独断偏見映画評(臨時ページ)

 本家のページの更新が滞っているため、掲示板及びトップページに書いた映画に関する話を再掲載してみた(再掲載に際して若干の修正を施した部分あり)。ま、本家のページが更新再開できるまでの繋ぎというコトで。

『ミッション・トゥ・マーズ』(個人的評価:☆☆☆★★)

 ブライアン・デ・パルマ監督による初の(だよな?)SF映画。しかし、映像に凝るデ・パルマ節とSFの――というよりSFに不可欠なCG処理の――相性がよくないようで、あまりデ・パルマらしさが感じられなかったのが残念なところ。別にソレが悪いとまでは云わないけど。出演者はゲーリー・シニーズ、ティム・ロビンスとなかなかの顔触れで、第一印象は悪くない。
 で、肝心の内容だが、なんとなく緊張感が足りないような気はするものの、それでも致命的ではないし、今どき珍しくまっとうにSFしてるんで結構楽しめると思う。ただし中盤までは、だが。中盤のはずがやたら盛りあがるシーンが出てきたと思ったら、その先で突然物語の雲行きが怪しくなる。まあ、物語の序盤で(ソレ以上にTVスポットなんかで)ある程度は予想できるとはいえ、その直前までが正統派過ぎてので正直モノすごいギャップ。話も際限なくデカくなってしまうので、ちと醒めてしまうってのが正直なところか。
 ラストの印象がよろしくないのでトータルの印象までモノ足りない気になってしまうが、中盤までの部分に敬意を表して個人的評価は“☆”3つ。人によってはラストの展開で大笑いするか激怒すると思うので勧めるコトはしないけど。

 公式サイト:http://www.movies.co.jp/mars/

『ロミオ・マスト・ダイ』(個人的評価:☆☆★★★)

 『マトリックス』のVFXとジェット・リーの超絶アクションの融合、というのがこの映画の宣伝文句。しかし、個人的に期待したのは「ジェット・リー(できればリー・リンチェイと呼びたいところ)+ワイヤー・アクション」のみだったりする。で、観た感想はというと……。
 ちょっと期待外れという感じは否めない。望んだ部分に関しては序盤、中盤、終盤、クライマックスに一回ずつあるのだが、どうもそこだけ映画から浮き上がってるというか。あまりにアクション・シーンとソレを繋ぐ部分がはっきりしすぎの上、その話がまたつまらない。もう少しアクションを増やすか、お話をおもしろくしてくれないと。
 アクションに関しても、ジェット・リーのアクションはさすがって感じなのだが、敵が弱すぎる。ハッキリ云ってラスボス以外は雑魚。しかもそう多くないメンツが繰り返し出てくる。これじゃ盛りあがらねえって。VFXも新ネタとして“X-ray バイオレンス”ってのがあるが、そこかしこで云われてるように『必殺!』だし。百歩譲って「出た瞬間笑えてしまう」ってのは許すとしても、ジェット・リーの強さが嘘っぽく見えるってのは演出としてダメだろ。ワイヤー・アクションもこの映画の前にやってた『風雲 ストームライダーズ』の予告編の方がかなり良さそうだったし。
 というわけで個人的評価は“☆”2つがせいぜいか。

 公式サイト:http://www.warnerbros.co.jp/movie/romeo/index.html

『アメリカン・ビューティ』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 今年のオスカーの作品、主演男優、監督など五部門を制覇した、この時期の本命ともいえるこの映画。とあるアメリカのサラリーマン家庭の崩壊を描いたシニカルなコメディなのだが、アメリカの話と限定せずともありふれた題材なので、難しいってコトはないはずだ。
 主演は演技派俳優としてカッコイイ役回りの多かったケビン・スペイシー。ところが今回はとんでもなく情けない主人公。なにせ「死」の宣言から回想がはじまって、最初に来るのがオナニーシーンなんだから。
 お話の方もあまりにも毒気たっぷりで陰気なのだが、ひたすら真面目なのが却っておかしい。なんというか「弱さ」を笑うみたいな。かなり意地が悪くて救いようのない話だけど、観終わったあとに残るのはソレだけじゃないあたりもポイントか。
 というわけで評価としては“☆”4つ……と書くと『ボーン・コレクター』と同評価になってしまうのだが、『アメリカン・ビューティ』は5つ寄り、『ボーン・コレクター』は3つ寄りという感じか。

