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全国10場の中央競馬場を駆け巡ったヒラリキャップが感想も交えて各競馬場を紹介します


[函館競馬場]
ここは一度しか行ったことがないのですが、一番好きな競馬場です。
私が行った時は(たぶん今も)今の近代的な競馬場と比べると指定席もガラス張りでなく、座席にモニタがあるわけでもなく、全体的には地方競馬場みたいでした。
しかしここの競馬場は景色が絶品です。座席から海と山々が見えるのです。
馬券が外れても顔を上げれば素晴らしい景色が心を癒してくれます。
ちなみに私は癒されっぱなしでした・・・・
建物が美しい近代的な競馬場が流行の今でも昔ながらの競馬場の雰囲気があり、景色が美しいこの競馬場が一番好きな競馬場です。

[札幌競馬場]
ここは4度くらい行ってますが、競馬場としては、あまり印象に残らないです。
函館競馬場よりは近代的で施設もいいのですが、函館競馬場で感じられる旅情というものが私には感じられませんでした。
でも場内で売られている鴨ソバは美味しいので行かれた際には是非、御賞味下さい。
函館競馬場にも言えることですが北海道の競馬ファンというのはどこかのんびりしていて札幌競馬場に来るお客さんも大らかな感じがして好きです。
北海道旅行のついでに行くのであれば札幌駅から車で15分くらいで行けるのは便利です。
競馬場とは関係ありませんが札幌宿泊で超オススメのホテルがあります。
「札幌花ホテル」というホテルで部屋の床がフローリングになっていて、部屋にミニドリンクバーもあり、とても素敵な部屋です。女性の方なら絶対気に入ってもらえる
と思います。料金もビジネスホテル並みです。昨年も泊ってしまいました。

[福島競馬場]
ここには2度行きましたが、福島というところは結構競馬好きな人が多いようで、指定席を取るのに結構苦労した覚えがあります。
競馬場そのものは特に強調するところはありませんが、競馬場にいる人が他と違って何か殺気のようなものが感じられます。
やはり他の競馬場と比べると観光客が少ないせいでしょうか、地方競馬場といった雰囲気です。
福島駅付近のホテルは結構取りにくいので早めに予約した方がいいと思います。
1回目に行った時は郡山のホテルしかなく、新幹線に乗って通ってました。
帰りに喜多方へ寄ってラーメン巡りをするのがオススメです。
又、近くにはひなびた温泉宿もあるので負けた時には心を癒して帰って下さい。

[新潟競馬場]
私は新潟という街が好きでここには5〜6回来てます。
ここは何と言っても関西からJRで行けるので交通費が安いのが魅力です。
競馬場は広くで設備も地方の中では優秀です。
入ってすぐに広く長い芝の直線コースに目が奪われます。
一日に1レースは直線だけの1000M競争が実施されるので、是非その迫力を下に降りて体感して下さい。
ここの競馬場の欠点は新潟駅からタクシーで30分近くかかることです。
片道で3000円近くかかるので一人で行くと結構つらいものがあります。
しかし、この街は美味しいものが多く、新潟駅構内にあるソバ屋さんで食べるザル蕎麦と出し巻き卵が凄く美味しいです。
万代橋を渡って美しい夕日を眺めたら、寿司清というお寿司屋さんに是非行ってみて下さい。
新潟では有名な店で、今まで行った寿司屋さんの中で一番美味しいです。

[東京競馬場]
とにかく大きい競馬場です。コースもスタンドも広くて大きいです。
その分、人の数も格段に多く、いい指定席を取るのは困難です。
しかしE指定席であれば開門1時間くらい前でも取れると思います。
地方と違ってタクシーは必要なく府中本町駅から地下のコンコースを通っていけるので雨に濡れることもなく便利です。
競馬ファンであればこの競馬場だけは一度行って欲しいと思います。
何故なら日本ダービーが行われる競馬場だからです。
ダービーを頭に思い浮かべながら、黄緑色の広く長い直線を横目に見ながらゆっくり歩いていくのが雰囲気があって私は好きです。
競馬博物館もあり、施設もどんどん拡張されて競馬以外でも楽しめるようになています。函館競馬場の次に私が好きな競馬場です。

