【福岡県】 糸島クラフトビール
◇糸島ブルワリー クサノクラフトビール株式会社(福岡県前原市大字泊647-1)
(TEL 092-324-2821 )
飲んでみました(01年8月) |
糸島ビールの糸島とは、糸島半島からの命名かと思われます。糸島は魏志倭人伝に出てくる伊都国に由来する地名ですし、博多湾を隔てた志賀島からは、「漢倭奴国王」の金印が出土しています。
邪馬台国が九州にあるのか近畿にあるのか、いまだに論争は続いていますが、すくなくとも、このあたりで、古代人が国を作って暮らしていたのだと思うと、わくわくしますよね。
糸島ブルーパブは植木鉢いっぱい緑いっぱいの丸太小屋風建物で、1階がハム、ソーセージ売り場、2階が炭火焼の店と糸島クラフト、そして3階がパブレストランになっているのです。
店の中は黒い柱と白い壁のコントラストがすてきなカントリー風というかアルプスの山小屋風というか。
このパブレストランのメニューは、おつまみとしてポテトチップ、スモークサーモン、ハム盛り合せなど200円〜900円、サラダ580円〜700円、明太子などを使ったパスタやピザ780円〜1000円、また、セットメニューではロースステーキ、骨ツキハムステーキセットなど、1000円〜。
糸島半島の名水を使用したビールは、香りと爽快感のある後味のピルスナー、あっさりした味わいのアルト、まるでジュースのようにフルーティーで飲みやすいヴァイツェンが、各500円。日本では珍しいセルノピボビールは650円、チェコの下面醗酵の黒ビールで、ラガーの黒ビール版とのこと。苦味はありますが、甘さとの調和が絶妙で、おすすめのビールです。