 公式サイト:http://www.uipjapan.com/americanbeauty/

『ボーン・コレクター』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 デンゼル・ワシントン主演の、連続猟奇殺人事件を題材にしたサスペンス・スリラー。といっても彼は「事故で肩から上と指一本しか動かせなくなった」役なので、実質的に動き回る主人公はアンジェリーナ・ジョリー。なんにしてもこの二人のコンビには文句の付け所がない。映画の方も猟奇的な描写は少ないものの、勢いだけのホラー的な映画ではないので、ひとつひとつの事件を丁寧に追って知的に引きつける展開は逆に良。
 ただ、犯人の演出意図がわかってから以降の展開が駆け足気味なのは減点材料。あと、動機も弱い……というか犯行動機と事件の内容が飛躍しすぎ。ラストもやや安易か。観てる間はそんなに気にならないのだけど、思わせぶりで、その実何の意味もない演出が多いのもちょっと。恋人とのやり取りや、モデルの経歴の意味って何?
 とまあ文句もつけたが(文句の方が多いか?)、総合的には十分に満足できるデキ。というわけで個人的評価は“☆”4つ。

 公式サイト:http://www.bonecollector-jp.com/

『アイアン・ジャイアント』(個人的評価:☆☆☆☆☆☆)

 もう、そこら中から聞こえてくる大絶賛の声を聞くにつけ、何を置いても「観るしかない」という気持ちになってたこの映画。たとえソレが非常に限られた映画館でしかやらなくても、である。内容に関しては、そこかしこで語られているので多くを書くことはしない(ここここを参照されるがよろし)ので、実際に観て欲しい。
 で感想なのだが、この映画を観た多くの(というよりもすべての、か?)人が口にするように、とにかく泣ける。とか云うと、それなりに構えて観る人もいるかもしれないが、クライマックス&エピローグの頃にはそんなことは考えられなくなってるだろう。それくらいよくできた映画である。話の筋はよくあるモノだが、それゆえに無理なく無駄なく展開されるシンプルさがハートを鷲づかみ。そして、クライマックス&エピローグはガード不能(特にエピローグ!)。
 もちろん泣けるだけじゃなく、ジャイアントの可愛さやカッコよさ、細かい演出も素晴らしい。なにせ、普通“くる”ような場面でもないはずの、ジャイアントがホーガースを手に乗せて初めて歩くシーンで何故だかホンの少し“きて”しまったからな。
 映画代以上の交通費に片道2時間の道のりも、まったく後悔しないだけの満足感。それほどのモノを与えられたら個人的評価は“☆”6つ以外に考えらるだろうか。ある意味、懐古趣味が入っているので中途半端な年齢層にはどうかとも思うが、今どき珍しいほどに良心的ないい映画なので是非多くの人に観て欲しい。その人のためにも、この映画のためにも。

『スクリーム3』(個人的評価:☆☆☆★★)

 『スクリーム』シリーズ最新作にして完結編となる『スクリーム3』がいよいよ公開。一作目を劇場で観たときからの大ファンとしては観ないわけにはいかないのだが、イマイチ評判がよくないのが気になるところ。
 前2作と一番違うのは脚本。監督や主たる出演者はそのままながら、脚本だったケヴィン・ウィリアムスンは製作にクレジットされるのみ。そのせいなのか前作まででネタを使い果たしたのか、映画のパロディ色がかなり薄まり、せいぜいがセルフ・パロディどまり。反則気味に持ち出した、シリーズお馴染みの“ランディの映画講座”も空回りだな。驚くようなどんでん返しもないし(まあ、犯人は最後までわからないけど)、何より前2作を観てないと理解不能のような。ま、前2作を観てればソレなりに楽しいけど、シリーズ中では2段くらい落ちるデキなのは否めない。
 というわけで完結編としては物足りなく“☆”3つ。

『NYPD15分署』(個人的評価:☆☆★★★)

