行ってきました、オアシス。
兄弟ゲンカで緊急帰国なんてことがありませんように、 と祈りつつこの日を迎えたのでした。

客層はやはり20代中心で男だけのグループが目に付いた。 でも、なんとなくバンドやってる率は低いような気がした。 斜め後方に私よりずいぶん年上のカップルをみつけたときには しげしげと見てしまった...

ステージはわりとシンプル。不ぞろいな長さの短冊スクリーンが5、6枚 ステージ後方に吊り下げられてる。ステージ上の照明機材はちょい多めか。 このクラスのホールでステージ上にピンスポ設置しているのをよく見る ようになったのは最近だけど、流行かな? 縄梯子を上って本番中 ずーっと上にいるオペレーターは大変でしょうなぁ。

さて、15分ほど遅れて客電が落ち、流れてきたのは Fuckin' In The Bushes。 先のライブ盤と同じようにSEが流れてる間にメンバー登場。 ああ、5人そろってる、よかったぁ。 44列目でも端の方に寄ってるんでよく見えるぞ。おお、本物だ。 あとは喉の調子こわして弟途中降板がないことを祈るだけだ。(しつこい?)

一発目は以外にも Hello。ライブ盤と同じ Go Let It Out でもなく、 新譜からの The Hindu Times でもなかったのでした。

いやぁ、みんなよく歌詞覚えてますなぁ。 こんなに客が一所懸命歌うライブってのは始めて。 うろ覚えのサビをごまかしごまかし歌っておりました。

二発目に来ました The Hindu Times 。これは拝島ライブでやったんで ぜーんぶ歌えるもんね。

どうやら新譜と旧作をかためず適当に織り交ぜる構成。 新譜からけっこうやったところを見ると、メンバー自身かなり 気に入ってるんでしょうね。

バランスはボーカルがやたら前に出てる印象。 反面、お兄ちゃんボーカルは低い声のとき、聞こえにくかった。

しかし、見た目はなんてジミなんでしょう。ほとんど動きなし。 ゲムやアンディーもその点では前のメンバーと大差ないよ。

曲間では、弟はしゃべらず。お兄ちゃんは必ずアンプに向かってチューニング。 お兄ちゃんは何度か二言三言しゃべるんだけど何言ってんだかさっぱりわからず。 かろうじて「アンコール前の最後の曲」「今夜最後の曲」っちゅうのだけは 聞き取れた。

お兄ちゃんのアコースティック・ソロ・コーナーは Wonderwall 一曲のみ。 けっこう崩して歌ってて渋かった。

全曲歌える Don't Look Back In Anger はアンコールに来た。 さすがにこの曲は会場の歌詞記憶率ナンバーワンだけあって すんごい大合唱。会場の一体感ってぇのを思い知りました。

ラストは My Generation。あんまりしつこくジェ、ジェ、ジェって やらないのがいい。転調を二回するところも新鮮。

メンバーが引っ込んでも客電はつかず。と、Champagne Supernova が流れてきた。 お客はもちろん合唱。いや、すわって休んでる人もいるか。 途中でフェードアウトされたのには興ざめでした。

終わってみて、オアシスってバンドは「歌」だけがクローズアップされすぎ かもなぁってのが正直な感想です。新メンバーへの交代や新曲群によって、 もっと「バンドサウンドもええやん」って感じになるべきではないかと。 ソロというよりもカウンターメロディーとしてギターフレーズが続く 長めのインスト部分に意外に感動したのでありました。

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