【広島県】 三次ベッケンビール
◇三次麦酒株式会社(広島県三次市十日市西1-4-21)
(TEL 0824-63-3131 FAX 0824-62-6868 )
飲んでみました(01年8月) |
三次ベッケンビールのある広島県三次市は、中国地方でも日本海と瀬戸内海のちょうどまん中の盆地にあります。
そして三次で有名なのが、ベッケンビールより少し歴史の長いワイン。その歴史のそもそもの始まりは、昭和30年ごろからのブドウ栽培から。昭和63年からはワインも作られるようになり、それが三次ワインなのです。
三次ワイナリーでは、ブドウの展示見本や、ワインの製造工程が見学でき、ワインの試飲もできます。
地ビールを飲んだ後にでも、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう。
三次ベッケンビールのレストランは一見、田舎の駅のような懐かしいような感じのする建物。
こちらのメニューはピザ、パスタ、ラザニアなど680円〜880円、海鮮丼、ビビンバなどご飯もの880〜980円、ソーセージや生ハム、串もりなど500円〜980円などいろいろありますが、特産の比婆牛のサーロインステーキや牛タンなどの牛肉料理も各種あっておすすめです。
でもぜひ試していただきたいのはワニ料理。ワニというのはサメのこと。なんでこんな内陸部でサメが?とお思いでしょうが、内陸部だからこそ、昔から体内にアンモニアを持っていて腐りにくいサメが食べられていたのです(ここらへん、ちょっと「美味しんぼ」からの引用あり)。
ワニ刺し、ワニ湯引き480円など6月〜9月限定。思ったよりあっさりとしていて臭味などなく、なかなかの美味。ワニ以外にも鮎寿司や鮎うるか、ぎぎゅうなどの季節限定メニューがあるので、その時期に当たった人は幸運だと思って、是非味わってみてください。
この三次ベッケンビールのベッケンとは盆地という意味のドイツ語だとか。三次盆地で作られたビールということで名付けられました。
さて、ビールの方は、くせのない爽やかな喉越しのピルスナー、甘味があって香りもたかいデュンケル、結構しッかりした味のヴァイツェン。各グラス450円、ジョッキ550円、チョイビール250円。チョイビールというのは分量が少ないので、お酒に弱い人、色々なビールをちょっとずつ味見してみたい人にぴったりです。