行ってきました、トゥール。

開演15分前に会場に着いたら、長〜い整理番号待ちの列行が。 そのときは1200番台の入場だった。そんなに人が入る? 自分のチケットは282番だったので意外とすんなり入場。

ホールはなかなかいい雰囲気。 前半分が一段低くなっていてどうやらモッシュゾーンということらしい。 後ろ半分のおとなしく聞きたい人用ゾーンの柱にもたれて見ることにした。 タバコが吸えることもあって、気に入りました。

客層はなかなかバラエティー豊か。あくまでも見た目の分類だけど、 メタル系の人もいた、ゴス系の人もいた、ラウド系の人もいた、 普通のロック系の人もいた、プログレおたくもいた、サラリーマン、 特に新入社員っぽいのがけっこういた。

会場には延々と不気味なSEが流れていて、ステージのスクリーンと 会場左右後方のTVモニタに不気味な画像が映されていた。 (私のいる所近くに右側モニタがあった)

本番中はずっとスクリーンとTVモニタに映像が流れ続けた。 CDジャケットの雰囲気。これがほんとに気味悪い。っちゅうか、なんか痛い。 気味悪いんだけど、つい目が離せなくなる。 ステージのスクリーンはメイナードのシルエットが邪魔(失礼) なのでたびたびTVモニタに目が釘付けになってしまった。

中ほどでメンバーが引っ込むと、丸々1曲分、プロモーションビデオが流れた。 これってうまい休憩の取り方だよね。

ライティングはちょっとヘン。ピンスポット無しで、 ステージ後方から照らすライトが多かった。 他のメンバーはまだ弾いてる姿が見えたが、メイナードは完全なシルエット。 やっぱり、歌ってる姿みたかった。なんとかならないのかねぇ。

ボーカルが小さくて楽器の音に埋もれてた感じがしたのは残念でした。

シンセドラムを使っていたのは意外でした。 そんなもんは使いそうにないなと勝手に思い込んでいただけですが。 インド・パーカッションやSEが非常に効果的でした。

いやぁトゥールってホントかっこいいですねぇ。 ともすれば倦怠感が漂う難解さ陰鬱さを、キメのフレーズとそれに至る ダイナミズムで一気にカタルシスなところはほれぼれします。(なんのこっちゃ?)

それと気になったのがモッシュゾーンの様子。 盛り上がる所は元気なのが見て取れたけど、変拍子とかオドロオドロした静かな 部分はどんな雰囲気だったのでしょうか?

終演近くに、 「一部のマナーの悪い外国人のために迷惑をかけて申し訳ない。お詫びする」 と、通訳を通じてメイナードがアナウンス。いったい何があったんだろう?

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