 『リプレイスメント・キラー』の(というより『男たちの挽歌』の)チョウ・ユンファと『ビッグ・ヒット』のマーク・ウォルバーグの警察ドラマ。例に挙げた映画の二人の顔合わせならさぞかし香港テイスト溢れる映画だろう……と思ってたらコレがすげえ肩透かし。冒頭にホンの少しユンファの二丁拳銃が拝めるくらいであとはごく普通のハリウッド映画のレベル。銃撃戦もカーチェイスも十分にあるのだが、どうにも“アツさ”がない。
 チャイナタウンのマフィアの勢力争いに汚職警官と新入りの警官。お話の方は悪くはないがイマイチ退屈といった印象。認識のズレはあるだろうが、演出が抑え目というのも理由のひとつか。
 どうにもアテが外れたとしかいえないが、個人的評価は“☆”2つ。

『遠い空の向こうに』(個人的評価:☆☆☆☆☆☆)

 予てから噂を聞くにつけ、観たい気持ちが募るばかりだった『遠い空の向こうに』。観るためには梅田まで出る必要があったのだが、別の用事があったので幸いにして観ることができた。で、その感想はと云うと……。
 墓まで持っていく映画、一本追加。先週の『グリーンマイル』も結構泣けたが、この映画を観たあとだと色褪せる。ラスト15分(正確な時間は分からないが、まあ最後の方だ)以降、エンドロールが終わって場内に明かりが点るまで涙が止まらない。劇場出たあとも油断するとウルっとくるし。マジで涙腺が壊れたかと思ったぞ。しかも悲しいとかでなく、すげえ爽やかな(書いてて恥ずかしいが)涙なのが心地よい。
 物語はNASAのエンジニアを自伝を元にしたモノで、簡単にいうと「スプートニクを見た少年たちが、ロケットを飛ばそうとする」話。勿論ソレだけではないが、是非実際に観てもらいたいのであとは省略。
 京都から梅田までの交通費を込みにして考えても、何の躊躇いもなく「観てよかった」と云える映画。個人的評価は……もう二度とつけるまいと思っていた掟破りの“☆”6つ。 公開終了が近いので気になる人は注意。

『グリーンマイル』(個人的評価:☆☆☆☆☆)

 個人的ベスト3に刻まれる名作『ショーシャンクの空に』の原作と監督のコンビが再び組んだ傑作。TVCMじゃスピルバーグが4回泣いたとかいう宣伝文句で売ってるが、たしかに泣ける。“やや来た”のが1回、“けっこう来た”のが1回、“涙腺決壊”が1回と高い期待を満たすデキ。3時間を越える長さながら、その長さをまったく感じさせない素晴らしい脚本(もっとも原作が6冊の長編だから、この長さでも上手くまとめたと評価すべきなのかもしれないけども)で最後までひっぱるひっぱる。
 単にいい話という理由だけなら『ショーシャンク〜』の方が好み。しかしながら前向きな希望に満ちてた『ショーシャンク〜』の後味に比べて、すっきり爽やかとはいかない後味が、別の感慨を呼んでしまってエンドロールのあいだ中余韻に浸る始末。
 とにかく文句なしの“☆”5つ。観て損なし。

『トイ・ストーリー2』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 今月は東宝系の映画が1000円で観られるため、普段ならディズニーという理由で敬遠したであろう『トイ・ストーリー2』を鑑賞。かなりいい評判を聞いてはいたが、これが実におもしろい。続きモノということでちょっと前作を観てないことが悔やまれる。一応、前作の話の筋は理解しているつもりだけど。
 内容は子供向けであると同時に大人向けでもあるというよくできたお話。もちろん単純に楽しいお話ではあるのだが、同時に哀愁というかホロリするような気分にさせてくれるところがいい。万人向けの映画としては大安定。『スター・ウォーズ』や『ジュラシック・パーク』のパロディが楽しいので、そのへんが分かる人ならさらに良。で、個人的評価は“☆”4つ。

『スリーピー・ホロウ』(個人的評価:☆☆☆★★)

 ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の『スリーピー・ホロウ』。
 おもしろかったんだけど、期待が高かった所為かいまひとつという印象。一般的な娯楽映画としては十分なんだろうけど、期待したモノが足りてないというか。映像的にはともかく、物語にティム・バートンの映画としての「らしさ」がまったく感じられないってのは詐欺だよな。ジョニー・デップが主役張ってるのに……。前半まではそういう雰囲気もあったんだけどな。最後は単なる犯人探しになってるし。まあ、それはそれで悪くないんだけど。
 お話以外では、首斬りシーンがコレでもかってくらいに出てきて悪趣味っぷりは健在。なのだが、出過ぎるのもなんと云うかありがたみがないような。首なし騎士の剣捌きはどこかで観たコトある感じだと思ってたらレイ・パーク(ダース・モール)だった。やっぱり。
 まあ、評価としてはかぎりなく4つに近い“☆”3つってとこだが、ティム・バートンを気にせずに観られるのでむしろ一般向けなのかも。

