【愛媛県】 道後ビール
 ◇水口酒造株式会社(愛媛県松山市道後喜多町3-23)
    (TEL 089-924-6616 FAX 089-924-3707 )



飲める所
 ◇ にきたつ庵(松山市道後喜多町3-18)
        (TEL 089-924-6617 )
    営業時間 11:00〜21:00
    席 数  70席
    駐車場  16台

 ◇ 道後麦酒館(松山市道後湯之町20-13)
        (TEL 089-945-6866 )
    営業時間 11:00〜22:00
    席 数  70席
    駐車場  なし

足:最寄り駅は伊予鉄道道後温泉駅。だれでも知っている、かの有名な道後温泉本館の、
  むかって右手に見えるのが「道後麦酒館」。
  道後温泉本館の正面にある商店街に入り、椿湯のある辻を左に曲がる。
  郵便局のある辻を右に曲がる。
  レトロな雰囲気のにぎたつの路沿いにあるのが「にきたつ庵」。
  車の場合、伊予鉄道の道後温泉駅の2つ手前の南駅近くの愛媛県民文化会館のある道を北に行く。
  つきあたりの一つ手前の道を右、東へ曲がる。その道沿い。

飲んでみました(00年5月)
 

  • 日本最古の名湯

  •  わが国最古の温泉として有名な道後温泉。桃山時代の建築を模した道後温泉本館は、観光客が、たとえ自分の宿泊しているホテルの内湯が立派でも、必ずといっていいほど訪れる共同浴場です。
     一番安く、イモの子を洗うような神の湯(階下)300円から、ゆったりとできる霊の湯(3階個室)1240円まで、料金が4段階になっていてお好みの湯殿で入浴できます。また、皇室専用の湯殿も観覧できます。豪華絢爛にはちがいありませんが、庶民としましては、とてもゆったりできない造りになっています。

  • 道後おみやげあれこれ

  •  温泉地にいった楽しみ(一部の人にとっては苦しみかも知れませんが)の一つに、お土産選びがあります。道後温泉本館の正面は、観光客を待ち受ける道後商店街の入り口。
     道後で有名なお土産といえば、断面のあんこが「の」の字に見えるロールケーキ「タルト」。だんご三兄弟の大流行のおかげかどうかは知りませんが、野球ボールほどもありそうな巨大なものまで現われた「坊ちゃんだんご」。長い伝統を誇りながら、近代的なデザインの砥部焼きなど。
     浴衣を着て、下駄をカランコロンいわせながら土産物屋を見て歩くと、ああ、温泉だな〜としみじみ思うのではないでしょうか。  

  • にきたつの路の地ビール

  •  万葉集に「熱田津(にきたつ)」と謳われた道後。商店街のにぎわいから少し離れた場所にその「にきたつ」の名をつけた路があり、地ビールレストラン「にきたつ庵」もそこにあります。
     竹林に囲まれた静かなたたずまい。靴を脱いで上がって中庭の見える板張りの廊下を渡り、しっとりと落ち着いた和室に入ります。席は掘りごたつ式で、足を伸ばして座れるようになっています。
     このレストランのメニューは、おつまみが漬け物、冷奴、ナッツ、カマンベールフライなど150〜500円。伊予の特産品が宇和島のジャコ天、地たこたたき、小魚の一夜干しなど500〜800円。アラカルトがカリカリチーズ、鰺南蛮、まぐろの変わり山かけ、イカの一夜干し、牛さし、馬さし、合鴨の朴葉焼きなど300〜800円。
     あと昼膳1000円〜2000円、11時から14時まで。夜膳が1500円〜5000円、17時から21時まで。セットメニューは人気の桶料理。その他、炭火焼もあります。
     卓には季節の花が活けてあり、器も凝ったもの。箸置きが酒蔵の形をしているのには感動。
     ビールの方は、グラス各450円、ジョッキ800円。また麦汁にレモンを加えた麦汁レモン500円や、オリジナルの飲みもので、あめ湯のような味わいのレトロ風麦汁などもあります。2時から5時は別メニューになるのでご注意を。
     また、道後温泉本館のすぐ近くに、入浴後、乾いた喉をうるおすのにぴったりの道後麦酒館もあります。こちらのメニューはおつまみ風のものが中心。値段はにきたつ庵と同じです。
     
     


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