「あっ」という間のような、ものすごく長かったような、このHPも1周年を迎えることが出来ました。
色々言いたいこともあるけれど、まずは皆さんにお礼を言わないとダメですね。
ありがとうございます。
ここまでこれたのは、ホントに皆さんのおかげです。って他に言い様がないくらい、皆さんのおかげです。
このHPのおかげで、お姉ちゃんはかけがえのないたくさんのモノを遺せたし、今も遺し続けているんだと思います。
そして、かけがえのないものをたくさん得たのだとも思います。
お姉ちゃんを支え、そして今尚不肖の妹を支え続けてくれている皆さん、ホントにありがとう。
この1年、色々なことがありましたね。
「早くしやんな、X’masに間に合わへん。」なんて言いながらがんばってたお姉ちゃん。
もっと色々手伝ってあげれば良かったなぁ・・・と、思い返せば後悔ばかりです。
ホントにこうやってHPが出来て1年たった今でも、「あのお姉ちゃんがよく作ったな。」としみじみ思ってしまいます。
色んな方の支えもあってのことだと思うけど、やっぱりなにものにもかえがたい、強い気持ちに後押しされていたんでしょうね。
・・・なんだか、色々言いたいことはあるけれど、やっぱりなんとなく言葉になりません。
祝!なんて書いておきながら、1周年はしんみり進んでいくのでした・・・。
そう。1周年はとってもうれしいし、ありがたいことだけど、やっぱり妹はなんだか寂しいのでした。
お姉ちゃんの遺してくれたものは、とても大きくて不肖の妹にはかかえきれないと言うか。
だからこそ、一緒に支えてくれている皆さんには、ホントにみんなにキスでもしやなあかんのちゃうかってぐらい感謝しています。
(キスで足りるのか?っていう話だけど・・・。いや、それを言うたら野暮野暮)←ホンマにして!って言わないでね。言わんやろうけど。(笑)
あ、なんか脱線していますが・・・。
この1年は大きいです。
哀しい別れもたくさんありました。
でも、哀しい別れから学ぶこともとても多いです。
言葉に出来ないたくさんの想いは、私だけじゃなく皆さんにもきっとあるんやと思います。
そういうの全部、口に出さなくても、誰にも分かってもらえなくても、それこそお姉ちゃん達はきっと分かってくれてますよね。
寂しかったり、辛かったり、苦しかったり色々あるけど、それはお姉ちゃんのせいじゃないし。
当たり前のことですけど。
おいしいもの食べて、楽しい事やって、再びお姉ちゃんに会えた時、お姉ちゃんが言う。
「その後どうしてたん?見てたけど。」
「うん。見てたやろうけど、めっちゃ幸せやったで〜。」
「良かったやん。結婚も出来たんや。」
「出来たよぉ。見た?めぇっちゃ男前やったやろ?」
「そうかぁ?お姉ちゃんはあんまり。」
なんて、また楽しく笑って話せるように、楽しく笑って話せることをいっぱい持っていかないとって思います。
そんなこと考えてると、楽しみですよね。もっとネタを仕入れないと。
さぁ、また1年がんばらないと!!って思ってきたぞ。
皆様、これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。(*^_^*)
1周年を記念して、色々考えていたんですが(過去のトップを集めるとか)どうにもこうにも過去のトップが見つからない。
大見得切ってた割りに、なんだか私の語り部屋のようにしてしまってごめんなさい。
仕方ないんで?ダラダラ語ってやろうかなんて思いながら、お姉ちゃんの過去のフロッピーをとりあえず探っていると「あっちゃんへ」と書かれた新たな文章を見つけました。
なんで、今頃見付けるねん私も・・・と思いつつ開いてみると、こんな始まりでした。
「これは、出すつもりのない手紙です。」
それはこのHPが出来る前の日付で、遺してくれた遺書とは別に、少しずつ日記のような手紙を書くつもりだったんでしょうね。
手紙は一日分しかなく、それ以後のものは書いていないのか、まだ私が見つけていないのか・・・。
(後者だったら、結構うれしいけど。)
それは、2度目の移植が無事終わった後ぐらいの日付だったのだけど、こんなことが書いてありました。
『あのまま治っていってたらこんなことは思いもせず、世界も広がらず、人生について考える、なんて恥ずかしくて(本当は恥ずかしいことじゃないんだけど)しなかったと思うのですが、そういう意味ではただなんとなく生きている、という人たちよりは充実しているかもしれません。
とにかく今は、というか今日は「死ぬ」ということについて考えています。』
明日になったら、もう考えないかもしれない・・・とも書いてありました。
お姉ちゃんは、「死ぬ」ということの勉強をしていました。
それが精神的にいいのか分からない・・・とも書いてあったけれど、人は誰でもいつかは死ぬし、だからこそ「生きる」もあるのだと思います。
3度目の移植の時、私にも少しそんな話をしてくれました。
私は、「私の人生において、(大切な人がいなくなるなんて)そんなバカなことがおこるはずがない」なんて本気で信じていたおバカさんで、話したいなら聞いてあげるけど、そんなこと起こらないに決まってるから・・・と内心思っていました。
と思いつつも、お姉ちゃんが読んでいたキューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」という本を、「読みたいんやけど・・・」とお姉ちゃんに言うと、お姉ちゃんはとても、とてもうれしそうな顔をしたのを覚えています。
もっと早く向き合えば良かったのかもしれないですね。
結局、それについてちゃんと話し合うことがなかったのが、私が一番後悔していることかもしれません。
って言っても、とても難しいことだから、結果論になってしまいますけどね。
なんだか、その文書を見つけたのが、ほんとに今日だったのでそれについて色々話してしまいました。
読まれて嫌な思いをされた方、ごめんなさいね。
それでってわけではないけど、私から皆さんにX’masプレゼント・・・のようなもの。
お姉ちゃんの友達が持って来てくれた絵本なんやけど、とてもやさしい、ほんとにやさしい絵本です。
絵本の文面だけ、(無断で)抜粋したいと思います。
出版者の権利を侵害していることは百も承知で、もちろん確信犯なので、年内ぐらいの間だけの予定です。(リンクはずしますね)
良かったら読んで下さいね。
絵本へは、一番上の暖炉の左横のプレゼントをクリックしてください。
素敵な絵本なので、良かったら購入してくださいね。(一応宣伝もしとく)
それでは、長々お付き合い下さった皆様。
ほんとにありがとうございました。
これからも、ホントによろしくお願いします。