ラッシュアワー 《1998 米》 RUSH HOUR 個人的評価:☆☆☆★★
- 監督
- ブレット・ラトナー
- 出演
- クリス・タッカー/ジャッキー・チェン/エリザベス・ペーニャ/トム・ウィルキンソン/フィリップ・ベイカー・ホール/マーク・ロルストン/チー・マ/レックス・リン/ケン・レン/クリス・ベン/ジュリア・スー
【物語】
11歳の中国領事令嬢が誘拐された。FBIが捜査に乗り出したが、領事は香港からかつて部下だったリー捜査官(ジャッキー・チェン)を呼び寄せた。FBIはリーが捜査に介入しないよう、地元ロサンゼルス警察(LAPD)の問題刑事ジェームズ・カーター(クリス・タッカー)に“お守り”をさせる。
こうして捜査から外されそうになった二人だったが、リーは領事や領事令嬢のために、カーターは自らの実力を示すために独自に動き出す。一刻も早く手柄を立てるために自分を捲こうとするカーターの魂胆を見抜いたリーは、彼を出しぬき捜査陣のいる領事館にたどり着き、捜査に割って入った。
紆余曲折を経ながらも、二人は誘拐事件を解決するために手を組んで動き出すのだった。
【独断と偏見】
念の為に書いておきますが面白かったですよ、それなりに。ただ、ジャッキーファンとしてはやはり不満の残る内容と言わざるをえないです。『ナイスガイ』の批評でも書きましたが、個人的にはジャッキーのアクションが見られればそれだけで“☆”4つは堅いんです。が、ハリウッド製ということでそのアクションが不完全燃焼気味。見せ場の半分――もちろん身体ではなく口を使う見せ場ですが――は相棒のクリス・タッカーの担当ですし。
ぶっちゃけた話、今までのジャッキーの映画を観てきた人間にとっては「おおっ!!」と唸るシーンはありません。大掛かりなアクションは皆無ですし、格闘シーンでも、ジャッキーに殴られて吹っ飛ばされた相手がテーブルに突っ込むシーンが、1ショットに収まっていないというトホホなデキ。むしろアクション映画としては地味な感じです。
で、その穴を埋めるべく相棒のクリス・タッカーがひたすら喋るんですが、さすがに字幕でその面白さがすべて伝わったとは思えません。いくらナインティナインが字幕監修をしててもね。まあ、それでも笑えるシーンは結構あるんでつまらないってことはないんですが。
というわけで、基準の“☆”4つからジャッキーのアクションが足りない分を-2、クリス・タッカーのしゃべりを含むその他の部分で+1、結果“☆”3つという感じです。