インターナショナル・ビール・サミット ’96
 ◇1996年10月12日(土)梅田スカイビル ワンダー・スクエア
 

飲みある記

 最近喜ばしいことに、巷で地ビールという言葉を目にする機会が多くなりました。地ビールおたくの筆者としてはホームページの内容にさらに磨きをかけるべく、飲みある記取材に日々精進しているわけです。
 そんな筆者に見逃せないイベントが大阪で開催されました。世界100種のビールが集合するビールの祭典、それがインターナショナル・ビール・サミット ’96。大阪の新名所、梅田スカイビルの中庭ワンダー・スクエアには世界13か国からビールが出品され、大勢の人出で大いに賑いました。1杯200円で味わえるのですが、何せ種類が多すぎてどのビールを飲もうか迷うこと迷うこと。と言うのも、日本では販売されていない銘柄がほとんどで、この機会を逃せば二度と飲むことはできないかもしれないのだ。日本の酒屋でも見かけるタイガーとかアンカーもあったけど、アメリカの地ビールとか、フィンランドのビールなんか、どうです、あなたも飲んでみたいでしょ?
 その他にも日本の各地から地ビールが十数銘柄出品されました。なんと日本各地を旅しなくとも、ここで飲めてしまったのです。残念ながら売り切れのものもありましたが、一般の人にも非常に好評のようで、売り場には行列ができるほどでした。地ビールの将来は明るいぞ。
 小雨のあいにくの天気にもかかわらず盛り上がりをみせたこのイベント、来年もまた開催されることを確信しつつ、上機嫌で会場を後にした次第です。


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