【岡山】 クローネンビール

     ◇岡山農業公園 ドイツの森クローネンベルク
          岡山県赤磐郡吉井町仁堀中2006
       (TEL 08595-8-2111 FAX 08595-8-2288 )

飲める所
 ◇岡山農業公園 クローネンベルク内(岡山県赤磐郡吉井町仁堀中2006)
    園内数ヵ所のレストラン及び売店で飲める
    入園料   大人800円、小人400円
    営業時間  9:00〜18:00
    駐車場   乗用車2000台、バス30台

足:車の場合、山陽自動車道山陽I.C.から県道27号線を北上20分、
  または中国自動車道美作I.C.から国道374号線を南下30分。
  両I.C.をつなぐ中間点あたりにある。
  最寄り駅、JR岡山駅から宇野バスで「湯の郷温泉・林野行き」または
  「仁堀行き」1時間、「仁堀下」下車すぐ。
  

飲んでみました(97年8月)
 

  • 日本の森にドイツの森侵入

  •  吉井町のいかにも日本の田舎といった山里をいくと、突然現われるのがクローネンベルク、ドイツの森です。広大な敷地の中に、ドイツの農村がすっぽり引っ越ししてきたといったところ。一歩ゲートをくぐると、街あり畑あり牧場あり、で、のどかなドイツの農村の一日を過ごせるようになっています。畑にはほんとに作物がなっており、一部そのまま売っているものもあります。ご愛敬なのが、熟れぎみの瓜の値段。値札には最初500円と書いてあったのが日をおうにつれて暴落し、しまいに50円ほどになってしまいました。畑の瓜は冷蔵庫で保存するわけにもいかないし、熟れるのを待ってもくれませんからね。 
     
  • ショーもあるでしょー

  •  のっけからくだらないシャレを言ってしまいました。クローネンベルクでは、牧羊犬が羊を囲いに誘導する羊の追い込みショーや、ドイツの民族芸能ショーを見ることができます。民族芸能の方はアコーディオンにあわせて民族衣装を身につけた男女が、日本でいったら盆踊りのような踊りを披露してくれるのですが、踊ってくれるのは紅顔の美少年美少女たち。ついつい拍手にも力がはいってしまいます。
     それ以外にも、ワイナリー、パン焼窯、チーズ、ソーセージ工場と、見所はいっぱい。
     
  • ドイツ物語

  •  もともと吉井町はドイツのヴァルハウゼン村とワインを通じて友好関係を結んでいたとか。岡山といえば葡萄が有名ですから、それも頷ける話です。しかしドイツといえばやはりビール。ドイツの陽気な農民になった気分で、さっそくビールをいただくことにしました。
     入ったのはレストラン ビューネ。ドイツの民族舞踊を見ながら食事ができます。メニューはソーセージ、カマンベールフライ、鶏から揚げ、ポテトフライ各500円。アイスバイン5人前2500円など。あれこれ味わいたい人には盛り合わせ1200円がお得。この店はセルフサービスとなっているので、それがお気にめさない方は、他にもレストランがあるのでそちらでどうぞ。メニューに大きな違いないようです。
     さてビールのほうは、ユヴェール ピルスナー、アーデル ミュンヘン、ヴァイツェン各500円。ピルスナーとミュンヘンの飲み比べセットが700円でお得。特にヴァイツェンはフルーティーで女性におすすめです。
      ところで、われわれはクローネンベルクの森が、滋賀県農業公園ブルーメの丘と兄弟であることに気が付きました。どなたか物好きな方は、よかったら両方訪れて、何ゆえ兄弟なのか確かめてみてください。
         

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