昨日は帰りが12時近くになってしまいました。7時きっかりに始まって 延々と演奏が続き、11時になっても未だやってました。ぼくはこうなったら 最後まで見ようと思っていたんですが案の定Hくんが退屈がったので 途中で帰ることにしました。9時頃にも「先に帰っていいですか」と言ってたので 「エエよ」と言ったんですが何とか退屈そうに見てました。

6時に会場に行ったんですが並んでいる人たちを見て“エッ?”っと思いました。 最前列に60、70代くらいのおっちゃん・おばちゃんがいっぱい並んでて ホントにここでええの?って思いました。若い人たちもいましたが、何〜か ブルースフェスティバルっちゅう感じではありませんでした。この危惧は やっぱり後半に証明されたんですけどね・・・

で、内容ですがトップのデボラ・コールマン、30過ぎの女性ギタリストで レスポールでけっこういい感じのフレーズを弾いてました。 ところどころジョン・リー・フッカーみたいなフレーズが良かったです。 ココ・テイラーのカバーも良かった。

二番目はビリー・ブランチという人で、これは今回ぼくがとても興味もってた アーティストです。久々にホンマもんのシカゴブルースを聞いたって感じです。 ピアノとギターは日本人でしたがなかなかのもんでした。 ギターはES335のピックガードをはずして全て指弾き、70年代の ぼくの周りはあのようなギターを弾く人が多かったなぁと とても感慨深かったです。

ビリー・ブランチという人、イリノイ大学を出て政治学の資格を持ってるらしいです。 それに小学生にブルースハープを教えてるらしい・・・ ともあれ今回一番良かったです。

最後は大御所オーティス・クレイ。This Time Aroundなんかのヒット曲も歌ってた みたいですが客があんまり知らんみたいでした。会場と一体になって歌おうと してはったんですが、客が歌を知らんもんだからイマイチ盛り上がりませんでした。 後半の Dock of the Bay をコーラス部分を合唱したかった見たいでしたが これさえも知ってる人が少なくスカみたいでした。最後の口笛のところは最悪、 笑っちゃいました。アンコールでお決まり通り出演者が全員出てきてみんなで 大合奏(笑)、一人ずつの紹介とアドリブ演奏。ここでH君がついに限界に達し そそくさと会場を跡にして帰ってきました。 従ってどこにも寄らずで何か不完全燃焼でした。

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