【新潟県】 新潟燦地麦酒
◇ 新潟燦地麦酒醸造所(新潟県西蒲原郡黒崎町山田2307)
(TEL 025-230-4151 )
飲んでみました(00年月) |
燦地ビール館が建っているのは新潟ふるさと村の一角。ふるさと村というのは新潟県を深く知ってもらおうという意図でつくられた、広さ6.4ヘクタールに及ぶ施設です。
広い敷地の中にある3つの施設の内、県内の情報を発信するアピール館には、映像や音、光の演出で新潟の魅力を伝える「スーパーシアター」や、一年中降雪体験ができるコーナー、民話を語るおばあさんロボットなどがあり、新潟の歴史や暮らしが楽しく学べるようになっています。
2つめの施設バザール館は、新潟の特産品が山盛り。米どころ新潟、なかでも有名な魚沼産のコシヒカリもあるお米コーナー。新潟とくればお酒、県内103もの蔵元の地酒が勢ぞろいの新潟の酒コーナー、日本海から直送の新鮮な魚介類がそろった鮮魚コーナーなど、ここに立ち寄れば、新潟旅行に行かなくても大丈夫!?
建物だけではありません。建物の裏側は広大な庭園となっているのです。ひろいお花畑のあいだの散策道を行くと信濃川河川敷のリバーサイドパークに出ます。また、錦鯉が450匹も泳ぐ池にそって散策すれば民家風のおやすみ処があり、またちがう民家には越後の民芸品や郷土玩具が展示してありますし、体験イベントが行われる民家もあります。
3つめの施設が言わずと知れた地ビール館。こちらの地ビールはカナダの技術と原料を直輸入し、地元の職人が心をこめて作っておられるとか。
レストランの名「メイプリップ」も、メイプルmaple(カナダの国旗にもなっているカエデ)と新潟の花チューリップtulipが合体した名前ではないあのかな〜? これは筆者の推測なので間違っていたらごめんね。
こちらのレストランのメニューは、唐揚や枝豆、串カツなどのお手軽な1品450円から。ジャーマンポテトのオムレツ、スモークサーモン、ポークスペアリブ、カナディアンビーフステーキなど650円〜1800円、洋風松花堂弁当1500円〜。
平日には日替わりのランチ750円からありますし、持ち帰り弁当1050〜2000円などというものもあります。
ビールの方は、ピルスナータイプですっきりした味わいのファイン。アンバーエールタイプのヴィクトリア。ほのかな甘味が女性にも人気、ダークエールタイプのキングダム。地元のこしひかりをブレンドした、喉越しのよいコシヒカリ、各グラス380円、ジョッキ450円、ピッチャー900円。お試しセット3種が700円、4種が900円。
1階が瓶ビールの販売もしている立ち飲みコーナー、2階がレストランになっています。雰囲気的には気軽に立ち寄れるファミレス風。また、欧州共同体の認める検査機関によって「有機食品」と認められ、認識番号も与えられているという、紛れもない「有機栽培、天然の原材料」を使用して焼いたパンも販売しています。