大安BOYS 松本・村井と行ってきました、B.S.M.F.。

今回は香港のブルースマン Tommy Chung と共演。 この人は竹田和夫プロデュースによるアルバムを出してるらしい。 向こうのライブハウスのオーナーでもあるとか。 それにしてもプロと共演するなんて大したもんだ、B.S.M.F.。 (アルバム出してる B.S.M.F.もプロといえばプロでした)
同行のハープ松本は、どこで仕入れたのか、「ジョニー・ウィンターの再来」 というキャッチフレーズ連発でとっても楽しみにしてました。

8時過ぎに会場入り。もうすでに1stステージが始まってる。 今回は立ち見かもしれん、なんて心配しながら中に入ると、 なんだこりゃ?! 私ら以外に2,3人しかいない... 途中若干増えたもののそれでも10人止まり。 せっかく香港から来たのにこれかよぉ〜って怒ってないか?

1stステージはB.S.M.F.だけで、いつものナンバー。 海の日のビール片手の野外ライブも良かったけど、 やっぱり、バーボン片手にライブハウスで見るのがいいねぇ。

で、休憩を挟んで、トミー・チャン登場。客席のいかにもな風体の怪しげな グラサンおやじがてっきりトミーだと思ってたら、この人は関西出身のプロデューサー かなんかだって。隣のいかにもマネージャー風の優男がトミーだった。

虎目レスポールをサムピックで複音フレーズ連発しながら歌ってたが、 ギターもボーカルも小さすぎ。バックに埋もれてよくわかんない。 ギターにかかったフェイザーっぽいエフェクトもよくない。 他にスタインバーガーにスライドという意外な組み合わせが出てきたが、 これには音を聞いてなるほどと感心。

ボーカルがよく聞こえなくてホントに残念。 B.S.M.F.西村くんほどの声量はなかったってことでしょうか。 (1stステージそのままセンターマイク使ってたもんね) P.A.でなんとかなんなかったの?

途中からグラサンおやじ登場。この人もけっこう弾ける。 が、口ひらいたままやたらオーバーアクションで弾くのが 見ていて面白かった。感情込めたいのはわかるけど...。

電車の関係で同行の2人をおいてやむなく途中退場したんですが、 最後まで違和感の拭えないライブでした。 王道っちゅうかオールドファッションっちゅうか、そういうスタイルのトミーと、 尖がってるっちゅうか、ソリッドっちゅうか、そういうスタイルの B.S.M.F. との ジョイントにはやはり無理があったんでしょうか。 ドロドロのネバネバのいかにも大阪なブルースバンドがバックだったら良かったのかも。

戻る