

でも、ブラッド・ピットやモーガン・フリーマンが好きなヒトは、二人ともこの映画ではかなり良い味を出しているので、オススメかも。

...覚悟の上で、ね。