【兵庫】 明石ビール

 ◇明石江井島酒館(兵庫県明石市大久保町西島1194)
    (TEL 078-948-2060)
     http://www.nagasawa.winwin.ne.jp/











飲める所
 ◇明石江井島酒館(兵庫県明石市大久保町西島1194)
    明石ブルワリー
       営業時間 10:00〜22:00

    麺坊はりまや、明石うおのたな寿司
       営業時間 11:00〜22:00(日祭日10:30〜)
    日本徳利博物館、酒蔵資料館
       会館時間 10:00〜18:00
       入館料  500円
    年中無休
    駐車場   大型駐車場完備

足:車の場合、 JR明石北側の国道2号線を西、加古川方面へ。
  道路標識で江井島漁港とあるところを南へ曲がる。
  しばらく行くと道が二またになっていて、そこにブルワリーの看板あり。
  二またの道を左に行き(実は右に行っても大丈夫)道なりに進む。
  海岸に出てしばらく行った道路北側。国道から約2キロ。
 最寄り駅は山陽電鉄江井ヶ島駅。下車南へ10分。

  

飲んでみました(99年1月)
 

  • 珍品!徳利博物館、見るべし!酒蔵博物館

  •  明石ブルワリーのある江井島は、かつて西灘といわれ、明石ブルワリーの前身もやはり酒造りをしていました。そんな関係とオーナーの趣味で造られたのが日本徳利博物館と酒蔵資料館。入場料500円がかかるというので敬遠してはいけません。これがなかなか面白いのです。
     まず徳利博物館のほうは、須恵器などの土器から、備前、丹波といった土の香りのするもの、はたまた金襴手や白薩摩といった豪華絢爛なのものまで、形も大きさも様々なものがあり、古代から現代に至るまで、人の酒に対する強い思いいれが感じられます。
       さて、次に通い徳利がずらっと並ぶ階段を上がった2階が酒蔵博物館。桶や釜など、酒造りに重要な道具が酒蔵をそのまま改造した場所に所狭しと置いてあり、当時の酒造りを偲ばせます。と、ここまではあちこちの酒造博物館とそう変わりはありません。ここからがこの博物館の真骨頂。見ているうちに、昭和30年頃の従業員の社員証(写真入り)が。こんなものまで置いてあるのかと思っているうちに、その当時のテレビ、出たばかりの頃のカラーテレビ(取り扱い説明書付き)、大昔のテレビドラマのポスター、自転車、行火、作業の日程表と、生活臭ぷんぷんの品物までもが展示してあるのには大感動。ぜひ見るべし!

  • 新鮮、うおのたな

  •  さて、ブルワリーとは場所はちょっと離れますが、明石駅の南側の商店街にあるのが知る人ぞ知る、新鮮な魚が安く手に入ることで有名なうおのたな。
     明石の代名詞とも言える蛸や鯛をはじめ、とれとれの魚が商店街の両側にずらっと並んでいて、魚好きにはたまらないスポット。高級魚もいいのですが、一盛りいくらの小魚がまたおいしい!
     また、明石焼き--当地では卵焼きといいますが--の有名な店もあって、店の前には行列が。
     明石江井島酒館の中にある回転寿司屋、うおのたな寿司ではこのうおのたなの魚を使っています。一皿100円から300円とお手ごろ価格で新鮮なねたが楽しめます。

  • 淡路島の見えるレストラン

  •  明石ブルワリーの建物も、改装してあるものの資料館同様古い建物をそのまま使ってあるため、梁などに年代が感じられます。また、卓や椅子も資料館行きを免れた骨董品。しかも形がばらばら。実に味があります。メニューは明石鯛の韓国風刺身780円、たこマリネ580円、たこ唐揚300円など明石で有名な魚介類を使ったものから肉料理、パスタなど豊富にあり、中心価格が5〜600円とお手軽。
     ビールの方はピルスナータイプの明石海岸ビール、ブラウンエールタイプの明石浪漫ビール、ヴァイツェンタイプの麦酒 明石の君の3タイプ。それぞれ小450円、大730円、ピッチャー2800円。3種のおためしセットが700円。明石海岸ビールはあっさりとして飲みやすく、明石浪漫ビールは透明な琥珀色、軽いローストの風味が特徴、ちょっとこくのある味わい。明石の君は濁りのある淡黄色、かすかに酸味があり、フルーティー。
     ブルワリーの2階で淡路島の浮かぶ海をながめ、新鮮な魚介類とビールを味わう。いいですね〜。

     


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