行ってきました、クリムゾン。

客層はやっぱ一味違いました。年齢層高し。 ひとりで来てる率も高し。サラリーマン率も高し。 もちろんオタク度も高し。

7列目といえども下手側の端近く。 P.A.に近くてバランスがどうかなぁ、と思っていたら 案の定、バスドラでかすぎ。 ガンのベースがかき消されて台無し。 終演後に雑踏の中でもバスドラが大きすぎという声を聞いたので 全般的にそうだったのかもしれません。

定刻ちょい前にふらっとフリップ氏が現れ、例によって サウンドスケープが始まりました。 何度も聞いたわけじゃないですが、今回のはなんだか気合の 入った演奏だったと思います。

サウンドスケープで盛り上がってる最中、 中央の客席通路を歩いてきた外人のグループがステージに上ろうとしてる! 会場係、止めなくていいのか? と思ってたら残りのメンバーでした。 それにしても全員衣装がダサ過ぎ。 ブリューなんておっさん肌着だもん。

セットリストは新作と前作のアルバム2枚と、その間に出たミニアルバム2枚 とで構成されていました。イコール、今の4人になってからの曲がほとんど。 その中でも激しめの曲を多くやっていたのは◎。

前回見たときは6人構成のとき。今回はメンバーが少なくなった上、 席が近いこともあって、各人が何やってるかよくわかりました。
ブリューとフリップ氏の掛け合いというか二人羽織というか あわせ技というか、一糸乱れぬコンビネーションは凄い、の一言。
一番近いガンのタッチギターもよく観察できました。 かかえたギターとスタンドに寝かしたもう一本とを両方使ったりして たのにはただただ感心するばかり。

下手ガンと中央ブリューの間に一本、ブリューと上手フリップ氏の間にもう一本、 1.5mほどのライトがスクリーン向きにセッティングされてたけど、 もっと低くできんのかいな? 私の席からちょうどフリップ氏にかぶる位置に立っててものすごく邪魔でした。

リズム主体のインプロ VirtuousCircle (PowerCircle?) では どうしたものかついウトウト。必死で目を開け続けようとして もいつの間にやらコックリ。なんでかなぁ。月曜から寝不足っちゅう ことはないんだけどなぁ。という間に戦慄4に突入。 この曲、近作では一番好きかも。

で、本編終了。1時間15分。 あっけなく終わった、という印象でした。 客席はここでいっせいにスタンディング。

アンコール1曲めはブリュー抜きでプロジェクトの曲。 ブリューが入ってオイスター。

その後、ブリューがギター代えようとしただけに見えたのだが、 客席はまたいっせいにスタンディング&大拍手。 中央でブリューとフリップ氏が握手したりしていて、 引っ込むかと思いきや、まだ続けるようです。

んで、ここでエレファント。 客総立ち、頭上で手拍子しながらのエレファントとは... と苦笑いしながらも、私も手拍子しながら体を揺らしておりました。

そして、日本最後の公演っちゅうことで、ブリューさんが ご丁寧にツアースタッフまで紹介して、退場。 ああ、これで終わりかな、と思ったら客はまだまだ拍手を止めません。

意外に早く出てきて鳴らしたイントロは!! レッドに客席どよめいてます。 うーん、やっぱカッコよすぎる、この曲。

あっという間に終わった生レッドでしたが、 これをやられちゃもう何も望みません、と他の客も満足したようで、 しつこくアンコールを求めることなく、全編終了とあいなりました。

なんだかんだいっても、どんなこんだでも、これからもCD買ったりチケット買ったり するんだろうと思います。ということで総括は省略。 とにかく、活動していてくださいね、フリップさん。

P.S.
直前にトイレに行ったのに、始まってしばらくするともよおして きてしまって、OneTime のイントロが始まって躊躇なくトイレへ。 この日は昼は暖かかったのに、夜はものすごく冷え込んだ日で、 駅からホールまで震えながら来たのでした。


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