[中山競馬場]
阪神競馬場はここの競馬場をモデルにしてるのではないかと思うほど、施設が阪神競馬場と似ています。
こちらも船橋法典駅から地下のコンコースを通って雨に濡れずに行けます。
東京競馬場と比べると明らかにこじんまりしていますが、施設は近代的でとても美しいです。
ここの競馬場で是非、座って欲しいのはゴンドラ席です。
開門2時間くらい前に行けば取れると思いますが(カード予約もできます)入ると、自分の番号が付いたテーブル席があります。
この席で予想や、食事を取るのですが、食事は時間を指定すれば、その時間にもって来てくれます。
レースが始まると今度は観戦用のゴンドラ席に移動します。
つまり自分用に2つの席が用意してあり、何か馬主席にいるような気分がA味わえます。
冬の開催時は想像を絶するくらい寒く、中のモニターで観戦していたくらいです。
冬に馬券が外れて、オケラ通りを歩いていたら凍死してしまうかもしれません。

[中京馬場]
私の全国競馬場巡りの起点となった場所です。大学の卒業旅行で友人が海外旅行に飛び立つのを尻目に私は借金をして中京競馬場まで行きました。
ローカル開催の競馬場の中では何といっても旅費が安くつくのがいいです。
関西からだと近鉄特急で行けてしまいます。
私が行ってから、かなりの年月が経ちますが、当時の思い出では競馬場以外には特に遊べるところもなく、関西からだと日帰りで十分かなと思います。
これも遥か遠い記憶なのですが競馬場までの電車の乗り継ぎが不便だった気がします。
競馬場に行くまでの道に無許可の予想屋が多くいましたが、今はどうかわかりません。
群がっている客の中にはサクラが混じっているので素通りするのが一番です。
全国一と謳われるだけあって芝は綺麗だったと記憶してますが競馬場全体に暗い雰囲気を感じました。
今年は万博もあり、行くには絶好の機会かもしれませんが、ちょっと足を伸ばしてオグリキャップの故郷、笠松競馬場も訪れてみるのはどうでしょうか。
有名なオグリキャップ像を是非見て帰ってください。

[京都競馬場]
春の天皇賞が行われるこの競馬場も一度は訪れるべきでしょう。
金杯が行われる日には初詣代わりに来る客が多くいますので早めに出かけましょう。
雰囲気は東京競馬場に似ていてスタンドを含めて大きいなと感じます。
内馬場にある池には白鳥が泳いでるので訪れた際にはチェックを忘れないで下さい。
関西にありながら大阪市内から遠いのが難点で京阪電車に乗る時間が40分くらいあります。行きは座っていけるからいいですが、帰りは満員で立ったまま長い間揺られるので結構疲れます。負けて帰る時は更に疲れます。
それでも競馬ファンであれば春の天皇賞を一度は生で見て欲しいと思います。

[阪神競馬場]
昔は小さく、古い競馬場で初めて行った時はショックだったのですが、改装後は昔の面影すらない立派な競馬場になりました。
建物内を歩いていると百貨店に来たのかと間違えそうになります。
雰囲気は中山競馬場に良く似ています。
ここはS指定席というのがあり、中山のゴンドラ席のようにテーブル席もあるのかと期待していましたがテーブル席はなく、A指定より席がいいくらいでちょっと期待外れでした。
最近は地下を通って競馬場まで行けるようにもなり、梅田から25分くらいで行けるアクセスの良さから最近は競馬場に行く時はここにしています。
競馬施設以外にもセントウルガーデン等のデートスポットもありますので、入ったらレースガイドをもらってチェックして下さい。

[小倉競馬場]
この競馬場も改装してすごく立派な競馬場になりました。
アクセスも小倉からモノレールが出ているので便利です。
ただ全体として受ける印象はこじんまりまとまっているという感じがします。
ここのいいところは指定席に並ぶお客さんを1時間くらい前に建物内に入れてくれることです。
指定席券の発売までに中の店で朝御飯も食べれるし。これは非常に楽だし助かります。
暑い夏になぜ暑い場所に行くのかとよく言われますが、実際に行ってみるとその通りだと感じます。
建物内で過ごす分にはいいですが昼間に外へ出ると汗が噴出してくるほど暑いです。
小倉の街自体はそれほど遊ぶところがないので、せっかく九州に来てるのですから福岡まで足を伸ばすのをオススメします。

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