おっさん3人連れで行ってきました、グリーン・デイ。
いやぁ、アリーナは凄かった...若い人は元気だねぇ。

この日が来日公演最終日。 他の会場は前座は1バンドだったけど、 今日は GOING STEADY、モンゴル800の2つ。

会場に着いたら、アリーナ席の人は、有無を言わせず、手荷物預けに並ばせされた。 ここではポリ袋を\500で販売。この袋でないと預けられないってサ。 駅のコインロッカー(\300)に入れてきてよかったけど、 預けるものもないのに時間だけくった。ここで1回目のボディーチェック。
一旦、外に出て会場入り口へ。ここでも再度ボディーチェック。 指輪と腕時計をはずさせられる。
開演(18:30)の15分前に来て、結局19:00近くの入場。

会場に入ると、前座の GOING STEADY が始まっていたので、 みんな走っていて危ない、危ない。 アリーナに入ったら後ろから押されて危ない、危ない。 ブロック毎のチケットチェックなんてほとんどできてない状態。 身の危険を感じて、自分のブロックに行くのを諦め、 後ろのブロックで見ることにした。

GOING STEADY は初めて聞いた。訛りの入った語りが多いパンクバンド。 盛り上がっている人もいるけど、半分以上の人は白けてる感じがした。 後のヤジってるヤツがうるさかった。19:15頃終わって15分の休憩。

客電が点いてわかったのだが、アリーナはまず左右に区切られていて それぞれが縦7mくらいに細かく仕切られていた。その仕切り2つ分が1ブロック。 私のB1ブロックは左側の前から3つめ、4つめ、ということらしい。

トイレと煙草と体力温存のため、モンゴル800はサボることにして、ロビーでくつろぐ。 約30分で終わって、客が出てきたので、出てくる客に逆流してB1の右端(中央寄り)へ。

セッティングには30分弱かかっていただろうか。だんだん混んできた。 会場スタッフに「関係者の方ですか?」と声をかけられる。 否定すると「後ろから人が飛んできますから、気をつけてください」と気遣ってくれた。 そりゃそうだね、おっさん3人、超浮きまくりだもんなぁ。 スタンド席にはおっさんがチラホラいたのかもしれないけど、 アリーナは他におっさんは皆無。

さて、やっと、始まった。と思ったら...うわっ! スゴっ! こ、これがモッシュってやつか? 周りに合わせて動いてないとかえってキケン。 ここはひとつ、がんばってみっぺ...ああ、やっぱダメ。 足がつりそうだし、汗ベトの兄ちゃんと接触するのは避けたいし、 柵越えで後ろから人が飛んでくるし、 女の子との接触が目当てらしい兄ちゃんどもに腹立つし、 なんか満員電車を思い出しちゃったし... 3,4曲で左端に退却。こっちは意外と空いていて、中央よりステージが よく見えてゴキゲン。これなら楽しめる。

セットは意外とシンプル。映像スクリーンなんて一切なし。 ライティングも凝ったことは一切なし。 バックは、最初イラストの幕で、途中からグリーンデイ電飾の幕に変わった程度。

サポートメンバーがいて、たまに出てくるラッパの人は蜜蜂の着ぐるみ。 サイドギターの人もハデなヒョウキン衣装。

セットリストはベスト選曲のオンパレード。ほんとに曲がいい。 あれだけ並べられても似てるようでいて1曲1曲が際立っていて まったく飽きがこない。 メロディーといい、あの人数で最大限のパワーを発揮できてしまうアレンジといい、 もう言うこと無し。

客との掛け合いがけっこうあったけど、バナナボートのイントロのような ラテンっぽい感じのワンパターンだったなぁ。 それと、客に歌わせたりするんだけど、周りの若者たち、よーく歌詞を覚えてる のにはビックリ。

それにしてもこの人たちはうまい。 見た目のラフさとは裏腹に演奏にはまったく荒さがなくてしっかりまとまってる。 中でも非常に歌がうまい。うまいというかちゃーんと声を出してる。 客との掛け合いの中で、1分くらいのロングトーンを披露したりしてたもん。 これはなかなかできませんて。

毎度おなじみのギターヒケルヤツイルカ?は前座2バンドのメンバーが つとめてました。ドラム・ベース・ギター全部やらせてました。 その後の客席ダイブまでやっちゃってました。

終わってみれば、会場から出るのにまた一苦労。 東出口が荷物預かりでふさがっていたため、出口は一ヶ所。 すし詰め状態でホールの外側をほぼ半周させられて、 かなり時間がかかった。

おかげで丸一屋の閉店まで30分しか飲めませんでした。 段取り悪いクリエイティブマンの馬鹿野郎!!

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