『マグノリア』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 劇場で予告編を観たときには興味がわかなかったが、TVのCMに惹かれて鑑賞することにした『マグノリア』。で、どうだったかと云うと、あんな展開予想できるか。まあ、個人的には非常に楽しめたのだが、ちょっと他人に薦める気にはならないな。上映時間も3時間7分と長いし、あの展開も人を選ぶだろう。“あの展開”も思わせぶりな出だしからすると若干拍子抜けするかもしれないし。
 ともあれ、あくまで個人的に評価して“☆”4つ。

『13ウォーリアーズ』(個人的評価:☆☆☆★★)

 アントニオ・バンデラス主演、ジョン・マクティアナン監督というあたりに期待しつつ、マイケル・クライトンの原作というのに不安を抱きながらの鑑賞。
 上に書いた情報以外には、せいぜいやたらと『七人の侍』が引き合いに出されてるってことくらいしか知らなかったのだが、なるほどこれはそうだろうなあってな話の筋。まあ、人数が13人に増えて上映時間が短くなった都合……というわけでもないんだろうけど13人を集めるところが端折ってあったりするし、全体的にどうも急ぎ足な展開。
 それでも結構楽しめたので評価としては“☆”3つってとこなんだけど、もう少しゆとりを持った展開なら……と少々惜しくも思ったみたり。

『ワールド・イズ・ノット・イナフ』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 ピアース・ブロスナンがボンドを演じる第3弾(シリーズ通算では19作目)となる『007』最新作『ワールド・イズ・ノット・イナフ』。シリーズの伝統ってのに加え、前作『トゥモロー・ネバー・ダイ』がおもしろかったコト、さらにお気に入り俳優の一人、ロバート・カーライルが敵役として出演してるコトもあるので結構期待しつつの鑑賞。
 前作のアクション一辺倒から若干ドラマにシフトしたようだが、そのへんはどうも中途半端な印象。「黒幕が誰か」も謎めいてるようでそんなコトもないし、カーライルの役もせっかくの設定がいかせてない気がするし。まあ、ボンドの冷酷な一面が新たに出たのはいいと思うけど。一方、アクションの方はプレタイトルから馬鹿映画っぷりが炸裂で非常に『007』らしさが出てて大満足。お約束ながら荒唐無稽なアクションの数々は嬉しくなるなあ。
 というわけで、個人的には前作の方が評価は高いながらも“☆”4つというところかな。

『シュリ』(個人的評価:☆☆☆☆☆)

 韓国映画界の記録を塗り替えた『シュリ』がいよいよ本邦に登場。本来はミニシアター系での公開が予定されていたようだが、配給会社の都合でなのか1週間だけ普通の映画館で上映されるコトになったので、この機を逃さず観ることにした。
 これが……すげえ! いいのかココまでやって。ハリウッド級のアクション映画を目指したといわれてるが、下手なハリウッド・アクションの数倍はおもしろい。おもしろいが、ソレだけなら“☆”4つというところが妥当だろう。この映画のすごいところは、やはし韓国の映画で敵役が北朝鮮の特殊部隊というところ。南北統一チーム云々のためにサッカーの交流試合が行われてるそのスタジアムの裏側で、北と南がドンパチやってるなんざ生々しすぎる。北の特殊部隊の訓練風景だの、クライマックスの部隊長の「飢え」云々の台詞だの、見所満載だ。
 映画としては読めすぎる話の展開、どっかで観たコトあるシーンなどなど、些細な粗はあるものの、設定と銃撃戦(兵役のおかげか?)で十分観る価値あり。というより必見!! というわけで個人的評価は“☆”は文句なく5つ。

『海の上のピアニスト』(個人的評価:☆☆☆☆★)

