【群馬】 月夜野クラフトビール
◇月夜野クラフトビール株式会社
(群馬県利根郡月夜野町大字後閑761-1)
(TEL 0120-0278-62 FAX 0278-62-0234)
飲んでみました(98年5月) |
月夜野びーどろパーク・・・女心をくすぐるロマンチックな名前です。びーどろとは言わずと知れたガラスのこと。ここはガラスの園なのです。クリスタルギャラリー(8:30〜17:30)に一歩踏み込むと、ガラスのきらめきに思わず心がときめきます。ここではアクセサリー、グラス、かわいい動物の置き物等の商品が展示即売されており、値段も1個100円の箸置きから何十万もする壷まで多数多様。吹きガラスの色の微妙さ、形のおもしろさ、カットのきらめきなど見ごたえ十分。さらに古代ローマングラスからガレ、現代工芸家の作品が見られるグラスアート美術館(8:30〜17:30入場料500円)もあり、ガラスの美が堪能できます。
もっとガラスについて知りたい方は、ガラス工場見学(8:05〜6:50)や、吹きガラス、ステンドグラスなどが自分で作れる体験工房(有料1000〜5000円)にチャレンジし、オリジナルの作品を作ってはいかが?
地ビールレストランはびーどろパークの南端の建物。中は広々として、テーブルがずらりと並んだところは、ドイツなどのビアガーデンを彷佛とさせます。
しかしここで特筆すべきはやはりガラスの小物たち。卓上の楊子立てや調味料入れはすべてとてもかわいいガラスの器。そして見逃してはならないのが天井の照明の笠。色々な色使い、柄があって、とてもカラフル。しばらく見とれてしまいました。行ったら絶対見て下さい。
そして一番力が入っているのがやはりビアグラス。螢の里の黒ビールのグラスは、ビールが入っているときには螢が光り、飲み干すと小川が現れます。夕陽の月夜野ピルスナーのグラスは、ビールが入ると山が夕陽に輝きます。これはグラスの底の部分が盛り上がって山となっているものです。水と緑のエールのグラスは、グラス表面に、水の分子構造を模した粒が散っています。ピルスナーには色とりどりのかわいいグラス。どのグラスもギャラリーの方で5000円前後で販売されています。
さてこのレストランの名、ドブリーデンとはチェコ語でこんにちわという意味。枝豆や冷奴、チーズの盛り合わせなど手軽なおつまみ300円〜1000円。ちょっと小腹も満たせる生ハムやガーリックトーストなど500円〜750円とメニューは豊富。17時以降はセットメニュー1000円〜4000円も登場。レディースや和食もあるので、お好み次第です。
ビールのほうは、どれも中600円、大900円、ピッチャー1800円。月夜野は螢の里として有名ですが、その名をとった黒ビールが香味が効いてなかなかのもの。
美しいグラスはビールの味を引き立ててくれる名脇役です。テレビのCMでもマイグラスプレゼントなんてやっていますしね。また美しいグラスは使ってこそ生きるのです。皆さん、高価なグラスはしまいこんで、安物のグラスで飲んでませんか?さあ、いいグラスを出してビールを美味しく飲みましょう!