【静岡】 ベアードビール 
    静岡県沼津市千本港町19-4 2F (TEL・FAX 055-963-2628 )


飲める所
 ◇フィッシュマーケット タップルーム(静岡県沼津市千本港町19-4 2F)
            (TEL・FAX 055-963-2628 )
    営業時間  土日 12:00〜
          平日 18:30〜
    席数    約100席
    定休日   火曜日
    駐車場   なし。ただし沼津港に駐車スペースはたくさんあり。

足:車の場合、東名高速道路沼津ICおりる。通称グルメ街道を南へ。
  あとはとにかく沼津港(内港)を目指すべし。
  電車の場合、東海道本線沼津駅下車、伊豆箱根バスまたは沼津箱根登山バスにて沼津港へ。
  フェリーの場合、戸田、三津、土肥、堂が島、松崎などから沼津港へ。

飲んでみました(02年5月)
 

  • 沼津といえばまず魚

  •  (BGM 魚を食べ〜ると〜頭がよくなる〜)地ビール飲みある記で、足にフェリーを紹介するのは今回が初めて。それくらい、このベアードビールは港の近くにあります。
     ビールを飲む前に、是非とも魚市場をのぞいてみていただきたい。全国の魚好き、または勉強しないで頭をよくしたいと目論んでいる不逞の輩がおいしい魚を求めてやって来ています。
     道路脇には捕れたての鰺やイカなどが、干物も工場生産が当たり前の現代では珍しい、ずらっと並んで天日干しされています。そして売り子の言にたがわず、鰺の干物など新鮮なので臭いということが全くなく、焼くと油がジュウジュウ出ておいしいのなんのって。しかも安い!
     また、港ちかくの食堂(レストランというよりは、やっぱり食堂)は、どこも午前11時ごろにはすでに満席といった人気ぶり。何せ魚が新鮮で安くてボリュームもあるとくれば当然でしょう。

  • も一つ名物 サクラエビ

  •  沼津のもう一つの名物がサクラエビ。お好み焼きやかき揚げに欠かせないこのサクラエビ、ふつう水深400〜600メートルのところを浮遊していて、6月から8月の夜、産卵のために浅瀬に浮上したものを漁獲し、その漁獲方法が知られるようになったのは近代になってからで、昔の人の口には滅多に入らなかった、とものの本にはありました。
     そのサクラエビが生で食べられるというのも沼津ならでは。釜上げにされる前の生シラスとともに、是非味わってみたい逸品です。

  • 半端じゃない!こだわりのビール

  •  ベア−ドビールの飲めるフィッシュマーケット タップルームは、港の北を東西に通る旧国道1号線沿い、フェリーこばるとあろーの乗り場の、道路を隔てた向いにあります。派手な看板があるわけではないので、見過ごしやすいかもしれません。
     メニューは自家製ピクルス盛り合わせ、ポテト、ピザ、サラダ、タコマリネ、サンドイッチのセットなど、300円から800円程度。食事というよりはビールのおつまみにぴったりのメニュー中心です。
     ビールの方はスモールグラス350円、グラス700円。フレーバーのある味を目指すという信念のもと、1日に30リットルの樽1本しか作らないとか、材料も生ホップを使うなど、なみなみならないこだわりを感じさせるビール。
     確かに、ぐっと一息で飲んでしまうにはもったいない、複雑で奥深い味わいがあり、ビールとは食べる飲み物だという言葉が実感できます。
     


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