いつかエルゴパワーのオーバーホールをしたいと思っていたのですが
とうとう実行しました
オーバーホールをするためには
エルゴパワーの構造を知らなければならないので
インターネット上で情報を収集し
展開図と組み立て方の動画を取得しました
構造はいたってシンプル
部品一つ一つを
各部の磨耗具合を確かめながらキレに洗浄
2000年モデルなのでかなりくたびれていました
とりあえず今回は特に磨耗が激しかった
ラチェットスプリングとスプリングキャリパー
さらに
ブレーキレバーをキャッチする部位が磨り減っていたので
ブラケット本体も交換することにしました
カンパニョロのすてきなところの一つに
9年前の商品でもしっかりイタリア本社にて
スモールパーツを在庫していてくれるところでしょう
良い商品をいつまでも大切に使い続けることは
エコロジーにもつながります
自転車はエコな乗り物だから
末永く修繕を加えながらつかえる商品はさらにエコ効果があります
修繕し切に使い続けることで愛着もわいてきます
分解組立には専用ツールは必要なし
アーレンキーとプラスドライバーとラジオペンチ
があればOKです
バイスがあればさらに作業がしやすくなりますが
なくても可能です
しかしながら、組立の際は、
部品の組み付け方向や手順、
部品どおしの羽目合わせが重要な部位もあるので少々コツが必要
商品を分解しても組立が苦手な方は
信頼できる販売店にお任せすることをオススメ致します
オーバーホールして始めて気づいたのですが
カンパニョロの部品は組み付けた後に発生するトラブルにも
迅速に対応ができるようにデザインされている点です
ブラケットラバーの交換や注油
シフトワイヤーが切れた時の修復
タフな内部構造にるタフな使用に耐える部品構造などなど
シンプル イズ ベストなのは
シンプルだから壊れにくい利点に通じます
新型インフルエンザで外出を自粛せざるおえない昨今
自宅で自転車をメンテナンスする機会にしてみてはいかがでしょうか
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