マトリックス
かなり、いろいろな意味でいけてました。
なにがいいかって、CGの技術の使い方が嫌味じゃないんですよね。
表現方法や見せ方が、アニメ調なのが良い具合に新鮮で、マッチしてました。
キャストも体張って演技したっていうし、そういうアナログな良さが生きてた作品でした。
キャストの中で光ってたのはキャリー=アン・モス!
かっちょいいんだ。はっきり言って主人公食っちゃってます。
久しぶりに巡り会った、何度観てもいい作品の1つでした。
続編が楽しみではあるが、逆に蛇足なお話になりそうなのが心配。
1作目のラストであった、「規制のない自由の世界。その中でオマエならどう生きる?」
そして、作中で幾度となく語られる「オマエがオマエのやるべきことを選択し、そうなることを信じろ」
・・・このふたつの共感できるわかりやすい、いいテーマが心にしみた。
結構、自分のイケテないことをまわりの環境や、他人のせいにしがちになるけど、
最終的な決定権なんて誰にあるわけでもなく、自分にある。
で、自分で決断したことには責任もつ。
生きるってことの基本を再確認できるいい機会でした。
・・・でもこの映画を観て、心底楽しむのってパンピーにゃいないだろうね。
かなりマニアックですよ。やっぱ(笑)。