行ってきました、ザック・ワイルド、というか、ブラック・レーベル・ソサイアティ。 チケットは先行予約でもなんでもなかったのに整理番号40だったので 客の入りを心配してましたが、ほぼいつも通り入ってました。 もちろん、ステージ前ではじける元気もないので開場前に並んだりはしておりません。

15分押しで、B.G.M.がいきなりオールディーズなポップスになって、 その後ゴッドファーザーのテーマ。延々流れ続けてどうなるかと思った。 曲終了後バンド入場。

ザック・ワイルドって名前だけ知ってたときはさぞかしワイルドな奴だろうと思っていて、 初めて写真を見たときはひ弱そうな二枚目でビックリしたものでした。 そして初めて見た実物は一周り二周りも大きくなっていて 髭もボーボーでまさにワイルドでした。 そういやZZトップな感じだったな。

初っ端、ドラム、ベース、ギターのバックがジャーンと持続音を響かせる中、 ザックが弾きまくる弾きまくる...な、長い。いつまでやるねんって感じ。 んでもって、ジャーンってやってる間にドリンクを飲んではソロ弾きまくる、 ってパターンを曲と曲の間で必ずやってました。

何枚か聞いたアルバムはテンポが遅めのザンザンザンザンという重い曲 が多くてどれがどれやらわからないままちょっと飽いたりしてましたが、 ライブもまさにそんな感じでした。 一番よく勉強した最新作からはあんまりやってくれなかったし。

中ほどでザックひとりでガットギターを抱えてひとしきりインストを弾いたあと、 オジーのママ・アイム・カミン・ホームのイントロを弾き出した。 とたんに客が大喜び。大合唱になりました。 自分の中ではここが一番の盛り上がりだったなぁ。

ギター弾いてる手元に目がいってしまって盛り上がれなかったというのが正直なところ。 あんなごっつい手でよくもあれだけ弾けるなぁと感心しておりました。 あの太い指でハイポジションをどうやって押さえてるのか不思議。

アンコールはなかったものの、きっかり2時間やってくれました。 こんな長いのは久しぶりで、ものすごく腰が痛かった。

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