【大阪】 道頓堀地ビール
     ◇道頓堀麦酒醸造所
大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-19
TEL 06-212-6074


   小グラス 250ml  \480
   中ジョッキ 330ml  \680
   ピッチャー   \3500


飲める所
 ◇松竹座 味の名店街 松竹座アイル地下2F
      (大阪府大阪市中央区道頓堀1-9-19)
    ・たちばな
       TEL   06-212-6074
       営業時間 11:30〜02:00
    ・艪便村来想(ロビンソンクルーソー)
       TEL   06-212-0324
       営業時間 土、祝前日 17:30〜05:00
            平日、日曜日17:30〜03:30
    ・BAR TACHIBANA
       TEL   06-212-4387
       営業時間 土、祝前日 17:30〜05:00
            平日、日曜日17:30〜03:30

       休業日  年中無休 
             駐車場  なし

  足:大阪地下鉄なんば駅14番出口徒歩1分

飲んでみました(97年6月)
 

  • 地下2階のビールタンク
     大阪といえば、くいだおれの街。キタには地ビールがあるのにミナミには何でないのやろか、と思っていましたら、とうとうできました。その名も道頓堀地ビール。生まれ変わって平成9年3月2日にオープンした松竹座の地下2階に、同時に開店したものです。
     しかし考えてみれば、ビールのタンクのような大きな物を、後から地下2階に入れるのは困難なことなので、かなり以前から地ビール造りの計画はあったのだなあと感心していました。ところがさらによく考えれば、タンクを、なにもそのままの形で運ばずとも、分解し、組み立てればすむことなんですね。ところで、地下鉄電車はどこから地下に入れるんでしたかね?

  • やっぱり商売上手
     松竹座地下2階で地ビールが飲める3店舗はそれぞれタイプが違います。「たちばな」は純和風で11:30から営業し、松竹座で観劇したおじさま、おばさま方が利用しそうです。「艪便村来想」はビール樽をかたどった壁と船乗のインテリアでフリー・アイランドをイメージした陽気な雰囲気のお店。17:30開店で明け方まで営業し、心斎橋界隈にショッピングに来た若者にうけそうです。また「BAR TACHIBANA」はゆっくりと落ち着いた大人のムード。と、いろいろな客層に受けるようになっています。さすが大阪、商売上手!

  • 冷奴で地ビールを一杯
     さて、我々が訪れたのは純和風の「たちばな」。白壁と木地の落ち着いた雰囲気のお店です。銅のタンクが木地とマッチして、よく見ないと気付かないほどの溶け込みよう。ここのお薦めは鳥取の名水「両滝の湧水」と天然にがりで造った豆腐料理。ざる豆腐は竹のざるにあげて水切りしただけの豆腐ですが、豆腐のおいしさを知るのにうってつけの逸品。その他にも冷奴に揚げだし豆腐、湯葉の刺身が580円から880円。ヘルシーな上に低価格。お昼の定食は1000円から2500円。豆腐の一品が必ず入ってお値段の割にかなりリッチな内容と見受けました。また、夜には一品料理(380円から)や刺身(680円から)、御膳料理(2300円〜4300円)が出揃い、順番待ちが出る人気だとか。
     ビールは小グラス250ml、480円。中ジョッキ330ml、680円。ピッチャー3500円。切れのよい飲み口のビールで、演劇を語りながら豆腐を味わうのも、おつなものかも。
     いずれ「艪便村来想」の方にも行って、またご報告したいと思いますのでお楽しみに。
         

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