秋山郷で極楽秋休み1999


99/10/23-25
信州栄村秋山郷に行ってきました。日本一の豪雪地帯。着いた翌朝、地面は霜柱が一杯。寒いんだむー。

さて、出発した日の話から。中央高速の事故のため、予定では正午前に小布施に到着するはずが、着いたのは1時過ぎ。多量の観光客のため桜井甘精堂は大行列。結局お昼ご飯にありつけたのは3時。今夜の宿の夕食が食べきれるのか?心配しつつもやっぱり美味しそうなので、栗おこわとおそばを両方食べる。夕食を食べきるために、隣の栗の木テラスの名物モンブランはお持ち帰りにしたものの、小布施堂の秋限定のケーキ、紅玉のタルトタタンがあまりに美味しそうなのでつい食べてしまった。超満腹。この時点で4時を回っている。完全自滅系。

そこから秋山郷に向かうも、運転していて腹が苦しい。残り二人は全血液を胃腸に取られて意識消失状態。
真っ暗な中、宿に着いたものの、全然腹が減らない。それでも出てくる晩ご飯。大量。キノコ汁、ナラタケおろし和え、キノコと筍のグラタン、イワナの塩焼き、あけびのつるの卵黄身和え、うどのおひたし、秋山豆腐の冷や奴・・・・。げぷぷっ。魚沼コシヒカリはとても腹に入らず、宿のお犬様のお腹に入れてもらう。えーもんくっとるなあ。

その夜は、あまりに腹が一杯で苦しく、寝付けなかった人が約2名。大自滅。

翌朝はまず、宿の犬の散歩。ゴールデンレトリバーの”ししまる”と”サラ”、雑種の爺さん”ぶっこ”。ぶっことサラを連れて、ししまるは放してもらう。ししまる大暴れ。道を外れてヤブの中を走り回って、鳥を追いかけ回して遊んでいる。それにしても山道の散歩は楽しい。やっぱり大型犬を飼うなら、都会より田舎だ。

Walking

このあたりはカモシカも出るのだが、カモシカに出会うとししまるは大喜びで追っかけ回すらしい。もちろんカモシカにしてみればいい迷惑で、逃げ回るのだが、ししまるはしつこく追い回すので、そのうち怒って向きを変え、ししまるを角で威嚇する。ところがししまるはカモシカがこっちを向くので、一緒に遊んで貰えると思って、ますます大喜びで追い回すそうだ。難儀なやつである。

さて、その散歩した山道の周りには、キノコが一杯。当然夕方からはキノコ狩りである。もちろん我々に食べられるキノコと食べられないキノコを見分ける眼は無いので、手当たり次第に取って、宿のお母さんに判定してもらうわけだが・・・・。たいてい食べられないのよね〜〜〜これが。

Tamagotake

これは、育つ前のタマゴタケ。スープにすると美味しいらしい。これが育つと、傘を開いて全く違う外見のキノコになってしまうから、キノコの判別は難しい。根本には菌糸が見えている。取ってきたキノコをお母さんに分類してもらうと、下の写真のようになった。左上が食べられるキノコ。それ以外は全部食べられないか、食べると死ぬか、誰も食べたことが無いキノコ。かくも効率が悪いのが素人のキノコ狩りである。ちなみに取ってきたキノコの中に、食べたら死ぬ毒キノコは2つあった。怖い怖い。

さて、目的の紅葉は、今年は遅れに遅れ、旅行計画時はもう紅葉は終わって枯れ木ばっかりかと思っていたのに、蓋を開けて見るとまだ紅葉は完全でなく、ちょっとがっかり。でも綺麗でありました。特に、露天風呂につかりながら見る紅葉は格別なり。写真は上野原温泉の露天風呂。ぽかぽか。湯上がりに日本酒が飲みたくなり、小布施で買ってこなかったことを後悔する。うーん。来年は絶対吟醸酒を買ってから来よう。そう決意する我々であった。

上野原温泉

さて、2日目の夕食も何とか食べきり、リンゴとブドウを頬張りながら、宿の人と話していると、変な生き物を捕まえたから見てくれと言われる。こちとら、生物学をやっているとは言え、細胞生物学者であって、フィールドワークはちっともわからんのだが、見せてもらった両生類は下の写真。は〜〜て、何であろうか?サンショウウオの子供かなあ。

頭の後ろにはエラがあり、そこで呼吸している模様。前足の指は4本、後ろ足の指は5本。黒いツメがある。実験で飼っているアフリカツメガエルのツメも黒いが、なんか似たような印象。眼が飛び出しているのが可愛い。しっぽの先まで入れて、全長20cmぐらい。情報求む。

*上記生物はやはりサンショウウオでありました。ハコネサンショウウオというそうです。つめが出ているのは繁殖期の徴だそうで、つまりこいつはこれで立派な大人なんだとか。情報ありがとうございました。


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