Dumboの韓国レポート
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<仁川国際空港〜ソウル市内の印象>
近代的なデザインの仁川国際空港
さて風景などを目にして思った事などを。以外にハゲ山が多く殺伐としていて、日本に比べて緑の
恵みが少ない印象だが、吹き荒れる黄砂の影響かもしれない。そして海岸線に目をやると、やけにだ
だっ広い湿原…というか、泥の丘陵のようなものが沖に向って結構な面積で広がっている。飛行機か
ら謎な地形が見えていたのがこれだったか。潮の干潮で出来る干潟の一種なんだろうけど、日本の平
たいのと比べて大きな丘陵になっているので何にも使えそうになく利用価値はなさげ。
また、日本では本当に見ることが少なくなった(なんでも梅田全体で久々に一本立ったとか立たな
いとか…(^^;)巨大な建築クレーンがなんでもない田舎にでもあちこちに乱立している。この辺り
は勢いを感じる。最近出来た空港への高速道路だけあって完璧に整備されており、田舎の風景、走っ
てる車の新しい感じ(てゆっかHYUNDAIの新型RVめちゃかっこいいぞ、もし日本で売ってたら
結構人気が出そう)は右側通行である事を除けば一見日本と変わりない風景だ。むしろこの近代的高
速や川の対岸に立ち並ぶマンション群の光景は日本よりも進んでいる観さえある。
交通ルールの方もベトナムやタイに比べると(比較対象に問題があるが)おおむね理性的…
ってゆーか目にはいる中でこのバスの運ちゃんの運転が一番荒いぞ勘弁してくれ(--;)なにゆえ
たった50mの距離を全開加速すんねん(^^;
なお黄砂が絶好調なので車はおおむね土埃にまみれているようだ…。市内の渋滞もアジアでは
どこでもおなじみの光景です。
しかしながら市内に入ると小さな商店のたたずまいや リヤカーおやぢ、汚い歩道や夕刻を過ぎるとそこらに 無秩序に並び出す屋台、それに裏通りと表通りの ギャップなどはなにげに「アジア的」で、なんとなく 安心するものがある。 またあちこちで感じる、各々違ったほのかな「香り」が ここがまぎれもない異国である事を語りかけてくれて それだけでも楽しい。 |
そして市内に入るとハングルの洪水が始まる。 容赦なくビルの外壁はもちろん窓に至るまで 埋め尽すハングルの宣伝文句が独特な雰囲気を 醸し出しているのが「ソウル」かも。 タイがこれに近いけれどここまで派手ではないし。 広告も中にはスタイリッシュに仕上げられているもの もあるけれど、その殆どは力技(^^;のとても分かり易い物だ。 |
<韓国ファッション事情?>
今回は主に「仁寺洞(インサドン)」という街をうろついたのだが古い雰囲気をお洒落に楽しむ街、とい
った感じで集まる若い女の子なんかは本当日本のオシャレな女子大生とかに見える。まぁレベルの差
も結構あるように思うけれど、考えてみればその点日本も一緒だし。余談だが知合いの某友人に
なんだがよく似た娘がそこら中をうろうろしてるよーな気がする…(^^;
なんだかやけに寒いので長袖シャツの安いのを仕入れてシャツの下に着込む。W9000(\900)
<ラーメン紀行ソウル編>
食事は一回こっきりなのでバクチを避けて手堅くガイドブックなぞを頼ってみる。
<ケマウルミルパッチプ(ソウル)鐘路区仁寺洞152 tel 韓国02-737-0229>
○カルルクス(あさりのスープうどん)w4000(約¥400)
○マンドゥ(大型の水餃子)w4000
(ラーメンやなしにうどん紀行ちゃうんけという、しごくまっとうなツッコミは却下)
カルルクスはコシを鍛えたちょっと細めのうどん系の麺をしごくあっさりしたあさりのお吸物に入
れた感じ。お吸物といっても単なる塩味のよーに思う…あきらかに物足りないので備え付けのキムチ
をいれると3切れ程なのに効果抜群、さすが本場。マンドゥはぶっちゃけどでかい餃子で、なにかお
わんをひっくり返したようなスタイル。こいつがかなりのボリューム感ですっかり腹一杯になってしまった。
<ソウルの惨劇>
さてここに至るまでの前提条件として
○寝不足その他の要因で体調やばげ ○さっきの昼飯が遅めでご存じの通り量もかなーり
○しかも昼寝した(爆)ので腹あまり減ってない
にもかかわらず、韓国で一度の夕食つー事で強気にガイドブックに載っている焼肉やにGO!
(ちゅうか一人で焼き肉という時点でかなーりさぶいよーな気もするのだが・・・^_^;)
そんな些細な事はさておいて、「生カルビ+ユッケ」か「石焼ピビンバ+ユッケ」の2択が俺敵的に
候補に上がったのだが、思えばどちらにも「ユッケ」が含まれている時点で俺の運命は既に確定して
いたようだ・・・
石焼の方はさっすが本場だけあったおいしそうなのが出てきたのだが、ユッケがぁあぁ!? と、
とにかく大盛りなのだ!日本で普通に出てくる量の軽く4、5倍はあろうかという笑っちゃう程の超
キングサイズ。値段の高さ(物価の安い韓国で\1800相当)も伊達ではなかった…
右端の皿が問題のユッケ。
で、それだけならまだしも皿一杯のユッケに散りばめられている「それ」はなんと梨!?
・・・んなアホな!と思うがこれは本当なのだ。
食いきれない程の皿一杯の生肉、しかも甘い(爆死)
しかも店員さんが親切丁寧に混ぜてくれたのでもはや分離不能と。小さな親切大きなお世話とはこの
事か…そういやベトナムのホビロン騒ぎでもおばちゃんが親切に大きなお世話をしてくれたっけ…(^^;
聞く方にはまるで出来すぎのネタのようなこの出来事も僕にとっては眼前の確たる事実(T_T)
「おおう、石焼ピビンバ+ユッケでユッケピビンバが楽しめるやんかっ」
などという妄想はとうに崩れ去り、ただビールのみを頼みに巨大な消化試合となり果てた
ユッケに果敢に挑むDumboであった・・・
が、敵はあまりに巨大過ぎた(了