【新潟県】 新井ビール
◇ARAI(新潟県新井市両善寺1966)
(TEL 0255-70-1111)
飲んでみました(00年8月) |
北陸自動車道の柿崎ICから新井市に向かう国道30号線の周辺は越後バッカス街道と呼ばれています。というのも、地ビール、ワイン、清酒が造られていているためです。なんとも、酒好きにはたまらない街道、ぜひ行ってみようじゃありませんか。
まずはワイン。日本のワイン造りが始まったのが岩の原ワインの岩の原葡萄園。1890年に日本ワインの父、川上善兵衛が葡萄園を拓きました。欧米からワインに向いた葡萄の苗木を取り寄せて品種改良に心血を注ぎ、岩の原ワインをつくり出しました。
岩の原葡萄園では、ゆっくり試飲したうえでワイン選びができますし、店の裏のゆるやかな丘陵地に広がる葡萄畑をみることもできます。
米と酒、新潟を代表する産物がテーマとなっている米と酒の謎蔵(入場料300円)は、入れば酒つくりのいろいろな謎に答えてくれる施設です。純米酒と生酒の違いは?山廃って何?日本酒度とは?といった素朴な疑問にも答えてくれますし、日本酒のカクテルの作り方も教えてくれます。
そして、売店の試飲コーナーでは入場料を払った人でけですが、好きなだけ日本酒のきき酒ができるのです。そして3種類の酒の銘柄当てにトライして、全部当てると賞品がもらえます。当てるためのコツは、全部のお酒のきき酒をすることですね。
最後はやっぱりビールですね。ベルギー直輸入のモルトとホップを原材料とした新井ビール。ピルスナータイプでフルーティーなかおりのブロンドがグラス450円 。ローストの香ばしい香りのダークがグラス500円。材料にコシヒカリを加え、すっきり感のある発泡酒、ゴールドがグラス400円。
筆者が訪れたホテルウェストウッズ三本木は閉店し、レストランもARAIマウンテン&スノーパークのインアットアライの方に移転するということなので、得にメニューは御紹介しませんが、もし、内容が変わらないのならば、本格的イタリアンレストランになるでしょう。地元名物のかんずり入りソーセージを使ったピザは新しい店でもメニューに入れてほしいと思う一品です。