 自分史上3本の指に入る名作『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作と言われて観ないでいるコトができようか、いいやできない。というわけで以前に書いたように今年一発目の映画は『海の上のピアニスト』。

大西洋の上で生まれ、一度も船を下りたことがないピアニストの伝説。

 かなりファンタジーだが、素敵な話だ。途中、何ヵ所か笑ってしまう場面(意図的とそうでないのと両方)があったり、ストーリー的にも色々と粗が見えたりするかもしれないが、1900の生き方――というか死に方と素晴らしい音楽に素直に感動できると思う。
 というわけで評価は“☆”4つ。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(個人的評価:☆☆☆☆☆)

 かなり前から噂を聞いていて興味を持ってた作品。で、感想は「久しぶりに観終わった後に怖い映画」を観たという感じ。楽しむためのポイントは、いかにそう思い込むか。公式サイトで予習・復習を忘れずに。もう少し書きたいのだが映画評(ホントに、いつになったら書くのやら……)に回すコトにするのでこのくらいで。で、評価は“☆”5つ。

『ゴージャス』(個人的評価:☆☆☆★★)

 少々嫌な予感を憶えつつも、ジャッキーの映画なので迷わず鑑賞。ジャッキー初のラブ・ストーリーだが、かなりコメディタッチでジャッキー抜きでもちゃんと楽しめるデキ。いつもと違う役柄のジャッキーながら、アクションやバトルも(割合が低いのは否めないが)ちゃんとあるし、トニー・レオンがいい味出してたし。最高傑作の『WHO AM I ?』のあとだけに大満足とはいかないが、少なくとも『ラッシュ・アワー』よりは満足度高し。でもまあ、“☆”3つか。

『ジャンヌ・ダルク』(個人的評価:☆☆☆★★)

 リュック・ベッソン監督最新作『ジャンヌ・ダルク』。結構惨い内容だと聞いていたのだが、期待した程は惨くなかった。救いがないようにも見えるが、実際には救い、というか納得できる結末に収まってると思うし。表現の方法はともかく、無神論者としては賛同できる部分もあるので、評価の方は……まあ“☆”3つということで。

『ファイト・クラブ』(個人的評価:☆☆☆☆☆)

 「デイビッド・フィンチャーとブラッド・ピットとのコンビが再び」の『セブン』級の傑作(問題作?)間違いなしという触れ込みだったが(エドワード・ノートンの立場は……)期待に違わず、かなり自分好み。まあ、かなり受け手に依存する映画ではあるのだが。終盤コメディとしか思えない部分があったりとか、何より主題自体がブラックな笑いに満ちていて、タイトルから連想されるであろうバイオレンスを期待すると肩透かしを食らうだろうけど。
 まあ、自分としては満足満足、で評価は“☆”5つ。

『ワイルド・ワイルド・ウェスト』(個人的評価:☆★★★★)

 観る前から欠片も期待してなかった『ワイルド・ワイルド・ウェスト』。まあ、『MIB』の監督ってコトでデキは予想してはいたが、あまりに予想通りだったんで「なんだかなあ……」って感じ。いや、『MIB』の方がマシだったかなあ、トミー・リー・ジョーンズがいた分だけ。せいぜい“☆”2つ……いや、やっぱり1つで十分って感じですな。

『WHO AM I?』(個人的評価:☆☆☆☆☆)

 もう、「ジャッキー天才」としか言いようのない映画。ジャッキーファンはもちろん、そうでない人も見逃せない一品だろう。『ラッシュ・アワー』で不完全燃焼気味だったウサが、一発で晴れた。もう、保険関係で色々うるさいハリウッドで映画撮るの止めて欲しいと本気で思えるデキ。評価? そんなもん“☆”5つに決まってるって。
 もう何度も言ってることだが「アクション・スター」って呼び名はジャッキーのためだけに使うのが相応しいと思ってしまうなあ……こういう映画を観たあとは。

『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』(個人的評価:保留)

 ちょっと疲れた状態で観てしまったために、集中力を欠いてしまって堪能しきれず。とはいえトラボルタの熱演にファンとしては満足だったのだけど。“☆”はとりあえず3つのように思えるが、上に書いたような状態だったので保留としておく。
 できれば体調十分なときに観直したかったのだが、そんな余裕なかったしなあ。ビデオ……がレンタルされる前にデッキを買っとかなきゃな。


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