【愛知】 あいち地ビール
             ◇ランドビール株式会社
 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4
  (TEL 0568-67-0116 FAX0568-67-0155)
   開業   1996年10月
   関連会社 盛田 清酒「ねのひ」

   水:木曽川の地下水

 ・本格ドイツ風ビール(アルコール分 約5%)


飲める所
 ◇ランドビアサーカス(愛知県名古屋市中区栄1-4-30)
            (TEL052-223-9191 FAX052-223-9192)
    営業時間  17:00〜22:30(ラストオーダー22:00)
    席数    1階100席、2階50席
    定休日   日曜、祝日
    駐車場   なし(周辺には有料駐車場が多くある)

足:名古屋駅から地下鉄伏見駅下車、7番出口より西へ。2つ目の辻を南へ曲がってすぐ。
  ヒルトンホテルの向かい側。
  

飲んでみました(98年8月)
 

  • 100年ぶりのロマン

  •  明治17年、11代盛田久左エ門という方がビール造りに挑戦し、「三ツ星ビール」なるものを試醸したという記録があるとか。日本で最初にアメリカ人コープランドによってビールが造られ始めたのが明治3年だから、当時としてはベンチャーというか、目のつけどころがハイカラだったんですね。
     どういった理由でかは分りませんが、そのビールは日の目を見ることはありませんでした。そして平成8年、100年ぶりにビール造りに再挑戦、その結果ランドビールが誕生したというわけです。
     100年もの長いあいだ、ビール造りにかける夢は深く潜行していたんでしょうね。地ビール解禁と同時に、その実現に向かってむくむくと立ち上がったと言ったところでしょうか。あの世の 久左エ門さんもさぞや喜んでおられることでしょう。

  • オフィス街のビアレストラン

  •  周囲をホテルやオフィス囲まれたこのレストラン、かなり目を引くいでたちです。建物は真っ赤。そして窓を含めた壁面いっぱいに、でかでかと黒でLAND BEERと大書してあるのです。それでも周囲からあまり浮いて見えるわけでもないのは不思議です。
     店内も赤を基調とし、黄と黒をドイツの国旗風の配色。窓際に並んだ麦穂がカーテンの代わりをし、ドイツのビール祭りのビデオが流れ、カウンターには「め」の字型のドイツパン、ブレッツェルが並んでいるといった塩梅。もちろんビールも本格的ドイツ風ビールにこだわっています。こう言えば店内は派手そうに思えるかも知れませんが、照明をおとしているので結構落ち着いた雰囲気になっているのです。
     オフィス街だけあって、お客さんも仕事帰りのサラリーマンが多い模様。ただし午後5時からの営業だし日祭日は休みなので、行かれる時はその点にご注意あれ。

  • 名古屋風ドイツ風

  •  このレストランはドイツにこだわっているだけに、料理もドイツ風とかジャーマンと銘打ったものが多いのですが、そこは名古屋、ちゃんと味噌フォンデューなるものもあります。これはいろんな素材のフライを串に刺してフォンデュー鍋の中の味噌だれにつけて食べるといったもの。
     その他のメニューは、ソーセージやアイスバインを使った各種料理、850円〜1250円、ハーブをきかせた魚介類や肉料理750円〜1200円など豊富にあります。意外においしくておすすめしてしまうのがオープンサンド780円。ビアブレッドにたっぷりクリームチーズをぬり、スモークサーモンとハムとピクルスをのせて食べるのですが、ビールにもあい、くせになるおいしさ。ハーブをきかせたジャーマンポテトも外はサクサク中はホクホク、てんこ盛りで400円でおすすめです。その他レディスセットやパーティーメニューも各種あります。
     ビールの方は、以外とフルーティーでまろやかなアルト。酸味が特徴的なケルシュ、見た目は透明で、濃厚で複雑な味のヴァイツェン。それぞれグラスが430円、ピッチャー2400円。3種の味わいセット900円がお徳です。
     このレストランには持ち帰り用のビールは置いていませんが、コンビニエンスストア「ココグルメ」ではランドビールを1本450円で販売しています。ちなみに、このレストランのすぐ近くにもココグルメがあるので、お土産ようにどうぞ。
     


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